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堀病院の違法行為、横浜市が毎年の検査で気づかず(2006年8月25日14時3分 読売新聞)

 横浜市瀬谷区の産科・婦人科・小児科病院の「堀病院」(77床)が看護師らに助産行為をさせていた事件で、横浜市は毎年1回、同病院に対し、医療法に基づく立ち入り検査をしながら、開業以来約40年間にわたって続いていた違法行為に気づいていなかったことが25日、わかった。

 ということですが、市側の言い分がふるってます、というかふざけてます。

(市によると)患者数に対する看護師や准看護師、助産師を合わせた数は、医療法の基準を上回っていれば問題がなく、助産師については少なくとも1人いることが確認できればいいという。

 「少なくとも1人いることが確認できればいい」ということらしいですが、これでは市も無資格助産行為を容認していたと見るほかないです。

市は「出産数には波があり、助産師が一概に少ないとは言えない」としている。

 波があるのであれば、波のピークに対応できるだけの助産師が確保されていなければ、当然に助産師が対応できない出産が生じるはず。
 この市側の弁明も、無資格助産行為を容認していたことを示してます。

 警察が介入したからといって手の平を返すような対応だと感じている医療側の方は少なくないのではないでしょうか。

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コメント(4)

貴見のとおりです

貴見のとおりです
3000出産で5人の助産師というだけで
おかしいと普通は気づくはずです
それも市は医療法に基づいて検査に
入っているわけですから

この病院は、区役所・保健所の至近距離にあります。
ここからは推測になりますが、黙って目を瞑るしか役所としてもなかった。(あくまで担当者レベルで・・・他の病院のキャパを考えると)
ちなみに、付近(瀬谷区)に産婦人科はなく、当方の妻はバスで隣町まで通っていたけれども、対応が悪く、病院を動いてここにしたという経緯があります。(元薬剤師の勘だといってました)
医療には関係ないが、倫理関係は専門でもある当方というクラスの人間が言うのも気が引けるのですが、なあなあですまそうと現場レベルでは「出来るだけ最善」の対応にしていたのだが、他県が絡んでしまって、隠蔽できなかったと私は考えます。
なお、同病院は確かに新聞の折込などにしばしば看護士・助産士の募集を掛けてました。

私も横浜市は一蓮托生だと思います。
堀先生1人を悪者にするのは納得がいかないという医療側の言い分も至極尤もです。

年間3000件も出産を診てくれる産科病院というのは、地域の宝でしょう。それを誰しもつまらないこだわりでつぶしたくはないと思います。ここを潰すと、その3000件をどこかが受け入れなければならないのですから、事実上地域の周産期医療を考えたら潰すという判断は不可能でしょう。

資格外でやってたといっても、別に素人のバイトがやってるわけでなく、専門の看護師さんが医師の指導の下でやってられたのですから、危険性も変わらないでしょう。

違法だというのは誰でも分かっているでしょうが、違法状態を是正すると取り返しのつかない危険な状態を招き、違法状態のままで行けば特段実害がないのなら、違法状態を黙認したことを別に恥じる必要はありません。

堂々と堀先生と一緒に戦えばいいんじゃないかと思うんですが。確かに違法を認めるように戦うのは自治体としては難しいのかもしれませんが、住基ネットワークに叛旗をひるがえした自治体もあるくらいですから、やってやれないことはないと思います。

誰かが戦わないと、医療崩壊はどんどん加速するようです。その誰かに、自治体は最適任だと思いますが。

P R

ブログタイムズ

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