エントリ

 医師の採用枠を満たせない病院も4分の3に上り、協議会は「医師不足が予想以上に進んだことや、医療費抑制による経営圧迫の影響」と分析している。

 「医師不足が予想以上に進んだこと」の原因を分析しないと分析したことにならないのではないでしょうか。
 医療側の皆さんが指摘した予測が着々と現実化しているようです。

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コメント(64)

お上はもともとすべて承知のこと。でも今頃騒いでも時すでに遅しの感が強い。

何を人事のように言っておられることやら。

何とかならないかと悲鳴をあげてきた現場医師たちに対して
ある程度突き放すとまで言ったのはモトケンさんもでしょう。
(話がループしてしまっていたりするのは、
モトケンさんだけのせいではないんですが、
医者にかかる可能性のある方々は、全員当事者として
もっと真剣に捕らえて欲しかったですよ)

話を聞いていくれ、今も論議する場所を増やしてくれた事には、
とても感謝しています。

>>No.1 うらぶれ内科 さん
間違いなく分かっているでしょうね。
医師を増やすのも10年がかりですが、減らすのも10年がかりですからね。
今後団塊の世代が死んで、さらに人口が減るまで場当たり的な
事しか政府はしないだろうという予測が外れることを願います。
医局の代わりに中央統制したがってますし、ろくなもんじゃないですね。

・・・・モトケンさんには怒らないで聞いていただきたいのですが、
今回の某弁護士の騒動時のお題(エントリ)の立て方、皆様の反応のしかたを見ていて、医療は裁判沙汰以上にもっと身近で、
当事者になる事がより多いはずなんだけど、ここまで真剣に
考えてくれていただろうかなぁと。

何かあれば何時如何なる時でも救急車を呼べばいい、
調子が悪ければちょっと仕事(学校)は遅刻して医者に行く(行かせる)。
もう幻想でしかないんですけどね。
医師が逃げざるをえないと言っているのは末期症状です。
現場は人的にも金銭的にも限界がきていて、更なる締め付けで
崩壊中です。
ここ暫くの弁護士騒動でより一般の方々がここのblogを
見て発言してくれるようになったかと思われます。
行政に対して、医師全体に対して、今よりより良く出来る
何かがあるなら教えていただきたい、また某懲戒請求ではないですが、行政に対してより良くなる為の何かがあるなら、
要望していただきたいと、心底思います。

皮肉が出てしまって申し訳ございませんが、ご容赦いただけますと助かります。

------私自身は、医療にも関わりのある業種程度ですので、
ここでこうやって発言する余裕がありますが、
叔母(60代)、従兄弟兄弟(30代-40代)は昼夜勤等で
ぼろぼろです。

産科医が激減して産科難民発生する事態になったのは、福島県大野病院の加藤先生を不当逮捕不当起訴したから。これが最大の原因だ。今後2度と産科医を逮捕起訴しないという法律が制定されない限り、産科医療が改善することなど有り得ない。

No.2 某医療関係者 さん

>皆様の反応のしかたを見ていて、医療は裁判沙汰以上にもっと身近で、
>当事者になる事がより多いはずなんだけど、ここまで真剣に
>考えてくれていただろうかなぁと。

わたしは一患者の立場ですが、ご発言になるお気持ち、よくわかります。

おそらく、ある割合のひとにとっては、某懲戒請求騒動のほうが「自分が弁護士に文句を言ってやりたくなる出来事に遭遇する可能性」としてリアルで、医療崩壊問題のほうは「自分が病気になったときに、いざ医療機関のお世話になろうとおもったら、行くところがなくて慌てる可能性」として、あまりリアルではないのでしょうね。

自分が当事者でもない場面で文句を言うことと、自分が当事者として困惑することと、どちらが重要か、落ち着いて考えれば、すぐにわかることだとおもうのですが。

特に、産婦人科と小児科に限って言うなら、子育てに関心を持たない、医療従事者以外の男性や、出産や子育てを念頭におかない世代の女性にとって、他人事になってしまっているのかもしれません。

わたしたちに出来ることがあるとすれば、「このような状態では、安心して子どもが産めない」と、声をあげていくことでしょうか。少子化については、国もかなりの危機感を持っているようですので。

それと、大野病院事件のことは、もっと大々的に検証がなされるべきとおもっています。

さらに、医療は、適切な職務遂行によっても死の結果が発生しうる、例外的な職業なのですから、範囲を限った上で、刑事免責制度(司法手続きにのせる前に、不適切な医療行為であったのかを専門家を交えて検証し、明らかな医療過誤であってしかも刑事責任を負わせるほどのものであると判断されてから責任を問うことにするなど)を設けてもよいのではないかとおもっています。

No.3

今後2度と産科医を逮捕起訴しないという法律が制定されない限り、

・・・また・・・ですか(溜息)。

No5. PSQ法曹さん

一般的な話として、FAQを整備してそこに誘導しない限り、あらゆるオープンスペースのネット上議論で、同じような周回遅れの質問が繰り返されることは必然に思います。

No.3の「産科医を逮捕起訴」というのは、「産科医を故意でない医療事故に関して逮捕起訴」の意味だと思いますが、医療行為刑事免責案に関しては、検察庁が特に大野病院事件について「落とし前」をつけない限り、そういう声が上がることは止むを得ないと思います。

(従前の議論を把握しているにもかかわらず)
周回遅れの発言をいたしまして、申し訳ありません。

けれども、あの問題だけを取り除いて発言するのもなんだか違うような気がするので、触れてしまいました。

論争を再起する火種となってしまいましたら、お詫びいたします。

>No.4,No.7 青空 さんのコメント
は、従前の議論がその後の展開に資するところほんのわずかでしかない現在、医師がいまだに負ったままでいる大きなくびきのことをお察しくださってご発言いただき、ご存念に個人的にお礼申し上げたく存じております。
(私信的コメントでみなさま申し訳ございません。)

> 某弁護士の騒動時のお題(エントリ)の立て方、皆様の反応のしかた(No.2 某医療関係者 さま)

福島事件を決して軽んじるつもりはありませんが、
医療訴訟は刑事であれ民事であれ、個別の 事件です。
紛争は訴訟手続きで決着するものであり、外野は訴訟の成り行きを大人しく見守るという、社会秩序の枠内で推移しています。

これに対して、光市弁護団懲戒請求事件を問題視するのは、社会大衆の過敏な反応と、それを煽る 弁護士 の存在です。

医療事件について、テレビに出演して解説するお医者さんは居て、その正確性が問題にされることもありますが、
今までに、
「ぜひね、全国の人ね、A医師に対してもし許せないって思うんだったら、一斉に警察に対して業務上過失傷害罪で告発をかけてもらいたいんですよ。
見てる人が、一斉に警察に行って告発かけてくださったらですね、警察のほうとしても逮捕しないわけにはいかないですよ」
などと煽る人は、さすがに居ませんでした。
それに呼応して、全国から(その医師の顔を見たこともない無関係の人達による)4000件の告発状が警察署に送られるというような事態も、起こったことがありません。

弁護士にとっては、本件はまさにそういう事態であるがゆえに、
モトケン様も他の弁護士も座視できない気持ちになっているのです。

-------
> 今後2度と産科医を逮捕起訴しないという法律が制定されない限り、産科医療が改善することなど有り得ない(No.3 1医師 さま)

医療崩壊の問題については、
根本的には、国民を啓蒙して、国会議員を見方に付けて、国家予算の医療関係支出を増やすしかないと思います。

刑事訴追禁止だけなら、立法される見込みは無くもないでしょう。
そのために新たな予算を立てるわけでなく、もともと刑事訴追されていた案件は微々たるものだから、傷は深くない。
国民の不満は溜まるかもしれないが、そこは当該医師と直接対決してもらえばよいだけで。

しかし、訴訟が無くなる保障さえもらえれば、奴隷労働に喜んで従事するという医療関係者が居ますか?

> 叔母(60代)、従兄弟兄弟(30代-40代)は昼夜勤等でぼろぼろです。(No.2 某医療関係者 さま)

刑事訴追禁止なんて、小手先の対策で誤魔化されてはいけません。
正攻法でいかなければ。
内閣も替わったし、医師の皆さんは今こそ打って出る時期だと思います。
デモやろうとか、誘っても医師の皆さんは嫌がるけどね。

>No.9 YUNYUN(弁護士) さま

刑事訴訟禁止の件については
これまで皆さんでお話されてきたことですので
再度取り上げるものでもないとは確かに思いますが、

一つだけ、

しかし、訴訟が無くなる保障さえもらえれば、奴隷労働に喜んで従事するという医療関係者が居ますか?

これは居ると思います(喜んでかどうかは分かりませんが・・・)。

私はまだ医学生(六年)ですが、
つい最近まで小児科と産婦人科で科の選択を迷っておりました。

しかし、
どちらも同じくらい過酷でやりがいがある科ならば、
一生やり遂げられる方にしようと思い
現在のところ、小児科を選ぼうと考えております。
(私の勤務予定県では、小児科では過去20年ほど訴訟は起こっておりません。)

しかし、もし産婦人科で訴訟が無くなる保障さえもらえるならば
産婦人科医を選択していた可能性も高いと思います。

実際、小児科志望の学生は産婦人科にも興味を持っている方々が多いですが、
最終的には小児科を選択する傾向が多いようです。

無論、
産婦人科を始めとして医療の問題の本質は
YUNYUNさまがご指摘されていらっしゃるとおり、
訴訟のみならず、その過酷な労働状況にあるとは思いますが・・・。

医療費の抑制については、医師不足問題が大きく報じられてから、後期高齢者の負担増が先送りされるなどの動きはありますが、医療機関にとっては経営を改善する抜本的なものではありません。

一般の方々はあまりご存知ないと思いますが、診療報酬というものは、医師や医療従事者が少なくなれば施設基準というものを維持できなくなり、減るという構造になっています。つまり、少数精鋭で頑張ることも許されていないのです。(目的は医療の質の担保ということですが)

こういう構造のため、人が減ると更に負担がかかり、疲弊して人が去り、経営が悪化するという負のスパイラル状態です。

公的医療機関の多くが、借金がなくても赤字である現状の中、これを民間が借金をして行うということには至難のわざといえます。

我々医療関係者は、医療訴訟の問題と同時に、医療制度についての問題も提起していかなければならないと思います。
一部の団体などは熱心に行っていますが、医師会などはTV番組やCMではなく、別な形の大キャンペーンを張るべきだと思います。(今でも健保連の番組に負けているのに・・)

癸隠韻

借金がなくても ⇒ 借金を返さなくても

の方が適切な表現なので、訂正します。

確かに>NO2の某医療関係者さんの仰るように医療問題も我々にとっては身近に感じ取っているべきだと思います。
ただ、私自身、このブログ内でも医療関係のエントリは今まであまり拝見しておりませんでした、これはまったくわたしの勘違いや先入観に近いものかもしれませんが、医療問題は私にとって、超専門知識が必要で、雲の上の存在のような感覚を持っております。(かといって法律問題も素人ではありますが)
ただ現実として、もしそういう素人でもいざと言う時には医師の方に身を委ねなければならない時もあるのですよね。

どんな職業においても人間性が崩壊(道徳・倫理・正義上など)してしまう人、あるいは何かの要因で突発的に崩壊してしまった人は、悲しいかな必ずといっていいほど出てしまうものだと思います。ですから>二度と逮捕起訴しない>というのはちょっとなあ・・という気がします。

> しかし、訴訟が無くなる保障さえもらえれば、
> 奴隷労働に喜んで従事するという医療関係者が居ますか?
現場の人間より一言だけ。医療訴訟の少なかった時代はまさに上記のようでした。患者の喜ぶ姿を見てその仕事に誇りを持ったのです。
しかし、90年代より訴訟が増えていってからは医師たちも自分たちの(人間として当たり前の)権利を主張するようになり(結局その声は国やマスコミの壁に阻まれ一般まで届きませんでしたが)、女子医大の事件の頃から「おかしい」、「いずれ患者につけが回ってくるだろう」という声が出始めました(但し、これらの主張も国やマスコミに阻まれ世間には浸透しませんでした)。そしてこの頃から「ちゃんと医療をやったにも関わらず訴訟されるのであれば我々はどうすればいいの?」となってきました。
そしてブログの発展とともに医師たちの意見も世の中に浸透していき、大野病院事件をきっかけに広く知られるようになり、大淀病院事件で一般の患者さんたちにつけが回ったことを知らしめる結果となったわけです。
当然、ある事件をきっかけにして突然わいて出た話ではなく、十数年前からの流れの中で当然の結果として起こったのです。

> 二度と逮捕しない
語弊があるのかもしれませんが、原則免責と言うことであり、もちろん事件性があるとき、リピーターが原因の医療過誤(医療事故一般ではない)や余裕のあるときの過誤(どんなペーペー医師がやっても間違えることの無いような過誤)は刑事事件化しても仕方がないと考えます。過誤でも相当悪質な者は裁かれてしかるべきです。
しかし、女子医大の人工心肺の誤作動や福島大野病院事件のようなことで逮捕されてしまうようでは医師の士気は落ちるのは当然であり(やるべき医療を行ったのに結果として患者の命が奪われたような事例に於いて「悪だ」と言われればどんな人でも士気は落ちるでしょう)、やはりおかしいと考えます。これを悪質としてしまったら、世の中の臨床医の大部分は犯罪者となってしまいます。

いや、もう新たな仕組みができるのを待つしかないでしょう。
現場ではおそらくもうすでにそういう意識で動いているとおもいますよ。
つまり信頼関係が築けそうな患者さんに対してのみ医療行為を行うようになるということです。
安心して医療行為ができるということはそういうことです。
最初から疑ってかかられている方は一目でわかります。
その上で誠実に医療行為を行って悪い結果のため訴訟されたら、自分が誤っていたとあきらめるしかありません。
その見極めができない救急などではとても自信を持った治療などはできませんから逃げ出すことは誰も責められません。
某県で一般に「たらいまわし」などと言われているのは今後の新たな医療のシステムだと思っていただくしかないでしょう。
ニュージーランドやイギリスでの前例があるのにその方向に突き進んでいる国策であれば我々も国民も受け入れるしかありません。

> No.15 地方の勤務医 さん
私が怖いのはむしろ患者の家族、親戚です。
実際に滅多に見舞いに来ない患者さんの息子からとんでもない言いがかりをつけられ、あわや訴えられる!というところまできた経験があります。

No5. PSQ法曹さん

>・・・また・・・ですか(溜息)。

医療側の人間からしてもお気持ちはわかります。
しかしおそらくもうだいぶ根絶やしにされてますから、もう少しご辛抱を。
青空さんの気持ちはまったく同感とした上で、一般論として書かせていただきますが、人任せにしながらも選挙にも行かない医師たちがいくらこういったところに書き込んでも所詮負け犬の遠吠え。
我々の立場を代弁してくれていた議員さんの落選をその業績を知りもせず喜んでいるような人間は誰からも救われません。
もういい加減受け入れて自分たちの身の丈にあった医療行為を行えばいいじゃないですか。
収入が減ろうと、職種が変わろうとできないことを無理して行う必要はないと思います。

No.16 yama さん

>私が怖いのはむしろ患者の家族、親戚です。

その通りだと思います。
私はどんなに軽症でもできる限りご家族には集まっていただき充分に説明するようにしています。
看護婦さんや事務の方からの情報も集めます。
前もって信頼関係が築けないようなご家族がいらっしゃる場合にはそれなりの準備や対応をせざるを得ません。

医療崩壊=国民皆保険制度の崩壊ということです。その手はじめにン百万の出産費用をとる産院とか、夜間は自費診療となる小児科医院とか、そろそろ出てきてもいいような気もするが・・・・

No.10 visitor(医学生) さん
たとえ茨の道を進む決意があろうとも、逃げ道だけは確保しておくべき。そのためには国外でも医師を続けられるように準備をしておいてください。

>No.19 うらぶれ内科 様

ご忠告いただいたことを忘れずに、
とりあえず
やれるとこまではやってみようと思います(笑)。

現場を知る先生からのお心遣い、
本当にありがとうございました。

お久しぶりです。

結局、現在の人員と予算(カネ)では、国民、司法、マスコミが要求しているように見える医療水準をまっとうできないという医療現場の現実から導かれる当然の帰結です。

解決策としては
(1)司法が要求しているように見える医療水準を下げる。実際に下げなくても、1970年代程度まで下がったように見えれば良いのですが、可能でしょうかね。
(2)人員と予算(カネ)を革命的に増やす(少なくとも倍増かな)。
が考えられます。
実現可能性は(1)<(2)でしょうが、(2)でさえ、この国では不可能に近い。

>No.19 うらぶれ内科 さん

>夜間は自費診療となる小児科医院とか、そろそろ出てきてもいいような気もするが・・・・

夜間は門を閉める病院・・・すでに出てきていますね。

>No.21 元ライダー.開業医 さん

ここまでくればいたずらに消費税増税などの極端な負担増はいやですね。かえって国民皆保険をなくして民間保険と自費にしてもらいたいですね。皆保険さえなくなれば応招義務もないでしょうから。「病院互助会」というシステムも動き出すでしょう。

 少し頭を冷やしてからのコメントですが

 今後医療問題のエントリを書くのは止めようかなと思ったのは事実です。

 たぶん、書くでしょうけどね。
 私も患者予備軍ですから。
 でも、医療関係者であるか否かにかかわらず、皆さん確率は低いかも知れませんが、被疑者・被告人予備軍ですよ。

 そして私は弁護士です。
 医者じゃありません。

>No.23 モトケン さん

真意がつかめないんですが、

>そして私は弁護士です。
 医者じゃありません。

医者じゃないからわからないってことでしょうか?
あるいは医者じゃないから何もできないってことでしょうか?
当事者の我々でさえこれだけ時間を経ても何の打開も出来ないのです。
まず先の見えるお役人様か政治家様でなければなんとも出来ないでしょう。
ましてや口ばっかりでプライドが高く、自分では動かない医者達のことです。
自分たちで意見の代弁者を国政の場から下ろしておいていまさら「政治が悪い!」もあったものではないです。
私はこのブログを読ませていただいて大きな決心をした一人です。
その意味で助けていただいた医者はたくさんいると思います。
法曹の先生方の議論は専門バカの私のようなものには難しかったですが、はっきりしたことがありました。

「結果が悪ければ逮捕される」は偽ですが
「結果が良ければ逮捕されない」は真です。

悪い結果が予想される場合にはうかつには手を出せないでしょう。
病名とstageだけで治療方針を決めるような安直な医療で結果がどうあれ医師が納得する時代は終わったと思います。
病名、stageだけでなく、患者さんの年齢、性別(これらは当然ですが)、家族構成、それぞれの理解度、経済状態、etc・・あらゆる身体的社会的要因を総合的に判断してそれにあった治療をコーディネートする時代になったんだと思います。
気がつけば国が導くとおり、アメリカ型に近いシステムですね。

>地方の勤務医 さん

 真意ですか?

 No.2 参照ということで、、、

 皮肉が通じる気分じゃない、ということですね。
 当時のこのブログに投下したエネルギーを思い出しますとね。
 ま、気分の問題ですからまた変わるでしょう(^^;

 

>No.25 モトケン さん

当時の氏の熱意には正直、頭が下がります。
その上でその熱意が一部(?)の医師に伝わらなかったのは、
最近この場でしばしば使われる言葉を使えば、
「医療空間独特の空気」が読めなかったのでしょう。
ましてや彼らが世間の空気を読めるはずもありません。
「良き昔に戻るべき」と思っている医者に未来はありません。
医療水準だの免責だの診療報酬などの問題は現場の医師にはどうしようもありません。
出来るのは目の前の患者さんに対してどう対応するかだけです。
国や行政はその結果で判断してもらうしかないでしょう。

No.21 元ライダー.開業医さん

立法処置も含めて、別館でfuka^2さんがコメントされていた「刑事免責、民事で訴えられるのは法人のみ」とするのがコストミニマムだと思います。そのためには国民の意識改革が必要で、そのためには一度崩壊させるしかないと思っています。

ただ、具体的にどのように崩壊するのかなのですが、単純にアメリカ型になり、病院・診療所が自由診療を始めたとします。
その時に企業別健康保険組合がどのように対応するかがポイントになると思います。
もし、アメリカ型を志向すれば企業別健康保険組合は企業ごとの互助的な組織として生き残りを志向するのではないでしょうか?
企業別健康保険組合は、財政状態に多少の差こそあれ、老人保険制度による支出さえなくなれば、医療費が1.5倍になっても黒字を確保できるはずです。

あとはアメリカにおけるメディケア・メディケイドをどうするかですが、どのようにしても現在よりも医療費の支出は現在よりも跳ね上がることは目に見えているのです。そのあたりを厚生労働省の方々がどのように考えているのか、尋ねて見たいですね。

そのように痛みを実感できて初めて「刑事免責、民事で訴えられるのは法人のみ」というのが実現できるのではと思います。

モトケン様、今帰宅してblogを拝見させていただいたところです。
皮肉が通じる気分ではないという事、申し訳ないです。
他人事ではないと言いたかっただけであって、
揶揄する気は毛頭ありません。
失礼致しました。

そして、No2でも申しましたように感謝もしてます。
自分自身が当事者となってからでないと、問題にしない方々が
多い中、取り上げてくださって意見していただいただけでも
違います。

>でも、医療関係者であるか否かにかかわらず、
>皆さん確率は低いかも知れませんが、被疑者・被告人予備軍ですよ。
これについては、私は承知しております。
自動車事故系に限らずというか、現に弁護士のお世話に
なっている身でして。(著作印刷権に絡んでですが)

同時にモトケンさんも今回のエントリに対する医師の方々の
コメントを見て、変わった感じがしませんでしょうか。
悪く言えば、なるようにしかならないという諦観というか。
これについてだけでもコメント頂けると嬉しいです。
良く変わったねとは言われないのが目に見えている
気もしますが。
(またもリピートしましたし。わざとリピートした面も
あるのではと、思います。)

>>地方の勤務医 様
自分の基準だけで医師=投票もしない他、言い過ぎではないでしょうか。
そう感じるのは私だけかもしれませんが、親戚筋の
現場医師から悲鳴を聞いて調べるようになった身としては、
誰彼構わず一括りにされていませんでしょうか。

政府の施策は十年単位で一貫していると思いますよ。
特に小泉政権で加速しましたが、基本は小さな政府であり、
例外を除き全て縮小でしょう。
No2での発言は、医療に限らず全ての分野について
人口が減ることも前提に動いているという予測です。

エントリ違いのコメントにになりそうですが、皆様
救急病院やその受付体制等を、定期的に自分で
調べたほうが宜しいかと。
医師の逃散や救急の看板外しは都心部でも酷いですよ。
特にお子さんのいる家庭では、重用事項かと。

>No.28 某医療関係者 さん

あえて自分も含め、自嘲的に書かせていただきました。
私はちゃんと投票しましたよ。
前回の参議院選挙であえて名前は書きませんが与党の中でも医療問題の改善のためにがんばっていただいていた方が落選しました。
日本医師会が応援していたにもかかわらずです。
私は実際どれだけのお仕事をしていただいていたかを調べた上で応援していました。
しかし一部医師会ではそれに対して反対の活動をしていたそうです。
国政へのパイプを切ってもあちらから歩み寄ってくれると思っているおえらい先生方がたくさんいらっしゃるんでしょう。
したたかな看護協会にかなうわけがありません。
この状況においても意思統一できないのであれば圧力団体として機能できないでしょう。

某医療関係者 さんのお身内の医療従事者の方々はちゃんと選挙に行かれている事と思いますが、投票結果を見ても我々医療従事者が危機感を持って投票にに行っていたとは思えないのです。実際私の周りにも「忙しくて行っていない」という方がいらっしゃいます。かつて私もそうでしたが、この状況でも他人任せというのは情けない限りです。今こそ我々医療従事者は声をそろえて国政の場に届けるべきなんです。

No.29 地方の勤務医 様。
自重も含めてとの事、了解しました。
選挙は最低限の義務兼権利という人しかいない家系なので、
不在者投票が殆どですが、私も含め皆行っております。
(白紙でも構わないから出すようにという教育を受けて
三世代育ちました)

圧力団体として機能することについてですが、
私としては、継続して十年単位でという条件もありますね。
これからどういう体制を作るのかは注意して
見ていかなければと・・・・・。
ここのblogでモトケンさんが立ててくれました
「救命救急現場での延命治療中止ガイドライン」
一つとっても、色々なblog等で、医師の方々が話し合い、
警戒してますね。
「添付文書で禁忌と書いてあってもその薬を
投与しなかったのは過失有り」という判決が出るから
ガイドラインは信用するな、とか(日経メディカル)。
全て患者の家族との会話は録音だなとか。

医師を増やして育てるというのは、問題が出た時には
手遅れであり、その場しのぎの帳尻合わせは
基本的にやりようが無い事を、一般の方々にも
理解していただく努力も図らねばならないと
報道を見るたびに感じます。

横入り失礼致します。
あのー、代議士の当落はその代議士自身の政治活動と選挙運動の結果であり、時の運も含めてよくもわるくも自己責任ではないでしょうか。
しがらみ上私も彼に一応入れましたが、彼に志を感じたわけではなく気持ちは批判票でした(笑)。

 この件に関しては、既に議論は尽くされており、あとは多々提案された対策の中から、実行可能で十分な効果が期待でき、即効性があって代償の少ないものをいくつか選び出すことが残っているだけです。前提として費用と人的資源の確保が必要です。

 まあ、政策決定ができなくて困っているわけです。

>No.31 ぼつでおk(医) さん

まあ今回の選挙はあれだけの逆風であれば仕方がないでしょうし、彼に対する評価の上で何が減点材料になっているかはいろんな掲示板を読ませてもらってわかってはいます。それに対して代わって弁護したいところですが、いまさらいいでしょう。自分では動かないと書いたのは、私の周りだけかもしれませんが「医師会はけしからん」といいながら医師会に入ってなかったり、「政治が悪い」と言いながら投票に行っていない医者が多いということです。かつて私も患者さんさえ誠実に治療していれば世間にわかってもらえると思ってましたが、現実はそうではないということに気づくべきだと思うんです。そういう意味で医者も他の職種も一緒なんですから、まずは人任せにせず自分から行動しなければならないと思います。

医療崩壊=国民皆保険の崩壊にいたっても、実は医者はそんなに困らないんです。そりゃ過渡期には病院が倒産したり、借金で首のまわらくなった開業医が首をつったりすることがあるでしょうけども。
その後はイギリス型になるか、アメリカ型になるか、どっちにしても困るのは医療受給者側のはずなんですがね。例えばイギリスでは自分で14本抜歯せざるを得なかったとか。アメリカのように訴訟に見合う分だけ医療費を値上げするとか。医療崩壊についてこの期に及んでも一般の方からはあまり意見が出てこないのはなぜなんでしょうかね。
医療側としての懸念は低医療費、国民皆保険、医療へのアクセスを維持しようとするあまり、北のかの国のように医療を完全な統制化におくのではないかということ。もちろん将軍様は厚労省。これは地獄です。

>No.33 地方の勤務医 さん
御意にござります。

>No.19 うらぶれ内科 さんのコメント について

「ン百万の出産費用をとる産院とか、夜間は自費診療となる小児科医院とかの出現」

私は、これを読んで、そんな産院とか小児科医が現れないか、そうすると、マスコミが大々的に取り上げてくれるのではないかと期待します。

現状のままでは、医療崩壊を防げない。マスコミも正しいことを述べていることもあるが、一部の側面のみで報道することが多い。まして、政府は崩壊政策をとっている。

医療と年金が崩壊した社会ほど悲惨なことはない。いずれ近い将来、自費診療制度が出現するのではないかと思います。完全崩壊の後は、それしかないのですが、その前に、「ン百万の出産費用をとる産院とか、夜間は自費診療となる小児科医院とかの出現」が早くないかなと思います。そうしないと、警鐘すら鳴らせない悲しい現状でしょうか?

開院には、すごい勇気が必要ですが。

>No.36 ある経営コンサルタント さんのコメント
小泉改革で実現した特区を都会に作って、その分野(夜間のみ働く)にだけ企業の病院経営を無条件に認めてリサーチしてみればよろしいんではないかと思いました(笑)。

>No.35 ぼつでおk(医) さん

えらそうなことを申しましてすみません。

>No.34 うらぶれ内科 さん

以前はアメリカ型の医療制度に移行したら大変だ!!と思ってましたが、むしろ最近は待ちわびています。確かにシステムとしてはあちらの方が成熟しています。このまま厚労省による統制医療が続くくらいなら貧富の差によって治療を変えるアメリカ型のほうが我々にとってはいいでしょう。

>No.36 ある経営コンサルタント さん

おそらく民間保険会社と病院が提携し、互助会のようなシステムになるのでは?つまり「当社の保険に入っていればいつでもこちらの病院にかかれますよ!(入っていなければかかれませんよ)」です。ながい時間をかけてそのシステムを作りたがってる企業が数社はあるようですから。私としては実感として魂を売り渡すような気がしないでもないですが、時代の要望であれば受け入れざるを得ません。その結果組織に守ってもらえるのであればそれはそれでいいことなのかもしれません。高額自費の病院に関してそのように株式会社の参入があって初めて達成されるのでは?

>No.38 地方の勤務医 さん

株式会社では、参入の準備をしているところはあるようです。経済財政諮問会議で株式会社の参入を訴え続けるオリ●●スや既に病院経営の実績のあるセ●ムなどはその代表格でしょうか。

それと止めているのは”将軍様”のようです。将軍様は庶民の味方なのでしょうか?それとも財閥の味方なのでしょうか?もう訳が分かりません><;

某医療関係者 さん


政府の施策は十年単位で一貫していると思いますよ。
特に小泉政権で加速しましたが、基本は小さな政府であり、
例外を除き全て縮小でしょう。

それ、政府じゃなくて国民の問題ですよ。国民が「税負担の拡大・社会保険料の上昇を拒否」「規制緩和万歳」「役人嫌い」と言う意志を示している以上、政府は民意に応えて「小さな政府」を志向しなければ仕方ないでしょう。

それが民主主義というものではないでしょうか。

ちなみに、個人的には厚労省に同情してしまいます。医師からは医師の数が少ないと批判され、歯科医からは歯科医の数が多すぎると批判され。

数が多すぎても少なすぎても批判されるとは、少々気の毒ですね。官僚の宿命かもしれませんが。

そんな訳で、医学部の定員は自由化し、大学の判断に任せるべきだと私は思います。需給の確実な見積もりや、コントロールは不可能に決まってますからね。

>No.40、No.41 しま さま

>国民が「税負担の拡大・社会保険料の上昇を拒否」

そうなんですよ、国民は負担拡大を拒否しながら、同時に医療に「不老不死の実現」を要求している。社会保険の実務に携わる者(社労士)として、常々「無い物ねだりをする欲張りな国民性」の矛盾に悩まされています。

>個人的には厚労省に同情してしまいます

私も個人的には同意です。
ただし、政策決定に深く関与している本省のキャリア課長職以上の高級官僚と、その官僚の担ぐミコシに乗っているだけの「族議員」には、私は同情する気にはなれません。

>No.28 某医療関係者 さん

 諦観といえば、私もその気分ですね。

 でも、このブログによって司法に対するいくばくかの理解を深めた医師の方が何人か何十人か何百人かおられ、医療崩壊の現実について認識をもった人が何人か何十人か何百人かおられれば、その人たちが核になって、医療崩壊とその後の再建過程にとって何らかのよい影響が生まれればいいな、と思っています。

他ブログへのカキコの焼き直しですが…

モトケン雄山「国家の圧力で産科医を続けられなくなる状況を、くつがえすための努力をおまえは何かしたか!?」
産科医「国や司法やマスコミや助産師様や患者様達で取り決めたことに無力な個人であがいたって何も出来やしない!」
モトケン雄山「反産科運動を始めたのは名もない、何の力もない、ごく普通のwプロ市民だったのだ。」「産科医にとって、お産は命だ。その命を取り上げられようとしているのに、なぜなんの努力もしようとしないのだ!?」

こうですか?わかりません!!

まあ医師にとっては、「日本の医療制度」自体は特に命でもなんでもないんで(未だに誤解してる医師もいますが)努力しなくても当然です。努力すべきは当事者たる患者様達=国民なのですがこれも絶望的。崩壊はしゃあないやね。

ただ、医療崩壊はオレ達のせいじゃない、ってことだけは繰り返しアナウンスする必要がありますね。崩壊後、怒り狂った患者様達に血祭りにあげられたんではたまりませんので。

>No.44 10年前にドロッポしました。 さんのコメント
>モトケン雄山

これは私は違うと思いますね、人品骨柄の評価としてですが。
学識経験的なものは雄山でよいでしょうが、美食倶楽部を運営する雄山のスタンスおよび手法と、このブログを忍耐と度量で運営しておられるモトケン先生の議論を大切になさるスタンスとは、目指すところも違うしゆえにその物腰からして受ける印象が異なる全くの別物であると思います。

面白いお話ですけど、モトケン先生宛てに書くのはいろんな意味で診立て違い(笑)かと。

No.45 ぼつでおk(医)さん、
>これは私は違うと思いますね、人品骨柄の評価としてですが。

実は私もちょっとかなりそう思ったのですが誰を雄山にすればいいか思いつかなかったもので…(汗)。モトケン様、大変失礼致しました。ヒラにご容赦を。

現場の医師です。

「医療崩壊」という言葉の定義はともかく、報道されてきた事例よりもはるかにはるかに多数存在する、報道もされない医療現場での医療崩壊に向かう静かで確実な変化を見ていると、既に手遅れの感は拭えません。

一人の医療従事者としてそれを防止する手だてはもちろん無いでしょうし、突き詰めていけば、政治、社会や経済、あるいは報道や教育のあり方といった、個人の努力ではどうにも出来ない問題に行き着いてしまう気がしてます。
いつまで持ちこたえられるかは分かりませんが、我が身の周囲の医療現場の状態を少しでも良い状態に維持するのが精一杯だというのが、未だに現場に踏みとどまっている多くの現場の医師の気持ちではないかと思います。

皆様がおっしゃっていることではありますが、法曹会の問題のエントリーに比較した時、この問題に関する非医療者、非法曹の方々の関心の低さに驚き、また失望してしまいます。

身近な問題だけに、医者共がなんと言おうが崩壊なんぞするもんか、いやそうでなくっちゃこまるから目を向けたくないっていう逃避の意識なのか、あるいは自分とその家族に問題が発生した時にはちゃんと医療を受けられたし、今後もそうに違いないという過去の経験にもとづく意識なのか、いずれにしても現状からすればきわめて楽観的な感覚を持っている人が多いからなのですかね?

No.46 モトケンさん

でも、このブログによって司法に対するいくばくかの理解を深めた医師の方が何人か何十人か何百人かおられ、医療崩壊の現実について認識をもった人が何人か何十人か何百人かおられれば、その人たちが核になって、医療崩壊とその後の再建過程にとって何らかのよい影響が生まれればいいな、と思っています。

ずっとROMしてましたが、一言だけ。私は卒後10数年の一小児科医ですが、モトケンさんやその他の法曹の方々には、とても感謝しています。司法のことだけではなく、議論の仕方や、多くのことを学んでいます。私も崩壊は既定路線と思っており、自分が日本で医療を続けることには既に消極的です。でも、モトケンさんが仰るように、問題はその後どうなるか・・ですよね。今後も勉強させていただきます。

NO47 1955年5月生まれ さん
>この問題に関する非医療者、非法曹の方々の関心の低さに驚き、また失望してしまいます。
(中略)
きわめて楽観的な感覚を持っている人が多いからなのですかね?

痛いところを突かれてしまっている、という感じですか、
まさに、立場としては私なんかがそうなんですが、8年前、私の長男が誕生してから、定期健診とか、予防接種とかに係わるようになってから、現場では大分長く待たされると感じたり、一度少々憤慨したことがあったのは、公的補助による予防接種の時(無料で受けられる)、指定日時が小学生の就学時間中でした、学校にその旨相談したところ、早退か、欠席扱いになってしまうということで、仕方なく実費にて指定病院で受けたことがありました。(息子の就学状況が皆勤だったので)あの時のことを思い出すと、そもそも医師不足が、大きな要素の一つにあって、尚且つ、教育現場も少々協力姿勢が足りなかったのかなあ、と思いました。まあこんな事例はささいなことですが、ただいざという時には、医師不足が重大な結果となってしまうことは最近の報道等を見れば明らかなことで、言い訳がましいかもしれませんが、この現状を最近は私も危惧しておりました。しかし、私のような凡人が現状を打破するためには、と考えるとほとんど犬の遠吠えのようにオロオロするばかりでして・・・。
専門家の皆さんのご意見を伺っていますと(このブログの範疇ですが)、崩壊の道を辿っているように思われるのは、確実のような感じですけど、私なんぞの立場が言うのは危険でしょうが、なるべく早く崩壊してみないと(犠牲者があまりにも増えないうちに)、無関心な方々にはわからないんじゃないかなと思います。そして、全国民の注目の中でよりよい設計図を組み立てながら良き方向へ導くことができればなと。
私も今後を注目して行きたいと思います。

いのげしゃんねる経由ですが、是非法曹の方のご意見を伺いたくこちらへご紹介。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/8599/1179924906/502
つまり、薬の能書を忠実に守ったがために有責とされた事例です。
「やってられるかばかやろう」と叫びたくなります。

>No.50 うらぶれ内科 さんのコメント

せんせ、もう叫んでまっせ(笑)。
私もそれ読んだ時同じ内容を方言で叫びましたが。

No.50 うらぶれ内科 さん

能書に関する医師の方々の論調は、「能書は製薬会社の保身のために、医療の実態とかけ離れたものになっている」から「能書の記載を基準にして医療行為の是非を論じることは不当だ」というものであったと記憶しています。

かかる論法からすれば、「薬の能書を忠実に守った」ことによって「医療行為が妥当である」ということにはならないのだから、その件の判断枠組み自体は、むしろ医師の方々の論調に沿ったものでしょう。いったい何が不満なのかしら、と思いますが・・・・。

No.52(ただいま謹慎中) さん
>その件の判断枠組み自体は、むしろ医師の方々の論調に沿ったものでしょう。いったい何が不満なのかしら、と思いますが・・・・。

だからそれはですね、医師としてはあなたのおっしゃっているようにしたいのは間違いないんですよ。しかしかたや医師の裁量の元に能書にない薬の使い方をして有責とされ、かたやかたくなに守るのはいけなくて医師の裁量で使えといわれるなら、われわれはいつも訴訟におびえていなければならないではないですか。

>No.52 (ただいま謹慎中) さんのコメント
>いったい何が不満なのかしら、と思いますが・・・・。

この医師有責の判決こそ一発勝負の切った貼ったwの世界で最も蔑まれる後出しじゃんけんだからです。

事故当日の手術前のマンニトールの投与を能書記載の注意事項に考慮して控えたことが約1ヵ月後の誤嚥(肺炎?)死亡の結果と相当因果関係がある?
ばかいっちゃいけやせん。
術前の検査や投薬がどうであれ、術後意識回復して手術は現に成功しているではないですか。

裁判の世界でいえばまさに事後法で裁く行為に等しいと想像します(そっちは素人だから想像しか出来ませんが)。

連投すみません。

術前のCT検査による頭蓋内圧の評価が足りなかった点の有責性の認定にも異論がありますが、それは有責度というか量的な問題ですので「後出しじゃんけん」という質の問題とは論点が離れてしまいます。
よって、ここではマンニトールについて細かい点をもう少し付け足して述べます。

仮に判決文の糾弾した時間に検査を行って頭蓋内圧が亢進していると評価できたとしましょう。そこで頭蓋内出血診断のこのケースでマンニトール投与開始を1st choiceで行う医師がどれくらいいるでしょうか。能書どおり頭蓋内圧がさがるでしょうか。注意書きどおり出血を助長してかえって頭蓋内圧亢進を加速するでしょうか。非常に難しい判断となるように思われます。この場合多くは緊急開頭術を選ぶのではないでしょうか。

ゆえにマンニトール投与開始の遅れ、というよりも結果に与えるマンニトール治療の有益性(可能性)は結果的に無視できるくらい小さな問題ではなかったかと考えるものです。

それをごていねいに薬剤使用心得のようなことまで判決事由に記載して、マンニトール投与開始の遅れに1ヵ月後の死亡と相当因果関係を認定するこの判決文に、私は医師として到底容認できない「後出しじゃんけん」性を感じる次第です。

私はやはり、いままで医師の裁量より能書に書いてあるとおりにしろと裁判所は言ってきたのに、今度は能書に書いてあっても医師の裁量で行うべきだという裁判所の判断の相互矛盾を問題にすべきと思います。

>>No.56 うらぶれ内科 せんせ
と私は同じ叫びを発した(同じ症状を呈した)がその機序は少々異なる、というところですね(笑)。
まあ、医師から見て問題の多い判決文なのだろうということで。

ぼつでおk(医) せんせ

イ○キ○以来2人で異様に盛り上がってません?(爆笑)

脳外科医ですが。
あれ?
くも膜下出血の降圧でよく使う(使っていた?)ペルジピンは、
切れ味鋭く降圧が得られるため、術前投与として好んで使用する脳外科医が
多いと思いますが、
「頭蓋内出血で止血が完成していないと推定される患者では
 使用してはいけないという能書きを遵守し、使ってはいけない」
という判例があるのではなかったでしたっけ?
勘違いだったらごめんなさい。

いちいち裁判の結果をウォッチしてないとだめなのでしょうかね。
もうどうしていいのかわかりません。

>No.58 うらぶれ内科 さんのコメント
>イ○キ○以来2人で異様に盛り上がっ
ちゃいましたね、確かに(笑)。
でもよく見るとトピずれの道なき道をふたりで爆走中みたいですw
このままでは一括で一喝されて、タ○チンとヨ○チンはコンビで場外追放喰らいそうですorz

No.58 うらぶれ内科さん
No.60 ぼつでおk(医)さん

ご心中お察し申し上げます。
ぜひ、もっと暴れてください^^

>No.61 薬屋の企画屋 さんのコメント
コマッタ・・・(笑)
では2人とも場外専科(笑)なのであっちにスレ立てします。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/3910/1192843069/へ、どうぞ。

>No.50 うらぶれ内科 さん

私は、法曹関係ではありませんが、高松高等裁判所の平成17年5月17日の判決は、リンクをされた内容を読む限りでは、トンデモ判決と思います。裁判所Webで判決文を私なりに探したが、見あたらず、リンク先の文書のみで書いております。

1)基準
正・誤を論じるに当たっては、その元とする基準が必要である。薬とは、単一の効果があるモノではなく、複数の影響をもたらす。即ち、(大小の程度は別にしろ)副作用があり、しかも不明部分や個人差、その時の患者の状態によっても異なる。

そんな薬の使用について、正・誤を議論した場合、治療に従事した医師の意見が最も重みを持つはずである。

2)弁護士
私には、医療側が負けるはずがないと思える裁判です。しかし、裁判は原告・被告/控訴人・非控訴人が存在するのであり、患者側の弁護士が有能で、医療側の弁護士が無能であれば、医療側が敗訴する可能性が高くなる。

民事の損害賠償請求を押さえることはできず、医療側が医療専門弁護士を育てていくのが、私は本当の策であると思います。困難であることは、認識します。

賠償保険ですが、保険は患者側の保険と医療側の保険と全く異なる側の保険が存在し得ます。保険会社は両方とも、引き受けるでしょう。その際、保険会社はビジネスであるから、支払う保険金より受け取る保険料が大きく利潤が出るように設計する。従い、保険会社にとっては、実は医療訴訟が増加することが利益拡大となり得る。下手をすると、火事場泥棒みたいですが。

賠償保険のみならず、医療を民間保険でカバーする場合につきまとうと思います。即ち、民間保険の論理は、
1) リスクを分析し保険料で保険金と経費の支払いをまかなえるようにする。
2) リスクが大きすぎる場合は、引き受けない。(場合によっては、特約で保険金支払いリスクを限定する。)
3) 保険料が支払われない場合は、保険を引き受けない。

民間という言葉が流行していました(しています?)が、民間が万能でないことを認識すべきと思います。

No.63 ある経営コンサルタント さん
レスありがとうございます。この議論は場外乱闘編で続行しております。そちらへどうぞ。
ただしイ○キ○感染しても自己責任で。(失礼)

P R

ブログタイムズ

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