エントリ

大阪府6病院、救急から撤退 医師不足、態勢維持できず(asahi.com 2008年02月07日 ウェブ魚拓

 実減少数は2のようですが

 1日に100人を超す患者を受け入れる地域の小児救急の中核的存在だった松原市立松原病院では昨秋以降、小児科医7人中2人が退職。さらに、男性医師が過労で倒れ、3月には研修医1人も辞めるため、態勢を維持できなくなった。病院幹部は「日中の診察は継続する。現状を改善したいが、医師の補充が難しい」。

 雪崩現象的減少という感じがします。

 府医療対策課の担当者は「背景にある医師不足を早期に解消するのは困難。急患を確実に受け入れられる病院を増やす方策を考えたい」と話す。

 そんな魔法みたいな方策があるんでしょうか?

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コメント(30)

 地方公務員だって同じ収入なら楽な仕事をしたいですし、少なくとも技能的体力的リスクが少ない部署を担当したいと思うのですから、公立病院のハイリスク部門から撤退するお医者の先生を責められません。
 もはや、使命感や正義感から部署に残って踏ん張って人一倍頑張って心と体力が擦り減って倒れる先生(医者の不養生と言うなかれ)を目の当たりにしているので、医は仁術というお題目や破格の報酬で絶滅危惧種診療科の医師のモラールや生存(マジです)が支えられるものではありません。
 ハイリスクの小児科や救急外来科の医師が安心して仁術を行える制度設計の再検討が急務ではないかと思います。本来、小児科や救急外来科は、内科や外科と並ぶ公立病院の基礎的な診療科目なのですから。俺がやらねば誰が急患の命を救うんだ!という使命感だけではもはや担当医の心身が摩耗損傷して制度が成り立ちません。

 府知事の手腕に期待するしかないようですね。

> 府知事の手腕

・府知事が代理人となって救急を取り下げた病院を訴える
・府知事が代理人となって訴えられた病院を弁護する

どちらがより現実味があるでしょうか。

モトケン先生のブログでは、医療問題も中心に議論されているのですから、今更という話かもかもしれませんし、横道に反れるようなことかもしれませんが・・・、どんだけ医師不足があるのか、Yahooでさらっと検索してみたところで驚いたのですが、平成9年に閣議により、今後医師が過剰になるという予測をたてた政策を行なっているんですね、現状では、OECD諸国と比べても医師が不足しているのに、いったいなんの根拠があってそんな方向に決めたんでしょうか?そこら辺の国の認識を変えていかないと、医師不足の抜本的な改革は無理なんじゃないかと・・・、素人の単純発想かもしれませんが。
スレ違いなことかもしれませんでした、失礼致しました。

 救急指定病院は知事によって指定認定されているようです。

認定の要件の一つに、「十分に救急医療の知識と経験を有した医師が常にいる」ことがあげられており、そのような要件を満たさなくなったときには、病院側が救急指定病院やーめたと言っていいことになっているようです。

 よって、府知事が訴えることはできないように思います。

 これまで、医師不足なんて無いこととにして、いい加減な救急病院指定を行ってきたつけが、いっきに爆発中ということでしょうか。

 都市部での救急崩壊を見ても、医師の偏在という議論は成り立たないのもどんどん明らかになってます。

>>No.2 ひらのさん
その府知事の政見を聞いてるからこそ、府知事就任前に「なにわともあれ店仕舞い」したんじゃないでしょうか(笑)。

実際には、医師の数は増えていますよね。

ただ、問題は、皆様がご指摘のように過重な負担、かつハイリスクな診療科に行く医師が少ないことが問題な訳ですよね。

そういえば、最近では、製薬メーカーに就職する医師も増えているそうです。

ですから、医療崩壊=医師不足という単純な図式ではないと思います。いかに、救急医療や産科の第一線に、医師を投入できる仕組みを構築するかだと思います。

>No.6 ぼつでおkさん
 なるほどそうかもしれませんね。

 とはいえ、病院側も現状でいいと思ってるわけではないでしょうから、やはり府知事の手腕には期待せざるを得ないですね。

 このエントリで知事の話はあまりしない方がいいかもしれませんが、一応橋本氏が選挙の際掲げていた救急医療に関する政策を引用しておきます。

橋下徹氏  小児科・産科の救急受け入れ時の報奨金制度の設立。乳幼児医療費、不妊治療費の支援拡充。 無料妊婦検診の回数増。

>>No.8 ひらのさん
知事の政見として私が念頭に置いたのは、じつは「ナマの憲法」発言にみられた「行政権は憲法の上位にある」超法規政治論です。彼はまだ公式に撤回していませんよね(笑)。
このまま就任して施政することになると、彼が別に公言している「応召義務違反に刑事罰を」が、No.5 hanameganeさんご提示の「よって、府知事が訴えることはできないように思います。」法規定を、ナマ憲法府知事が無視して好きなように医療側に対して刑事罰を科してくるのは必定です(笑)。
目端の利く浪速っ子救急病院医師が、就任前になにわともあれナマの憲法のナマ足が届く範囲外に避難しとこうと考えても何の不思議も無いのでわ?というのがNo.6の存念です(笑)。

>4 Oさん

1983年に当時の厚生事務次官の吉村 仁氏が発表した「医療亡国論」に端を発し、役所側が都合のいいデータを出し、誤った政策が続けられてきたと理解しています。

亡国論の考え方は、供給が重要を生み出すということです。ここから派生して⇒医療従事者数・医療機関数・病床数が多い⇒供給元を断つ⇒医師数が多い・病床数が多いとバイアスのかかったデータの提出⇒医大の定員規制、病床規制の実施などが行われてきました。

厚生労働省の中では、今でもこの亡国論をバイブルと考えている輩も多いと聴きます。

自分達に都合のいいようにデータを使うというのは、どの業界でも行うことではありますが、国民の命を守る医療にあっては、フェアな比較や報道を望みます。

このあたり、「新小児科医のつぶやき」Yosyan先生のブログでずいぶんと話台になったんですが、何しろ厚生省のデータというのは、鬼籍に入った人まで入っている。あの世でゆっくり見てもらいましょうということですかね。
もう10年以上前のまだ病院勤務医だったころ、その当時でも医者が余っている診療科というのは見たことがなかったですね。当時でも産科や小児科は極端に忙しく、かわいそうだなという目で見ておりました。
もはや救急を立て直すなど絵に書いたもちにした見えませんが、何とかしようというならまずはできることからはじめましょう。具体的には軽症であったら受診しないこと。翌日仕事だから何とかしてくれといったり、昼間は忙しいから子供を夜つれて来たり、昼間受診したけど熱が下がらないと救急で大声を上げたり、そんな方が大半なんですよ。病院はコンビにではありません。
もっとも、この間のテレビ番組のように「たらいまわしにした病院はつぶせ」なんてのがいまだに多くの人の感覚であるなら、こりゃもうだめですね。

小児科の救急って助かるんだよね。私もよく利用しましたよ。寝返りをしだした子供がベッドから落ちて・・・高さでいうと4〜50cmだったけど心配で心配で。
先生は苦笑いして対応してくれて、色々と調べてくれましてね。今思えば笑い話なんだけど当時は真剣だった。

医師不足が深刻なのは利用する側にとっても不安です。誰でも医師になれるならなってもらいたいが、専門的知識とそれを学ぶ為の金銭的負担は大きいと思います。

医師の道を経済的理由で選ばない若者もいると思います。そんな金の卵を育てるシステムを国を挙げて作って欲しいですね。天下って何度も退職金もらってる寄生虫もいるが、そんなお金は必要な所に使って欲しいもんです。

医師一人を育てると何人もの人が助かります。医師不足によって生まれる患者の不利益は早期に解決して欲しい問題ですね。


それ以前に、国立大学医学部自体が、独泡化以来がたがたですよ。
おまけに医局講座制も崩壊させたから地方の医療はもうだめですね。
医局講座制もどうかとは思ったけど、崩壊させるなら受け皿になる制度を
作ってからやれと。

自分でNo.9読み直してて思ったんですけど、N0.9のオチは要するに、救急病院側の行為は

「君子危うきに近寄らず」

であるということでした。遅ればせながら(笑)追記失礼。
おあとがよろしいようで。

>No10の自己レスの修正です。

 供給が重要を生み出す⇒供給が需要を生み出す でした。失礼しました。

>No.14 ぼつでおkさん

 「君子危うきに近寄らず」

相変わらずのオチに感嘆いたします。私にもそれ位のセンスとボキャブラリーがあったらと・・いつも思っています。
性格も悪く、昔はかなりヤンチャをしていたのに、何故か文書を書くと堅い表現になってしまいます〜。

No.10 事務方の星さま
レスをいただきまして、ありがとうございます。

どんなことでも要求、欲求というものは、きりが無いので、No.11 うらぶれ内科さまが仰るように、個人レベルでなるべくお医者様のお世話にならないように、日々自己の健康管理に気をつけるべきだと思いますが、不慮の事故等、外的な要因によりお世話にならなければならない時も有り得ると思いますので、その様なとき、なるべく一人でも多くの人が救われるような体制を整えていただきたいものです。

No.14
その「君子」は自分個人のためではなく、国or民のための行動かと思います。

No.11 うらぶれ内科さん

何しろ厚生省のデータというのは、鬼籍に入った人まで入っている。

厚労省のデータですが、鬼籍に入られた医師は、データベースから抹消する必要があると思いますが、抹消する手続そのものが存在しないと言うことでしょうか。

 残された家族が抹消手続きをしない限り、抹消されないようになっているそうです。
 実はたいていの人がそんなこと知りません。私も「医籍検索」システムの話題があって初めて知りました。医師でさえ知っていないことを遺族が知るわけはないもので、未だに731部隊の隊長殿なんて現役でヒットしてしまったりします。

>>No.15 事務方の星さん
お褒めの言葉いただきましたが、嬉しいような悲しいような、なんかチガウ希ガスです(笑)。
実態はボキャブラリー貧困です。なんせ中学高校の教科書レベルですから(笑)。
大学では教養課程2年足らずで語学に苦しんだ覚えしかなく、その後は社会人になってからテレビで落語や漫才や寅さんを見たり、金太の大冒険歌ったり(あ、これは幼少時かw)して、諺とか地口とか嫌味の言い方覚えてきただけです(爆)。
最近はちりとてちんにハマッてギャグとオチを勉強中です。NHK総合の報道は大嫌いですけど(大爆)。

素人ですが
>>No.18 しまさん

日本の行政のデータベースが抱える問題があると思います。
推測ですが、戸籍データと各種国家資格保持者のデータはリンクされていないはずです。
年金でも年金データと戸籍データの一致が取れなくて大騒ぎしていますしね。
医籍に乗ってるヤマダタロウさんが戸籍上のどのヤマダタロウさんかどうかは(その逆も)簡単には出てこないのかも。

国民総背番号制をとっていない以上ありえる問題ではあるのですが、誰も騒がなかったのでそのままだったんでしょう。
社会保障番号ぐらいは作って紐付けしておいたほうがいいのかもしれません。

まじめに調査するならば、一定期間ごとの届出を求めて連絡途絶何年という感じのデータをあつめることもできると思います。
財務省から予算を取ってくるという非常に大変な作業が求められるので、大きく騒がれない限りは自主的にやるってことはないでしょう。

医籍のデータベースも日本最高齢の人より高齢の方は載ってないそうですよ

>>No.18 しまさん
Yosyan先生のブログでのお話によると、手続きは各人の申告によるそうです。ご家族に周知されていないため、医師ご本人が亡くなった際など放置されやすいとか。
hage teru hitoさんご指摘の通り、戸籍データとのリンクなんて・・アリエナイです。まじめにやると、コストがかかる上に公表医師数が減ってしまい、困るんじゃないですか?

申請主義?
年金と同じで、自らの手は煩わさない・・・せねて1年に一度は調査しないと困りますね(汗)

お役所仕事というものはトラブルが起こるまで改善をしないものですから、マスコミが騒いだりしない限りはやらないでしょうね。
最初に予算がつかない限り、あとからつけるのってものすごい労力が必要になりますし。
医師数の水増しを見据えてこのようなシステムを作ったとは思いませんが、統計上利用できるとして放置されている部分はあるのかもしれません。

調査と言ってもその内容と求める精度によって手間や予算は大きく変化します。
データベースの内容を現実に近づけるのであれば、登録住所(さすがにありますよね?)にアンケートはがきを送って医師活動をやっているかどうか返信してもらえばいいです。
忘れる人や引越しでのゴタゴタなどあるでしょうが、現実に近い数字は出るでしょうね。
返信がなかったからといって資格喪失させるわけでもないでしょうし。
どこの病院でどこの診療科に勤めているのかというデータを集めたいのであれば、これは強制義務の登録制にするべきでしょうね。
手間といえば手間ですが、真剣に医療の問題に取り組むのなら必要なデータなのかもしれません。
暴走して認可制になったりするかもしれませんがねw

もうし分けないですが、皆様医籍については無知でしょうか??
保健所からの2年に2回の詳細なアンケートが参ります。
勤務地、勤務病院、アルバイト、診療科目

同様に看護師、准看護師とも詳細なデーターを記載する必要のある
報告を作成する義務があります。

これは任意のアンケートではなく、義務です。つまり、その気になればすべての医師の2年ごとの就業状況は手に取るようにわかるはずです。医師の方であれば必ず記載しているはずです。
其れを知っていて、なおかつ鬼籍にはいった医師がぞろぞろ出てくるシステムなど論外と申しております。

保健所も地方自治体の管轄だからわからないというのでしょうか?
ならば活動報告する必要はないということになりかねません。
もうすこし知恵を絞ってほしいです。あほらし〜

皆様レスありがとうございます。

>No.21 hage teru hitoさん
医籍の自動抹消が、国民総背番号制なくして実施可能かどうかと言う事になりますね。国民総背番号制なかりせれば自動抹消出来ないのであれば、医籍問題は厚労省の責任ではなく、国民総背番号制に反対した方々の責任になるという事ですから。

>No.25 名無しさん
休職中の有資格者は医籍から抹消していいのかどうかと言う事と、回収率の問題がありますね。医籍が重要でなければいいのですが、抹消されると問題が生じるような類のものであると仮定した場合、回収率が限りなく100%に近づかないのであれば、アンケートによる医籍抹消は行わない方がよろしいのではないでしょうか。

No.25 名無しさんの話の補足
医籍とは医師の戸籍のようなもので国家試験に合格すれば自動的に登録されます。web検索できるのはこちらで、死亡届を出さなければ医籍から抹消されません。
2年に一度の調査は医師法に基づいており、罰則付きですから、医療機関に従事している医師に関しては、ほぼ100%の回収率だと思います。「自分は書いたこと無いぞ!」とおっしゃる方も居るかもしれませんが、医療機関には記入用紙がその時期になると保健所から郵送されてきますので、事務が勝手に書いているのだと思います。

医師法第6条参照

ですから厚労省は実態を把握しています。データとしてどの様に公表するかは、注文されなければ好きなように加工して公表するでしょうけど。

No.27 元ライダー(開医)さん

医籍登録も、本人の申請が必要なのだと想ったのですが、誤解していましたでしょうか。


また、調査はいわゆる三師調査の事でしょうか。三師調査であれば、

アンケートの回収率(有効回答率)は保健所78%,設置市77%,都道府県94%と高値であった。本来,有資格者が自ら届け出ることになっているが,保健所に直接調査票をとりにきた有資格者は,医師,歯科医師,薬剤師の順にそれぞれ全体の0.1%,0.7%,2.4%と非常に少なかった。実際には主に保健所実務者による努力によって届出が維持されていた。また,彼らの努力によっても休職中の有資格者は把握が困難で,そこで生ずる届出漏れが大きな課題と認識されていた。
http://www.hws-kyokai.or.jp/ronbun/0412/200412-5.htm


であるようなので、この結果をそのまま医籍登録の根拠として扱うのは危険だと思うのですが、いかがでしょうか。

>No.28 しまさん

医師免許証(小ぶりの卒業証書のような感じのもの。80年代はそうでした。今のは知りません)には「医籍第○○○○○○号に登録した」と記載されています(今、手元に無いので微妙に違うかもしれません)。国家試験の合格発表のあと、保健所に免許を受け取りに行くのですが、免許証を初めて手にした時点ですでに「登録した」と記載されています。免許交付の申請はした記憶があります(印紙代が高かったような記憶)。医師法を読むと、実はあの申請は医籍登録の申請で、医籍に登録しなければ免許はもらえないということだったんでしょうね。
という訳で、医師免許を持っている者は全員医籍に登録されていることになります。

医師免許を持っていても、つまり医籍登録されていても研究者だったり、引退医師だったり(あるいは霊界医師だったり)しますから、医籍登録人数と医療に従事している医師数が異なるのは当然です。

三師調査が何を指すのか私は分かりません。もし三師調査が私の述べたものと同じものなら、示された引用で疑問なのは有効回答率です。分母は何の数字で、どうやって算出しているのでしょうか?
調査票は医療機関に郵送され、医療機関が取りまとめて保健所に提出します。法に基づく調査を医療機関が怠るとは考えにくいし、提出しなかったら保健所から催促の電話が来ると思いますので(私の場合、この調査ではありませんが、麻薬免許証の更新書類の提出を忘れたときは、保健所から催促の電話がありました)保健所回収率78%というのはどういう算出方法なのかが気になります。

昨日の朝日新聞に、救急現場を伝える記事が載り始めましたね。私から見れば、「何を今頃になって。。。」と思うのですが、救急現場の荒廃や医学生・研修医がなぜ救急を敬遠するのかが良くわかる記事になっています。これを読むと、救命救急の現場とは「弱者に対する」「慈愛」などというきれい事では決してないことがおわかりになるでしょう。

(1)「殉職」 救命の代償 我が命
http://www.asahi.com/kansai/news/kyuukyuu/OSK200802120037.html

(2)「外患」 暴力・訴訟 しぼむ熱意
http://www.asahi.com/kansai/news/kyuukyuu/OSK200802130011.html

ウチも似たようなものです。今度、空港のセキュリティゲート(金属探知器?)の中古を買おうかと話し合っています。完動品である必要はなくて、乾電池と豆電球で「スイッチオン」がわかるような機能さえあれば十分です。救急患者と家族は、すべからく検査すべしというところでしょうか。

P R

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