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心臓病の18歳死亡「未熟な執刀」…水戸、専門医指摘(2006年7月31日3時3分 読売新聞)

 内視鏡手術の件を連想する報道ですが、もう少し詳細な報道を待ちたいと思います。

 ロス手術に関する参考サイト

 ロス手術(心臓手術の広場)
 ロス手術について(川崎幸病院 大動脈・心臓外科部長)
 京都府立医科大学 外科学教室 心臓血管外科部門
 

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はっきりいえること

この患者さんは手術が必要な弁膜症であった
通常の弁置換術ならこの術者が施行したとしても死亡する可能性は
相当低い(1%未満)と考えられた
ロス手術の死亡率は達人が行っても4%

相当の可能性で推測できる事

モトケン先生がリンクしている3つの説明のうち下二つは小児の話で本件に該当してなさそう,一番上のリンクにある「若いので再手術や抗凝固剤内服の必要性をなくすメリット」が手術目的である事.

医者掲示板から心臓外科医らしき人の書き込みをいくつか紹介(要約:文責はいのげ)

・鑑定した心臓外科医らしきN医師はロス手術の経験が無いはず
学会でも冠動脈疾患以外のセッションで発言したことがない

・45歳のベテランで専門医師各を持ち留学で経験までつんでいて
一例目ではないので国内の症例数が多くないロス手術にこれ以上
の経験を求めるのはいかがなものか

・この病院はたかだか開胸手術年間40例程度 ロス手術のような
高度な手術をするような施設ではない

・院内倫理委員会に通す必要は無かったのか

・大動脈弁狭窄ではなく大動脈弁閉鎖不全で適応としたのは何故か
もっと詳細な術前状態データを明らかにすべき

・ロス手術は人工弁より良好な弁機能を期待できる
サッカーを継続したいという強い希望が有ったとしてそれに迎合した選択だったのか?

その後の掲示板議論経過としては
心臓外科医の間では本件担当医師に対して
批判的な見方の方が多いようです

ただし,経験不足について刑事で立件するとするならば
どういう条件をクリアすれば執刀してよいかについて
基準を事前に示しておく必要があるとおもいます
それが罪刑法定主義というものではないでしょうか

P R

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