エントリ

 無罪判決が出ました。

 とりあえず、みなさんの感想や思いを書き込む掲示板的なエントリです。

 議論すべき個別テーマについては、あらためて別にエントリを立てます。

追記(第一報 10:22)
http://www.asahi.com/national/update/0820/TKY200808200054.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080820-OYT1T00212.htm
http://mainichi.jp/select/today/news/20080820k0000e040014000c.html

さらに追記
判決要旨についてのコメントはこちら ↓
大野病院事件地裁判決要旨

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 LMnet経由
 無罪判決みたいです。

無罪でした

テレビでも字幕速報で無罪と出ました。

異状死に関してはどう解釈されたのか、気になるところですね。

・このブログは日本語が読める人であれば世界中から閲覧可能

・遺族もマスコミも注視していることを忘れない

・したがって、釣りや煽りに決して過剰反応してはならない

どうかよろしくお願いいたします。

加藤先生今後はしばらくごゆっくりと休まれてください。

判決を知った経緯ですが、傍聴券にハズレて、裁判所前でたむろして判決を待っていたところ、横にいた知らない人が携帯でワンセグを見ながら 無罪 と呟くので、見せてもらって字幕で確認したのでした。その知らない人は、家が近所なので興味があってやって来たとのことでした。

加藤先生。本当にお疲れ様でした。

fuka_fukaさまや法務業の末席さまが危惧されるような、過剰な反応をしないよう静かに見守りたいと思っています。

無罪おめでとうございます。

加藤先生、本当によかったですね。

サンケイ新聞より
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080820/trl0808201022000-n1.htm

>判決言い渡しは午後3時ごろまでに終わる見込み。

(とりあえず刑事限定で)高度な技術的判断の是非に、裁判制度はなじまない と思います。

事実認定よりも評価という価値判断が重点を占めるのならば、なおさらそう思います。
最悪の結果も想定しつつ打つ手を考えていることをもって、予見可能であった と指摘されその結果責任を負わせられるなら、最初から割に合わない作業です。

裁判所が何をどのように評価したのか、それを注意深く読みたいと思います。
つまりは判決要旨待ち・・・・。

No.5 fuka_fukaさん、
…判りました。過剰な反応は2ちゃんでやります。<こらこら

加藤先生、おめでとうございます。落ち着いたら是非、マスゴミ共を名誉毀損で訴えて下さい。
…しかし他所でも書きましたが、これで医療崩壊戦線は本土決戦突入ですなあ…。

とにかくうれしいです。
これで今の医療界の状況がよい方に変わるとは思っていませんが・・・。

 無罪となりますとですね、今後の私の最大の関心事は検察が控訴するかどうかなんです。

 判決の理由に関係する部分もありますが、検察官控訴の有無は、医療事故に対する検察のスタンスがかなり客観的に明らかになると思います。

今夜のニュースがこれをどう扱うかが楽しみですね。
古館一郎なんて思いっきりはずしそうですしね。

お尋ねします。

もし、控訴するとなった場合、通常は2週間ぎりぎりでするものですか?

それとも2〜3日で判断するものですか?

一概には言えないと思いますが・・・

>今夜のニュースがこれをどう扱うかが楽しみですね。

 これも重要な問題ですね。
 マスコミの論調次第によっては、判決の意味がだいぶ違って受け止められるかも知れません。

元医師として。一言。

当初から注視していましたが、無罪判決は当然だと思います。

しかし、ご遺族はこれから賠償金も無く、母親も無く、子供を育ててゆかなければなりません。もし、ご遺族が民事を起こしても多分勝てないと思われるからです。

「病気だから当然だよね」

この一言で片付けるのいは、あまりにも不憫ですが、仕方ないのでしょうか

速報を知ったのでとりあえず来ました。
人の死を伴った裁判でしたので、どんな判決であれ「おめでとう」とは言えませんが、加藤医師には「主張が認められてよかったですね。お疲れ様でした」と申し上げます。

そして、亡くなられた産婦の方のご冥福をあらためて真摯にお祈りしたいと思います。

あとはマスコミの論調に注目ですね。特に原告側を完全に「被害者」として取り上げていたところがどう出るか。

マスコミの論調次第によっては、判決の意味がだいぶ違って受け止められるかも知れません。

「医者がグルになって医療過誤を無罪にした」という論調が必ず出るでしょうね。

残念です。

有罪判決が出て、重大な医療崩壊に発展して首相の首が飛べば、少しは医療行政もマシになったのに。

今まで多くの医師が国会に立候補しましたがほとんどが落選しています。そのたびに「国政に医療問題は重要ではない」というメッセージを結果的に国会に送っているのです。一度ぐらいは政治家や官僚が医療問題で失脚しなければ医療行政の改善は見込めません。そういう意味で、今回の無罪判決は長期的には医療にとって大きなマイナスではないかと思います。

 10日前後で結論を出すというのが多いと思います。
 高検との協議とかいろいろ手続がありますので、2〜3日で結論を出すのはむずかしいと思います。

ひとまず、主文 無罪です。

 しかし、今回の事故において、午後3時まで続く判決理由が問題です。
 報道機関としては、「判決要旨」という形で記事にされると思います。
>No.19 ほーさんさん
 民事裁判については、必ずしも10:0と言うことではないと思います。
 原告、原告代理人VS被告(医師、病院(県))被告代理人の裁判戦術しだい。
 裁判所は、和解を提案することでしょう。

今は、「判決理由」です。

>>No.19 ほーさん さん
無過失補償制度の話が産科側から提唱されたのはまさにご指摘の不公平感を福祉制度の新設で解消するためだと心得ています。

が制度のない現在このケースに限っては、その人となりから見て加藤医師が個人として自発的に何らかのアクションを示されるかもしれないな、と「期待しないで(笑)」予想してます。
他者への一方的な期待は人権侵害のもとですからね(笑)

みみみさんのコメントのおかげで、逆流しそうだった頭の血が
下がり、無用なコメントでスレを荒らすことなく済みました。
ありがとうございます。


今後は、やはり原告と同じ医療を受ける立場から民事の行方が
気になります。
そして、ここでは切り分けて考えなければならない感情で、
議論すべき問題の本質ではないことは分かっているのですが、
生を受けたと同時に最愛の母を無くした赤ちゃんが、健やかに
育たれることをお祈りせずにはいられません。


まずは、当たり前の判決が出たことで良かったと思います。
一つだけ気になったのは「手術用はさみ」という表現です。まるでジョキジョキ切り刻んだという印象を与えると思います。おそらく公判ではこうした表現を使わず、クーパーという表現で行ったと思われますが、まあ「はがす」という表現を使っているので間違えでは無いでしょう(「切る」という表現は用いていない)。しかし、思慮の浅い国民はおそらく「切り刻んだ」と誤解するのではないでしょうか?その点の表現の仕方をもう少しマスコミに期待したかったです。

「医者がグルになって医療過誤を無罪にした」という論調

ゴシップ週刊誌やタブロイド夕刊紙はわかりませんが、四大紙やテレビなどの大手マスコミがそれをやるとは思えません。
やるとしたら「無念の思いを遂げられないなんて、なんて可哀想な『被害者』遺族」のトーンでしょう。
ただ、いま昼のニュースを見ていた限りでは、NHKとフジテレビがちょっと危なっかしい(つまり上記トーンに流れがちな気配を感じる)くらいで、あとはまぁ、大体冷静にファクトを見ようとしている感じがありました。

なお夕方の安藤優子と木村太郎は、要警戒だと思います。

ニュースによると、判決では「検察は誤った知識を前提に捜査を進めた」と言っているそうです。
控訴なんかしますかねー?

クーパーさんには悪いけど、日本でだけ、名前変えましょう。

「手術用安全はさみ」

って。これなら検察官でも間違えないよ。きっと。

先のコメントですが、内容的には弁護人側の主張そのままで、私がニュースを聞き間違えた可能性がありそうに思えてきました。
ちょっと保留にしておいてください。すみません。

>NHKとフジテレビがちょっと危なっかしい
>(つまり上記トーンに流れがちな気配を感じる)

NHKは朝7時のニュースで「遺族の思い」と結構長い時間ニュースでやっていました。

「無罪になったらNHKはどうするのだろう?」と思うほどでしたね。

 検察官控訴するかどうかは、通常の地検と高検の控訴審査や控訴協議だけでなく、最高検も交えて統一方針が出ればと、勝手に期待します。その方が法的安定性が高まるからです。
 いずれにせよ、判決理由の要旨が発表されるまで、静かに見守りたいと思います。とりあえず関係者の皆様お疲れ様です。亡くなられた方のご冥福を改めてお祈り申し上げます。
 合唱 _| ̄|○  ○| ̄|_ 黙祷

演出過剰は論外ですが、この判決に対する原告の気持ちは
報道されてしかるべきものだと思います。
今後の医療制度を考えていく中でも、重要な「気持ち」だと
思います。
すぐに、マスコミの報道を「お涙頂戴」と揶揄してはしゃぐ
方が現れますが、医師、検察だけでなく原告(被害者)の
発言や気持ちを封殺する意味を持つことを忘れるべきでは
ない。

また、白い巨塔になりますが、医療裁判中に弁当屋の親子が
弁護士に対して「私達にわかるように話してください。専門
用語の羅列なんて望んでいない」と訴える場面を思い出しま
した。


加藤医師の無罪判決をお喜び申し上げるのと同時に故人のご冥福をお祈りいたします。

また、この判決を糧として医療問題にさらなる関心が集まると良いと考えています。

>「私達にわかるように話してください。専門
用語の羅列なんて望んでいない」と訴える場面

 こういう裁判だと、医学用語も法律用語も極めて専門的になるので、ご遺族やマスコミの方に平易に説明して正確な認識(納得)を得ることが、大きな課題でしょう。
 判決に積極・消極どちらの立場にしても、誤解誤読曲解からは、生産的なことは生み出されないどころか、弊害大杉だと思うからです。

「無罪になったらNHKはどうするのだろう?」と思うほどでしたね。

私も見ていましたが、NHKは相当やばい橋を渡っていると感じました。ひとことで言ってバランスが取れていない。AKの取材ではなく福島放送局の製作だったのかなぁ。
遺族感情としてやむを得ざる部分はあるのでしょうが「医療ミス/過誤があったことは間違いない。娘が死んだのがその証拠だ」、「医師と病院は事実(=過誤のせいで娘を死なせた)に向き合い認めるべきだ」というようなコメントを長々と流すのはちょっとどうかと思います。民放のワイドショーじゃあるまいし。

同じ人物にフジも話を聞いていましたが、こちらのほうは「ミスはない、過誤はないと言われたが納得いくはずがない」というもので、この方がまだバランスが取れて・・・というか、意味のあるコメントになっていたと思います。
ただ、弁護側主張や医療界の反発・懸念の骨子を報じる部分は、かなーり御座なりだったようにも見えましたけども。

ほんの少し前に、報道で知った時の第一印象です。

「妊娠・出産」の危険性や本質的に必ずしも救命出来ないこともある医療というものを前提にすれば、刑事責任を問われないとする判決には安堵しました。当該の先生にも「お疲れ様でした」という心情を抱きます。

一方でご遺族の方の心情を考えると、安堵したり嬉しいとは思ものの積極的には喜べないというのが率直な心情だったり致します。報道姿勢や「報道社局の編集権」の行き過ぎに対する懸念や疑義は皆無ではないものの、一方で報道姿勢に対する懐疑的姿勢が行き過ぎて結果的にご遺族の心情やその表現行為そのものを否定するように受け止められることへの懸念を自戒したいと思います。

話は変わって、今回の判決文が裁判所のHPに掲載されるかどうかは地裁判決であることのほかにも色々と微妙な情勢なのかも知れませんが、(素人の厚かましい希望かも知れないと思いながらも)出来れば掲載して頂いて全文に目を通してみたいと思います。

勿論、素人が軽率に判決文をあれこれ論じることは慎重であると思いますしそのような事をするつもりもないのですが、報道社局を通じた「要旨」や「報道社局の言葉」ではなく「裁判所の言葉」をそのまま事実として目にしたいという心情を抱いていて、傍聴にはいけなかったですが「裁判所の言葉」を知りたいと思って居りますので。

>>No.37 thx-1138 さん
>勿論、素人が軽率に判決文をあれこれ論じることは慎重であると思いますしそのような事をするつもりもないのですが、

いやモトケン先生のブログでは裁判員制度に備える意味からも、まさにその素人が判決全文そのものにあたるというのが、議論のルールだったと思いますよ。

表題のYOMIURIの第2報に疑問。

読売新聞(20日13時04分)

 遺族の悲しみはよく解る。ご冥福をお祈りする以外ない。合掌。

 今回の事故ほど、万人に解り易く各ブログで説明しつくされている。
 警察、検察からの遺族への説明不十分さなのか。
 裁判となっては、病院側から遺族への接触は制限されているだろう…。
 

遺族の言葉のなかで、

> 渡辺さんは判決前、「なぜ事故が起きたのか、
> なぜ防げなかったのか。公判でも結局、何が真
> 実かはわからないままだ」と話した。

と報道されていますが、刑事裁判になってしまったために、真実の究明ができなくなったんですよ。

当事者の被告人は他の専門医とディスカッションする機会が失われ、さらに診療記録は警察や検察と言う素人の元に集められて、外部から隠されてしまったわけですから。

無罪と言う判決ですが、これは裁判所から医療界へ、「キチンとした原因究明機関をつくりなさい」という宿題を出されたような気がします。

※それにしても、一部の報道の「被害者」「被害女性」という表現は、いただけません。強いて言えば、加害者は病気、被害者は亡くなった女性と加藤医師の双方でしょう。

> No.38 ぼつでおk(医) 様

ご助言ありがとうございました。m(__)m

まずみな様に先刻の投稿のタイプミスの訂正をさせてください。
×あれこれ論じることは慎重であると
○あれこれ論じることは慎重であるべきと

> いやモトケン先生のブログでは
そうですね、こちらのブログでは専門家のみな様のご厚意に甘えて胸を借りるつもりで読んで勉強したり時に書き込ませて頂いたりという姿勢でいたいです。
一方で、法学の素養ある方の目が届かないところでは、中身についてあれこれ論じることについては私自身は慎重でいようと思っています。間違った解釈を流布することに荷担しなくないので。実は、単に学が無い上に小心者だからという理由が本音だったりするかも知れませんが。

刑事裁判になってしまったために、真実の究明ができなくなったんですよ。

刑事裁判がなければ、福島県の事故調査委員会の報告が「真実」を伝えていた事になりますが、それで問題なかったと言う事でしょうか。

今回の件、皮肉にも「刑事訴追」が発端となり、医療界が真実追究へと動きだし、その過程で、ある程度の真実が解明されたように思います。

言い換えれば「刑事訴追」が行われなければ、真実は闇に葬られた可能性が高いのではないでしょうか。

刑事裁判になってしまったために、真実の究明ができなくなったんですよ。

当事者の被告人は他の専門医とディスカッションする機会が失われ、さらに診療記録は警察や検察と言う素人の元に集められて、外部から隠されてしまったわけですから

刑事事件として立件されなければ、被告医師や病院等が真実を究明して、それを遺族に説明する予定になっていたのでしょうか?

激しく同意です。
亡くなられた方は残念なことでしたが(改めて冥福をお祈りいたします)、被害者という表現は被告を犯人扱いしているのと同じです。ましてや医療事故かどうかも解っていない(たとえ第三機関が出来てもこの種の事件は合併症なのか事故なのか、また事故としたら過失なのかどうかは永遠に解らないと思います)。

一方、真実は解らないとする皆さんの意見に私はちょっと違和感を覚えます。最良の方法ではないにせよ、ある程度は事実が判明したわけですから。事実は可能性(確率論)です。原因がわからないのもまた事実です。今回の裁判は単に遺族の怒りを増大させてしまっただけではないでしょうか?でもこうした裁判では専門用語の羅列は仕方がありません。だって専門的に解明していくしかないからです。でも説明は必要だと思います。でも、それはおそらく病院からも遺族に言っているでしょうし、裁判の行方については、原告たる検察の方にこそ説明責任があるのだと思います(だって、被告もある意味被害者ですから)。
こうした意味でも第三機関は私は重要だと思いますが、それはまた別スレで。

>>No.42 しま さん
>言い換えれば「刑事訴追」が行われなければ、真実は闇に葬られた可能性が高いのではないでしょうか。

そういう評価もできると思います。
ただしその「刑事訴追」が正しい手順ではまったく行なわれていなかったのも間違いなく事実です。
いうなれば「瓢箪から駒」で真実が明らかになったと私は思うのですが。

クーパーさんには悪いけど、日本でだけ、名前変えましょう。 「手術用安全はさみ」 って。これなら検察官でも間違えないよ。きっと。

いや、どちらかというと「剥離器」として使うことの方が多いのですが。(汗

「私達にわかるように話してください。専門用語の羅列なんて望んでいない」

いいでしょう。こういうことです。

もし、加藤医師が癒着した胎盤を剥離する努力を途中で止めてすぐに子宮摘出に切り替えていたら、お母さんは二度と出産はできなくなり、この判断のため医療過誤で民事訴訟、もしくは業務上過失致傷で刑事告訴されていたことでしょう。子宮摘出をしても死亡するリスクはあり、子宮機能は100%傷害されます。子宮温存をすれば死亡するリスクはありますが、子宮機能は温存されます。死亡リスクを比較する手段はありません。バックアップする医師もなく、術中に患者家族に状況を説明できる職員もなく、どうして途中で剥離を止めたのかを証言できる専門家もいない状態で、手元が狂ったら大出血になるかもしれない手術から眼が離せない状況下で、どっちに転んでも告訴される究極の選択を迫られ「子宮を温存する」という選択をしたのです。手術中出血はありませんでしたが、術後出血が生じ、結果として妊婦は死亡しました。警察はこれを犯罪者として逮捕したばかりでなく、自分の子供を自らの手で取り上げることができないように、加藤医師の子供が生まれるその日を意図的にねらって逮捕拘留したと言われています。

「結果論で逮捕した」などという甘いものではありません。意図的かつ露骨な人権侵害であり、きわめて悪質な法の不当適用および職務権限の乱用です。なくなられた方のご遺族の悲しみはいかほどかと思いますが、遺族側の感情を報道し、明らかな官権乱用について全く触れていないマスコミの報道姿勢は「偏向報道」の域を大きく逸脱し、「報道による間接的な殺人」「官権の犬的報道」と呼んでしかるべき犯罪行為です。

警察、検察、マスコミ、官庁、および市民団体が一団となって加藤医師を袋叩きにした結果、同じような状況下で毎日働いている医師たちは「これでは仕事ができない」と判断し、抗議の声を上げるか、現場を立ち去るかしました。しかし、マスコミをはじめとする多くの団体および個人はこれを「医師のモラルの低下・欠如」「医師のかばい合い」と評し、さらなる「間接的殺人」を行いました。

以上が専門用語の羅列ではない、素人にもわかりやすい、本事件の概要です。

福島県警が当該署に対する表彰を取り消さないとしたら、これは何を意味するのでしょうね。

No.19 ほーさんさん、
>「病気だから当然だよね」
>この一言で片付けるのいは、あまりにも不憫ですが、仕方ないのでしょうか

不憫ですが仕方ありません。全てを救う事等出来ませんし、そもそも人間は必ず死ぬのですから。
だいたい、そもそものきっかけは「不憫な遺族にせめて賠償なりと…その為には加藤医師に過失があったことにしないと保険がおりない(議会の承認が得られない、だったかな?)。」という安易な仏心、というか事なかれ主義な調査書ではないですか。そんな下らないものの為に加藤先生は塗炭の苦しみを味わい、産科医療崩壊は決定的となってしまいました。

敢えて言います。「不憫なご遺族」への安易な同情は、同業者のみならず、もはや患者の為にも、間接的に為にならない事を卑しくも医師免許保持者であれば肝に銘じるべきと思います。

確認ですが、

「不憫なご遺族」への安易な同情

というのは遺族への同情も必要だが、医学の限界と不当逮捕された加藤先生の同情も必要だという認識でよろしいですね?でないと誤解されますから

>ほーさん

 ニュース見る限りでは刑事裁判としては無罪だけど、患者の死亡の因果関係では検察側の主張を認めた様なので民事での賠償金は支払われるんじゃないですかね。

因果関係あり=過失とはならないので賠償は発生しないと思いますが?やはり過失がないと賠償は発生すべきではありませんし。

>>「私達にわかるように話してください。専門用語の羅列なんて望んでいない」

ドラマの中で、一家の大黒柱を無くしたご遺族の言葉です。

>>以上が専門用語の羅列ではない、素人にもわかりやすい、本事件の概要です。

ご遺族の心情は別として、「素人」にも分かりやすかったです........

>>No.50 迷い猫 さん
>>No.51 yama さん

そこは判決全文にあたらないと議論できないんじゃないでしょうか?

そうは言っても、この事件、冤罪事件ですらないわけで・・・

医療崩壊と関連付けなければ、これ程、盛り上がったかどうか・・・

 まだ、確定してないですよ。控訴審、上級審の可能性もあります。

福島地裁判決全文については、

 裁判所判例 Watch

 http://kanz.jp/hanrei/

で。一般的に10日前後でUPされると思います。

予断が含まれる報道機関「判決要旨」より

 上記の下級裁判所裁判判例集で、確認した方が確かでしょう。

>>No.54 ??? さん
>この事件、冤罪事件ですらないわけで・・・

これも判決文全文を検討しないと言い切れない?(笑)

No.55 福田 出@ 携帯 さん

まだ、確定してないですよ。

そりゃそうなんですけどね・・・

意図的かつ露骨な人権侵害であり、きわめて悪質な法の不当適用および職務権限の乱用です。

とまで、言い出す始末なわけで・・・

予断が含まれる報道機関「判決要旨」より
要旨は裁判所が提供します。報道機関はそれをそのまま掲載するだけなので予断が入り込む余地はありません。 各紙が編集を加えた「要約」や「解説」に関してはその限りではありませんが。 尤も、論理の段階を踏んで記述された「判決要旨」を要約したところで、どの程度「報道機関の予断」が入り込みうるのかとの疑問はありますけども。

判決要旨より

>医師に医療措置上の行為義務を負わせ、その義務に反した者には刑罰を科する基準となり得る医学的準則は、臨床に携わる医師がその場面に直面した場合、ほとんどの者がその基準に従った医療措置を講じているといえる程度の一般性、通有性がなければならない。

>また、医療行為が患者の生命や身体に対する危険性があることは自明だし、そもそも医療行為の結果を正確に予測することは困難だ。

裁判官殿よく分かってるジャン。

>No.58 惰眠 さん

 ありがとうございます。
 朝刊各紙を見比べてみます。

 それから全文も通読します。

>No.60 福田 出@ 携帯 さん

主に紙面の都合と思いますが、要旨も必ずしも全文が掲載されるわけではないので注意が必要です。(そういう場合は「抄録」とか「一部」とか「要約」と付記するものですが)知りたい情報がどこの紙面にも出てなかったり、A紙に出てるのにB紙は割愛してるなんてことは割と頻繁にあります。

no57
不当逮捕でなかったとおっしゃっているのでしょうか?
つまり、証拠隠滅の恐れがあって、逮捕は正当なものであったということでしょうか?
逮捕劇さえなかったら、確かに、加藤先生に対する支援もこれほどではなく、運悪く、罪に陥れられていたかもしれませんがね。

No.49 yama さん、
>というのは遺族への同情も必要だが、医学の限界と不当逮捕された加藤先生の同情も必要だという認識でよろしいですね?

それで結構です。まあ私個人は加藤先生への同情>>>>>>(越えられない壁)>>>遺族への同情ですが。

>でないと誤解されますから

こと私個人に関して言えばあながち誤解とも言えないかもしれません。元はと言えばいい加減な県の調査書のせいとはいえ、富山、鹿児島の冤罪被害者を犯罪者呼ばわりしているも同然に思われるご遺族の加藤先生に対する言動は、私にはとても容認出来ませんので。

 横レス失礼します。m(_ _)m
>不当逮捕でなかったとおっしゃっているのでしょうか?
 一般論ですが、通常逮捕ですから、逮捕も勾留も、事前に司法審査を経た逮捕状や勾留状に基づくもので、ただちに違法不当とまでは言えないと思います。あくまで一般論ですが……。

ところでわたしがHNに(医)とつけている理由は、このブログで医療問題を論じる時には、HNでなるべく自分の専門職種を示して、どういう立場からのコメントかわかるようにしましょうという、モトケン先生のお決めになった参加ルールに従ってつけているものです。
???さんはどのような職業のお方なのでしょうか?どうもそれを知らないままでは、私のような粗雑な頭の持ち主にはご意見のご趣旨を解釈するのにおおいに苦慮してしまいます。
よろしければ少しで結構ですからHNでお示し願えませんか。

>不当逮捕でなかったとおっしゃっているのでしょうか? 一般論ですが、通常逮捕ですから、逮捕も勾留も、事前に司法審査を経た逮捕状や勾留状に基づくもので、ただちに違法不当とまでは言えないと思います。

法律用語で言う狭義の「不当逮捕」ではないでしょうが、普通の日本語で言う「不当な逮捕」には該当すると思います。

医療崩壊と関連付けなければ、これ程、盛り上がったかどうか・・・

「関連づけた」ではなく、「一因となった」だと思います。

私も法律的に正しいかどうかと言うことではなく、理論的に不当逮捕だと思います。
本件で被告が逃亡のおそれがあったでしょうか?1年以上も経っており、証拠保全もしており、事情聴取もある程度すませてあるのに逮捕すると言うことはやはり解せません。外部と遮断でしょうか?外部と遮断しようが何しようが、この場合、十分な証拠を集めているわけです。逮捕拘留する理由が全く見あたりません。
個人的には警察・検察の意図は、被告を逮捕することで自分たちの正しさを世間に訴えるねらいがあったのだと考えています。遺族(私は被害者という表現はあえてしません)にも同様の感情を与えるのに十分ではなかったでしょうか?そうだとしたら職権乱用以外何ものでもありません。
つまり、メンツの為だけに罪無き市民の自由を奪ったと言っても過言ではないわけです。

逮捕されてすぐ刑事と検察官の取調べを受けていますから、逮捕状を検察が請求したのではないでしょうか。
もし検察官逮捕であれば、証拠が十分でないまま不当に起訴するための逮捕ですから、まさしく不当逮捕にあたるのではないかと私は思いましたが。

いや、この事件がなければ、人質司法なんて概念も知らないままでした。

No.48 10年前にドロッポしました。 さん <<敢えて言います。「不憫なご遺族」への安易な同情は、同業者のみならず、もはや患者の為にも、間接的に為にならない事を卑しくも医師免許保持者であれば肝に銘じるべきと思います。>>

私は今、医師をドロップアウトし、ある再生医療系のバイオベンチャーに所属してます。

今でも医師免許は保持しています(専門医は学会費を払っていないため、召し上げになるでしょう。)が、医師を辞めて見えてきたものがあります。

安易であろうと無かろうと、医師であろうとなかろうと他者の気持ちを考える「愛情」は人間として必須と考えています。

たぶん、形の違い、表現の違いはあれ、「No.48 10年前にドロッポしました。 」さんも、「他者への愛情」と言う点では、私と全く同じ事を言いたいのだと思います。

>本件で被告が逃亡のおそれがあったでしょうか?1年以上も経っており、証拠保全もしており、事情聴取もある程度すませてあるのに逮捕すると言うことはやはり解せません。外部と遮断でしょうか?外部と遮断しようが何しようが、この場合、十分な証拠を集めているわけです。逮捕拘留する理由が全く見あたりません。

私もこの点に関して法曹の方に教えて頂きたいと思っています.「逮捕理由」は不適切であり,これに対して裁判を起こしてもよいのでは,とさえ思っています.
実際のところどうなんでしょうか?

皆様(特に医療関係者の皆様)
今一度、No.5 fuka_fuka さんのコメントお読みください。

そして、目の前に出された毒々しい疑似餌に安易に喰い付いて釣られないようにしましょう。悪意をもった釣り人もいないとも限りませんので。。。

> 医師に医療措置上の行為義務を負わせ、その義務に反した者には刑罰を科する基準となり得る医学的準則は、臨床に携わる医師がその場面に直面した場合、ほとんどの者がその基準に従った医療措置を講じているといえる程度の一般性、通有性がなければならない。

事実上の刑事免責と考えられなくもないですね。それこそ輸血のミス程度のものぐらいしか考えられません。

> また、医療行為が患者の生命や身体に対する危険性があることは自明だし、そもそも医療行為の結果を正確に予測することは困難だ。

これは常々ネットを通じて医師たちが発信してきたことであり、ネットで声を上げていくことは重要なようです。

>>No.71 ほーさん さん
>「他者への愛情」

横から失礼致します。
加藤医師もまた同じ気持ちでおられるだろうと粗雑な頭で想像しています。

私が探すのもなんでしたが…。

asahi.com「福島県立大野病院事件の福島地裁判決理由要旨」

http://www.asahi.com/national/update/0820/TKY200808200207.html

 が、ヒットしました。この内容に限って、控訴は難しい。

医師法違反について、判決要旨では次のようになっています。

本件患者の死亡という結果は、癒着胎盤という疾病を原因とする、過失なき診療行為をもってしても避けられなかった結果といわざるを得ないから、医師法にいう異状がある場合に該当するということはできない。その余について検討するまでもなく、医師法違反の罪は成立しない。

ここに多くのことが要約されているように思います。

みなさん某ブログでご存知かと思いました。お手数かけました。

私としては、この判決は重要な内容を含んでおり、ぜひ最高裁までいって確定してほしいと思います。

No.68 yamaさま

逮捕拘留する理由が全く見あたりません。

その都度指摘させていただきますがご容赦ください。
○勾留 (逮捕こうりゅう、と言ったら100%こちら)
×拘留 (懲役の30日未満版)


No.72 Level3 さま

.「逮捕理由」は不適切であり,これに対して裁判を起こしてもよいのでは,とさえ思っています.
実際のところどうなんでしょうか?

救済としては2種類あります。

まず、現に逮捕されている間に「身柄解放せよ」という刑事手続内の手続が考えられますが、「逮捕」という強制処分に対する異議申立(準抗告)はなく、また72時間という制限時間の観点でも、逮捕それ自体を争う(その間に裁判所に申し立てて審理してもらう)ことは事実上不可能です。
その後、勾留(10日+延長されればさらに10日)に入る段階では、(1)勾留請求しないよう担当検察官と交渉したり、(2)勾留請求されてしまった後は勾留請求の却下を求めて裁判官と交渉したり、(3)勾留決定がされた後は決定に対して準抗告したり、という身柄解放のための活動が可能になります。

2つ目は、事後的に民事上の救済(=損害賠償)を求めること。
つまり国家賠償請求です。逮捕の理由を実質的に欠くのに逮捕したことは「過失による公権力の行使」として、国に対して実損害や慰謝料を請求する。
本件で訴えた場合の勝ち目があるかどうかの言及は避けますが、一般論としては、勝訴したとしても、それまでにかかる時間と費用も考えれば、それに見合うだけの賠償額はまず得られないと思います。
個人的には、この手の訴訟に人生の貴重な時間を費やすことは、あまりお勧めしたくないというのが本音です。
それを泣き寝入りと取るか、「泣くな、復讐せよ。最高の復讐とは、幸福な人生を送ることだ」 の実践と取るかは人によるでしょう。

なお、身柄事件で無罪判決が確定した場合、刑事補償法に基づいて金銭補償がなされます。

私も判決理由要旨を見る限り、控訴は難しいように思います。というか、福島地検の公判担当検事も「やってらんねーや」と内心思ってたんじゃないかとさえ思ってます。

医師に医療措置上の行為義務を負わせ、その義務に反した者には刑罰を科する基準となり得る医学的準則は、臨床に携わる医師がその場面に直面した場合、ほとんどの者がその基準に従った医療措置を講じているといえる程度の一般性、通有性がなければならない。なぜなら、このように理解しなければ、医療措置と一部の医学書に記載されている内容に齟齬(そご)があるような場合に、医師は容易、迅速に治療法の選択ができなくなり、医療現場に混乱をもたらすことになり、刑罰が科される基準が不明確となるからだ。
この基準は全面同意です。

さあ、マスコミの第一報が続々出てきましたよ。

>「なぜ事故が」…帝王切開死、専門的議論に遺族置き去り8月20日13時4分配信 読売新聞

公判は医療を巡る専門的な議論が中心で、遺族が置き去りにされたような思いがある。

妊婦失血死事件無罪判決 医師「もう一度医療に」 父涙ぐみ「許せない」8月20日15時50分配信 産経新聞

判決の朗読が始まって5分ほどたった後、うつむいた父親が突然涙をこぼし始めた。感情を抑えられない様子で、手にしたハンカチでいくども涙をぬぐった。

<大野病院医療事件>判決に被告は安堵 遺族は目を閉じ…
8月20日12時31分配信 毎日新聞

今回の無罪判決に、関係者からは「妥当だ」「事故の教訓を生かして」など、さまざまな声が上がった。


判決理由要旨のうち

医療行為を中止する義務があるとするためには、検察官が、当該行為が危険があるということだけでなく、当該行為を中止しない場合の危険性を具体的に明らかにしたうえで、より適切な方法が他にあることを立証しなければならず、このような立証を具体的に行うためには少なくとも相当数の根拠となる臨床症例の提示が必要不可欠だといえる。

この部分は具体的な検察の立証活動に関係する部分であり、実務的な影響が非常に大きいと思われます。

No.71 ほーさん さん、
>医師を辞めて見えてきたものがあります。

何が見えました?私には「人間として当然の幸福な生活」が見えましたが…。

>安易であろうと無かろうと、医師であろうとなかろうと他者の気持ちを考える「愛情」は人間として必須と考えています。

私は自分と係累で手一杯で「他者」にまでは廻りませんねえ。家族への愛を他者、そして国家にまで高めた人を英雄と呼ぶそうですが私にはムリだしゴメンです。それにしても、臨床医時代はなんであんなにアカの他人の患者サマのために一生懸命だったんだろうオレのクセに…。

ましてやこのご遺族には先述の通りでまったく「愛情」は抱けません。むしろ(以下自粛)。

 判決要旨に関するエントリをアップしました。

 「大野病院事件地裁判決要旨

 判決要旨に関するご意見はそちらへどうぞ。

>fuka_fuka先生

>本件で訴えた場合の勝ち目があるかどうかの言及は避けますが、一般論としては、勝訴したとしても、それまでにかかる時間と費用も考えれば、それに見合うだけの賠償額はまず得られないと思います。

それこそ、「私たちが求めているのは金じゃない、真実です!」ですね。

検察国賠は、たしかにハードル高いです。ちなみに、そのハードルとは以下の通り>法曹以外の皆さま

「刑事事件において無罪の判決が確定したというだけで直ちに起訴前の逮捕・勾留、公訴の提起・追行、起訴後の勾留が違法になるということはできない。けだし、逮捕・勾留はその時点において犯罪の嫌疑について相当な理由があり、かつ、必要性が認められる限りは適法であり、公訴の提起は、検察官が裁判所に対して犯罪の成否、刑罰権の存否につき審判を求める意思表示にほかならないのであるから、起訴時あるいは公訴追行時における検察官の心証は、その性質上、判決時における裁判官の心証と異なり、起訴時あるいは公訴追行時における各種の証拠資料を総合勘案して合理的な判断過程により有罪と認められる嫌疑があれば足りるものと解するのが相当であるからである。」(最二小判昭53年10月20日民集32巻7月1367頁)

ところで余談ですが、カネと時間のうち、時間は当事者の方固有のものなので外野があれこれいうことではありませんが、カネについては、私個人の意向を申し上げれば、窓口さえ明らかにされれば、ささやかながら当事者の方のご負担を軽減させていただく用意はあります。

今回のことも、いろいろな複合的要因が重なって、不幸な結果になりましたが、お医者さんはベストを尽くそうとされていたように思います。ですから「どうしても"犯人"をでっち上げて吊るしたい」と考えているとしか思えないメディアの姿勢が気になります。
たとえが不適切かも知れませんが、飛行機が落ちればまず「パイロット・ミス」を匂わせたり、期待の選手が「金メダル」を取れなかったら「批判的な記事」を書いたりするようなことと根っこは一緒ではないでしょうか?
(特に「一般人の憧れの的」的な職業に対する風当たりが強いように思うのは私の「ひがみ」でしょうか?
 「自分のことは頬かむり」して他者のミスだけをあげつらうメディアを見ると、昔「はいからさんが通る」で読んだ今週のお言葉を思い出します。「厳しく追求、他人の失敗。笑ってごまかせ、自分の失敗」。
しかし私は、多くの人の目に触れるメディアで働く人々には「あなた方は丘の上の都市であり、万人の目があなた方に注がれていることを忘れてはならない」という言葉を送りたいと思います。)
亡くなったお母さんは本当に気の毒ですが、医師の故意や過失が認められなかった以上、情緒的な報道は控えていただきたいな、と思います。
これでは、9.11で頭に血が上り「やっちまえ!」とばかりにイラクに攻め込んでいったアメリカや、オリンピックのテニスの試合で常識はずれの大音量の応援に対し「静かに!」と言った自国の選手を叩きまくる中国のことを批判できないように思います。

先ずは、この件でお亡くなりました方に対し、心よりご冥福をお祈りします。

そして加藤先生、お疲れ様でした。

無罪とされた裁判所の判断に、安堵しました。

最愛の家族を失った悲しみのやり場がないことは理解できなくもありませ。しかし、このような医療行為に過失があるとされてしまっては自分は医療を行えません。
医療には限界があるとしか答えることができません。
いつの日にか、遺族にも今回のことが受け入れられるようになることを祈るばかりです。

最後に医療者のコメントの暴走を心配していただきました、fuka_fuka様にも御礼を申し上げます。

お産は、怖いものです。
この常識を、すべての日本人に捧げます。
日本の産科医は、母児死亡率をほとんど世界一低率にするという偉業を成し遂げました。
感謝の念を、日本のすべての産科医に捧げます。
それでも、お産で死ぬ日本人はゼロにはなり得ません。
お産は、それほど怖いものです。
このことについて、どなたか、原告が尊敬し耳を貸すであろう方(親戚の長老のような方でもいいのです)が、原告の方に、何か適切な言葉をかけていただけたら、と切に思います。

生まれたばかりの赤ちゃんや子どもさんを残して、逝かなければならなかったお母さんの心境を想像すると言葉もありません。亡くなられた女性のご冥福、残された子どもさんの健やかな成長とご遺族の平安を祈ります。

今終わったばかりのNHK持論公論では
医療側の意見への批判や、たった一人の医師で手術に挑んだ事の是非や危険性(外科医や麻酔医が居たことには触れず)、医師の説明不足や周辺病院との連携不足など遺族側の視点でも論調が目立ちました。
そして最後は「遺族の思いを受け止めて今回の事件を受け止めて、今後の再発防止に勤めることが必要」と締め・・・。
世論が同調しないことを祈るばかりです。
(オリンピック中継の合間だったので視聴率は高かったのではないでしょうか)

以下このニュースに触れた私の感想です。

「出産は無事終わって当たり前ではない」と、経産婦の私は実感しています。
女は皆、命がけで子どもを生みます。それは、太古の昔から変わりがないことだろうと思います。

これほど医療水準が高い日本でも、妊娠出産時に毎年50人以上の女性が命を落としています。妊娠出産のリスクがゼロになる日は来ないでしょう。たぶん。

まとまりませんが・・・。ぽち。

高校教員です。本校は医学部を目指す生徒が多く大野病院事件に関する記事を進路指導に役立てています。医師の置かれている立場が厳しいこと、失敗(結果的に死なせてしまうこと)は許されないことであること、等を伝えることで医学部を目指す覚悟を促しています。このような社会情勢を受けて、生徒の中には、裁かれる側から裁く側に、あるいは、それを伝える側に進路変更する生徒も現れています。医療の将来を担う高校生にも医師の仕事に対する不安と意欲の萎縮がうかがえます。この事件は将来に対する大きな禍根を残したと思います。

P R

ブログタイムズ

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