エントリ

 青木周一院長によると、患者は狭心症で11日から入院していた。26日午後4時ごろ、呼吸器内科の医師が検査のため注射器で胸膜にたまった水を抜いた後に男性が胸が痛いと訴え始め、検査の約3時間後に一時心肺停止に陥ったという。同病院は同10時ごろ緊急手術を実施、左肋間(ろっかん)動脈からの出血を確認し止血したが、男性は27日午後、多臓器不全で死亡したという。
青木院長は28日記者会見し、「出血に気がつくのが遅れたことが問題だった」と説明した。

 つまり、動脈を傷つけたことではなく(それも含むのかも知れませんが)、「出血に気がつくのが遅れたことが問題」という説明のようです。

 例によって

 病院側は男性の遺族に謝罪し、県と県警富山中央署に届け出た。同署は業務上過失致死の疑いがあるとみて調べている。

 ちなみに、

 同病院では今月1日、入院していた意識不明の患者に医師が人工呼吸器を再装着する際にスイッチを入れ忘れ、7〜8分間心肺停止になる事故があったばかり。

だそうです。

 このエントリのタイトルとして医学的に適切なタイトルはどんなものでしょうか?
 追記 アドバイスに基づき変えました。

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メタボリックシンドロームの基本知識 - 正常血圧でも脳出血に:病院の信用し過ぎ (2007年1月12日 15:47)

前号で「権威に弱く病院信用し過ぎ:早死にか?」か書きました。今号では、メタボリックシンドロームの一つの高血圧を例に、病院や血圧計や検査結果やメタボリックシ... 続きを読む

コメント(49)

>モトケン様

 まあ、穿刺の仕方に問題があった可能性はありますが(胸腔穿刺では普通肋骨上縁で穿刺します。肋間動脈は肋骨下縁に沿って走行しますので、損傷の危険を避けるためです。)、肋間動脈を100%傷つけないで穿刺できるか・・・というと、やはりそれは無理ですと答えざるを得ないでしょう。1000例やれば1例ぐらいは確実に肋間動脈損傷が起きているはずです。

 従って「出血に気づくのが遅れた」という院長のコメントは正しいのですが、じゃあ、どうやって気づくの・・・と言う問題が残ります。この件の心肺停止の原因は出血性ショックか血胸による縦隔圧排ではないかと推測しますが、どちらの場合でも出血は胸腔内に起きているため、外から出血が起きていることを確認することは出来ません。強いて方法があるとすれば胸部写真で胸水の急増をみとめるか、CTか、再穿刺して血胸になっていることを確認するぐらいだと思いますが、それとて最初から疑っていなければ行わない検査です。

 とはいえ、心肺停止が来る前にSpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)の低下や血圧の低下は来ているでしょうから、監視不十分と言われればそれまでですね。

なお、医学的に正しそうなタイトルというと
「胸水穿刺で動脈損傷」・・・なのかな?こう書くと胸部大動脈を突き刺してしまったような誤解を招きそうですが(笑)

タイトルとしては
「胸水穿刺で肋間動脈損傷 70歳男性死亡」
だと思います。
 解剖学的には肋間動脈は肋骨の下縁に沿って走行します。したがって、胸腔や胸膜腔を穿刺する場合には肋骨上縁を穿刺しなさい、というのが一般的教えです。しかし動脈硬化の強い方は肋間動脈も蛇行するので、この原則を守っていても動脈穿刺を100%避けることはできません。70歳ということなので、おそらく動脈の蛇行が強かったのではないかと思います。
 これがもし業務上過失致死になるとすれば、高齢者の胸水穿刺を施行する頻度は間違いなく低下し、診断の遅れが様々な不利益を引き起こしそうですが、そういう世の中であればそれも致し方ないと思います。
 いつも思うのですが、こういうケースでは病院長が警察へ届ける決断をするのでしょうか?「警察へ届ける必要はない、警察へ届けなかったことが問題となった場合にはそれは俺の責任だ」という病院長はいないのか、何時もそう思います。

>>No.2のヤブ医者さんの
「胸水穿刺で肋間動脈損傷 70歳男性死亡」
に私も一票。

小姑的には「胸腔穿刺」か「胸水穿刺排液」なんでしょうけど、「胸水穿刺」の方が語感がいいので私もよくそう言ってました。
あ、でも「腹水穿刺」って言うか...

あと、それから、この程度の記事にすらまともな見出しをつけられない日本の大手マスコミの推敲力にもご注意。
司法関係の報道でさんざんご承知とは思われますが。

太っている人はどこが肋骨上縁だか分からないことも多いですよね?もしかして太っていたとか。
今後は胸水の診断が遅れ、癌性胸膜炎や結核性胸膜炎の見逃しが増えていくことでしょう。心タンポナーデの治療も出来なくなりますね。救えるべき命がみすみす失われていく・・・。こうして医療は衰退していくのですね。
ムンテラでは胸水穿刺で死にますと言わなければならなくなるでしょうね。胸水穿刺で死にます。でも、放っておいても死にます、って言われた患者のみにもなってみろ、と世間に言いたい。

記事を読む限り、試験穿刺(胸に貯まった胸水の排液が目的ではなく、その性状を調べるために少量だけ抜く。治療というよりも診断目的です。)での出来事なのでしょうか。ドレーンを入れたのであれば、すぐに気づくと思いますし・・。
不謹慎かもしれませんが、これで死ぬほどの出血になってしまった理由・背景が気になります。
>青木院長は28日記者会見し、「出血に気がつくのが遅れたことが問題だった」と説明した。
出血は気づいていたかもしれません。でも(通常は、それが致命的にまでなることはありませんし)止血できていないことに気づくのが遅れた。そんな気がしました。

>血液内科先生

 当然試験穿刺だと思いますよ。呼吸器内科・・・と言うところから考えても癌性胸膜炎かどうかを調べる目的だったんだと思います。

 また、狭心症があったと言うことから考えて何らかの抗血小板剤を使っていたことも十分あり得る話でしょう。おっしゃるように一般的には肋間動脈損傷で出血性ショックや縦隔圧排は起きないと思いますが、抗血小板剤や抗凝固剤を使っているケースではあり得なくはないと思います。特に出血が運悪く胸腔方面にだけ進めば止まりにくくなることもあり得ると思います。

>僻地外科医先生
ですよねぇ。
つまり、処置をした呼吸器の医者(狭心症の入院なので、おそらく主治医ではない・依頼された人間)には同情すべき事情があった可能性もありそうな気がします。
一方で、通常では考えにくい(乱暴な)処置であった可能性もあるのですが・・。

 医療において事故は未然に防げるものもありますが、なかなか完全にゼロには
なりません。問題は、こういう報道が度重なるたびに、周辺近隣の住民の病院を
見る目が厳しくなり、ますます一般的な診療するサイドへ圧力がかかるわけで。

 自分も内科でしたが、試験穿刺は日常的に行っていましたが、幸いにも失敗は
ありません。でも、原因追及で警察が逮捕劇またやったりなんかしたらもう胸水
の穿刺など、エコー+レントゲンガイド下で!とかそういう簡単に行うことは不可能
になりそうです。 風向きが今のように完全にマスコミと患者さんサイドから一方
的に攻撃が続くようでは、戦意喪失やむを得ませんが…。

 やれやれ…どこもマスコミは知らないことをさも知った顔して書くがきちんと調べ
たのかなぁ?

>僻地外科医さん

>また、狭心症があったと言うことから考えて何らかの抗血小板剤を使っていたことも十分あり得る話でしょう。

とすれば、休薬をしないままでの胸腔穿刺は禁忌だった可能性もありますね。

とはいえ、癌かどうかわからない状態で、入院を必要とする狭心症患者さんの抗血小板剤や抗凝固薬を休薬してもいいのか?という問題もあります。
検査前の休薬で、心筋梗塞や脳梗塞になるリスクもあります。
(私自身、胃内視鏡生検の前に、抗血小板薬内服の中止が指示され、検査当日の朝に脳梗塞を発症した患者さんを受け持ったことがあります。)

処置の内容、個人の病状、個人差もあると思いますが、アスピリンやパナルジンであれば1週間以上の休薬が必要となってしまいます(下記参照)。

http://www.gik.gr.jp/~skj/ihd/anti-thrombus_p.php3

しかし、内服継続のリスクを承知の上であえて処置を行ったのであれば、
「出血に気がつくのが遅れたことが問題だった」
というコメントは出ないだろうな・・・とも思います。

やはり、病院自体のシステム上の問題かもしれません。

自己レスです

http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20060929002.htm

地方版のニュースによると、
4pm 穿刺
4:20pm 急変→血圧低下、ショック状態
7:15pm 心停止
8:00pm CTにて胸腔内出血を確認
10:00pm開胸手術、止血
3:40am 多臓器不全で死亡
院長のコメントは
「血管を傷つけたうえ、出血場所を突き止めるのに時間がかかって治療が後手に回り、最悪の結果になった」
とのこと。

朝日の
>「出血に気がつくのが遅れたことが問題だった」
は、誤解を招く(病院側に過失があったことを強調するような)まとめ方だな、と思いました。

「出血の可能性には気付いていたが、患者の状態が刻々と急変したため、出血場所を突き止める検査を行う以前に優先して行うことがあり、結果的に診断が遅れ、治療も遅れた」のと、「気付かずに遅れた」のとでは、かなり内容が違います。
同じ状況で、心停止に至る前に正しく診断でき、救命可能であったかどうかは当事者の立場に立ってみないとわからない、としか言いようがありません。

「後手に回る」ことは、確かにあります。
でも、本当に「先手」が取れたかどうかなんて、誰にもわかりません。
そして、一旦「後手」に回ってしまうと、そのあとはどんなにベストを尽くしても、挽回不可能になってしまいます。
そこを「先手が取れたに違いないのに、失敗しやがって」と責められると、
「そもそも穿刺をしなきゃ良かったのだから、これからはしないでおこう」になってしまいます。

また、関係ないことかもしれませんが、まず間違いなく、手術を担当した外科医、主治医、穿刺した内科医とも、このショックを引きずったまま、睡眠無しで翌日も通常の業務をしなければならなかったであろうことを、非医療者の方は頭の隅に置いておいて下さい。

もちろん、一番お気の毒なのは、亡くなられた患者さんとその家族の方です。
御冥福をお祈りいたします。

>脳外科医(大学助手)先生

>とすれば、休薬をしないままでの胸腔穿刺は禁忌だった可能性もありますね。

 禁忌とは言えないと思います。ただ、抗血小板剤を使用している状況での胸腔・腹腔穿刺は「慎重に行うべき」というのは事実かと思います。

>4:20pm 急変→血圧低下、ショック状態
7:15pm 心停止

 この間の状況ですが、急変の原因を当初狭心症の急性増悪ないし心筋梗塞と誤認した可能性はあるかも知れません(原疾患から考えてやむを得ないと思いますが・・・)。そのため胸部写真・CTなどが後手に回り、ショックへの対応が遅れたのではないでしょうか?また、ショックに至るまでの時間などを考慮すると、ショックの原因は出血性ショックと言うより縦隔圧排の方を考えたいです
 となれば、補液すればなんとかなるものではなく、ドレナージが優先されますから、(ドレナージ時にショック増悪はあり得るにせよ・・・)後手に回ったのも頷けます。

> 脳外科医(大学助手)様
> 休薬をしないままでの胸腔穿刺は禁忌だった可能性もありますね。
> とはいえ、癌かどうかわからない状態で、入院を必要とする狭心症患者さんの抗血
> 小板剤や抗凝固薬を休薬してもいいのか?という問題もあります。
> 検査前の休薬で、心筋梗塞や脳梗塞になるリスクもあります。

おっしゃるとおり、むしろ休薬が駄目な場合もかなり多いです。例えば、僧帽弁狭窄+心房細動、機械弁+心房細動など、ワーファリンを止めることの方がかなり危険です。たまにこういった事実を知らないで主治医に無断で休薬させ、検査や治療を強行する消化器医や歯科医がいますが、言語道断で、私なんか厳しく抗議しています。でも、出血多量で死ぬ危険はないのか?と反論されれば「ある」としか言えませんよね。このときは仕方なく、患者さんに「では、休薬したときの危険性は説明したか?」とムンテラはしたのか?と消化器医なり歯科医なりに言い返すことにしています。

> 脳外科医(大学助手)様
> 休薬をしないままでの胸腔穿刺は禁忌だった可能性もありますね。
> とはいえ、癌かどうかわからない状態で、入院を必要とする狭心症患者さんの抗血
> 小板剤や抗凝固薬を休薬してもいいのか?という問題もあります。
> 検査前の休薬で、心筋梗塞や脳梗塞になるリスクもあります。

おっしゃるとおり、むしろ休薬が駄目な場合もかなり多いです。例えば、僧帽弁狭窄+心房細動、機械弁+心房細動など、ワーファリンを止めることの方がかなり危険です。たまにこういった事実を知らないで主治医に無断で休薬させ、検査や治療を強行する消化器医や歯科医がいますが、言語道断で、私なんか厳しく抗議しています。でも、出血多量で死ぬ危険はないのか?と反論されれば「ある」としか言えませんよね。このときは仕方なく、「患者さんに休薬したときの危険性は説明したか?」と消化器医なり歯科医なりに言い返すことにしています。

モトケン様
お手数ですが、前の記事を削除して頂いてもかまいませんでしょうか?恐れ入ります・・・。

新聞記事からでは状況がきっちり把握できないのですが.

>禁忌とは言えないと思います。ただ、抗血小板剤を使用している状況
>での胸腔・腹腔穿刺は「慎重に行うべき」というのは事実かと思います。

もし仮に抗血小板薬を含めた抗凝固薬を休薬していたとしても動脈穿刺してこれが胸腔内へ出血すればいずれにしてもショックになるまで出血は止まらないでしょう.

むしろ何の目的で胸水穿刺をしたのかということです.検査となっていますが何を診断したかったのでしょう?
狭心症(心筋梗塞?)で入院して2週間.心不全による胸水なら状態はかなり悪かったはずですから検査というよりも状態改善のための胸水のドレナージだったんでしょうか?
状態が落ち着いていたにしても狭心症発作(?)で入院後2週間の時期に心臓とは別に,肺癌etc.の呼吸器疾患を疑ったとしてもすぐにこのような危険性を伴う検査をするものではないはずです.
結局全身状態のあまりよくない所で大量出血(その過程で心筋虚血etc.のcardiac eventが生じたのか)などからMOFとなり死亡してしまったのですね.
胸腔穿刺した経緯に関してもう少し詳しい情報はないのでしょうか?

肺炎を合併していて、呼吸状態が悪ければ胸水穿刺は行うと思います。心不全と肺炎はしょっちゅう合併しますから。
確かに診断目的の試験穿刺だけなら全身状態が悪いときにやるべきではないですね。
いずれにしても、(この手の報道はすべてそうですが)情報が足りなさすぎますね。

>level3先生

 血液内科先生もおっしゃるとおり、状態改善のための胸腔穿刺ならば単純な穿刺ではなくドレナージ目的の胸腔ドレーン(大人なら少なくとも24Fr.(8mm))を入れるはずです。この状況で胸腔内出血があればショックになる前に診断できないことはほぼあり得ないでしょう(胸腔ドレーンが縦隔または葉間に密着して吸引できない状況ぐらい?)

 胸部外科医としてはこの状況の胸水穿刺は納得できます。狭心症は前提にあるものの、それを悪化させる要因として癌性胸膜炎があるならば診断をつけないわけにはいかないからです。心不全による胸水の可能性もあり得ますが、全身状態から胸水を来す原因が全身状態とすり合わないならば穿刺してみたいというのはよく分かります。

 なお、仮に胸腔内に出血したとしても主たる出血方向が胸腔内ではなく筋層方向であれば抗血小板剤を使っていないケースであれば、仮に胸腔内へ出血が多少あったにせよショックを起こす前に止まることはあり得ます。

毎日新聞によると「抗血漿板剤」を内服していたようです。
以下m3からコピペです。
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相次ぐ医療事故、陳謝 「信頼を裏切った」  富山赤十字病院
06/09/29
記事:毎日新聞社
提供:毎日新聞社
ID:317704

富山赤十字病院:相次ぐ医療事故、陳謝 「信頼を裏切った」  /富山

 ◇死亡の患者、止血手術も遅れる

 富山市の富山赤十字病院で27日、同市新根塚町2、宝飾店「ソシエハシヅメ」社長、橋爪アキラさん(70)が死亡した医療事故を受け、病院側は28日、青木周一院長らが記者会見。同病院では1日にも人工呼吸器の操作ミスがあったばかりで、「医療事故を2回も重ね、関係者の信頼を裏切った」と陳謝した。富山中央署は担当医師らから事情を聴き同日、橋爪さんの遺体を司法解剖して死因を調べるなど、業務上過失致死容疑で捜査している。【柳沢和寿、上野宏人】

 病院側によると、橋爪さんは以前から狭心症で、血液を固まりにくくする抗血漿(けっしょう)板剤を服用。26日に呼吸器内科の男性医師(30)が注射器で胸部の水を取り約20分後の午後4時20分ごろ、橋爪さんは胸の痛みを訴え、同7時過ぎには一時心停止するなどした。

 医師は経験3年ながら同様の処置は100回以上行っており、今回も「(注射針を刺す)部位は間違っていなかった」(平岩善雄副院長)と説明。だが、結果的に動脈を傷つけたことは「計算違いの何かがあった」(青木院長)と述べた。

 橋爪さんが止血手術を受けたのは、容態悪化から約6時間後。この点について青木院長は「検査のため治療が遅れたのは確かで、申し訳ない」と話したが、医療ミスとの認識については「第3者に判断いただきたい」などと述べるに留まった。

 ◇近く対策委を設置

 事故を受け同病院は同日夕、緊急集会を開催。青木院長が職員に経緯を説明し、「医療事故防止に努力する。この1カ月で失った信頼は大きいが、時間をかけても回復に努めたい」と訓示した。近く対策委を設置、再発防止策などを検討する。

 ◇遺族「病院の判断、適切だったのか」

 富山市新根塚町2の橋爪さんの自宅には28日、急な知らせを受けて駆け付けた家族らが、対応に追われた。長女の夫で歯科医の山田雅敏さん(49)は、毎日新聞の取材に「胸の水を抜く試験穿刺(せんし)の後、胸に血がたまり、2度心停止を起こした。その間の病院の対応や判断は適切だったのか。病院側は亡くなった直後に謝罪し、26日夜の緊急手術後にも『すみません』と謝っていたらしい」と語った。

 橋爪さんは、1923(大正12)年に創業した富山市の宝飾・時計店の3代目社長。富山経済同友会幹事などの要職に就いた。同社の若林一男取締役は「バイタリティーと行動力にあふれ、面倒見のいい社長でした。突然の訃報(ふほう)に、まだ実感がわきません」と信じられない様子で話した。

>>No.18の田舎の消化器外科医さん
情報ありがとうございます。

それにしてもわざわざご丁寧に「(けっしょう)」とルビまで振る始末。
あ、造語だから当然の心配りかwww

>抗血漿(けっしょう)板剤

ほんとだ(笑)。

「信頼を裏切った」とありますが、過失は過失でもやむを得ない過失なのか、行き過ぎた医療行為に伴う過失なのか、まだ記事を読んでもさっぱり解りません。試験穿刺が必要だったかどうかが問題なのではないでしょうか?マスコミは何が一番の論点のポイントなのか、全く解っていません。
必要な試験穿刺で過失だとしても、これは全く医療側に落ち度はありません。結果論からまれな事故に伴う過失だったとしか言いようがないからです。やむを得ない医療に伴う過失=落ち度ではないと私は認識しています。というか、これは医療界にとって常識でもあります(世間の非常識?)。これが非医療人に理解されていないから医療崩壊がおきるのです。そしてそのツケは必ず近い将来患者たちに降りかかります(というか、降りかかり始めています)。
逆に、緊急で必要のない医療行為だと青戸事件と同じ解釈も可能です。この場合、医療人からの批判も出てくると思います。

> 遺族「病院の判断、適切だったのか」
穿刺が緊急で必要な措置だったら適切だったとしか言いようがありません。

こうした意味では信頼を傷つけさせている行為を行っているのは医師でも病院でもなく、警察とマスコミではないでしょうか?自分たちの認識の甘さをそっちのけにして医師のせいだけにしないで欲しい。

 ちらりと小耳にはさんだことなのですが、穿刺した内科医は患者の息子に突き飛ばされて怪我したらしいです。本当かは確認できませんが。取り乱す家族の気持ちもわかるけど、病院側でもショックを受けているスタッフがたくさんいることを忘れないでほしいですね。。。仕事もやりにくいでしょうしね。。。

> 穿刺した内科医は患者の息子に突き飛ばされて怪我した
本当だとしたらこれは立派な傷害罪ではないですか?即刻告発すべきと思いますけど。

遺族の者ですが、患者の息子に突き飛ばされて怪我をした、という大嘘の情報はどこから入ってきたのですか?針を刺した医師にもまだ会わせてもらっていません。会ってもいないのにどうやって突き飛ばすのですか?張り裂けんばかりの悲しみを毎日抑えるのに必死なのに、そんな馬鹿げた噂を誰が流しているのでしょうか?針を刺した医師ではなく、内科医の担当医師に「親父を返してくれ」と泣きながら叫んだことは事実ですが、それをも批判するのですか?立派な傷害罪ですって?いいかげんな噂でそんなことをいわないでもらいたいです!

>遺族の者です
無くなられた方には,心からご冥福をお祈りします.

我々が知りたいことは,事実だけです.どのような経過(病態)でどのような治療(説明も含め)を受けたのか,ということを差し支えない範囲でお教え頂ければ幸いです.マスコミから流れてくる情報はあまりにお粗末で真実を推定することがとうてい不可能な状態ですので...

No.24 遺族ですさん。

鬼のような奴だと思われてもかまいません。あえて厳しいことを書かせてもらいます。

業務として最善を尽くしてきたかもしれない相手に、過失があるかどうかわからない相手に、「親父を返してくれ」などと叫ぶことが、堂々と主張できるような話でしょうか。肉親を失えば感情的になることはしかたないことではありますが、それはあくまでしかたないことであって、何をしても許される免罪符ではありません。その時の行動はしかたなかったとしても、ある程度冷静になっているはずの今、その行為を正当化することに関しては大いに批判させてもらいます。

> No.24 遺族です様

本当の話でなければ暴言取り消します。

しかし、お亡くなりになられたこと自体はお悔やみ申し上げますし、そのとき取り乱して「父親を返せ」と言ったこと自体は仕方がないと思いますが、その後、「父親を返せ」と医師に言ったことは暴言と言うことで反省しているでしょうか?

ここは今後の医療を正当な方向へ導くための議論を尽くしているブログと私は認識しているのであえて厳しいことを言わせて頂くと、感情論は同情できても何も生みませんし、医療崩壊へと導くことがはっきりしています。
一時の感情で取り乱すことは人間ですから仕方がないとしても(それくらいなら医師にもあります)、それをずっと根に持って医師に逆恨みしたりすることは正しいことでしょうか?少なくとも真実を明らかにする、ということが正しいことです。相手が悪いかどうかは真実が明らかになってから判断すべきでしょう。初めから「医師が悪い」ありきでは世の中成り立ちません。

また、医師にも人権があります。そのところを忘れないでください。

>yamaさん
>本当だとしたらこれは立派な傷害罪ではないですか?
>即刻告発すべきと思いますけど。

この発言も暴言であり、感情論だと思いますが。
裏付けを取ってから発言するべきだったと思います。

ちなみに言えば、「医療者の友」さんも「遺族です」さんも本人確認は出来てません。
お二人のレスを元に発言するのはしばらくやめた方がいいと思います。

本人で、かつブログに参加したいというのなら、実名と証明を管理人に送った上で、
管理人の判断を待って参加するべきでしょうね。デリケートな問題なので。

そんな訳で、No.28の私の意見も暴言でした。yamaさん、申し訳ありません。
私も「遺族です」さんが本物だという事を前提とした発言でした。

暴言かどうかは、本人かどうかを確認してからでも遅くはないですね。

お父さんを返してほしいと泣いたのは、亡くなった瞬間に一言発した言葉です。先生方が一生懸命にやってくださったのも分かっています。ただ、このブログの中で何も知らないのに、その時の状況を想像で意見し合い、批判するのはやめてほしいだけです。あなた方の討論が医学の発展につながることを祈っております。

この事件と似ているエピソード
ドラマ ERの第二シーズン 研修一年目のカーター医師が
胸水穿刺を施行中に肝臓を穿刺し出血
緊急手術になったシーンがありました
開腹手術をすると(病名は忘れましたが)
何か疾患があったので手術してよかった
怪我の功名だ、と部長と指導医(ベントン)が言い出しすのです
その後再度急変して患者は死亡
患者は身寄りが無くカーターには一切お咎めなし
いつも理不尽なまでにしごきたおすベントンからすらないのです
他の医療事故シーンの後では拷問に近い院内検討会
(ホント人民裁判の様な吊るし上げ)があるので
非常に違和感を感じました。ERは各回ごとに脚本家が違うせいかも
しれないのですが、医事紛争にならないと反省しない
こういう現実もまた アメリカにも日本にもあるのかもしれないと
考えさせられました。研修医だからこそ口頭での指導は必要なはずです。
最後は瓶詰めの標本になった肝臓を持って
無くなった患者の行きつけのバーで呑みながらショボクレるカーターの
シーンで終わってました。機会があったらみていただきたいです
結果が悪かった時の医師の苦悩もまた普遍的な現実です

素人発言ですが、今回の事件・・抜水した医師が町医者の開業医だったならば・・・こんな処置&判断はしなかったのでは?と思います。死活問題ですからね。。
問題を何度も起こしたこの病院の問題は【総合病院だから何をしても守られる】という根底があるように思えてなりません。総合病院としての本来の意味が無視された医療行為が目立つような気がします。
マニュアル通りにしか動けない、容態急変にも即座に対応できないナースや医師、抗血小板剤使用等リスクを持った患者に対して異常発生(事故?)想定を踏まえた治療ができない、又は容態急変に早急な判断ができない状況。
医師の皆さまがそれぞれ、患者の命に真剣に取り組んでいるのは理解出来ますが、取り返しのつかない時点で尽力を尽くされても。。。 今回、大きな記事にはなっているようですが、無き寝入りの遺族の方が多い事もこの際認識して欲しいものです.
この件は医師一人一人の問題ではなく病院としてのプロ意識に欠けた腐った体質に問題があるのでは??と感じています。
皆さん、医師としての意見が多く 素人発言に対して批判も沢山おありかと思いますが、患者は医者を信頼して頼るしかないのです。 患者側としての想い、批判や中傷ではなく一意見として受け取って欲しいものです。

>ダダさん

医者でもない身で敢えて発言させて頂きますが

>マニュアル通りにしか動けない、容態急変にも即座に対応できないナースや医師、
>抗血小板剤使用等リスクを持った患者に対して異常発生(事故?)想定を踏まえた
>治療ができない、又は容態急変に早急な判断ができない状況。

・マニュアル通りにしか動けないと仰るが、マニュアル通りに動かず、結果が
悪かった場合、裁判で負ける可能性が大きくなる

・容態が急変した場合、即座に対応することは難しいし、
対応したところで救命する可能性も小さくなる
よほどのスーパードクターなら別かも知れませんが、スーパードクターを基準に
するわけにも行かないでしょう

・抗血小板剤リスクを持った患者だと言うことは、当然、死へのリスクも高くなる。
また、リスクが高いと言うことは、想定外の事項が起きやすい事も意味する。


>この件は医師一人一人の問題ではなく病院としてのプロ意識に欠けた
>腐った体質に問題があるのでは??と感じています。

該当の病院で、実際に診察を受けてのご意見でしょうか。
それとも、報道を元にしたご意見でしょうか。

今までの発言を読んで頂ければお分かりでしょうが、私は特に医療側の立場に
立っている訳ではありません。むしろ、批判的な立場でしょう。ですから、患者側の
立場に立って発言することもできます。

しかし、病院を批判することも擁護することも、今の状況では意味がありません。
判断するだけの情報がないからです。現状でできることは、できるだけ予断を持たず、
判断出来るだけの情報が集まってから、はじめて判断するしかないでしょうね。

しまさん
>マニュアル通りにしか動けないと仰るが、マニュアル通りに動かず、結果が
悪かった場合、裁判で負ける可能性が大きくなる

↑患者側からみれば・・・自分の身を守ることが先決、、というのが信頼の根底を崩す根源だと思うのです。ERのように早急に対応して最善を尽くした・・というケースは日本においては有り得ない現状・・という事実が残念でならない。(正義より訴訟が頭によぎるのですか?患者&家族には医師の誠心誠意はどのような形でも伝わると思うのだが)
私は、当病院で同じ目に遭ったものとして言わせてもらうならば、最近の病院側の傾向をとして謝罪をするという行為はとても勇気あるものと思うが、その後が問題だと思う。 
とにかく、こうして各地で医療ミス報道がある中・・今一度この病院が一丸となってあってはならない結果を招かない医療&病院を目指してくれることを願うばかりである。

>ダダさん

ERはドラマです。おそらく世界中においてもあり得ないでしょう。

早急に対応して最善を尽くしたというケースは、日本においてもたくさんあると
思います。「事実が残念でならない」と仰いますが、どこで事実を仕入れたの
でしょうか。

正義とは人によって違います。「自分の身を守る事が正義」だと思っている人も
いるでしょう。そして、思想信条の自由が憲法で定められている以上、日本に
おいてはその考え方を否定することはできないのです。

信頼関係については、確かに患者を信頼しない医師もいるかも知れませんが、
医師を信頼しない患者もいるでしょう。医療訴訟を起こす人がいる訳ですから、
訴訟が頭をよぎっても当然だと思います。

ER全部みてるオタクとしては
待合室の患者の山といい 何度もある医療事故シーンといい
ぜんぜん理想的でないからこそリアルという側面が
無視できないと思いますです 理想的に見えるのかなー?
ほとんど医師の理想像の様に描かれているグリーン医師も
第一シーズンでいきなり訴えられて
第6シーズンではトイレで何者かに袋叩きにされてます
そんな経験が一回でもあったら仕事がイヤになるでしょう
ERに対する医療関係者の批判としては
インド人医師が少なすぎる、蘇生の成功率が高すぎる
だんだん恋愛話中心になっている、というのがよく聞くパターンです

No.36  Posted by: ダダ さん

>↑患者側からみれば・・・自分の身を守ることが先決、、というのが信頼の根底を崩す根源だと思うのです。

自分の身を守るのがなぜいけないでしょうか。患者さんのために医師が滅私奉公をするのがお望みですか?私たちは患者さんの奴隷ではないのですよ。奴隷にするのならそれに見合ったお金を出してください。
そもそも、自分が精神的・肉体的に安定していないとこんなリスクのある行為は安全に出来ません。集中力が維持できません。

よく、「そんなこと言うのなら辞めたら?」なんて意見がこの掲示板ですら出てきますが、そんなことで辞めさせていたら医療行為をする医者はいなくなります。現に産科はそういった「辞めれば?」という世論に沿って辞めているからこのように産科難民を生み出す状況になっているのです。今後内科でも同じ状況が生まれますよ。
(うちの地域では現実にそうなりつつあります)

医療崩壊は医療従事者・患者・マスコミ・行政・司法が可及的速やかに連携して取り掛からなければならないものです。


>ERのように早急に対応して最善を尽くした・・というケースは日本においては有り得ない現状・・という事実が残念でならない。

普通、何か異常を察知したらすぐに改善するように取り掛かります。それはどこの医療従事者でも一緒です。ただ、日本では医療費が極度に削減されているために安全管理にまわせるお金が不足しています。アメリカなんかベッドあたりの看護師の数は日本の5倍です。そのかわりアメリカの医療費はべらぼうに高く、低所得者層や民間の医療保険に入れない人が盲腸で死んでいくのです。そのような国と対応の早さを比較して何とかしろ、と言われても困ります。精神論だけで乗り切れるレベルではないのです。


>(正義より訴訟が頭によぎるのですか?患者&家族には医師の誠心誠意はどのような形でも伝わると思うのだが)

あなたは、自分の行為がきっかけで逮捕されて社会から糾弾されると分かっていても、その行為をする自信がありますか?私は自分の家族を扶養する義務と責任がありますからできません。だから救急医療を辞めました。他の医師たちも私と同じ感情を持っているので、医師たちが救急医療から離れているのです。


>その後が問題だと思う。 

どういう点が問題なのかお教えください。


>とにかく、こうして各地で医療ミス報道がある中・・今一度この病院が一丸となってあってはならない結果を招かない医療&病院を目指してくれることを願うばかりである。

少なくともどこの病院でも医療事故を減らす努力はしています。ただし、ヒューマンエラーはなくなりません。人間は間違えるものです。その視点に立ってシステムを整備していくことが必要ですが、医療は人の介入する余地が大きく、それゆえヒューマンエラーがおきやすく問題になりやすいのです。

一度、ここでも出てきますが、小松医師の「医療崩壊」をご覧になってください。医療は科学です。確率論です。精神論や感情論に終始しても何も産みません。
(といいつつ私も少し感情的になっていますが)。

別のエントリーにも書きましたが、「薬剤エイズ事件」で犯人扱いされた郡司氏の実情は真面目で優秀な行政官。エイズについて早期から強い懸念を持ち、その回避に懸命になっていました。しかし、結果論だけで(しかも他国と遜色のない感染レベルで済んでいるのに)彼は悪者で業者との癒着があるように言われてしまい、名誉を傷つけられた。一生懸命奔走しても結果論だけで断罪されれば、他の人たちは同様の問題に触れたくなくなる。結果として、厚生労働省は萎縮行政になり、新薬の承認にも時間がかかるようになった。
これをマスコミは怠慢だと言い、患者などの要望もあり、イレッサは早期に承認された。しかし、イレッサの副作用を誇張され、マスコミは「もっと慎重に新薬承認を進めろ」と言う。こうなれば、さらにこういう問題に触れたくなくなる。

最近これに似たような事例が多くなっていますね。

>暇人28号さん
イレッサの件に関してはどう考えても原告側が理不尽ですね。
個人的にはどのロジックを使えば訴訟を起こせるのか疑問きわまりないです。

イレッサやサリドマイドをはじめ特定の患者にのみ非常によく効く、あるいはいい薬だが一部患者に対しては副作用が強く出るといったタイプの薬について患者と医師が双方その点についてよく話し合い納得した上で使用するのであれば問題ないと思うのですが、どうも日本では医療に契約関係という考えがないせいか過度に一般論に走ってしまう傾向があるように感じています。
交通事故遺族が自動車全廃を主張するとか銃事件被害者が銃規制を訴えるといった事例と異なり、医療は当事者以外の他人は基本的に関係がない個人的問題なわけです(医療費の問題は別として)。大野事件や近年の萎縮医療の広がりなどもそうですが、第3者の手によってより有効な医療を受ける機会を奪われていく声なき無数の患者達にも思いを致すべきだと思いますね。

どなたも指摘されていないようですので、一言だけ。

> No.33  Posted by: ダダ さん

> 素人発言ですが、今回の事件・・抜水した医師が町医者の開業医だったならば・・・
> こんな処置&判断はしなかったのでは?と思います。死活問題ですからね。。

 仰るとおりです。町医者の開業医はこのような患者は総合病院に紹介し、
そこで「こんな処置」をするように判断させます。
 現在の医療崩壊が開業医ではなく、勤務医が中心として生じている、開業医と勤務医の
違いをご理解下さい。

# あくまで「たられば」ですが。穿刺可能なほどの胸水があって、その原因が分からないままと
 なり、後で病気が判明した場合、逆に、「穿刺していれば病気が分かったはず」で、その時に
 治療開始していれば「もっと予後が良かったはず。生存率が低下し、期待権を・・・(略)」と
 いう訴訟になっても不思議はないと思うのですが。
# 上記発言は、これまでの話題から予想されうることを書いたものであり、決して、この事例で
 ご遺族の方がそうするだろうと書いたわけではありませんので、予めご了承下さい。

> しま様
まあ、私のレスを見て頂ければ、反省していることがおわかりかと・・・。

ともかく、イレッサの件についてはマスコミによる洗脳が非常に大きいことが実感としてあります。臨床研究関連の仕事もしていますが、意外と医学を勉強しようとしている人たちは現状をよく分かっていて、マスコミがいかにいい加減かと言うことが分かっています。しかし、素人レベルになるとマスコミの言うことが100%正しいと信じる人の割合が増えてきます。
これはともかく放っておけません。何とかマスコミの自浄作用を期待したいところですが、アメリカのようにニュースを批判する番組を作るほど人材・資金はもとより、そもそもチャンネルが不足しています(これなんかはマスコミと行政の問題点でしょう)。方法が思いつきません。

>>No.44のyamaさん
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335 名前: 卵の名無しさん Mail: 投稿日: 2006/10/04(水) 17:26:09 ID: s69V8DO80
日本医師会、CMでイメージアップ 「脱圧力団体狙う」
2006年10月04日16時57分
>http://www.asahi.com/national/update/1004/TKY200610040302.html?ref=rss

 日本医師会(東京都文京区)は7日から、イメージアップのためのテレビコマーシャル(CM)を放送する。
CMでは、医者の不用意な発言が患者を傷つける「ドクターハラスメント」などを取り上げることで、日医が患者側に立っていると強調している。
イメージ戦略を始める理由を日医は「圧力団体といったマイナスイメージからの脱却を図りたい」と説明している。

?やはり医師の味方ではないようです

338 名前: 卵の名無しさん Mail: sage 投稿日: 2006/10/04(水) 17:33:07 ID: P7uXrkEa0
>>335
こいつら馬鹿ですか? CMなんて、マスゴミにみかじめ料をくれてやるのが狙いなんだから、
「塩分のとりすぎに注意しましょう」とか「インフルエンザの季節には手洗い、うがい」とか
当たり障りの無い広告を大量に出稿してやればいいんだよ。

何考えてんだ?>理事
=====================================
僻地医療の自爆燃料を語る34
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1159630774/

地域ごとに寡占が成立しているはずの電力会社がなぜCMを流すか。
そこらへんですね。

日本医師会は問題をはき違えているように思います。

国民やマスコミが悪者にするのも一因なのでしょうが、問題なのは「日本医師会が
圧力団体である」事ではなく、「日本医師会が圧力団体としての仕事を
全うしていない」事にあると思います。

日本医師会は会員に対する義務を持っているはずです。
また、日本医師会の会員はあくまで医師であって、患者ではないと思います。

日本医師会が患者側に立っていると主張するのなら、会員である医師の方々は、
医師会に対して訴訟を起こすことも検討した方がよろしいかも知れませんね。

イレッサに関しては、「何も手出しができない肺ガン患者に用いる最後の手段」と言う
印象がありまして、副作用に関してはあまり関心がないのは確かなところですね。

悪く言えば、イレッサはギャンブルと言うところでしょうか。勝てば延命が可能だけど、
負ければ寿命が縮むかも知れない。ただ、ギャンブルで負けたからと言って、
薬や医療のせいにはできないと思います。

医療と言うものがそもそもギャンブルなのかも知れませんが、
そこまでの認識はなかなか持てないというのが、私の限界ではあります。
内心では、ギャンブルよりは分が良いのではないかと思っている所がありますね。

マスコミに関しては↓が面白い切り口で語っていると思います
http://www.genron-npo.net/opinion/okamoto/001432.html

>イレッサに関しては、「何も手出しができない肺ガン患者に用いる
>最後の手段」と言う印象がありまして、副作用に関してはあまり関
>心がないのは確かなところですね。

しまさん,
的確なご意見ありがとうございます.
確かに副作用の間質性肺炎は増悪すれば致命的ですが,切除不能の肺癌に対して効いた場合の効果には目を見張るものがあります.これは,それまでの抗がん剤とは一線を画するものであると言えます.マスコミが副作用ばかりを誇大に叩いたのは明らかにミスですね.
そのままでは近いうちに絶命することが見えている状態であるわけですから,副作用の危険性を犯してもかけてみる価値はあるものだと思います.

イレッサの問題のひとつは,本来の適応であった肺腺癌以外の全く別の癌にまで使用されていたことだったと理解しています.いくら「効けばもうけもの」といっても適応外の癌では期待される効果よりも副作用の問題の方が大きくなることが十分予想されたことだったと思います.

>Level3さん
>本来の適応であった肺腺癌以外の全く別の癌にまで使用されていたことだったと
>理解しています

あれ、そんな事が行われていたんですか。認識不足でした。
もう少し勉強し直してみることにします。

と言うか、イレッサは「小細胞癌以外の切除不能肺癌」と言うイメージが強いです。

P R

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