エントリ

 ここではやっぱり橋下知事ではなく、橋下弁護士ですね。

 橋下知事:「光母子弁護団懲戒」TV発言で賠償命令
 毎日新聞 2008年10月2日 10時21分(最終更新 10月2日 12時25分 ウェブ魚拓

◆懲戒制度の趣旨
 弁護士は少数派の基本的人権を保護すべき使命も有する。多数から批判されたことをもって、懲戒されることがあってはならない。

 なんといってもここがポイントでしょう。

 橋下知事ら関係者のコメント
 ここではやっぱり知事としての顔が前面に出てるみたい。
 http://www.asahi.com/national/update/1002/OSK200810020032.htmlウェブ魚拓

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コメント(107)

橋弁の殊勝な態度と控訴は意外でした。これまでのブログやTVでの発言とのあまりのギャップに、「表現の自由」を巡る高尚な問題を提起し犠牲となった殉教者として自身を演じるつもりかと穿った見方をしてしまう。

それにしても、地裁が弁護人の職責と安易な根拠無き懲戒請求の違法性について喝破したことは良い。「自分が感じたんだから、やってもいいだもん」という思考様式を持つ人は猛省すべき。

 医師が何かをネット上でコメントすると、誹謗中傷という扱いをされます。事実に反することを中傷というのですが、事実であっても不都合なことは誹謗中傷と扱われます。
 件の弁護士さんたちは、被告人の権利を守るという大義名分を掲げておられますが、弁護のためだからといって、被害者家族の神経を逆なでするようなやり方をしたことは事実ですし、その報道を見聞きする限り、かの弁護士さんたちの法廷での言動は、作りごとで人を傷つけるという意味では、誹謗中傷といってもかまわないかもしれませんが、誹謗中傷以上に人の尊厳を貶めるものでありました。
 死刑反対論者であるからと言っても、法廷でとっていい方法がなんでもありだというのでしょうか?正々堂々と論を競えばよいものを、死人に鞭を打ち、家族を悲しませるほどばかげた作り話を手段として選んだことは、少数者の権利を守るためということと整合性があるのですかね?
 医師や医療従事者の自浄能力に疑問を投げかける方がいらっしゃいますが、品性といったものかもしれませんが、件の弁護士さんたちがお金を受け取ることができるとしたら、司法の場の自浄能力というものはどの様な方向性で発揮されるのでしょうか?

>件の弁護士さんたちがお金を受け取ることができるとしたら

この弁護士さんたちは、この弁護に見合うような報酬をもらっているのでしょうか?
国選ではないんでしょうし、被告に支払い能力があるとも思えないし、初歩的な質問ですが、どなたかご教示ください。

>その報道を見聞きする限り

報道以外に自分で調べようとは思わないんですか?
時間がないそんな暇ないっていうのなら発言しなければいいのに。この件についてはモトケンさんはじめいろんな方がご自身のサイトでいろいろと主張されています。なにかいいたいのならばまずはそちらを巡回して「報道されない事実」に目を向けてから書き込まれることをおススメいたします。

>No.3 natunohi69 さん

手弁当だったと思います。

>タカ派の麻酔科医さん

作り話ってなぜ分かるんですか?

 

弁護団が被告の言っていることをそのまま伝えた、のであればその内容について叩かれるべきは被告であって弁護団では無いようにも思います。
もっとも、被告が言ってもいないことを弁護団がでっち上げたのなら問題でしょうけどね。
法曹関係者では無い人間としては、この件でに申し上げられることはあまり無いのですが、凶悪事件の被告を弁護するだけで「共犯者」呼ばわりする人が、識者と呼ばれる人の中にもがいる、そしてそれに煽られたように「魔女狩り」に走る人々が多い、ということが恐ろしいと思います。橋下「弁護士」としてもプロとしては、視聴者に「冷静な対応」を呼びかけられるべきだったのではないかな?と思います。
この裁判(や法廷外でのやり取り)を報道で見聞きするかぎり、私は弁護団の主張や行動にイライラさせられることが多かったのは事実ですが、当事者では無いのでそれ以上のことは言えません。法で定められた範疇で(この弁護団の弁護士がこの事件の弁護の件で逮捕されたり起訴されたりしていないことからそう推測したのですが)弁護活動をされている以上、感情的になって彼らを責めてもよくない方向に進むだけのように思います。産科医同様、弁護士希望者が減ったら困ります。

今回のエントリで本来論じるのに適する内容というのは、今このエントリで為されている内容でしょうか。裁判員制度の導入を控えて、今回の事案から学ぶべき事・論じるべき事柄は他にあるように思うのですが。。。

以下の暴言について、お許し願い致したく、あらかじめお詫び申し上げます。m(__)m
以下の内容は、管理人様始め有資格者のみな様からイエローカードを頂いても構わないという位の覚悟で投稿します。

裁判を話題にするときに、極端な一般化をすれば「裁判所の認定した事実が必ずしも真実でない」という主旨のご投稿が、例えば裁判所は事実誤認に基づく判断をしているというような形でもって、医療者の方から過去に幾度となく為されてきました。私は今回の事案の発端となった光市事件の裁判に於いても、それは当てはまると思っています。
弁護側の主張が作り話であるというご見解の背後には、「裁判所の認定した事実が即ち真実である」あるいは「自分の感性に照らして作り話としか思えない」という発想が根底にあると思えます。
勿論、裁判の結果や当該の事件に対する自身の感性に照らして「作り話だったのだろう」と感じることは、広く一般に支持される受け止め方であろう事は私も同意できます。寧ろ、私も作り話だったのではないのか?という印象は持っていますし、裁判結果に対しては「さもありなん。」と思っています。
しかしながら、実際に私たちは光市事件当時の被告人の心の中を透視して知ることは出来ないのですから、弁護側の主張が作り話であったと断定することは、被告人本人以外には本来出来ない筈なのです。

普段、「裁判所は真実を明らかにする場所ではない」と言う立場を支持される方が、今回に限って「裁判所で認定されたのだから真実に違いない。弁護団の作り話に違いない」という断定に基づいた投稿姿勢(或いは斯様に感じとれる余地のある投稿姿勢)を採られるとすれば、いささか腑に落ちないように思えます。
また、与えられた状況下で自身の職責に忠実な行為を精一杯の労力を傾けて行った結果について、結果だけを見て非難されることが納得できないという心情を身をもって味わっておられると思われるみな様が、今回の事案に対して与えられた所与の条件・環境下に於いて、自身の職責に忠実に施一杯の労力を(必ずしも十分な金銭的見返りがあるわけでないままに)発揮された結果である弁護方針の帰結としての「弁護側が事実であると認識しているとした内容」を、職務に忠実であった弁護士の姿勢も含めて「作り話」云々に代表される言い回しをもって頭から非難・否定されるとするのなら、いささか納得いたしかねる部分が個人的にはあります。

ようするに、そのような投稿姿勢が、目の前の弁護案件に対して、本来の職務に対して忠実に尽力した関係者に対する誹謗中傷でないのか?と感じる部分が皆無ではないのです。

 独り言です。m(_ _)m

 多数決をもってしても奪えないのが基本的人権です。多数が反対しているからと言って、少数者の人権や人権の行使をはく奪することは許されないと解されています。そのような少数意見を主張する勇気ある行動もときには必要です。
 また、刑事裁判とは、国家刑罰権の発動という重大な人権侵害を適法適正に行うために、前提となる実体的真実発見に基づく厳格な事実認定を優先するので、望ましいことではないし被害者等保護法令によって一定の範囲内では保護されますが、それでも関係者の名誉や名誉感情が損なわれることも甘受せざるを得ない場合があります。
 特に、被告人の否認弁解主張は、荒唐無稽な噴飯モノであっても、(望ましいことではないですが)これを主張供述することが許されており、弁護人は、内心腹が煮えくりかえって被告人をぶん殴りたい衝動にかられても、原則として、職責に基づく忠実義務によって被告人の否認弁解主張に沿った弁護活動を行うことが求められています。

 私も、本件被告人の弁解は、笑止千万・言語道断・不届千万・噴飯汚辱モノと認定し、ご遺族に与えた深い心の傷の心情には察するに余りありますが、法学部卒者としては、それを被告人が主張する権利自体は妨げてはならないと思います。
 米国のユダヤ人弁護士で同様のことを主張して、唾棄すべき反吐が出るようなネオナチの主張でも表現する権利があると主張して、連邦最高裁で州法違憲判決を得て原告勝訴の判決を得た方がいます。

 ただ、無罪を主張する被告人の主張に反して弁護人が有罪を前提とした量刑不当の弁論や上告をしても許される場合もあり、それは下記最高裁判例のとおりです。
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/9FB72D8C61518FE1492570CA00269B5A.pdf(PDF注意)

まずはこちらのエントリとその関連エントリをご覧になってから、もう一度ご意見を書かれたほうが宜しいかと思います。

刑事弁護について

 医師が何かをネット上でコメントすると、誹謗中傷という扱いをされます。事実に反することを中傷というのですが、事実であっても不都合なことは誹謗中傷と扱われます。
何を指しているのか分かりませんが、名誉毀損罪は内容が事実であっても成立します。『石に泳ぐ魚』事件では顔の腫瘍を陰惨な表現で描写されたことを知った女性(描写は概ね真実)に対する不法行為が認められました。  ちゃんとした表現をすれば大多数は誹謗中傷とは扱わないと思いますが。
弁護士さんたちの法廷での言動は、作りごとで人を傷つけるという意味では、誹謗中傷といってもかまわないかもしれませんが、誹謗中傷以上に人の尊厳を貶めるものでありました。
判決によると「本件全証拠を検討しても、原告らが本件刑事事件において本件被告人の主張として上記ゝ擇哭△亮臘イ鯀郎遒靴燭海箸鯒Г瓩襪紡らない」として、「弁護人が創作した」という発言について不法行為に当たる、と判断されているわけで、現在においてもそうした主張をすることのほうが誹謗中傷と評価される可能性がありますのでそうした発言は控えたほうがよろしいかと思います。
件の弁護士さんたちがお金を受け取ることができるとしたら、司法の場の自浄能力というものはどの様な方向性で発揮されるのでしょうか?
今枝弁護士を始め、弁護人らの主張によると、手弁当であり、まったくの赤字で弁護活動をしているはずです。今回の判決の賠償金のことをおっしゃっているのならば、不法行為にあたる発言をした弁護士に対して賠償命令を下した点で、自浄能力が発揮されたと評価することも可能でしょう。

なお弁護団の広報ページに判決全文が掲載されています。

この件について考え語るのはもう疲れたので、とりあえず一言だけ言わせてください。


今枝さん、あなた結局原告を降りてなかったのね。
でもって記者会見って(以下自粛)

No.2 タカ派の麻酔科医 さま

正々堂々と論を競えばよいものを、死人に鞭を打ち、家族を悲しませるほどばかげた作り話を手段として選んだことは、少数者の権利を守るためということと整合性があるのですかね?

弁護士(に限らず、司法全体)の役割のひとつは、「少数者の権利の砦となること」ですが、弁護人の役割は、被疑者/被告人の権利の擁護です。
それを全力でしなくてよいというのなら、検察の客観義務だけで足り、弁護人の存在自体が不要になります。

そして、弁護人の役割は、基本的に「代理人」です。被疑者/被告人本人の希望、主張を、法に反しない限度で最大限実現するために努力する義務を職責として負わされています。

そして、たとえば強姦の事案で、歴史的事実としては(神の目では)強姦であった場合、被告人が「和姦だ」と主張すれば、被害者女性はさらに傷つくでしょう。
しかし、弁護人は、いかに内心では 「和姦ではなかったはずだ」 という心証をもっていたとしても、 「本件は和姦であり被告人は無罪である」 という弁護をしなければなりません。
このことはおわかりいただけるでしょうか?「お前は誰に雇われているんだ」 という非常にシンプルな話です。

そして、荒唐無稽な弁解が、客観的にみて虚偽であるのなら、その責を負うのは被告人であり、弁護人ではありません。
本件でも、まったく同じ構図です。

「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」 という諺は、人は認知・思考のバイアスにってそのように流れがちであるが、本来は袈裟が憎まれるべき謂われはないことを想起させるための警句であるはずです。
「袈裟まで憎むべきだ」 という奨励をしているものではないはずです。

また、「作りごとだ」、「弁護団による捏造ストーリーだ」 という見立ても、よく流布している見解ですが、見当違いです。
少なくとも、接見での被告人の弁解内容と、客観的証拠とを検討したうえで、弁護団が 「まとめ上げた」 ものだと考えても何の矛盾もありません。
「まとめ上げる」という作業は、検察においても弁護人においても、不可避であり不可欠です。「捏造」とは根本的に異質です。


 医師が何かをネット上でコメントすると、誹謗中傷という扱いをされます。事実に反することを中傷というのですが、事実であっても不都合なことは誹謗中傷と扱われます。

ソースをご提示下さい。
そのような、「医師が何かコメントしただけで誹謗中傷扱い」 というような例がありますか?
また、「中傷」 とは、ふつうは「事実」ではなく「評価」について使われるものではないでしょうか。
タカ派の麻酔科医さまは、偏差値が全国ワーストクラスの学校の生徒・学生に対してであれば、個人を特定して「馬鹿」と公共の場で言い放っても、「事実だ、中傷ではない」と弁解されるのですか?

そこは筆の走りだとしても、強く批判されているのは、m3.com掲示板の一部でなされていたような、個人に対する度を過ぎた表現によるコメントでしょう。
そもそも、対比に無理があります。

件の弁護士さんたちがお金を受け取ることができるとしたら、司法の場の自浄能力というものはどの様な方向性で発揮されるのでしょうか?

お金と結びつけるのですか?
本件判決で、弁護団の弁護活動は、何ら懲戒に値するものでないことは勿論、「懲戒もの」呼ばわりされることも不当であるという判断が示されていますし、本件では無報酬の私選だったとのことですから、完全に架空の話になりますが。
仮に、被害者・遺族に対して(法的に)不当な弁護活動であったなら、依頼人から報酬を受領することすら問題であり、司法(というか弁護士会との趣旨でしょうか)の自浄能力にかかわる問題だと?
もう一度、頭の中を整理されることをお勧めいたします。

弁護団に関しては、激しく既出の主張です。タカ派の麻酔科医さまが提示されたすべての論点について、モトケン先生その他大勢のコメンテーターが寄って集って趣旨からこんこんと解説済です。
「過去ログ嫁」だけでは、不親切というよりも、ご納得がいただけないだろうと思い、あえてコメントさせていただきました。

まずもって、刑事弁護制度について最低限の理解をしていただかないと、医療問題に絡めて論じようとしても説得力がゼロ、いやむしろマイナスです。
ご再考下さい。

>みみみさん

>今枝さん、あなた結局原告を降りてなかったのね。

民事訴訟の告訴の取り下げには被告の同意が必要です。
橋下氏が取り下げに同意しなかったのは今枝氏が既に述べられていますが。

訴訟は相手が答弁書を提出したあとは相手方の同意が得られなければ取り下げられないところ、橋下氏側が同意しなかったため、今枝氏は取り下げることができなかった、というようです。

 判決の最後のほうで

被告はほかにもるる主張するが、いずれも全く失当であり理由がない。

には笑いました(^^)

 過去に、「懲戒理由の存否と懲戒請求の違法性の存否」で橋下氏の答弁書の主張を検討したときに

(他にもありそうですが、論外なので割愛)

と書いたのを思い出しました。

 ところで、例の番組の関係者はこの判決をどう聞いたのだろう?

どうでも良いといえばどうでも良いが、2chの反応
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1222911795/

理解してない人が多いのは相変わらず。

医師に一般人への啓蒙をと言うのとある意味
変わってないように思いますよ。
どんなに理屈言ったって、状況理解していない人が
多いのは変わらなさそうな気がします。
2ch=一般という気はありませんが。


とりあえず、順当な判決が出てよかったです。

> 判決の最後のほうで
>>被告はほかにもるる主張するが、
>>いずれも全く失当であり理由がない。
>には笑いました(^^)

 思わず私も、大阪府よコンプライアンスは大丈夫ですか?顧問弁護士をちゃんと雇っていますか?と思いました。( ^^) _旦~~

ネタが増えたと喜んでると思います(実際には番組冒頭で辛坊さんあたりが通り一遍の謝罪くらいするかもしれないけど)。

元々あの番組は、毒舌辛口暴言放言で知られるやしきたかじんに政治・社会ネタを扱わせ、しかもその他の登場人物に田嶋陽子と舛添要一を一緒にしたり(最近は三宅VS田嶋が多いらしいけど)して、わざと口げんかを演出してたわけで、言ってみればプロレスみたいなところがウリです。橋下さんが常連だったのも、裁判関係にかかわらず、ずばずばモノを言うキャラだったわけで。

一般に、関西ローカルなので東京に比べて好きなことが言えるというホントか嘘かよく分からない理由で、関西ローカルのバラエティは放言・暴露がウリと言うことになってます。

判決文を読んで、放送倫理検証委員会が4月に意見書を出していることを知りました。
http://www.bpo.gr.jp/kensyo/decision/001-010/004_key5-nhk.pdf

 橋下さんが説明義務とかわけの分からない義務を持ち出したために、判決では

現に本件弁護団は記者会見等で本件刑事事件における主張内容等について説明していたが、本件弁護団の主張はほぼ全ての報道機関により一方的な誹謗・中傷の的とされたことは当裁判所に顕著であり、このような結果は本件弁護団の意図したところではなかったはずである。以上のことは、放送倫理・番組向上機構(BPO)・・・
などとマスコミも巻き添えで撃たれちゃっててとんだとばっちりですな。せっかく見逃してもらえてたのに。「ほぼ全ての報道機関」って活字メディアまでひとまとめにしてしまっているのは筆が滑ってやいないかという気もしないではないですが、悪いのはテレビなので、まあ、マスコミ内部で解決してください(笑)。
 しかし、「地裁・高裁と最高裁・差戻審とでは被告の供述が180度変わっている」ことを根拠に弁護団の捏造とか言ってた本人が、地裁と(控訴した場合)高裁とで主張が変わるであろう、と予想されるのはなんともはや・・・。付き合わされる代理人にちょっと同情でし。

 KYなコメントしてしまってすいません。笑いながら殺し方の説明をした姿が心に残っていたもので。コメントする前に、関連するエントリーを十分に読まなきゃとは思ったのですが。疑問符をつけたところはちゃんと回答までしていただいて反省しつつ、感謝しております。

 誹謗中傷ということにこだわったのは、m3に絡んで報道されたことによって、名誉棄損という問題とは異なり、マスコミによる言論弾圧のような風潮を感じているからです。fukafukaさんが求められたソースについては、魚拓をとるほどの几帳面さがないのですが、事実無根や、あるいは守秘義務違反ではと言われた内容が、実は、ほぼ事実であったり、なぜか新聞記者も知りえていたことであったりしたことをさしております。
 

あのう、すみません、質問させてください。

>笑いながら殺し方の説明をした姿が心に残っていたもので。

こんな記者会見放映してましたっけ?私が見逃しただけタだと思われるので、いつ頃誰がというご記憶があれば教えていただけるとありがたいです。

黒的九月さん、YO!!さん

言われてみれば、たしかにブログか大会議室でそんなことを言ってましたね。
一時期は橋下弁護士に弟子入りでもしそうな勢いでしたが、あれから今に至るまで、どのような心の変遷があったのでしょうか。ブログの再開はないでしょうねえ。

今さっき、報ステでやってましたが、古館のコメントどころかスタジオに戻りさえせずCM入りで終わり。
さて明日の辛坊はどう出るか。

No.21 で記載した放送倫理検証委員会の意見書を読みましたが、TVがやったことは、すごいですね。この少年は死刑が当然であり、弁護士は死刑廃止運動をしているだけとの報道をしているように思える部分があります。そんなすごいことを叫んだTV局の人達は、なんらの罪や罰(刑事罰とは限りません)も受けていないと思う。
放送の制度・仕組みを変える必要があるのかな?1局でも、まともな放送局がでれば、変わるのではと期待するものですから。

判決文29頁1行目〜10行目で、凄いことを言ってますね。

 殊に、マスメディアを通じて公衆に対して特定の弁護士に対する懲戒請求をするように呼びかけ、弁護士に極めて多数の懲戒請求に対応せざるを得なくするなどして不必要な負担を追わせることは、弁護士会による懲戒制度を通じた指揮監督に内在する負担を超え、当該弁護士に不必要な心理的物理的負担を追わせて損害を与えるものとして、上記弁護試聴会制度の趣旨目的に照らして相当性を欠くものと判断され、不法行為に該当すると判断される。なお、ここで問題とすべきは懲戒請求を呼びかける行為自体の違法性であって、個々の懲戒請求が不法行為としての違法性を具備していないとしてもそのことからそのような呼びかけをすることが違法性を具備しないということにはならない。

例え適法な懲戒請求(、テレビ番組や新聞報道等を通じて特定の弁護士に懲戒を呼びかける行為は、その行為そのものが不法行為にあたると…。

引用した判決文の文章の前段では、特定の弁護士への懲戒請求を、マスメディアを使って広く呼びかけると不法行為になる。そして後段では、その懲戒請求そのものが、平成17年最高裁判決に照らしても適法な懲戒請求であっても例外ではない。私にはこのように読めるので、これは結構凄いことを裁判所は言っていると思えるのですが…。

判決文のこの部分は、特定の弁護士への適法な懲戒請求であっても、マスメディアを使ってその弁護士への懲戒を広く呼びかけると不法行為になる、このように解釈して良いのでしょうか。これで良いとすると、先のBPO報告書での指摘以上にマスメディア、特に橋下弁護士の発言をそのまま放送したよみうりテレビの姿勢も、裁判所は問題なしとは言えないとのようにも受け取れます。

この部分の解釈について、法曹の方の解説を頂けると嬉しいのですが。

◆名誉棄損にあたるか  懲戒請求を呼びかける発言は、原告の弁護士としての客観的評価を低下させる。

◆懲戒制度の趣旨
 弁護士は少数派の基本的人権を保護すべき使命も有する。多数から批判されたことをもって、懲戒されることがあってはならない。

◆発言と損害の因果関係
 発言と懲戒請求の因果関係は明らか。

◆損害の有無と程度
 懲戒請求で原告は相応の事務負担を必要とし、精神的被害を被った。いずれも弁護士として相応の知識・経験を有すべき被告の行為でもたらされた。


 毎日の判決骨子が明快すぎて笑いました。
 しかし、改めて思い起こされるのは、マスコミの威力は凄いということです。良くも悪くも。
 裁判員への影響力が気になるところです。

>No.27 法務業の末席 さん

お久しぶりです。

判決文のこの部分は、特定の弁護士への適法な懲戒請求であっても、マスメディアを使ってその弁護士への懲戒を広く呼びかけると不法行為になる、このように解釈して良いのでしょうか。

理論構成をどうするのか、という問題はあるのですが、私は、この判決の当該部分については、違和感がありません。当然のことを言っていると思います。たとえ、懲戒請求対象弁護士に懲戒事由があったとしても、何百件も懲戒請求が殺到するようなことは宜しくないと思います。

私自身は、大会議室で、正当防衛と過剰防衛の考え方を援用して説明しました。つまり、本来、懲戒請求というのは一件だけ行えば足りるのであり、それをテレビを通じて広く多数の懲戒を行うよう煽動することは、手段としての相当性に欠けるものとして違法になると。

厳密に言えば、懲戒請求が正当行為として違法性が阻却されるかどうかという問題で、正当防衛を持ち出して説明するのは適切ではない部分もあるかと思いますが、一般の人にも理解していただきやすいと考えまして。

正当行為についても、目的の正当性と手段の相当性が問われると思います。

ローカルではないですよ 20局ネットです。
たかじんが東京嫌いで、NTVからの申し入れを断ったとか。
その結果生まれたのが大田総理のようです。
どうでもいい情報ですが。
http://www.ytv.co.jp/takajin/oa_area.html
ちなみに、今週も放送はお休みです。
さらにどうでもいい話でした。

私が癸横靴濃愿Δ靴身酬菠犬良分は、町村先生のブログで取り上げられていました。

町村先生のブログによれば、

適法行為の使そう(そそのかし)であっても不法行為と評価することがあり得る
と解説されていました。

さらに、マスメディアの責任だけでなく、ネットなどでいわゆる電凸をそそのかす行為も、この判示をよ〜く噛みしめて考え直しなさいよ、とのニュアンスですね。

すちゅわーですさん、こちらこそお久しぶりです。
レスを頂いている最中に、私の31投稿がカブってしまったようです。

私がこの判示に注目したのは、今後はいくら正当な事由のある懲戒請求といえども、数を頼んで困らせてやろうとの意図が窺える同調者を募るそそのかし行為は、違法性を持つとハッキリと示されたことです。この結果、町村先生も言及されていましたが、ネット上で電凸を煽るような「数を頼んで困らせる」ことを企図する行為が、不法行為として抑止できる可能性です。

すちゅわーですさんが仰るとおり、非常に真っ当で常識的な判決なのですが、最近その「真っ当な常識」ということに理解が及ばない人々が、ネット空間などに目立つことを憂いておりましたので、ことさら判決文のこの部分が嬉しくなりました。

今後も機会あれば、その切れ味鋭い論調をご披露頂きたく存じます。

最近その「真っ当な常識」ということに理解が及ばない人々が、ネット空間などに目立つことを憂いておりました

仰るとおりです。
今回の判決が出ても、なお、遺族の人権はどうなる、などと問題の切り分けが出来ず、裁判官がおかしいなどと書き込む人たちが多数います。
しかし、これらの人の大半は、世論に流されているだけで、多数の意見が変われば、自ずとそれに合わせていくだけの人たちだと思います。

毎日新聞は、社説で橋下さんのことを厳しく糾弾しています。

http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20081003k0000m070136000c.html

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081002k0000e040041000c.html

少し時間が経てば、だんだんと世論も変わっていくでしょう。

ここに書き込まさせていただくのはひさしぶりです。

この訴訟に対する議論は尽くされていますが、予想していた通りの判決がでました。原告側が言うとおり「あれが許されればなんでも許され」ちゃいますからね。

予想外だったのは思った以上に神妙な態度の橋下弁護士ですが。

発言によれば判決が不当とは思っていないらしいですけど控訴理由はどうするんでしょう。たしか判決に対する不服を申立てるかたちでなければ上訴ってできないんですよね?

控訴理由書早く見てみたいです。

金額に不服あり。

知事になってからは、タレント活動や弁護士報酬が激減した。
けれど大阪府知事の報酬だけでは、子沢山の家族を養うだけで精一杯。
800万円プラス年5分の利息の賠償金額は高すぎるし、とても払える額じゃない。
原告4人が被った経済的損害は、もっと低い賠償金額で良いはずだ。

等々、マスコミの前で素直に言えないのが彼の性格?

論点から、名誉棄損かどうかだけの裁判でしょ。
(結局、橋本も弁護団も、感情論なんだもん、子供と一緒でしょ。)

それより、少年のどらえもん発言を、22人の弁護士の内、
どれだけ信じていたのかを論じてもらいたかったですね。

(弁護団の内ひとりでも、少年の発言を信じていると発言していたらこんな事は、起こらなかったのではないかな?)

マスコミさんには、少年に手紙でも出して、どらえもん発言は、少年自身が裁判でどうしてもしゃべりたかったのか、
それとも、弁護士団にしゃべった方が良いと言われ促されて発言したのかを聞いてもらいたいですね。
(少年本人が信じているかどうかは別として...)

または、個人的に、少年に手紙を送って聞いてみたい所ですが、
可能なんでしょうか?
(今なら、答えてくれそうなんですが?)

私としては、少年の発言を信じていますと弁護士のひとりでも発言して欲しかったです。(残念な裁判です。)


府知事として、自身の政策を遂行していく為には、府議会や府民・関係国家行政組織・府下の地方公共団体、そしてそれらと自身との媒体となる報道機関との関係は非常に重要ですから。
そういう意味では、謝罪姿勢を前面に押し出した会見を行うというのは、当然と言えば当然の話で、私個人としては知事の会見の主題は「控訴する」にあったと感じています。
それでも、諸々の発言が常に注目されるお立場故、あのような会見内容になったのではないか?と思っています。

政治家としての危機対応の在り方として常道とは思っておりますし、府知事に何らの悪意を抱いているわけでないことを、念のため申し添えます。

(府知事という公職の立場からは)謝罪姿勢を前面に押し出した会見を行うというのは、当然と言えば当然の話で、私個人としては知事の会見の主題は「控訴する」にあったと感じています。 (※:冒頭の括弧書きは引用者の補筆)
満腔の同意、かつ納得です。

毎日がそれを言ってる、という問題がありそうですね。

・まっとうな常識、まっとうなリテラシーを備えてる人なら、そもそも(異常なレベルの)弁護団批判には同調していない

・異常なレベルの弁護団批判に同調し、「橋下の発言のどこが悪い!広島地裁はアホ!」と思っているような連中にとっては、WaiWai侮日記事問題に絡めて「毎日が言っているというだけで信用ならない」

じゃあどの新聞社が言えば納得するんだ、という問題もまたあるでしょうけど。
理解する気がない人には、何を言っても無駄かな、とネット上の反応を見ていて思いました。

No.39 fuka_fuka さん
>理解する気がない人には、何を言っても無駄かな、とネット上の反応を見ていて思いました。

私も最近そういう心境です。
 しかし、そういう「理解する気がない人」が裁判員に選ばれたら一体どうなるのか、を思うとひたすら恐ろしいです。 

橋下徹のLawyer’s EYEっていつの間にか削除されたのですね。

知事になってからも残っていたので、公人の発言としても、十分だとお考えになっているのかと思っていました。


弁護団の他の17名は、どうするんでしょうかね?

府知事として、自身の政策を遂行していく為には、府議会や府民・関係国家行政組織・府下の地方公共団体、そしてそれらと自身との媒体となる報道機関との関係は非常に重要ですから。 そういう意味では、謝罪姿勢を前面に押し出した会見を行うというのは、当然と言えば当然の話で、私個人としては知事の会見の主題は「控訴する」にあったと感じています。

「控訴する」に主題があったという点は私も同感です。
ただ、謝罪については、自らが今後受ける懲戒処分のことが念頭にあったのではないかと。
一応、謝罪をしているということは、懲戒を受けるにしてもその程度を軽くする事由にはなります。業務停止を回避して戒告に抑えたいという考えではないかと。

他方で、控訴をすることによって、判決の確定を先延ばしにし、弁護士会が懲戒処分を出す時期を先にするという腹です。

懲戒処分まで出てしまえば、橋下氏の人気失墜は確実になりますから、それまでに、現行の知事の立場で、出来るだけ人気のアップを図っておきたいという考えではないでしょうか。

それが彼の今後のタレント人生を左右することになるはずです。

橋下氏が知事選に出馬したのも、この裁判の件や自分に申し立てられた懲戒請求を知事人気を背景に、うやむやにしようという目的であったと思います。

>◆損害の有無と程度
> 懲戒請求で原告は相応の事務負担を必要とし、精神的被害を被った。いずれも弁護士として相応の知識・経験を有すべき被告の行為でもたらされた。

 プロはプロとしての専門知識を悪用してはいかんぞよ、とうい真っ当で厳しいお灸を据えた判決だと思います。m(_ _)m

橋下氏が知事選に出馬したのも、この裁判の件や自分に申し立てられた懲戒請求を知事人気を背景に、うやむやにしようという目的であったと思います。

それはさすがに言いすぎでは。知事選に勝てるかどうかは出馬表明当初のどたばたに象徴されるように、かなり不確定でしたよ。熊谷さんの失策も大きかったとする意見もありますし。

> No.42 すちゅわーです 様、応答ありがとうございました。

ご見解を受けて、特に名宛人を限定しない呟きを少し。

懲戒処分の関係及び立候補との関係については、門外漢でもあり、深入りは避けたいと存じます。

とは申しながら、少なくとも弁護士としての橋下氏の立場というか評価?は、今回の判決文を拝読する限りでは、勝手ながら、それなりに痛手だったと思っています。
タレントとしても、「弁護士資格を有している」という事が売りの一つだった訳ですので、今回の事案を受けて何等かの影響が生じる恐れもあるかもしれませんね。

控訴して、結果として敗訴するにしても、判決理由に於いてもう少し柔らかい理由であれば、少しは挽回が効くかも?という事なのだろうか。。。とこれまた部外者の勝手な想像で思わなくもないのですが。

ところで、今回は謝罪姿勢を前面に押し出すことで、特に映像媒体を通じて、「敗訴して謝罪」を強く印象づけることに成功しておられると思っています。「敗訴して控訴」という事実があの深々と頭を下げるシーンが報道されることによって、若干薄められています。
もしこれが、「敗訴して控訴」を前面に立てられるような報道のされ方が為されればダメージはより大きかったのではないでしょうか。
今後の展開がどうなるにせよ、取りあえず「平身低頭、謝罪はした。」という印象を世間が感じたことによって、将来の世間からの見られ方に対して、一つの緩衝材としての作用が働いたのではないかと。。。

報道対応が上手いなぁ〜。などと感嘆する部分もあったりしまふ。

>No.44 中山 さん

私は、彼が出馬表明する前から、タレント弁護士としての人気が凋落する前に、政治家に転身するのではないかという予測を立て、それを大会議室で述べていました。その時期、彼が渾身の力を込めて作成した大部にわたる準備書面が至る所で酷評され、また、裁判所の期日(電話会議)でも、おそらく、あの内容だと裁判官からボロボロに言われたのではないか、と考えていました。そしてこの期日の後、それまで頻繁に更新され、勢いがあった彼のブログの更新が完全に止まってしまいました。また、彼自身に対して、今回の件で、多数の懲戒請求がなされているというニュースが流れていました(恩師である弁護士からの懲戒請求がなされる前のことです)。
このような状況から、あの当時、彼自身が非常に悩んでいたのは間違いなかったと思っています。

そして、突如、知事選出馬表明。私は自分自身が立てた予想が的中してしまったので、逆に自分でも驚いた記憶があります。

このような流れから、私が上記のような推測をしているというわけです。いずれにせよ、憶測の世界の話になってしまいますし、あまり政治的な話になってしまうのもどうかと思いますので、この話題はこれ以上はやめておきます。

>No.45 thx-1138 さん

報道対応が上手いなぁ〜。などと感嘆する部分もあったりしまふ。

弁護士としてはどうかと思う部分が多々ありますが、このあたりは天才的というしかありませんね。

引用された文章の直下に、こうあります。

すなわち、その性質上は適法行為であっても、たとえばその回数や規模によっては一定の損害を与えることは可能であって、そのことを予見すべき場合には適法行為を使嗾することをもって不法行為であると評価すべき場合があることを否定することはできない。

私は、これを「呼びかけの程度による」と解釈しています。おそらく、『弁護団に不満がある方は懲戒請求をすればいいんですよ』程度の呼びかけなら問題にならず、1万10万の懲戒請求が出されれば処分される、という言い方が問題、となったのでしょう。

このあたりの微妙な解釈と賠償額が、控訴が実際になされたとして控訴審の争点になるのかな、と思っています。

>これを「呼びかけの程度による」と解釈しています。

う〜む、私の解釈とちょっと違うのですが。

この部分の違法行為となるかどうかのボーダーは、呼びかけの程度によるとか、1万10万の懲戒請求が出されれば処分される、という『言い方』ではないと思います。

大量の懲戒請求が殺到したら業務に支障が出て困るだろうな、という『予測』が持ち得ていながら、なおかつ困らせてやろうとする『意図』があれば不法行為とみなし得る、と理解しました。

判決文の文章はこのように「言い方による結果」ではなく、使嗾(しそう:そそのかす行為)した者の「困らせる意図」を、不法行為の判断基準としているのかと思いますが…。

> 判決文の文章はこのように「言い方による結果」ではなく、使嗾(しそう:そそのかす行為)した者の「困らせる意図」を、不法行為の判断基準としているのかと思いますが…。

判決文では、橋下弁護士が原告弁護士や弁護士会の業務を阻害する意図があったと認定する部分は読み取れませんでしたが、大量の懲戒請求が業務を阻害する可能性を予見すべきで、その部分が不法行為と認定されたわけですね。

その上で、マスメディアで懲戒請求を呼びかける行為そのものが、多数の不必要な懲戒請求を誘発させる行為であり、それも予見すべきであった、と判決文では認定していると読めなくもないですが…自信ありません。確かに、バナナダイエットがテレビで紹介されたら全国の店頭からバナナが無くなる世相ですし(バナナと懲戒請求を一緒に考えてはイカンとは思いますが)。

判決文のこの部分は、特定の弁護士への適法な懲戒請求であっても、マスメディアを使ってその弁護士への懲戒を広く呼びかけると不法行為になる、このように解釈して良いのでしょうか。

橋下弁護士と出演番組の影響力があればこそ、と考えられますが、そのあたりは判決文では触れられていないので何とも言えないですね。

bjさまの読み方の方が妥当かな、と思われます。

判決文のいう「予見すべき場合には」という規範(基準)は、「予見していなかった」つまり「そんなに大量の懲戒請求が本当になされることになるという予見をしておらず、したがってそれでもって困らせるという意図もなかった」場合にもあてはまります。
というか、意図がない場合を念頭においた規範の立て方だと思います。

裁判所は、本件は過失による不法行為の類型であり、故意の類型ではないことを前提にしているように読めます。

なるほど、「困らせたい」という意図は斟酌しないでも不法行為だとの判示。

つまりは「そんなに大量の懲戒請求が出されるとは思ってもいなかった(予測していなかった)」との言い訳を封じるロジックということでしょうか。

予測していなかったかもしれないが、被告のそそのかす行為(使嗾)によって大量の懲戒請求が殺到したことは事実であり、その使嗾と原告の業務が滞った迷惑とは因果関係があるから、不法行為としての賠償責任がある。

fuka_fukaさん、この解釈でOK?

はい、その要約については違和感なく。

度々スミマセン。

予測していなかったかもしれないが、被告のそそのかす行為(使嗾)によって大量の懲戒請求が殺到したことは事実であり、その使嗾と原告の業務が滞った迷惑とは因果関係があるから、不法行為としての賠償責任がある。
このロジックを、青学准教授の電凸騒動に当て嵌めると次のようになりませんか?
予測していなかったかもしれないが、電凸をするように煽る内容のHPを作成した行為(使嗾)によって、大学当局には大量の電凸が殺到したことは事実であり、その電凸を煽るHP作成とと大学の業務が滞った迷惑とは因果関係があるから、不法行為としての賠償責任がある。

私は、この判決では、橋下氏が、業務妨害になることを当然にわかっていたことを前提としているように思います。

わざわざ判決で、「誰でも彼でも簡単に・・・立てれますんで、何万何十万という形で・・・懲戒請求を立ててもらいたいんですよ」「懲戒請求を1万とか2万とか十万人とか、この番組見てる人が一斉に・・・懲戒請求かけてくださったら・・・弁護士会の方としても処分出さないわけにはいかないですよ。」と発言したことを明記していますから。

意図的に数万、数十万という懲戒請求を呼びかけており、その結果、全体で8000件以上の懲戒請求がなされたんですから、予見可能性がない、などという論点が出てくるような事案ではないと思います。裁判官も、予見可能性については、ほとんど意識しないで起案しているのではないでしょうか。

もっとも、「何万何十万」という発言がなかったとしても、テレビで呼びかければ多数の懲戒請求が殺到することは、当然、予見可能性があることになると思いますが。

十分、あてはめ可能に思います。

ただ、滞った「業務」の量にはかなりの差があるので(※)、そのへんが、損害額の評価のみならず、不法行為性そのものの認定にも差が生ずる可能性は否定できないかもしれません。

※ 懲戒請求の場合、1件1件について書類仕事が発生しますが、電凸であれば電話応対のみ。

控訴趣意書を提出しないことによって松本智津夫死刑囚の控訴審や上告審における裁判を受ける権利を失わせた弁護人に対し、弁護士会が自ら懲戒処分を審理せず、懲戒請求があってはじめて、しかも被告人の親族からの請求でないという点にやたらとこだわって審理していることからみても、「弁護士自治」という美辞麗句に基づいて行われている弁護士会の指導監督機能が明らかに形骸化していると思います。弁護士にとっては都合のいい状況かもしれませんが。

 これまでの議論を眺めて思うことは、一般民衆が刑事裁判に期待している機能・目的と実際の刑事裁判の機能・目的の「ずれ」が看過できないところまで大きくなっている(といいますか、社会による「ずれ」の肩代わりが不可能になりつつあるという実態が明らかになった)というのが問題の本質でしょう。(一般民衆の期待と実際の刑事裁判の機能・目的のどちらを基準とすべきかということについては、問題の立て方によって変わります。社会構造・機能の観点から言えば前者、法律学の観点で言えば後者)

 したがって、そもそも「刑事裁判、刑事弁護とはこういうものである」という説明を行うことは、問題解決のための必要条件であっても、十分条件ではありません。現状における刑事裁判の機能・目的を説明することは、一般国民に上述の「ずれ」を正確に認識させるにとどまり、問題解決の処方箋にはなりえません。問題の解決を目指すのであれば、刑事裁判とは何かを一般民衆に説明し、その「ずれ」を一般民衆に正確に認識させた上で、その「ずれ」を「どのようにして埋めるのか」という方策を示さなければならないからです。

 ここにおいて、懲戒請求を受けた弁護士擁護論と被害者保護について弁護士が何らかの見解を語らなければならない(=「ずれ」を「どのようにして埋めるのか」)ということは、この一件に関して、密接不可分のものとなったのです。後述のように、「弁護士が答えなければならないいわれはない」や「この件については、どう足掻いても、法律と人情の差を埋めることは不可能」という抗弁も可能でしょうが、この点から逃げている限り、「現状逃避」という批判は弁護士に向けられることになるでしょうし、何かのきっかけで、第2、第3の「懲戒請求祭り」が生起するでしょう。その場合は、弁護士個人ではなく、弁護士全体に対する不満のうねりとなるかもしれません。現状では、そうなっても弁護士の自業自得としか言い様がないと思います

 弁護士は、刑事裁判とは何かを説明すれば「ずれ」は埋まると思っているのかもしれませんが(法律学の枠内であればそのとおりですが)、一般民衆はそうではありません(人は法律学のみで生きるにあらず)。現実を「正しく」認識することによって、真の問題点(=被害者保護機能の欠落)を把握し、それを(意識的にせよ無意識的にせよ)解決すべき問題点として把握してしまったのです。
 この「ずれ」を埋めることができなければ(あるいは「真の問題点」の解決ができなければ)、一般民衆の刑事裁判に対する信頼は地に墜ち、「刑事弁護の崩壊」どころではなく、「刑事裁判の崩壊」あるいは「刑事司法の崩壊」というところまで行き着く可能性があります。
 何が、「ずれ」(解決すべき「真の問題点」)かといえば

・ 一般民衆は刑事裁判は「事実の解明」がまず最初の目的としてあり、
 それは犯罪被害者のためでもあると思っている。
(それによって、刑罰が課され、犯罪被害者にも何が起こったか理解できる)
・ 専門家は刑事裁判では「犯罪被害者は存在しない」としている
(刑事裁判は刑罰を課すにたる事実があるか否かを判断するだけで、
 犯罪被害者のことは全く考えていない。「犯罪被害者は証人に過ぎない」)

という見解の差異を可能な限り失くした上で、それに応じた刑事司法、就中、被害者保護の体制をどう構築するのかということに尽きると思います(刑事裁判も現代日本社会も犯罪被害者保護機能が欠落しており、その受け皿がなく、その受け皿の構築が焦眉の急であること)。

 幸運なことに、これまで、その意識の「ずれ」は表面化しませんでした。それは、端的に言えば、一般民衆が刑事裁判に期待している機能・目的を刑事裁判がきちんと果たしているという一般民衆の「誤解」であり、そのずれは、社会(地域共同体)が埋めていた(刑事裁判が果たしていたと「誤解」されていた機能を社会(地域共同体)が肩代わりしていた)のが現実だったため、その「誤解」が表面化しなかっただけのことだったのです。しかし、光市の事件を契機としてこの「ずれ」をめぐる「真の姿」(刑事裁判は被害者保護には何の役にも立たないということ)が明らかになりつつあります。

 しかし、現在の日本社会(地域共同体)はその「ずれを埋める」だけの機能・能力の大部分を失い、依然として、その機能・能力を失いつつある傾向にあります。そのことは、犯罪被害者保護機能を果たす受け皿が存在せず、犯罪被害者の怒り、悲しみ、苦しみなどが「行き場を失くしている」ということを意味し、また、その状況を一般市民が理解してしまったことを意味します。その「行き場のない感情」(とそれを支援する一般民衆の理解・同情)が結果として、弁護士バッシングという形で噴出したのです。

確かに、そういうものを処理していたのは「刑事裁判」であると一般民衆は思い込んでいたのですから、そういうものの「行き場を失くした」のは刑事裁判の(機能不全の)せいだという結論(「誤解」)になるのはある意味当然の成り行きです。刑事裁判の現実の機能・目的を正確に認識できれば、その「誤解」は解消しますが、犯罪被害者保護機能を果たす受け皿を作らなければならないという問題点がはっきりと映し出され、それが、解決すべき真の問題だという認識に到達するわけです。そして、その問題点を解決せずに放置しておくという選択肢は事実上存在しないため、何らかの解決が迫られているというのが現状です。

 わき道にそれますが、例えば「津山三十人殺し」(映画「八つ墓村」のモデルとなった事件)の舞台に代表されるような「ムラ社会」(地域共同体)というのはかつての日本にはかなりありました。そのような「ムラ社会」で起きた事件においては、犯罪被害者保護という機能(特に「事実は何か」を解明する機能)は刑事裁判には求められません。そんなものは、生き残った人、特に村の顔役に聞けば、事件の全容のみならず犯人の生い立ち等々、必要とするすべての情報は入手できますし、事件発生後もその「ムラ社会」で生きていく以上、ムラ社会には(精神的ケアや相互扶助、更には、帰ってきた「加害者」に対する生活上の不利益のような一種の「復讐代行機能」も含めた)「被害者保護機能」や「ムラ社会」に再び受け入れるための「矯正機能」が当然あったはずです(それを、現代刑事司法に応用したのが「修復的司法」といえるでしょう)。このような「ムラ社会」が機能しているところでは、刑事裁判は、発生した事実に対応する刑罰を下すという役割で十分でした。

 しかし、現代社会ではそのようなわけには行きません。秋葉原の通り魔殺人事件のように、(加害者の情報を含めた)事件に関する事実を知ろうとすれば、刑事裁判が第1の選択肢にならざるを得ないという現状がここにあります。そのような中で、犯罪被害者を刑事裁判(バーの中)から排除するという旧来の刑事裁判の機能・目的で現代社会に対応できるのか、社会の変化に応じて、その機能・目的を修正し、何らかの形で被害者を刑事裁判、ひいては刑事司法の中に何らかの形で取り込まなければならないのではないのかという問題提起については、法曹三者(特に弁護士)が真剣に考えるときではないでしょうか。そして、「プロ」として解決案を提示して欲しいと一般民衆は弁護士に期待しているのではないでしょうか。

ということで、「真の問題点」を解決するための処方箋は

1 刑事裁判の機能・目的を修正して、「欠落機能を埋める」
2 刑事裁判の機能・目的はそのままにして、「社会・共同体の機能」を回復させて
「欠落機能を埋める」
3 刑事裁判の機能・目的はそのままにして、(修復的司法のように)刑事司法に
「欠落機能を埋める」別の場を設ける
という3つがとりあえず考えられます。

しかしながら、(総体)としての「弁護士」の態度は(現実問題として許されない)
・ 刑事裁判の機能・目的はそのままにして「ずれを放置する」(犯罪被害者を捨て置く)
というものに見えてしまっている(後述のように「犯罪被害者参加制度への反対」方針を明らかにしたこともそれを後押ししている)というのが、弁護士バッシングが現在まで継続している理由です。この「ずれを放置する」(ように見えている)ことが、被害者保護に対して冷淡であるという意味になるのは容易に理解できるでしょう。(「ずれ」=被害者保護機能の欠落)

 勿論、刑事裁判において、犯罪被害者のために何ができるかということを求めるのは「ないものでだり」である。(被害者保護も含めた総体的な)「犯罪事件」の解決(≠刑事裁判)において弁護士は加害者(被告人)の権利保護「だけ」に専念しなければならない。犯罪被害者のために働くことは弁護士の任務ではない。それは、国家の仕事である。社会の構造が変わったとしても、それは社会の問題であって刑事裁判の機能・目的を換える理由にはならない。社会の「つけを」刑事裁判にまわされては迷惑千万という立場(つまり、上述の「2」もしくは「3」の立場)は、理論的にはありえます。逆に一般民衆は無意識的に上述の「1」の立場を取っていると考えられます。

 そして、現実は上述の「1」の方向で刑事訴訟法や少年法の改正という方策になりました。この状況の中で、検察は「政府機関の一員」としてこの改正は容認しますし、裁判所も表立っては異議を唱えない。このことにより、法曹三者の中で、裁判官と検察官は曲がりなりにも法律の改正案という形で「解答」を出した、しかし、弁護士だけが反対を唱えて、更に、そもそも解答するいわれ・義務はないとして「解答(対案)の提出自体を拒否」しているという状況になりました。そのことにより、弁護士は

・反対を唱えるなら対案を出せ
(上記「2」の立場であれば、社会の機能を回復される方策、
「3」の立場であれば「別の場」とは何かを示さなければならない)

という圧力を受けることになります。しかし、弁護士は有効な対案を示せ得ない。何ら有効な対案を示せ得ず、頑迷に「反対」の立場を取るという、どこかの野党と同じになってしまったのです。このような状況の中で、弁護士に対して理解を示せといっても、一般民衆は聞く耳を持たなくなっているということではないでしょうか。

 これまで、多くの弁護士の方々が無条件に『正しい』ものとして縷々説明した「刑事裁判の機能・目的」が現在及び予想される将来において「無条件」に正しいという保証は法律学の中にはありません。その答えは、哲学、法哲学、政治学、政治思想、社会学あるいは、この社会のおかれている「現実」といった法律学の「外」から与えられるものです。それなのに、法律学の理論の説明で片がつくという間違った認識に弁護士の方々が囚われているとしか思えません。その意味で、弁護士はゲーデルの不確定性定理の罠に雁字搦めに捕らえられてしまったのです。別エントリのコメント欄では
 
>、このあたりは刑法の目的役割に関する法的信念、世界観の問題になってくるので、
>議論がどうしても空中戦になってしまい、歩み寄りは困難な気がします。

というところから、過失犯をどうするかという議論まで発展していますが、この一件についても、法律学の枠内で収まるような問題ではなく、その「空中戦」が避けられない情勢であり、弁護士の方々も空中戦に踏み込むべき時期にきたと思います。橋下弁護士は踏み込み方を間違えて(あるいはそこまでの自覚がなく軽々に踏み込んで)自爆したといったところでしょうか。
 主舞台が裁判という典型的な「法律の世界」ということから、「見かけ上正しいように思える」法律学の枠内という土俵に一般民衆は引きずり込まれましたが、その土俵が、議論すべき土俵の設定として正しいか否かについて、一般民衆は本能的に「否」という回答(もしくは何らかの違和感)を表明しているのだと思います。

↑もしかして、あのたかじん委員会掲示板常連の方や、弁護団ページにTBかけてた人の殴り込みですかね?

Kahnさん

ないものはない、と言うことはやはり法律家として必要です。機能や目的を変えることは、今ある問題点は解決するかもしれませんが、必然的に現在抑えられている問題点の噴出を意味します。
全てにおいて都合のいい制度が本当にあるなら、現在こんな制度が導入されている理由などどこにもありません。

法律家が、今の法律の在り方を説明するのは、すべてが解決する処方箋だと思っているわけではありません。一部の聞く意欲があり、理解できる人を諭して取り込むだけです。
それでも納得しない、あるいは聞く耳を持たない相手には、事実上あきらめていると見る見解が多数だと思います。現実にどうしようもないですし、日本は民主国家なのですから。
基本哲学が違う相手と論争することほど生産性のないことはありません。

ところで、現実には、弁護士は被害者救済をもっとも強力に担っている存在です。検察官よりも、裁判官よりもです。
民事訴訟を被害者が起こせば代理人は弁護士です。
刑事弁護だって、自白事件なら弁護士は和解金と謝罪文を用意して被害者のところに赴いて自分の犯罪でもないのに頭を下げます。和解金だから犯罪者の家族が金を出してくれるけど、民事訴訟では金が出てこないということは普通にあり得ます。
また、仕事探しをしたり、親族探して監督誓わせたりと言うことをして、社会復帰をしやすい環境を整えています。
犯罪被害者司法参加制度が始まれば、そこでも代理人弁護士が出てきます。

尖鋭的な形で被害者保護と刑事弁護や刑事司法の在り方が衝突するのは、ほんの僅かな場合だけです。最大限刑事裁判における欠落部分を埋めようと、多くの法律家は努力をしています。昨今の声がその努力の後押しとなったとは思いますが。
光市母子殺害事件でさえ、曲がりなりにも弁護団は被害金を入れたり、謝罪の手紙を書かせたのです。成功はしませんでしたが。

ある程度刑事司法の在り方に興味を持ち、現状を把握しようとすれば、この程度のことは実務に精通しなくても容易に知ることができます。
保護政策に反対したという一事をもって、いきなり弁護士の在り方が問われなければならない理由がどこにあるのか、私は皆目わかりません。日弁連なども、犯罪被害者などに対しての委員会を設けているのです。

もっと言えば、このようなバッシングは、国民全体も、犯罪被害者に興味を持っていなかったことの証拠ではないのでしょうか。流行に乗るような形で被害者問題ににわか興味を持った人が、きちんと現状を学ぶ意欲もないままにその時点で問題になっていた勢力を捕まえてバッシングしている。この予想は、ほとんど外れていないと思います。

そして、そのような人間に対して、諸々の啓発活動がどれほど効力があるのでしょうか。Kahnさんのいう「空中戦」が実のあるものになる素地があるのでしょうか。

お説ごもっともと思える部分もあるにはあるのですが、もう少し読む方の身になってコメントしていただけるとありがたいのですが。

>>No.58 風の精霊 さん

もしかして、あのたかじん委員会掲示板常連の方や、弁護団ページにTBかけてた人の殴り込みですかね?

その人ですよ。確認済みです。
弁護士と弁護士会を叩きたいだけの人ですから、私はお話しないことにしています。

たしかに、法曹界の中で総体として犯罪被害者のために最も尽力しているのは弁護士なんですよね。
テレビでさんざんに弁護団を叩いた現知事や一九分けの元検弁護士さんなどは、犯罪被害者のためにどのくらい尽力しておられるのでしょうか。
同じ弁護団批判でも、紀藤弁護士や宇都宮弁護士の発言だったらもっと真面目に耳を傾ける気になるのですが。

>>MO58さん

1 弁護士と弁護人と弁護士会がごっちゃになっている
2 弁護士会の被害者支援に関する活動内容を把握していない
3 弁護士・弁護人・弁護士会に対し具体的に何を求めているのかわからない
4 スレ違い

橋下弁護士の呼びかけに、
反応して人が沢山居たってことは、

無罪を勝ち取るには、何でも許されるのか?

法律とは、人間の道徳心が、根本にあるので、
その道徳心を、保護する物ではと言う意識の現われでは?

被告の少年の『ドラエモン』発言を、
22人の弁護団の誰ひとり、信じていますって、
発言がなかった事自体が、異常に思えた。

弁護団の一人も、被告の少年の言葉を信じてないで、

本当の弁護が出来るのかよ、
って、大衆の同調があったと思います。


大会議室で橋下擁護派の一人だった者として一言。

判決は厳粛に受け止めなければなりませんね。感情的な世論の後押しがあったとしても、立場上発言すべきではなかったんでしょうかね。立場上というよりマスメディアによる懲戒請求扇動は適切ではないって事ですね。
弁護士でなくとも同じ事をマスメディアで煽れば同じ結果のような気もしますし。

基本的には懲戒請求を出した人の自己責任と以前から主張してましたが、橋下氏に扇動されたんだと言い訳し、懲戒請求を撤回した人達の分まで彼は責任を取らされたんだなと感じます。

根はそこなんですけどね。何の考えも無く衝動的に行動してしまう人達。責任まで取ってくれるんなら何も言いませんが。何人中何人が懲戒請求を撤回したのか興味があるし、そういう人達を無責任と思ってしまう。

判決文は全面敗訴って感じですが、一人当たり100万円少なくなったのは何か意味があるんだろうか・・・損害賠償請求が満額もらえるってのは簡単ではないのは分かりますが、減らされた明確な理由があるのか興味がありますね。


憎む相手は弁護士ではないって事。行動には責任が伴うって事をもっと自覚しなければならない。

道徳心の切り取り方にもよると思います。

橋下氏の言動を批判する人たちが光市事件の弁護団の弁護内容に賛同しているわけではありません。

橋下氏の煽動、それに同調した人たちの行為が道徳的とお考えでしょうか?

>何の考えも無く衝動的に行動してしまう人達。

こういう人が振りこめ詐欺にかかってしまうのではないかと嫌味抜きで思います。

>一人当たり100万円少なくなったのは何か意味があるんだろうか・・・

判決文を読む限り、減らされたというより、最初から損害は200万円分しか発生していないというだけのことではないでしょうか。過失相殺の類があったとは見受けられません。

お久しぶりです。

橋下氏に扇動されたんだと言い訳し、懲戒請求を撤回した人達の分まで彼は責任を取らされたんだなと感じます。
根はそこなんですけどね。何の考えも無く衝動的に行動してしまう人達。責任まで取ってくれるんなら何も言いませんが。何人中何人が懲戒請求を撤回したのか興味があるし、そういう人達を無責任と思ってしまう。

そういう無責任というか、容易に煽動に乗ってしまう人たちがかなりいることが今の日本の大きな問題点だとは思います。

しかしね、橋下さんは、そういう人たちを利用してきたと私は思いますよ。知事になったのも、そういう人たちに対してアジテートした結果でしょう。今の知事としての政治手法もそうですよ。

請求額が300万円のところ、200万円になったことについては、風の精霊さんの仰るとおりです。そもそも、訴訟で慰謝料を請求する場合は、幅を持たせて多めの金額を請求するのが普通です。200万円の認容ですが、結果論として言えば、当初、300万円の請求を行ったのは、かなり「いい線」の請求額だったと思います。

自分は、橋下弁護士に同調してしまう。
バカな一般人のひとりですが、

死刑廃止論者の弁護士団が、
被告の少年に同調した訳でもないのに、
イデオロギーの為に、裁判を進めてしまったと
思えてしまうのは、
私が、マスコミ報道を真に受けてしまうバカだから
なのでしょうか?

弁護士団の誰ひとり
被告の少年にの気持ちに同調したり、
感情を汲み取ったりしていなかったと思えました。

被告の『ドラエモン発言』は、死刑廃止の為の意図的な、
弁護士団の誘導かについては、判りませんが、

もし、被告の少年のドラエモン発言が、弁護士団の誘導であれば、やはり、道徳観念の無い行動であったと、
一般人の私であっても、
今でも、悪い事であると思います。

「死刑廃止運動のために利用」とか、言っている人がまだ
いるんですね。
ちゃんと弁護団の弁論や趣意書を読んだらどうですか?
個々の弁護士の信条はともかく、弁論は死刑制度が所与の
前提として書かれていますよ。
「ドラえもん」も、きちんと書証の根拠があります。
まあ、こういうことは何度書いても分からない人は分からない。虚しさを感じます。

三浦元社長の件でも、「殺人罪は無効、共謀罪は有効」とは何ですか?
共謀罪はおそらく女優Yや寿司職人との「謀議」をさしているんでしょうが、女優の殴打事件は確定し、本件の一美さん殺しの謀議についても、女優証言の信用性は退けられ、三浦氏の無罪が確定しています。
これこそ「一事不再理」に反すると、マスコミは声を挙げるべきでしょう。
話がそれて済みませんが、「あいつならどうなってもかまわない」「どうせやっているんだろう」的日本人の法感覚は、どうにかならないものでしょうか。

お返事有難うございます。

>こういう人が振りこめ詐欺にかかってしまうのではないかと嫌味抜きで思います。

正直者で真面目って感じのお年寄りの心理につけこむんだろうけど、銀行が悪い!っていう世論は起きてはないようで、無責任な人達とは違うような・・・

>判決文を読む限り、減らされたというより、最初から損害は200万円分しか発生していないというだけのことではないでしょうか。過失相殺の類があったとは見受けられません。

そうなんですか、もう完全敗訴って感じなんですね。橋下氏擁護派の私は、参りましたと言うしかないようです。
問題提起のやり方はマズかったと思いますが、これを機に懲戒請求制度を見直し、もっと完成された制度になるといいかなと思います。

 雑学トリビアです。m(_ _)m
 犯罪白書を見ると、ある年の告発件数が、数千〜数万?という異常な突出があります。これも某方々が、ネットやマスコミで多数の告発を呼び掛けたからだと言われています。
 懲戒にしろ告発にしろ、多数の横暴とはいえないにしても、数頼みの多数の署名運動のような効果は望めないと思います。多数意見(圧力?)で事実認定や法的判断が左右されるものではないからです。事実認定にしろ法的判断にしろ、事実や法の客観的意味内容を証拠に基づいて認定・評価ものだからです。

横からすみません。

ゲンさんは橋下擁護派のお立場ではあっても、世間に多い「被告人は死ね! 弁護人もついでに死ね!」一点張りの人ではないと思っています。

そこで率直なところをうかがいたいのですが、橋下擁護派として判決の論旨をどうお感じになりましたか? ロジックとして納得のいかない部分はありましたか?

といいますのも、形としてはたしかに橋下弁護士の完敗といっていい内容であり、諸々の指摘も筋が通っていると私自身は思っているのですが、橋下弁護士が懲戒請求を促したことを是と感じておられる方から見た評価をもう少しつっこんでうかがいたい気がするのです。

正直なところ、ネットに多くいる弁護団憎しで凝り固まった人の感想は偏狭すぎて耳を傾ける気にならんのです。

ご無沙汰しております。

>そういう無責任というか、容易に煽動に乗ってしまう人たちがかなりいることが今の日本の大きな問題点だとは思います。

私自身も含めて気をつけねばと日頃から思いますね。今回の事件にある背景やマスコミの姿勢を奥深く調べる事なく一般人が初めに抱いたであろう心情を、橋下氏がマスメディアでコメントした事に共感したんだと思います。

心情的に理解出来たとしても、やり方の良し悪しはある訳で、法的には完全に悪かったとしか言えない判決でしたね。

私自身、心情と司法を完全にはまだ分けられていませんが、とても考えさせられました。


>しかしね、橋下さんは、そういう人たちを利用してきたと私は思いますよ。知事になったのも、そういう人たちに対してアジテートした結果でしょう。今の知事としての政治手法もそうですよ。

確かにそういう一面を否定は出来ませんが、今回の事と知事になってからの事は完全に分けて考える優しい一人という立場をとりつつ、結果を期待したいと考えます。


慰謝料の件、お二人のコメントで納得できました。有難うございます。

>「懲戒請求」を世に知らしめた時の橋下氏は
>民間人だったが
>知事に転進され公人とならば
>言動の制限が加わる
>その時系列を上手く読み込まれて
>訴訟されてしまったと思われる
>彼の脇の甘さを感じるが
>弁護士達には計算され尽くしたずる賢さと
>法律の知識と技術を駆使した
>いやらしさをも感じる
>これは恐らく弁護士達の
>私怨による仕返しを
>法律により上手く糊塗したものだろう

なるほど、
この弁護士団達に道徳観念など、
求めても仕方ないですよ。

私はむしろ、弁護団が橋下氏を懲戒請求しなかったところに、
「武士の情け」を感じます。

彼に弁護士バッジをつける資格はないでしょう。
何しろ児童文学館を無許可で盗撮して、
「民間ではあたりまえ」とうそぶく資質ですからね。
社員を盗撮している民間企業を挙げてもらいましょうか。
中山某氏の妄言にシンパシーを感じているというのも、
思想信条・集会団体の自由を知らないんですね。

判決文に納得出来ないものはありませんでした。慰謝料について疑問に思ってましたが、もう解決しましたし。

橋下氏の発言に関して、番組の内容や一言の断りを入れてたんで私としては問題は無いと思ってたんです。
ですが、結果として共感した人達が懲戒請求を出し、弁護士活動に支障が出る結果となれば問題無しではなかったという事ですね。

ただ橋下氏の真意が弁護士活動を妨害する事に重きを置いたのではなく、世論がこれだけ騒いでるんだからもっと説明した方が良いだろ?って事と受け取っていたんですね。だから支持したんです。

私自身、懲戒請求にすべきかと悩んだ結果はNoでした。ただ被害者遺族に対しては配慮が足りないじゃ?なんて気持ちが大きかったですね。その気持ちの持って行き場といえば、掲示板で収まったりすればいいんだけど、直接当該弁護士に言いたいと考えた人もいるのかなと。
その方法として懲戒請求という話がタイムリーに出たんだと。電凸よりも簡単なんて思ったんじゃないでしょうかね。ネットは得意だけど電話での応対は難しいと考えた人が多かったのかもしれません。

懲戒請求が、苦情センターに文句を言うような制度では無い事を理解せずに行動を起こした人達も悪いですし、その懲戒制度を簡単だというような錯覚を与えてしまった橋下氏にも非があったと思います。

ただ、私は橋下氏の真意を上記のように汲み取っています。結果として間違いであった事は認めざるを得ませんが、真意が私の思っている通りならば、理解は出来るのです。
やり方に問題があった、その間違いは認めなければならないでしょうし、責任も取らなければなりません。

橋下氏の発言は是とは言えない結果となりました。なぜか、実害が出てしまったし、名誉も傷つけたでしょうから。
実害に関しては、共感した人達の行動の結果でしょう。共感した橋下支持者は己の行動で橋下氏の立場を悪くした事に気付くべきですね。もっと考えて行動しなければ、埋もれさせてはいけない部分まで消え去る事になりますから。

8千通が全て、
橋下氏に共感したから出したとは、
明確には、言えないではないでしょうか?

きっかけでは、あったと思います。

こんな、方法があるんだって、思った人が多かったんでしょう。
(行き場の無い怒りがあったから出したと言う人の方が多いと思います。
たとえば、弁護士団さん達が、あれだけマスコミに出ているのに、説明不足で理解できないとか言った感情が..)

橋下氏が、持論を訴え過ぎたって事でしょうね。
(懲戒請求ってのもありますよって意見だったらね。)

>8千通が全て、
橋下氏に共感したから出したとは、
明確には、言えないではないでしょうか?


その通りです。自己責任で今でも取り下げていない人もいるでしょうしね。橋下氏の言動に共感したのではなく、その制度を理解し自己責任の下で行動されてる方は、橋下氏の発言に扇動され実害を与えた人達には含まれないと思います。今回の判決を下す上でも、橋下発言に影響された人達からは除外されてると考えます。

懲戒制度自体の有無を発言する事は、何ら違法性は無いと考えます。伝え方の問題も考えなければならないですが、自己責任の下で動いてる方に絞ればの話ですけど。


とんでも持論を展開する番組なんだけど、立場上発言してはならない領域まで踏み込んでしまったんだろうと思いますね。

 ゲンさんの慰謝料に関する疑問は解決したようなのでいまさらですが、私の記憶が正しければ、そもそも一人当たり300万という金額の根拠は提訴当時、一人当たり約300件の懲戒請求があったから、というものにすぎず、そのうえで裁判所が適正な金額を算定した、ということかと思います。個人的には200万は思ったよりも高額だったな、と感じています。


 「ドラえもん」について
 起訴前(当然弁護団就任前)にすでに少年が供述しており、そのことは当時の書面に記載されていたはずですし、そのことは報道機関に説明があったはずなのですが、まともに報道されていませんでした(既出ですがしつこく書いときます)。

>公人とならば
>言動の制限が加わる
>その時系列を上手く読み込まれて
>訴訟されてしまったと思われる

なるほど、12月出馬の直前に「2万%ない」といっていたのに、弁護団は9月3日の提訴時に出馬を知っていたということですね。もう少し時系列を理解してから書き込まれたほうがよろしいかと思います。

平穏な市民生活を愛する一市民としては、犯人が検挙されない事件のほうに、より被害者への同情を感じます。どこかでのうのうとしているのかも知れない犯人に対する憤りも。

私には光市事件のように犯人が起訴され、検察から厳しい指弾を受け、弁護団があの手この手で弁護して、三審まで続いている事件の審理に不信を募らせ、さらには積極的に介入しようとされる方のお気持ちが理解できません。
なぜ確定判決を待つことができないのでしょう?
日本の裁判所はそれほどまでに信頼性が低いと考えている市民がそんなにいらっしゃるのでしょうか。

8千件の懲戒請求ですが、これを多いと見るかどうか?
番組の視聴者+クチコミで興味を持った人を分母におけば、どんなものでしょうか。
あたかも8千という数字がいかにも「多数である」から世間の常識が弁護団を許さない、という展開でしたね。
そうなると私は世間から疎外されているようです。

ユリ・ゲラーも本当に超能力者だったら、それを世間の役に立つように活用できないものかと思いましたが、橋下氏のお遊びは具体的に特定の他者に迷惑をかけたということでは奇術より悪質だったということでしょう。

橋下氏の敗訴は間接的に「委員会」がキワモノネタで視聴率を稼いでいたことを示唆することになるでしょうから、スポンサーも悩ましいところでしょう。

一億分の八千だから、超少数派と見ることも出来ると思いますよ。

 他人の影響を受けない自発的な懲戒請求ならまだしも、扇情的なサイトの定型的請求書をダウンロードして請求したのは、実質的にカウントに値しないと思います。

法廷外での「説明責任」って軽く仰る方もそれなりに居られますけど、「守秘義務(弁護士法第22条)」を考えれば、一定程度慎重であって良いと思います。
確かに、裁判は公開かつ傍聴記を公開する事は阻害されていないわけで、それを考えれば結果的に一緒なのかも知れませんが、しかし、担当した弁護士の口からあれこれ語られるのは意味(或いは重さ)が違うと思っています。
そういう意味で、今回の差し戻し審の弁護団を構成された先生方が、報道陣に対して一定程度説明をされたこと自体、かなり際どいと思っています。
そんな事を考える私は、法学部を卒業した訳ではない、この分野の超素人ですけどね。

そんな訳で、少なくとも「現役弁護士であること」がセールスポイントになって居られる方の発言としては、ご自身の職業&それ故に備えている事が求められているであろう見識や職業倫理に照らして、いくら番組の態様がアレだからといって、軽率若しくは不適切又は認識不足に過ぎると思います。
まして裁判員裁判の開始を控えて、刑事訴訟や弁護士の役割に対して謝った認識を流布してしまう結果に繋がった事の重み,
負の影響力の強さを考えれば、極めて妥当な判決だろうと思います。

閲覧者各位

直近の投稿の誤りについて、以下の通りご報告と、訂正及びお詫びを申し上げます。

○ : 守秘義務(弁護士法第23条) × : 守秘義務(弁護士法第22条)

申し訳ありませんでした。m(__)m m(__)m

流れを読まずに書き込みますが。

最高裁の段階で、頭脳明晰で一般社会の見識が広い人でも弁護団に怒っていたりしましたが。これは、司法制度や懲戒制度が社会に馴染みが薄い現実の現れ。

そこに、或る弁護士がトンデモな誘導(釣り)をしたので、飛びついたハゼが沢山。解っていなければならない立場で誤導した。
飛びつく前に仕組みを調べて踏みとどまった人も大勢居ますが、橋下弁護士は敗訴が当然ですね。

社会・司法の仕組みに関する教育不足とも見られますが、学校以外ではその役割を担える位置にマスコミが逆の事をした訳です。
「○○ゴミ」との評価に合理的根拠が増えました。

 理性で行う事実認定や法的評価に、生の感情論を持ち込むのは、大人のやる対応ではありません。たとえ弁護士でもタレントでもマスコミでも。多数の感情論で理性的判断を歪めるのは不適法と言っても過言ではありません。

通りすがりに失礼いたします。

当該弁護団に寄せられた懲戒請求の数は8000件あまりに及んだと聞き及んでおりますが、これは21人の弁護士に対する請求の総数で、請求を行った方の実数は500人ほどと聞いております。

また、弁護団の弁護方針に問題があるゆえ懲戒請求もやむなし、と考えていらっしゃる方は、橋下氏がテレビにて懲戒請求を煽った後、弁護団の説明集会にて裁判の詳細を聞き及び、弁護団の弁護方針に一定の理解を示すに至ったこと(自身にブログに綴られた文章によれば、自分も件の元少年の弁護人だったならば、十分な説明責任を果たした上でですが、かの弁護団のように荒唐無稽ととられかねない弁護も行ったでしょう、とのこと)についてはいかがお考えなのでしょうか?

つまり、事実を確認せずでたらめな論評をし、軽率のそしりをまぬかれない、という評価になるのかな、と。

ただ橋下氏の真意が弁護士活動を妨害する事に重きを置いたのではなく、世論がこれだけ騒いでるんだからもっと説明した方が良いだろ?って事と受け取っていたんですね
これは可能性かなり低いですよ。 自身が既に週刊誌のコラムかなんかで懲戒請求を受けて、弁護士会から小言を言われた事はあるし、その時の手続きについては熟知していたはずです。

多くの懲戒請求があれば弁護士会も処分せざるを得ないと発言している事から、意図が弁護士活動の妨害にあったと推論するのは間違っていないです(判決文にも同様の事が書いてあります)

No.89 エッジ さん

自身が既に週刊誌のコラムかなんかで懲戒請求を受けて、弁護士会から小言を言われた事はあるし、その時の手続きについては熟知していたはずです。

橋下氏は、自分がメディアの不適切発言で、何度も懲戒請求をされ、こんなことではメディアに出ることが出来ない、弁護士法で「品位」という曖昧な規程を置いているのが問題であり、懲戒規程を削除すべきだ、と主張していました。自分自身がこんなに懲戒請求を受けているのなら、世間の批判を浴びている光市弁護団こそ、「品位」を下げているのではないのか、どうしてこれを懲戒にしないのか、と不満を募らせていたのだと思います。
懲戒請求が2,3件来るだけで、弁護士会は大慌てになる、などとも発言しています。

彼は、弁護士会に対する不満から、何万、何十万件も光市弁護団に対する懲戒請求が殺到すればいい、と一矢報いる気持ちがあったのだろうと思います。

>No.90 すちゅわーです さん

懲戒請求が2,3件来るだけで、弁護士会は大慌てになる、などとも発言しています。

悪意があった証明になると思います。
これだけでも、弁護士会、弁護団に対する業務妨害の意図があったって事でしょう。

お返事ありがとうございました。
非常に冷静なご意見だと思います。

発端となった番組については、同席していた森本氏が「こんな弁護団をやめさせる方法はないのか」と発言し、それを受ける形で橋下弁護士の発言があったので、流れとして視聴者に「懲戒請求は悪辣な弁護団を退場させる力を持つツール」という印象を与えてしまったのだと思います。「数がものを言う」と受け取れる発言もこれに拍車をかけたのでしょう。
そもそも懲戒請求とは何のための制度なのか。この肝心な点について橋下弁護士は十分かつ正しい説明をしたとは言えません。そのミスリードの責任を取れ、というのが今回の判決の主旨だと感じています。

また、今回の件では弁護団に対する「義憤」が目くらましになっていて省みられることがあまりありませんが、「まったくの第三者である市民が進行中の刑事裁判の弁護側主張に介入する行為」の重大さをなんとか理解してほしいと思います。万が一、弁護団が懲戒処分を受けていれば、弁護団の総辞職は確実だったでしょう。そして後任の弁護人は当然それまでの主張を引っ込めざるをえない。それが事実かどうかに関係なく、です。これが何を意味するか、今も弁護団叩きに執着している人々にはよく考えてもらいたいです。

説明責任に関しては、発言当時すでになされていた弁護団の記者会見をどう評価するか、そしてその内容を広く世に伝えるべきマスコミはどう振舞ったか、という部分は今後も議論が必要かもしれません。

今回の騒動であえて収穫と呼べることを挙げるなら、裁判員制度を前にして、被害者への配慮を欠く弁護手法は世間(裁判員も含む)を敵に回し、結果的に被告人の不利を導く、ということが明確になった点でしょうか。刑事弁護が世間に迎合すべきとは思いませんが、独善に陥って被害者をないがしろにする言動を戒める契機となれば、それは誰にとっても良い事だと思います。

>今回の騒動であえて収穫と呼べることを挙げるなら、裁判員制度を前にして、被害者への配慮を欠く弁護手法は世間(裁判員も含む)を敵に回し、結果的に被告人の不利を導く、ということが明確になった点でしょうか。

そのような事実は全く無いと思いますけど。
それとも願望でしょうか。

>被害者への配慮を欠く弁護手法は世間(裁判員も含む)を
>敵に回し、結果的に被告人の不利を導く、
>ということが明確になった点でしょうか。


元少年への判決内容には、影響をしていないと
思います。

http://www.yabelab.net/blog/2008/04/23-115444.php

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080422/trl0804221753029-n3.htm

 死刑の選択を回避するに足りる特に酌量すべき事情の有無を検討するに当たり、被告人が本件各犯行をどのように受け止め、本件各犯行とどのように向き合い、自己のした行為についてどのように考えているのかということは、極めて重要である。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080422/trl0804222107049-n3.htm

被告人は上告審で公判期日が指定された後、旧供述を一変させて本件公訴事実を全面的に争うに至り、当審公判でもその旨の供述をしたところ、被告人の新供述が到底信用できないことに徴すると、被告人は死刑を免れることを企図して旧供述を翻した上、虚偽の弁解を弄しているというほかない。      第2の殺人および第3の窃盗についてはいずれも無罪を主張するものであって、もはや被告人は自分の犯した罪の深刻さと向き合うことを放棄し、死刑を免れようと懸命になっているだけであると評するほかない。被告人は遺族に対する謝罪や反省の弁を述べるなどしてはいるものの、それは表面的なものであり、自己の刑事責任の軽減を図るための偽りの言動であるとみざるを得ない。自己の刑事責任を軽減すべく虚偽の供述を弄しながら、他方では、遺族に対する謝罪や反省を口にすること自体、遺族を愚弄(ぐろう)するものであり、その神経を逆なでするものであって、反省謝罪の態度とは程遠いというべきである。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080422/trl0804222107049-n4.htm

第1審判決および差し戻し前控訴審判決はいずれも、犯行時少年であった被告人の可塑性に期待し、その改善更生を願ったものであるとみることができる。ところが、被告人はその期待を裏切り、差し戻し前控訴審判決の言い渡しから上告審での公判期日指定までの約3年9カ月間、反省を深めることなく年月を送り、その後は本件公訴事実について取り調べずみの証拠と整合するように虚偽の供述を構築し、それを法廷で述べることに精力を費やしたものである。これらの虚偽の弁解は、被告人において考え出したものとみるほかないところ、そのこと自体、被告人の反社会性が増進したことを物語っているといわざるを得ない。       現時点では、被告人は反省心を欠いているというほかない。そして、自分の犯した罪の深刻さに向き合って内省を深めることが、改善更生するための出発点となるのであるから、被告人が当審公判で虚偽の弁解を弄したことは改善更生の可能性を皆無にするものではないとしても、これを大きく減殺する事情といわなければならない。

殺意を否認する被告人の一連の弁解が、死刑選択の重要な要素であったと明確に述べられているように思われます。
「被害者への配慮を欠く弁護手法」という表現は、判決文の要約としては不正確かもしれませんが、その弁解内容(とそれを正面に押し出して構築した弁論)が被害者・遺族を愚弄するような内容であったことも、心証上、被告人の不利を導いたという面を否定することもまた困難ではないでしょうか。

公訴事実を争う刑事弁護を一度でもやったことがある弁護士なら痛感していることだと思いますが、争うことによるリスクというのは常にあります。刑事裁判での有罪率は99%以上であり、公訴事実を争っても、それが認められる可能性は極めて低いのが現状です。
そして、争った結果、それが判決で認められなかった場合は、「反省してない」という理由で重い量刑となってしまうこともお決まりのコースです。
光市事件の弁護団は、刑事弁護のベテランで構成されており、このようなリスクがあることは当然分かっていたと思います。今回の世論がどうかという問題以前の問題として。

しかし、このようなリスクが分かっていたとしても、被告人から、「殺意がなかった」という弁解を聞いた以上は、その方向性で弁護しなければならなかったことも明らかだと思います。

世論は、結果論で判断しますが、では、被告人の「殺意がなかった」という弁解を封じ込め、それでは情状が悪くなるから、殺意があったことにしておけ、といって、被告人の表面上の「反省」を打ち出すような弁護方針が取れるか、と言われると、それは無理というものでしょう。こちらの方が懲戒の対象になってしまうのではないでしょうか。それに、差し戻しを最高裁が決定した段階で、以後、情状面のみを訴えても、死刑という結論を免れ得たかというと多分に疑問です。

>それでは情状が悪くなるから、殺意があったことにしておけ、
>といって、被告人の表面上の「反省」を打ち出すような弁護>方針が取れるか、と言われると、それは無理というものでしょう。
>こちらの方が懲戒の対象になってしまうのではないでしょうか。


私、やっと、一連の事柄が少し理解出来ました。
『多少無理と思われても、被告の極刑を覆すためには、
職務だからやる』

それは、弁護士の使命と言う事だから、
(やらないと、職務違反になる。)
と言うことで、やっと少し理解出来ました。

弁護士団が、被告の加害者を守る為に、
被害者に対して、
失礼なこと言ったり、立場を取ることは、
職務上当然なんですよね。

『橋下氏は、弁護士だからその事一番知ってるのに、
おかしいよ』って事ですね。


>これは可能性かなり低いですよ。自身が既に週刊誌のコラムかなんかで懲戒請求を受けて、弁護士会から小言を言われた事はあるし、その時の手続きについては熟知していたはずです。


自身の経験上の事は理解していたと思います。また、問題発言をした中に弁護士会に対する個人的な恨みも含んでいたのかは分かりません。
話の流れでは一般人が抱くであろう心情を理解した上で、弁護団に対する実力行使の方法を教えたのかなと。
そうすれば弁護士会から何かしらのアクションが弁護団に起こるのではと思ったのではないでしょうか?光市事件の弁護士が懲戒される事はほぼ無いと分かっていた筈ですし。
そのアクションが弁護上、被告に不利にならない範囲で世論に配慮せよという圧力(言葉が悪いですが、進言みたいな感じです)が掛かると考えたのかもしれません。

冷静に考えれば、事件に関係の無い第三者が懲戒請求という禁断の果実(実力行使)に手を出す事は良策とはいえないでしょう。しかし、本村氏も光市事件に関係した弁護士を懲戒請求しましたが、何らお咎めは無かったんですよね。数の問題で不問にした訳ではないでしょうが、数が多ければ結果は同じでも弁護士業界全体の問題意識が高まるのではないかと考えます。

光市弁護団のドタキャンもまた禁断の果実といってもいいと思います。ですが被告の命が関わってる以上、止むを得ない選択だったのかなと理解しています。
光市の被害者はもう生きていませんが、極刑という結末が被害者の命を無駄にしないという話なんだと思います。
無期か極刑かとどちらに転んでもおかしくなかった今回、世論は被害者の為に実力行使に踏み切ったんだと思う。弁護士も被告の為にそうしたように。しかし一方は第三者、一方は直接事件に関係する弁護士なんですよね、弁護活動に支障をきたす方法は取るべきではないが、他に方法があるのかな?というジレンマが・・・

話が逸れましたね、ごめんなさい。

裁判所は国民の為の機関です。
裁判は国民のものなのです。

事件の当事者ではない第三者国民にも、当が氏件に関係する弁護士と懲戒請求の道を開くべきです。

履き違えないで下さい。

弁護士会から何かしらのアクションが弁護団に起こるのではと思ったのではないでしょうか?

刑事弁護における弁護人の職責を考えたらありえないでしょう。
橋下氏は弁護士の資格を持っているのではないでしょうか?
それさえわからないと・・・・、まあ橋下氏は判決でわかっていないと断じられましたけど


数が多ければ結果は同じでも弁護士業界全体の問題意識が高まるのではないかと考えます。

問題意識は高まったでしょうね、いかに世間一般に刑事弁護に対する理解が無いのがよくわかったとおもいます。


本村氏も光市事件に関係した弁護士を懲戒請求しましたが、何らお咎めは無かったんですよね。

本村氏は実質的に被害(弁護団ではなく弁護人2人によるドタキャンによって無駄足を踏まされましたから)を被っています。
本村氏は関係の無い弁護団を懲戒請求していないですからお咎めがあるはずありませんよ。

微妙に理解がずれています。

弁護活動に支障をきたす方法は取るべきではないが、他に方法があるのかな?というジレンマが・・・

弁護活動に支障をきたさず、検察と弁護人が双方十分に主張をさせ適正な判断を裁判官に下してもらわない事のほうが被害者の命を無駄にした事になると思います。


昔、某宗教団体が写真週刊誌の編集部にFAXを送り続けて「業務を妨害した」という事件を思い出しました。(独り言)

>事件の当事者ではない第三者国民にも、当が氏件に関係する弁護士と懲戒請求の道を開くべきです。

ニュー速+あたりですら書き込まれてすぐフルボッコにされるレベルの頭の悪い書き込みをここにされる度胸に敬意を表します。

ちなみにちゃんと「懲戒事由」を満たしてれば第三者の請求も可能で、今回の件は全く懲戒事由を満たしていない、最低レベルの調査もされていないということは理解されているのでしょうか?

 たぶんこうした前提を全く知らないで話されていると思いますので、あなたの言う「道を開く」という要望を第三者の多数決での請求で懲戒処分を下すことと仮定しますが、カルト宗教団体や暴力団事務所の立ち退き訴訟の代理人弁護士に信者や構成員が多量の懲戒請求を送る危険性を想像されての発言でしょうか? オウム真理教の全盛期の信者数は今回請求したと考えられている人数の20倍、山口組の現在の構成員は40倍近い数なのですが・・・。

黒的九月 様。

 その方には、お触れにならない様お願いもしあげます。 

一般市民と、
暴力団関係者と、オウムなどの関係者を
一緒に論じてしまうのは、いささかよろしくないのでは、
法律関係の専門家であれば、一般人相手に..

>名無し5号さん

了解しました。

>No.104 匿名 さん

一般市民と暴力団員とカルト団体の在家信者の区別を捜査権のない弁護士会(もしくは第三者機関ができたとして)が封書と請求書類だけでどう判断するんでしょうか?

遅くなりましたが、書き方が悪くて申し訳ないです。


>>本村氏も光市事件に関係した弁護士を懲戒請求しましたが、何らお咎めは無かったんですよね。


本村氏に対するお咎めではなく、迷惑を掛けた弁護士に対するお咎めの事です。
つまり良策とは言えない方法を取った弁護士に対し、当事者が異を唱えても無駄なのかなと。
つまり今後はドタキャンをしても弁護士会としては黙認、罰する事はしないのかなと思う訳なんです。ドタキャンしたからといって被告が有利になるとも思ってませんが、被害者遺族の事なんて何も考えていない態度に見えますから。

懲戒制度は弁護士会による業界の自浄作用を期待して良い制度なんですよね?

今回の騒動で橋下氏に非があった事は認めますが、弁護士会に自浄作用が働いてるのか少し疑問に感じました。刑事弁護の先頭を走る両弁護士に罰を与えてはいけない空気でもあるのか、それとも殆どの弁護士が両弁護士の行動を支持し、罰を与える事自体がとんでもない話なのか・・・
または、良策ではないが究極の方法として今後も罰せられる事なく使い続けられる方法なのか・・・

どうなんでしょうね。

>ゲンさんへ

コメントに気づかず、返信遅れてすいません。

つまり今後はドタキャンをしても弁護士会としては黙認、罰する事はしないのかなと思う訳なんです。ドタキャンしたからといって被告が有利になるとも思ってませんが、被害者遺族の事なんて何も考えていない態度に見えますから。

今回の弁護団の行動は懲戒請求に値しなかっただけで、それだけで黙認、罰する事はしないという事にはならないと思いますよ。
あと弁護士が刑事弁護で真っ先に考えなくてはいけないのは被告の権利です。被告の権利と被害者遺族の感情を天秤にかけなくてはいけない場面があれば当然弁護士として取る行動は決まってくるでしょう。

弁護士会に自浄作用が働いてるのか少し疑問に感じました。

はちょっと思いました、ゲンさんとは違う視点で・・・
未だに橋下氏に対する懲戒請求の処分が下っていないからです。

ちなみに少し調べれば弁護士に懲戒処分が下った事例はすぐに見つかりますよ。

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