エントリ

 昼休みに一言。
 刑事弁護限定ですが。

 やっぱり気にしないより気にしたほうがいいかな。
 でも、刑事弁護士が世論を気にする、ということはいったい弁護士がどのような行動を取ることを意味するのだろう???
 ただ単に「気にする」だけなら問題はなにもないと思うけど、行動を要求されると、「ちょっと待てよ。」と考えてしまう。 

 その問題とは別に、弁護士がまったく世論を気にしないで弁護をしたとしても、それをもって懲戒理由になるという意見に対しては絶対反対。

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 行動を伴わないなら、何も感じていないのと同じ結果した生み出しません。

 どのような行動を求めますか?

>>行動を伴わないなら、何も感じていないのと同じ結果した生み出しません。

それはそうですが、将来ボーダーライン付近の事案を扱うことになったときに生きてくると思うんですがね。
他人は利用するものと割り切った場合は意味のない話かもしれませんがね。

この件とはちょっと違いますが、組織的に相手の事務面を攻撃して(Fax攻勢電話攻勢)業務麻痺させるような戦術は好きになれませんね。

私だったら、求める行動は「何も言うな」。
弁護士はコメントが求められたら全て「係争中の事案につきコメントできません」で通す。その代わり、第三者の立場にある同業弁護士が淡々と刑事弁護とは何かを解説する。それでいいのではないかと思います。
ただ最初から最後まで何も情報発信しないのはまずいので、係争が終われば、今の今枝さんがやっているようにあらいざらいぶっちゃけてもいいのではと思います。

最近やたら透明化が叫ばれてますけど、今まで見えなかったことを見る時の覚悟が足りなさすぎな気がします。

いきなりTB等送ってしまい、もしかしたら失礼だったのかもしれません。
私としては「弁護士が法廷内で依頼人(刑事事件であれば被告でしょうけど)の為に、主張する」ということに「世論」を気にする必要は、最終的には無いと思います。
但し、法廷外で主張するのならば、その主張がどう受け止められるのかは慎重に考えるべきだと思います。
矢部弁護士が常々書いているように「最終的に判断するのは裁判官である」が正しいとして、そうであれば弁護士は法廷内だけで主張すれば良いわけで、何もわざわざ「記者会見」を開く必要はありません。
法廷外へのアピールをしておいて「批判は不当」というのは、それこそ無責任なのではないでしょうか

私も以前に別エントリで「言葉のズレ」については言及しましたが、法曹の方々の使う言葉=法律用語と、裁判などの法律の世界に縁が薄い方々(一般の方)が日常使う言葉=普通の日本語との間には、「微妙なズレ」が存在していると日頃から感じています。

私のような非法曹の法務業が、たまぁ〜に裁判所に用事ができて書面を書くとき、「広辞苑」と「法律用語辞典」の両方を並べ、用語の定義を一つ一つ対比してチェックしながら書くことが日常茶飯事です。私は「法律用語辞典」のページを繰る度に、心の中で自分の法的知識の無さを嘆き、「法律用語」という日本語モドキに何とも言えない「恨みの感情」を憶えます。

これは司法代理権のない私が、過去に民事訴訟となった案件を弁護士さんに引継いだときや、自分の事務所の報酬取り立てで少額訴訟を行なったときの裁判所書記官の応対などで、口にこそされませんでしたが「アンタこんなデタラメな言葉遣いじゃ…」と言わんばかりの応対をされ、口惜しい思いをした経験のせいでしょう。

こうした私の感情は根元的には法律知識に対する自己の勉強不足の結果でしょうし、厳密に定義された共通用語を使わないと正しい議論ができないことも理解しています。ですが、この「アンタこんなデタラメな言葉遣いじゃ…」という応対に接したときの情けない思い、これは司法の世界にドップリ漬かった方々にはなかなか気が付かれない感覚ではないでしょうか?

我々のような司法職と一般人の中間にいるような立場だと、例えば年金相談に来た60歳70歳のジイさんオバさんに、行政用語や法律用語を並べるだけでは全く仕事になりません。おのずと専門用語を噛み砕いて平易な言葉に置き換えて説明する作業と能力が必要になります。法曹の世界の方々が非法曹の人々とコミュニケーションする場合は、ある程度こうした「翻訳作業」に配慮して頂く必要であるように感じます。

現在裁判員制度の準備作業として、難しい法廷用語の言い換えという「翻訳作業」が行なわれていることが、この「言葉のズレ」の存在を象徴しているのではないでしょうか?

個人的には「世論を気にすることはない」と思います。
世論を気にせず、社会正義を実現すればよい。
そして、その手法に問題があれば、透明性の高い方法で問題弁護士が処分されたら良いと思います。
弁護士の第3者による監督が必要と感じます。
例えば、テレビ局は、総務省に監督されています。
業務独占資格の医師は厚生労働省に監督され、問題があれば医道審議会で行政処分が下されます。
しかし、弁護士を監督するのは弁護士会という仲間内の組織で、その監督方法の詳細も不明ということでいけないと思います。
弁護士の監督官庁を指定して、問題のある弁護士には行政処分を下せるようになってほしいです。
業務独占資格だから、国が弁護士を監視し処分できる制度が必要と思います。

失礼ですがモトケンさまはこのエントリでは何を議論したいのでしょうか?

引用されたブログ記事のテーマからすると、法曹と非法曹がそれぞれスタンダードとする「言葉の壁」についてでしょうか?

それとも「弁護活動は世論に配慮すべき」という、他のエントリでも散々議論されてきたテーマについてなのでしょうか?

弁護士会を法務省の管轄とした上で、どのような弁護活動し又はすべきでないかについて法務大臣に指揮権を与えたり、国がどうしても有罪としたい被告人を無罪に導いた弁護士を資格停止に処する権限を与えたら、幸せでしょうか。

>No.9 小倉秀夫さま

小倉様のコメントを「翻訳」してみました。「誤訳」がありましたらご指摘下さい。

刑事裁判で被告弁護士側と対峙する検察官と検察庁は、現行の法制上は法務大臣の指揮下にあり、国にとって不適切な刑事訴訟を行なった検察官を罷免する権限が大臣に与えられています。
これと同じように、「弁護士会を法務省の管轄とした上で、どのような弁護活動し又はすべきでないかについて法務大臣に指揮権を与えたり、国がどうしても有罪としたい被告人を無罪に導いた弁護士を資格停止に処する権限を与えたら」いかがでしょう。
検察と弁護士の双方を法務省という一行政省庁の管理下に置けば、刑事裁判も国民の負託を請けた一大臣が一括的に管理することができ、大変効率的で国民感情に沿った裁判が行えるでしょう。
ですが、このような国家管理の刑事司法体制が実現したら、真に国民の「幸せでしょうか」?
何のための弁護士自治であり、何のための三権分立なのか、今一度議論すべきでしょう。

 ※「」内は原文の引用です

いかがでしょうか?

>小倉秀夫さん
>法務業の末席さん
国家管理の刑事司法体制が実現したら、どうでしょうかということですが、裁判で判断を行うのは裁判官なのではないでしょうか。
弁護士も検察官も定められた決まりの中で刑事裁判を行い、その判断は独立した司法が下していると感じています。
判断は司法が行うので、3権分立は保たれると思います。

問題弁護士が存在したときに、客観性と透明性のある方法で処分ができないということであれば、
弁護士自治ができてないと判断されるのではないでしょうか。

例えば独創的な弁護方法で、被告人が裁判を受ける機会を失うなどの不利益が生じたりすることが繰り返されてはいけないと思います。
そういう弁護士にたまたま当たってしまった刑事事件の被告人は、幸せでしょうか。

個人的には、弁護士自治には期待できないので、弁護士の品質を保つために、国または第3者機関(弁護士以外が半数を占める組織)による弁護士の監督が必要と強く感じます。

> じゅんさん
個人的には、弁護士自治には期待できないので、弁護士の品質を保つために、国または第3者機関(弁護士以外が半数を占める組織)による弁護士の監督が必要と強く感じます。

同感です。本来なら医師や弁護士のような職種では同業者の団体がきちんとしたピアレビューを行うべきでしょうが、現状ではそれは困難であり、国民の多くもそれを望んではいないと思います。

> 法務業の末席さん
何のための弁護士自治であり、何のための三権分立なのか

外からは弁護士自治がきちんと機能していないと見受けられますし、三権分立とは低品質な弁護士を野放しにしておくことではないと考えます。

>じゅんさん

国が監督することになれば、国家に対立する裁判などできなくなる可能性が高いです。現に裁判官ですら行政訴訟なんかで国敗訴を言い渡すと、「島送り(島流しだったかも)」にあって冷遇され続けるといったこともあるようですし。

ちなみに戦前は弁護士も司法省(?)の管理下にあったので国と戦うことなんて滅多にありませんでした。

小倉さん、言葉が不足に感じます。
法務業の末席さんの補足がありますが、「なぜわざわざ弁護士と言う職分だけは、国家機関の統制外にしてあるのか」と言う意義を説かないと。

門外漢なりにざらっとしたイメージで言うと、立法には政権与党と野党の対立があるように、国権をバックにつけた実力行使装置(政権与党や検察・裁判所)に対しては、その国権の統制外に置かれた対抗装置(野党や弁護士)が欠かせないってところでしょうか。

一党独裁の政治体制が理想だというなら仕方ありませんが、私はそんなのご免蒙りますし、同じように弁護士が国権の統制下に置かれた司法装置もご免蒙ります。

すみません。少し口はさみます。
まず、三権分立とは関係ないと思います。
三権分立は国家の中の振り分けの話だと思います。
弁護士がなぜ国の監督下に無いかといえば、皆さんおっしゃるように、
国とも闘う立場にあるからでしょう。刑事弁護なら、もろに
国家権力VS被告人弁護人の構造です。
ただ、弁護士としてあまりに質が低かったり、「八百長弁護」などの問題があって、
弁護士として一定の「品質」を保ってほしいなーと思いますけれど、
それで国の監督下にしてしまうと、ヒゲの心配をして首を取られるという
結果になるような気がします。(たとえがおかしいような。。)

>惰眠さん
国権をバックにつけた実力行使装置(政権与党や検察・裁判所)に対しては、その国権の統制外に置かれた対抗装置(野党や弁護士)が欠かせない

対抗装置に対しても何らかの歯止めは必要と考えます。政党に対しては投票という手段で国民が関われますが、弁護士という国家によって業務独占を認められている職種が聖域となることには納得できないと思う人が多いのではないでしょうか。

少なくとも同業者以外の第3者を交えた監督機関くらいはあってもよいと思います。弁護士会の懲戒委員会には第3者が入っているのでしょうか?

前にモトケンさんもどこかで書いてらっしゃいましたが、質の低い弁護士は、市場経済の原理で淘汰されますよ。
公務員と違って食い扶持の保証があるわけじゃないですから。
国選弁護なら兎も角、質が低いと巷間言われるような弁護士をわざわざ私選で刑事弁護に着けようなんて、余程の物好き以外いないでしょうからね。

問題視されるべきは、食い扶持の保証されている所謂「悪徳弁護士」ってやつでしょう。ヤミ金なんかと提携している、文字通り「弁護士の品位を汚すべき非行」をしているような。

確かに弁護士懲戒制度が「見えにくい」と言うのはありますけど、普通そういうのって苦情処理とか損賠提訴とかでケリのつく話なんじゃないかという気がします。

と言うか、なんでこう弁護士弁護士言うのかなって私は少し不思議です。
「問題裁判官」とか検察官のことってあまり(殆んど)言われないじゃないですか。あっちは国家公務員としての身分保障があり、なおかつ誤謬に対する懲罰措置が本当に取られているのかどうかさえ分からないというのに。

やっぱり「世間から見て判り易い」ターゲットが狙われてるって感じですかね。

No.6 法務業の末席 さん

実は、私も言葉のズレには注目しておりました。

今枝ブログに「マスコミの誤報について 1」というエントリがありますが、その中で、マスコミの誤報として

>被害者らを殺害した行為を「ママゴト」と主張している(実際は戸別訪問のこと)。

と、ママゴトは戸別訪問の意味だとしています。でもなんか変ですよね、ママゴトが戸別訪問の意味というのは。

そして、ママゴトを辞書で引くと

ままごと 0 2 【▽飯事】 子供が、炊事・食事など家庭生活のまねをする遊び。主に女の子の遊び。ままごと遊び。 三省堂提供「大辞林 第二版」

と、やはり、およそ「戸別訪問」とは無関係に思えます。

しかし、もっと良く調べてみると

こんなの!こんなの!がヒットします。

これだとむしろ、弁護団の主張より、誤報の方が近いです。
実は、元々誤報の方が正しくて、弁護団が主張を変えたのではないかとすら思えます。法律用語は難しいですね。

なんか、「国」に対して絶大な信頼を持ってる人って
わりといてるんだなぁ、というのがこのスレをここまで
読んでみての感想。

>bplusさん

確かに、そうですね。これがいわゆる「お上依存体質」てやつでしょう。国家権力が歴史上最も人を殺し、人権を侵害してきたっていうのに。

話それますが、上からの市民革命を経た国においてはしょうがないのでしょうか。

>学生その1さん
>惰眠さん
弁護士は時として、国家権力と対峙することがある。
国権の統制外に置かれた対抗装置であるべきだ。
だから、弁護士の監督は必要ないということですか?
弁護士という資格を一度取れば、超法規的存在になれるような感じを受けます。

弁護士という資格は、日本の国の中で紛争性のある事案について法律事務を資格に過ぎないと感じます。
ですから、一度国が資格が与えたら、その後は国はなにも知りませんよっていうのも、おかしい気がします。
また、社会正義の実現のために誠実に職務を遂行されている弁護士のかたがほとんどだと思います。
しかし、弁護士の中に資格を得た後に不適正な行為をする方がゼロとは、いえないので、客観性と透明性の高い弁護士の品質管理方法が求められると思います。

検察官と裁判官の品質確保も今後問題になるのかなか?
とくに、裁判官については、判決文を署名して書いているので、検証は比較的簡単に行えるのではないかと思いますけど。
様々な判決文を比較して、矛盾があれば責任を問われたりするのかな?

>bplusさん
「国」に対して絶大な信頼を持ってる人ってわりといてるんだなぁ

私は、弁護士が国家権力から国民を守ってくれると本気で信じてる人ってわりといてるんだなぁ、と思いました。

>学生その1さん
確かに、そうですね。これがいわゆる「お上依存体質」てやつでしょう

老婆心ながら、お上も弁護士もあまり信用しないことです。

>No.21 じゅん どの
言わんとすることは理解しますが、もし言われるような体制に
転換したとしても「あちらを立てればこちらが立たず」になります。

「あちらを立てる」と「こちらを立てる」ときより不利益が
比較にならないほど大きいです。
(なお、不利益を被るのは国民自身です)

というわけで、納得はしません。

じゅんさんは「国」が管理監督する以外は監督していることにならない、とお考えなのでしょうか。
私は「国」が介入することについては否定的ですが、一度も野放しでいいなどとは書いていませんよ。

不法を為した弁護士には、現行の懲戒制度が機能するでしょうし、そもそも民事・刑事の法的制裁だってあります。悪評嘖々となれば依頼者数が減少して干上がるでしょう。開店休業って奴です。

そういえば医師免許や(最近は少し変わりましたが)教員免許なんかも、一度取ったら終生その資格が生きますよね。それも片っ端から「国」が管理しますか。
事務手数料収入で国庫が潤いそうです(笑)。

というか、どうしてそこまで「国」が信頼できるのか、私には不思議でなりません。

>じゅんさん

超法規的存在だとは思いません。しかし、おっしゃることはごもっともなので「不適正な行為」を分類して考える必要があると思います。

「刑法や刑罰対象(特別刑法)の行為」ならば現に資格剥奪・停止されますし、刑務所へも行きますし逮捕されたりもします。
「民事上違法の行為」ならば裁判で訴えられたら、ただの当事者の一人です。敗訴し行為の程度によっては懲戒請求は認められます。

じゅんさんがおっしゃりたいのは、上記に当てはまらないもの、あるいは「民事上違法の行為」のうち程度の軽いものなのかなと思うのですがどうでしょうか?
もしそうなら、そのほかの業界の方々とそんなに違わないと思うのですが。「客観性と透明性の高い弁護士の品質管理方法」は確かに必要ですが、国は最も管理に適さない存在だというのは他の専門性の高い職業多数に当てはまると思います。

>惰眠さん

アホウなので考えながら書いていたのでかなりかぶってしまいました。すみません。

私も、世論を気にする「必要」はないと思います。

しかし、世論は気になるし、気にしてもいいのではないかと思います。

被疑者段階など方針が決まっていない段階で、ペラペラ情報提供するのは被告人の利益の点からどうかと思うようになりましたが、本件のような事案や再審請求事件などでは、世論を「大いに気にしてよい」し、「世論に気を配った情報発信はそれで被告人の不利益が解消され利益になる余地があるなら『必要』と言っても過言でない」というふうに思います。

実は、橋下弁護士と私の姿勢は、極端に対抗するものではなく、境界線を引くラインが違うだけで、同じような問題意識を共有しているのではないか、とも思うときも(たまに)あります。

>ysさん
私は、弁護士が国家権力から国民を守ってくれると本気で信じてる人ってわりといてるんだなぁ、と思いました
老婆心ながら、お上も弁護士もあまり信用しないことです。

おっしゃることはわかります。守ってくれない弁護士方々も多数いるでしょう。たとえば「企業法務専門で国選などはすべてお断り」てな弁護士もいるやに聞きます。
しかし、少なくともお上から守ってくれる「可能性のある」のは、刑事裁判上において弁護士しかありえないのではないですか?私はマスコミに運良く味方してもらえた場合のみ、救われる社会など嫌です。

弁護士がその資格を剥奪されるのは、弁護士会の懲戒制度で除名または退会が確定した場合だけではありません。次のような場合も弁護士資格を失います。
(弁護士法第7条の規定を平易な用語に翻訳しました)

 (1)禁固以上の刑に処せられた場合(執行猶予を含む)
 (2)成年後見人または成年後見補佐人が付けられた場合
 (3)破産宣告を受けた場合

このエントリに限らず、弁護士会の懲戒制度のみを取り上げて弁護士会に任せるだけで良いのか…云々、という書込みが目につきますが、弁護士の資格は懲戒制度以外にこうした欠格要件が法で定められていることを知っておいて下さい。

<追加・法曹の方々へ>
本来こうした弁護士制度の説明、弁護士法の解説などは、法曹資格のある方々自ら行なうべきではないですか?
国民に正しい司法制度を啓蒙する「行動」は誰が率先して行なうべきでしょうか。惰眠さま、学生その1さまなどの非法曹の方々が頑張っておられるのを、法曹の方々が黙って見つめておられるように感じますが…。
もちろん法曹の方々も本務に忙しく、リアルタイムでコメントできないのは理解しますが、議論のお題だけ投げ与えておいてあとは勝手に議論しろ、というようにも感じ取れます。
法曹の方々の積極的な行動=発言を切に希望しております。

大変僭越かつ失礼なコメントになりました。表現が不適当でしたらご容赦下さい。

>今枝さん

私、怒ってます。

 今枝さんに向けるのではなく安田さんに向けるべき怒りかもしれないですが、あの「安田会見」を止められない弁護団の皆さんにも責任の一端はあると思いますので、敢えて述べさせていただきます。

 もちろん裁判は「世間」を相手にやっているわけではありませんから、世論を気にする必要はないでしょう。
 しかし記者からの要請に応じて、または弁護側からの要求で記者会見で喋るのであれば、それ相応の情報開示の戦略が必要ではないでしょうか。情報と言うものは、なんでもかんでもオープンにすればいいってものじゃないですよ。
 極端な話、カメラ入れて会見なんかしないで、記者レクでいいんですよ。もしくは精々ぶら下がりインタビューに応じる程度で。言葉を択んで。

 安田さんのスタイルは昔っから「アレ」ですが、私は殆んど最悪だと思ってます。活動家のアジ演説じゃあるまいし・・・自説をぶつなら法廷でやってくれって思います。司法記者を嘲弄したいんなら別のタイミングでやってくれって思います。


 いずれにせよ、これまでの光市事件での被告人弁護団のプレス対応は、被告人の利益になるどころか不利益を招いていると感じています。

 仮に、仮にですが、傷害致死主張が通って何十年かあとに被告人が社会復帰したとして、ですよ。
 今回、弁護人が行った「揚げ足を取られやすい」「片言隻句をなじられやすい」説明で決定的となった、被告人に対する世間の印象は、最悪を通り越していると思いませんか。
 殺意や計画性を否認するストーリーのバックボーンとして、弁護側主張があのようなものになった事情は理解します。公判のことだけを考えるならば、母体回帰願望シナリオでも、人格形成不全でもいいです。
 でも、固定化してしまった「色眼鏡」で見られる人物が、マトモに社会生活を送れると思いますか。

 法律的には「元殺人犯」ではなくなるかもしれませんが、「あの事件を起こした(元)犯罪者」を、世間が受け入れますか。誰が、どうやって、いま既に世間に固定してしまったイメージの変更を行うんですか。

 今枝さんがお医者の喩えを使ってらしたのでそれに倣いますと、患者は廃人になっちゃったけど手術が成功して生き延びたんだからOKと言う態度にさえ見えます。

No.29 法務業の末席 さま

本来こうした弁護士制度の説明、弁護士法の解説などは、法曹資格のある方々自ら行なうべきではないですか?

・・・・・・・・・・・。

どれだけおかしなことを発言していらっしゃるか、自覚ありますか?

いつも頷かせられるご意見が多いだけに、今回のコメントは非常に奇異に映ります。

>No.31 fuka_fuka さま

残念ながらご指摘が理解できません。
私は法令の紹介や、難しい法令用語、弁護士会のシステム等を非法曹の方々に最も詳細に説明できるのは、我々非法曹の者ではない、と申し上げたかったのですが…

> fuka_fuka さん
どれだけおかしなことを発言していらっしゃるか、自覚ありますか?

自分たちの不利益になるようなことを弁護士が自分から言い出すはずないだろう、という意味でしょうか?

皮肉です。

非法曹の人間に対して、誰がどのように説明するかは本質的ではないと思います。
法令の紹介や、難しい法令用語、弁護士会のシステム等を非法曹の人間が理解するための助けは、一部の良識ある法曹の方のボランティア的な活動によって(たとえばモトケン様のこのブログも含めて)十分になされているし、今までもそれが不十分だったとも思いません。

問題は非法曹の人間に放送の人間の主張を理解する木があるのか、です。
もしそれがあれば今枝氏のブログはコメント欄閉鎖に至っていません。

「一般人」を名乗る人々があくまでもワイドショーのストーリーにのっとり、弁護士を敵視する現状ではどんなに丁寧で誠意あふれる説明をしても、それは弁護士を攻撃する材料になるだけです。

思うに、「一般人」が弁護士に対して理解ある態度を取る要に方向転換させるのは、弁護士自身には成しえない仕事だと思います。
それこそ、「たかじんの〜」に出ているようなタレントじゃなければできないことでしょう。彼らは「一般人」の行動モデルですから。

ああ、ysさまのような誤解を招きかねない表現でした。失礼しました。

法曹を名乗るコテハンの書き込みが(自分の期待より)少ないというだけで、
「おまえら素人に説明させておいて高みの見物か、ふざけるな」 (←すみませんNo.29はこうおっしゃっているとしか理解できません。わざわざ「失礼」と断っているくらいですし)
と非難する感覚の異常性を申し上げているんです。

それに、非法曹の方であれ誰であれすでに説明済みで、特に間違った説明でもないなら、なぜ重ねて説明する必要が?

No.29

もちろん法曹の方々も本務に忙しく、リアルタイムでコメントできないのは理解しますが

という理解が前提なら、いったいどういう了見で上記のような非難(あえてそう言います)を書いているのか、と。

>ponさん

そのとおりですね。彼らタレントの影響力は絶大です。いい方向へも悪い方向へも「一般人」を動かせると思います。

しかし、すちゅわーですさんやモトケンさんの様に法曹の方々が説明されることが「弁護士を攻撃する材料にしかならない」とは言い切れないと思います。自分の考えを改める・発展させる人もいると思うのです。

現に私はROM専でしたが、意見を言うことが他の人に影響を与え自分を見直せるとも思ったのでコメントするにいたりました。

 モトケン先生、hage さん、こんにちは。

 どうも心配していたとおり、このスレも他と同じ話題の繰り返しになっていますね。

 若い頃読んだペリイ・メイスンか何かに、poetic justiceという単語が出てきて、あ〜、うまい言い回し(?)があるもんだなと感心した憶えがあります。

 詩は情であり、人間の一人一人に、全く同じ言葉で各々異なることを語りかけます。正義はひとつと言われますが、やはりどこかにウソがあるのではないでしょうか。

 法廷で追求される正義と、人それぞれの正義が違うものであるところに、働きかけが必要であるように思います。行動が求められているのではないでしょうか。

No.35 fuka_fukaさま

本日の午後の私の表現が少々過激となっておることは自覚しており、このエントリでの発言がマナー上かなり問題があることについては、発言者本人としてお詫び申し上げます。

ただ、私自身このエントリのトップの方で「言葉のズレ」と司法界の「翻訳」の努力について十分かどうかお考え頂きたい旨発言しました。しかるに直後に小倉秀夫様(私は弁護士の小倉様と思い込みましたが)がたった3行少々の、決して丁寧な発言とは思えない書込みがあり、「誤訳」があったらご指摘頂きたい旨を冒頭に掲げて自分なりの解釈説明を加えた文章に直させて頂きました。しかしその後4時間にわたり、かつ20以上のコメントが続く中、小倉様ご本人はもとより法曹の方々より何ら反応を頂けなく、自身で少々イラ立ちを感じておりました。そのような心裡のまま発言してしまったことは後悔しております。その点については重ねてお詫び申し上げます。

なお、これ以上エントリの主旨と逸脱しては、モトケンさま並びに他の皆様にご迷惑と存じますので、一旦このコメントで失礼致します。

モトケンさま、私の29のコメント後段、不適切とご判断されるなら、管理者権限で削除して頂きたく存じます。

「立憲民主主義の建前上は、職責に忠実な弁護士であれば、世論を気にする必要はない」と考えます。

『立憲民主主義の建前上は、』国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて裁判システム(弁護人の職責含む)を決定できますので、弁護人が職責に忠実であるならば、弁護人の行動と国民の意見としての世論は基本的に矛盾しない筈だからです。

ただ、上記は建前上の話であり、実態は異なっているのかもしれないという事ですよね。
本質的な問題があるとしたら、立憲民主主義の建前と現在の状況(実態)が異なっているのかもしれないという件です。

そしてその問題を、弁護士だけに負わせるのは不適切です。
ゆえに、職務に忠実な弁護人が世論により批判される事があれば、弁護人を責めても根本的な解決にはならないと考えます。
(根本的に解決するには、上記の本質的な問題について検討する必要があると思います。)

いわゆる「一般人」の人が言う「世論を重んじろ」とか
「空気を読め」とか「懲戒請求の重みを受け止めろ」
というのは、やくざの「誠意を見せろ」という言い分と同じで、
具体的に言ったら問題になるような要求をぼかしていってるんですね。

本件に関する彼らの要求を具体的にしてみると、
「弁護人を辞任しろ」
「少年を死刑にしろ」
「検察に肩入れしろ」と、こうなります。
自分でも暴論だとわかっているからぼかした表現をしているわけですね。

No.38 法務業の末席 さま

失礼しました。小倉センセイとのやりとりに主眼があってのこととは気づきませんでした。
(No.10 の「翻訳」のような反応に喜んでレスをする方でないことはすでに十分ご存じで、そこはもう終わっている話という前提で、法曹コテ全般に対する感想かと思いこんでしまいました)

小倉センセイが得意とされている技法ですが、No.9 の

国がどうしても有罪としたい被告人を無罪に導いた弁護士を資格停止に処する権限を与えたら

といったのは、 「わら人形論法」 と呼ばれています。

ひどい誇張です。これまで誰も 「国家にそういう権限を」 とは言っていないですし、そのような主張に対しては、誰もが(少なくとも多くの人が) 「ちょ、そこまでは」 「ねーよwww」 と思うような表現になっています。

このように相手の主張を勝手に誇張し、その誇張された主張を相手の主張に置き換え、返答に窮させるというものです。
勝手に置き換えた叩きやすい相手を叩く(釘を打つ)ことで、本体にダメージを与えるといった意味でのネーミングと理解してます。

対応としては主に2つで、スルーするか、「この限度での主張と理解すれば、こういう面では賛成でこういう面では反対」 のように誇張部分を消去してまともな議論の土俵に戻すかのどちらか。
法務業の末席さまも惰眠さまも、ふつーにごく自然に後者の対応をとっていらっしゃったので、それを 「根に持っている」 とは思わなかったというのが私の言い訳です。

言葉が過ぎ、大変申し訳ありません

>No.40 ponさま
私はちょっと違う感覚を持っています。
個人的に「空気読め」という言葉は嫌いな言葉の一つです。
「皆がこう思っているから、お前もこう思え」という
自称多数派の傲慢さがにじみ出ているような言葉に思えてなりません。

いかがでしょうか。

「世論」とは正確にはイコールではないと思いますが、「マスコミ」(報道に限りません)の動向には気を配ばる必要があるのかなと思います。

その上で、被告人の弁護人としての活動に支障がでるのなら、対抗する必要もあるのかなと思っています。効果的な方法は何かといわれると自分も答え持っていませんが、「説明」とか「説得」だけでは足りないような気がしています。

今回のケースのように、世論がいくら弁護士をバッシングしても
弁護士は自分の職責(被告人の弁護)を果たすべきです。
そういう意味では世論を気にする必要はありません。

その一方で、世論を味方にすることで裁判が有利になるという現実もあるように思います。
今回のケースは正にそのケースで、世論を味方にしたことで検察側は有利になったと感じます。
そういう意味では世論を気にする必要もあります。

それは司法の中立性という観点でみた時にどうか、と言うツッコミもあると思いますが、
メディア社会の現実に対応していくことも求められるのかなとも思います。

No.41 fuka_fuka さん

私、個人的にロジック好きなのですが、
「わら人形論法」早速ぐぐってみたら
勉強になりました。

「被告弁護団は死刑廃止論者だ。
だから裁判を利用している」という類の
論も「わら人形論法」かと。

ponさん

あなたの意見を聞いてると一般人とは
・愚かで
・マスコミに左右されやすく
・自分の意見がなく
・やくざ紛いのことをする人

あなたは頭がよくて教養もあるかもしれない
ある種一般人とは一線を引くような崇高な人物かもしれない

でも大多数の国民は所謂一般人ですよ。
国の舵取りを任せる政治家を選挙で選ぶのも一般人の票が多数を占めるし、ある意味では総理大臣も一般人が選んでるとも考えられるでしょう。

でも教養のある崇高な人が大多数を占める国なんて世界中さがしてもないと思うだけど・・・

あなたから見れば愚かに見えるかもしれない一般人の密度が高い日本に生まれたことを運がなかったと思い、温かく一般人を見守ってくださいね。

今さっき帰宅したばかりなのですが、平日に4時間レスがつかないというだけでおしかりを受けてしまうと厳しいです。

 私も、さきほど仕事が終わったところですが、午後から出ずっぱりでしたので、おしかりを受けたかどうかもわかりません(^^;
 昨日一日のコメント数は約240です。
 とても読みきれません。
 
 

はやっ!ちょっと目を離したら付いていけなく成りました(・・;

で、ちょっと横槍。
ponさんは「いわゆる一般人」「一般人と称する〜」と書いているので、社会一般の大勢とは意味が違うのでは?

意識としては「大勢に紛れながら不埒な言動をする一部の人」を指している、言い替えれば「彼にして不当に思われる言動の主」に対する評論な感じです。

再度、投稿させていただきまス。
弁護士さんは「世間」を気にするでしょう。
評判にかかわりますから。

「べきか」問われると、
・刑事弁護は「予断を入れない」方がしやすい。
・民事裁判は、「裁判官の心証を良くする」に努める。
 成功している訴訟等はHIVなど、やっぱり世間を見方にしたほうが有利です。行政も動く。

・裁判官は「被告人が血族3親等以内、姻族6親等以内の?」裁判に参加できない。また、最高裁の規範に左右されるス。
・検察官は、本来「個人として独立機関」としていますが、公務員である以上、検察庁、上司の方針に影響を受けまス。
・弁護士は今のところ、身内の弁護士会しか処分wできません。日弁連HPで見る限り、ほとんど、不相当、却下です。
>No.11 じゅん
今のままの弁護士会、日弁連なら、No.11じゅんさんの考える方法も検討されるでしょう。
また、現在、資格登録制ですが、今後、教諭のように「期間を決めた更新性」も出てくると思います。
No.11 じゅん さん
どこの組織でも「自浄作用」が求められている。
 
少し、日本に帰るのを延期しようと思います。

>No.8 法務業の末席 さん

 半日にして超亀レスになってしまいましたが、

>失礼ですがモトケンさまはこのエントリでは何を議論したいのでしょうか?

 ちょっと世間(の一部)を気にしただけです(^^;
 エントリを外れた議論でコメント欄が盛り上がるのはこのブログの常ですので、明確にテーマを設定したエントリ以外では、ご自由にどうぞという感じです。
 別のエントリの議論もすぐに埋もれてしまう状況ですので、繰り返しもやむを得ないと思っています。

 藁人形だ、極論だと仰るのは自由なのですが、法務省が弁護士を支配下に置き、これを処分する権限を有した場合、法務省の意向に反する弁護活動を行えば、その弁護士は資格を失い又は停止させられる危険があることは、否定しようがありません。

 実際、戦前、布施辰治弁護士が懲戒され、資格を奪われた事例があるのですから。

>No.46 fuka_fuka さん

クリシン本の登竜門ですね。
すみません、未読です。
私はずぼらなので、「クリティカル進化論」を読むだけで
とりあえずは良しとしています。
(fuka_fukaさんのお示しいただいたリンク先に
同書は紹介されているので、リンクは張りません)

>No.47 海蛇 さん

おっしゃる言の行き着く先にあるのは
衆愚政治かもしれないと私は思います。
民主主義が衆愚政治に堕したとしても
民衆の自己責任かもしれませんが、
温かく見守ってというあなたの言に私は首肯しかねます。


さて、本エントリのお題に言及すると、
傾聴に値する世論なら気にする必要があるかも
しれませんが、そうでない世論は気にしなくても良い
と私は考えます。

>No.51 パンダinUSAさん

>少し、日本に帰るのを延期しようと思います。

でしたら、アメリカ等外国の弁護士会がどのようなものか、いい機会ですから勉強されるといいと思います。

特にアメリカの弁護士会は、日本と比較にならぬ権威と実力がありますから。

専門性の高い職種であればたとえどんな職種であれ「世間」「一般人」よりもその分野に関しては詳しく、正しいと思います。その点で「世論」を気にする必要はないと思います。さらにいえば「マスコミ」「行政」「国」に対しても「専門家集団」の方が正しいと言えます。専門家集団を裁くのはその集団の中でのみ行うべきであり、その集団の「空気」を読めない人たちが裁くべきではないと思います。
所詮「世論」なんてものは「マスコミ」とそれを動かす力でのみで形成されるものですので「強い世論」はあっても「正しい世論」はないと思います。ゆえに専門家集団は「世論」によって流される必要はありませんが「世論」を正しい方向に導く努力はすべきと考えます。

初めてコメントさせていただきます。別のスレにもありましたが、「世論」って何ですかという問題がありますよね。「世論」はマスコミによって作られる部分が大きいことははっきりしています。

マスコミ対策をすべきであるか、という点では答えはイエス、
勝手に流れてしまうマスコミの論調にあわせるべきかという点では答えはノーではないでしょうか。

弁護人が「世論を気にする」のは、すなわちマスコミ対策をするということではないかと。マスコミの司法に対する現在の無理解はひどいと思いますが、真摯な情報発信をしていけば、必ず一定の理解は得られるのではないかと思います。私などは、もう少し「政治的」であってもいいとすら思いますけどね。

マスコミ対策、というなら、
世論形成という積極的な意味ではなくて、
マスコミの誤報を防いだり、
被告人、その親族のプライバシーを守るために、その交換条件として、一定の情報を開示したり
という、防御的な意味でのものなら意味があると思います。

刑事司法に対する理解は、
余裕があったらやりたい人がやる、程度で良いのでは。

やるからには、誤解されないようにやらなければならないので
とても負担だと思うし、
だいたい、そーゆーことは、裁判員制度を宣伝してるとこがやる方がちゃんとしたことが出来ると思うし。

>No.49 モトケン さん

すいません。暇人なのでコメントしすぎました。

自分の意見が少数意見なら(多数意見でも)、自分の考え方が間違っているか考える。
それでも間違っていないと考えるなら、自分の考えで行動する。
司法も主権者の批判を受ける。しかし、多数の横暴から守るために与えられた主権者からの負託にもこたえる。言うは安く、行うは難し。

刑事弁護士が世論を気にする必要は全くないと思います。

刑事弁護士が記者会見等でマスコミに情報を提供することは,百害あって一利なしです。マスコミが被告人側の言い分をきちんと整理して報道することなどまずあり得ないことで,一部分だけを編集して面白おかしく取り扱われるだけです。マスコミの報道が一方的かつ信用に値しないのは(NHKはかなり中立的だと思いますが),弁護士であれば当然認識しておくべきことで,なぜマスコミを相手にするのか理解できません。しかも事件の係属中です。事件がマスコミに大きく取り扱われるほど,多くの人に事件の内容が知られ,被告人が社会復帰する際に不利益が生じる可能性があります。刑事弁護士の仕事は,法廷で裁判官を説得して,被告人の利益を最大化することであり,公開法廷で弁論する以上にマスコミに情報提供すべきではないと思います。

民事事件では,原告側の弁護士がマスコミを利用して,世論に訴えかけ,政治を動かして解決を図ることはあります(例えば,公害被害訴訟で,被害救済の新法をつくってもらったり,政治家に動いてもらって和解で決着するなど)。しかし,刑事事件の場合,和解での決着はありませんので,世論や政治に訴えかける必要はありません。

確かに,刑事弁護士の仕事はつらい仕事です。世間に認められることもありませんし,弁護士業界の中でも相対的に軽く見られる傾向もあります。ヤクザの親分や会社役員の刑事弁護等でなければ,報酬も少ないでしょう。だからといって,マスコミに情報を発信して,少しでも世間に注目してもらおうとするのは本末転倒ではないかと思います。

刑事弁護士は,世間から注目されることなく,ひっそりと活動し,被告人の利益だけを考える。公開法廷で弁論する以外は,一切外部に情報を提供しない。事件が終了したときに,世間は誰も評価してくれないけれども,被告人だけは「ありがとうございました」と言ってくれる。これが刑事弁護士のあるべき姿だと思います。

刑事弁護においては,概して依頼者である被告人が社会的に非常に弱い立場にあり,被告人の唯一の味方が弁護士であるという場合もままありますので,刑事弁護士が言うことに対し,被告人は反対しにくい状況にあります。そのため,刑事弁護士の事件に対する裁量は一般的に広くなり,刑事弁護士の意向が事件の進め方に大きく影響します。マスコミに対して情報を発信するかどうかも,最終的には被告人が決定すべき事柄ですが,被告人が十分に状況を理解したうえで,刑事弁護士に対してマスコミへの情報発信の許可を与えているかどうかは疑問が残ります。

マスコミ対応については,司法研修所で習うことはありません。私としては,刑事弁護においては,公開法廷で弁論する以上に,外部に情報発信してはならないというのを原則にすべきだと思っています。

今回の事件でいえば,光市事件の被告人の弁護団が記者会見をせずに淡々と弁論のみを行っていれば,橋下弁護士が弁護団に対する懲戒を扇動するような事態にならなかった可能性も十分あると思います。光市事件の弁護団は,自ら火事を起こして火消しに躍起になっている,そういう印象を受けます。本当に被告人の利益だけを考えて刑事弁護を行っているのか,光市事件の弁護団にはもう一度自問自答してもらいたいと思います。

>No.55 tmx さん

ありがとうございます。
刑事裁判は、やっぱり、アメリカでも地味ですね。
しかし、州の権限が強くて法律も州をまたぐと変わってしまうので、注意してかかわらないようにしています。
ただ、保安官、警察官は延々(失礼)しっかり、ゆっくり説明してくれます。まあ、私が外国人であるからでしょう。
民事裁判はとってもひどいです。制裁的判決が特に目立ちます。少しのことでも、高額の賠償金が請求されます。
しかし、少し注意すれば、かかわることもないと思います。

湯浅は本当はおかしいです。しかし、頭はいいんですな、これが。日本で目だってるみたいでっすが(笑)

No.62
ちょっと外れますが・・・

ただ、保安官、警察官は延々(失礼)しっかり、ゆっくり説明してくれます。
それで聞いてなかったとか、気が動転していたからとか、意味が分からなかったなんて後で言いませんし、言っても通じないですよね。

日本ではそう言い出す人もいますし、「気が動転してというのも分かるよねぇ」と同調する人も出てきます。
医師が事前説明(インフォームド・コンセント)をしっかりしても、同じように聞いていなかったと言う人が結構いるそうですから。

周りも優しすぎる(厳しくなれない)のかな?

>No.41 fuka_fuka さま

瞬間湯沸かし器的かつ脊髄反射のコメントを先に投稿したのは私の方で、不適切な表現には改めてお詫び致します。


>No.48 小倉秀夫 さま

小倉先生のコメントスタイルについては前々から承知しております。満を持して解き放つような先生のコメントには、深い法知識と豊かな経験に裏打ちされたロジックを凝縮した感があり、常々敬服しております。
4時間云々というのは決して先生を名指しして発した言葉ではないつもりでしたが、言葉が足りずご不快に思われたのであればお詫び申し上げます。


  <自主的懲戒処分決定の公告>
平成19年9月28日午後、法務業の末席がモトケンブログにて発言した内容は、論旨の主旨はともかく、その表現がコメンテーターとしての品位に欠け、懲戒に相当する行為であると認め、ここに10月1日午前0時までコメンテーターとしての業務停止の懲戒処分とすることを決定し、公告いたします。

>No.55 tmx
>特にアメリカの弁護士会は、日本と比較にならぬ権威と実力がありますから。

 これは、初耳ですが、詳しい内容あるいは、文献・ソース等をお教えいただけないでしょうか。

No.61
その通りだと思います。
ただ、

なぜマスコミを相手にするのか理解できません。
秋田の子供殺害事件では、マスメディアが親族の取材に押し寄せて、それを避けるために対応せざるを得なかったということも言われていました。

メディアスクラムにしないから会見で情報提供しろ、という取引なんでしょうかね?
人質司法ならぬ人質メディア手法・・・色々と苦しい選択があるのでしょう。

>惰眠さん
国を信頼しているわけではありませんが、
弁護士の懲戒制度が、弁護士を中心に構成されていて、第3者による監視がされていないのではないかなという疑問です。
専門性が高い集団で、その処遇は一般人には、理解できないものかもしれませんが、
同業者だけだと、かばいあったり、隠蔽したりというのは、様々な業界ではよくあるので、弁護士自治に、透明性と客観性をもたせるために、国に関与してもらうのもよいかなと感じたまでです。

>法務業の末席さん
弁護士法第7条による規定で弁護士資格を失うことは理解しました。
しかし、弁護士としての仕事の内容はどうなのでしょうか?
例えば、罰則規定はありませんが、弁護士の皆さんが得意とする法律に「裁判の迅速化に関する法律」なんてものもあります。
裁判が2年以内に終わらなかったのは、弁護士が職務の使命と重要性を軽視しているからだ、誠実な弁護を行い2年以内に裁判を終了する期待を裏切られたなんて、訴える人はいないかもしれませんが、
独創的な手法で結果的に裁判を遅延したばあいに、弁護士会はどういう処分をとるのでしょうか。

まあ、弁護士が誠実に職務を遂行し裁判の迅速化に協力していたら、結果的に裁判が2年6ヶ月かかることはなかった相当の蓋然性がある。
だから、担当した弁護士は、2年以内に裁判が終了するという期待を裏切った。期待権の侵害で慰謝料を払ってねなんてなるとは思えないけど。
日本弁護士連合会には、裁判の迅速化に関し、弁護士の態勢の整備を求められていますよ。

No.7 じゅんさん
>弁護士の第3者による監督が必要と感じます。

という件に関して、なぜ弁護士法第71条「綱紀審査会の設置」について誰も紹介しないのか不思議に思います。

このブログの「弁護士の品位」のコメントNo.278
http://www.yabelab.net/blog/tyoukai/2007/09/23-174117.php#c82824

に書かせていただきましたように綱紀審査会は、
(1)懲戒請求処分の最終的な判断をする場所
(2)メンバーは法曹界を除く学識経験者で構成
(3)ただし、日弁連の中におかれている

となっており現在の弁護士法では「法曹資格を持たない者」が懲戒請求の最終的な判断(日弁連が懲戒処分を却下等して、それに不服の申し出をした場合)をすることになっています。

したがって「弁護士の独立自治」と「国民の意見を反映した処分」を同時に求める現行法上の方法としては、懲戒請求について徹底的に(もちろんそれなりの根拠をもって)行う、ということになると思います。

#政府としても「弁護士の独立自治」に配慮した上で、強い不満として存在する「仲間内の馴れ合いでないか」という批判にこたえる立法を行ったものと思います。

今枝弁護士は世論に対し説明責任を果たそうと頑張っているが、結局、刑事弁護人としての立場からの説明でしかなく世論は理解しない。

被告人を徹底的に擁護した説明では、いくら噛み砕いてわかり易く説明したところで、心に響く事はない。

例えば、「検察官は私をなめないでいただきたい。」と言った被告人に対し今枝弁護士は「死刑の危険にさらされている法廷で、被告人は、生きる決意と自尊心を示したのではないか。」と言ってる。

この感覚が刑事弁護人の感覚だ理解しろなどという態度では、いつまでたっても世論の感覚とは平行線で交わる事はない。

今枝弁護士が本当に説明責任を果たしたいと考えるならば、世論の感覚や目線に立ったわかり易い説明が必要である。

いま世間は被告人側弁護士に「説明責任を果たせ」としきりに求めているわけですが、もしかすると、世間が本当に求めているのは「社会に説明すること」ではなくて、単に「一般人の俺(わたし)を納得させること」なのではないでしょうか?

たとえ何十時間、何百ページ費やして、弁護方針や被告人の主張を一切合財公にしたとしても、その内容が自分の正義感にそぐわないと感じた一般人が少しでもいれば、やはり「説明責任を果たしていない」とバッシングされてしまうのではないでしょうか。

そもそも、どういう状態になれば「説明責任を果たした」と見なされるのでしょうか。たとえば、社会を構成する日本国民でテレゴングでもやって過半数が納得すればOKとか?  あるいは、不作為に老若男女を抽出して「世間の感覚や目線」を代表する委員会を設け、説明内容が社会正義に一致するかどうか判定し、一致しなければ弁護士を懲戒処分にするとか?

その果てにあるのは、被告人の意向や信憑性は二の次で、とにかく被害者遺族が聞きたがらない主張はしない「防衛弁護」しかないと思うのですが、社会は本気でそんな司法を望んでいるのでしょうか。

せっせ さん
貴方だけが理解してないね。
今枝さんも今や説明すべきだと言っているし、
裁判欠席も必死に弁解し、被告の主張変更も説明している。
つまり空気を多少読んでいるわけだ。
それは言われてやったからもう遅いって話だが、
ようやく理解してきている。

貴方みたいに社会不安や誤解が蔓延しても、
ふんぞり返って放置してたんじゃ
叩かれても仕方ないのよ。

>「民事上違法の行為」ならば裁判で訴えられたら、ただの当事者の一人です。敗訴し行為の程度によっては懲戒請求は認められます。

遅レスで申し訳ないんですが、現実問題として、こういう場合、引き受けてくれる弁護士は殆どいないんじゃないでしょうか。つーか、オレが弁護士なら、絶対断ります。実際弁護士が誰も引き受けてくれなくて行政書士の方に協力してもらって訴訟を起こした、という事例を聞いたことがありますし…(ソースは2ちゃんなんでアレですがw)。

ちなみに医師の場合だと、何故か患者の味方面して後ろから仲間を撃つええかっこしいに事欠きませんがw。

なお、私は、警官、消防士、軍人、医師、教師、弁護士etcは無条件に尊敬しとく方が社会的コストは低くて済む、と思ってます。

ぶっちゃけた話、おおよその事件において、弁護人は、「自分が裁判官であったら採用しないであろう主張」を展開しているのではないかと。事実認定についてであれ、量刑についてであれ、「常識的、中立的に見たらおかしいよね、この主張は極端だよね」と思いつつ、被告人のために最大限偏った主張をしている。弁護人の職責なのだから当然であり、そのこと自体は全く非難には当たらない。

ただ、これが法廷だけにとどまらず、会見などを通じて世間に、それも激しい言葉で自分たちの主張が「真実、公平」であると訴え始めると、「弁護士って本気でそんな荒唐無稽なことを信じたり、極端で偏った物の見方をするのかいな、とんでもないな」となって、反発を招くんでしょうな。弁護士だから、内心は無理があるとは思いつつ被告人に有利な主張をしているのに、多くの視聴者はそれが分からないし、もちろん弁護士もそんなこと口に出せないし。

だから、光市事件に限らず、「これこそが真実だ」とか力の入りすぎたコメントを対外的に出さない方が賢明だと思うのですが、いかがなものでしょうかね? コメントするにしても、「本人の言い分は 〜 であるから、弁護人としてはそれに沿う主張をしていく」という程度にすればいいのに、と思うわけですが。

No.73 (ただいま謹慎中)さん

弁護士が自分でも信じていない、というケースはあるでしょうね。ただ、死んでも口には出せないだけで。
検察が100%被害者側にバイアスがかかった主張をしているんだから、こっちは(弁護人の意思に関係なく)100%被告人側にバイアスかけなきゃ、公正な裁判になるはずがない。

光市の弁護団が法廷外に向かって「力が入りすぎ」というのはよく分かります。橋下弁護士騒動の前から、弁護団は従来ではありえないくらい情報発信しているのに、ちっとも世間の理解を得られない理由は、マスコミの偏向報道のせいばかりとは言えないでしょう。

No.73 (ただいま謹慎中) さまに同意

ちなみに研修所の民事弁護・刑事弁護では、よく 「準備書面(民事)や弁論要旨(刑事)では断定調の表現をとれ、 『〜との証拠からは〜であると考えられる』 のような主張では迫力がない」 などと指導されますが、どうも読み手の心理というものが分かってない教え方だなあと思ってました。

現にこのブログ上でも、非法曹の方から、「これが真実だ」という表現に対しては (迫力を感じる、はおろか) 反発を覚えるだけという意見が複数みられます。

人が文章を読んで共感し納得するのは、 「書き手が自分と同じ思考をたどっている」 と感じられたときだと思います。
相手が裁判官であれ一般人であれ、誇張された主張をあえてするという手法は、理解・共感・納得を自分から遠ざける愚策だな、という思いを強くした次第。

刑事弁護人が被告人の利益のために最大限の努力をするのはあたり前のことだ。しかし、そのことが法廷内で荒唐無稽な弁護をして良い理由になどならない。

そもそも、今枝弁護士はそんなことを主張する為に頑張ってるのか?

>No.73 (ただいま謹慎中)さん
全く同意です。
特に本件弁護団は「自己の主張の正当性」をアピールするあまり、殊更に「検察側の捏造」を主張しますが、その根拠があまりに薄弱かつ牽強付会なもので、共感を得るどころか、逆に反発を強くしてしまっているように思います。
「権力に対して抵抗する」ことを正義と感じる人達には、「国家権力の捏造」に弁護士が「真実」をもって立ち向かうという図式が受けるんでしょうけど。

No.76 TAKU さん
>刑事弁護人が被告人の利益のために最大限の努力をするのはあたり前のことだ。しかし、そのことが法廷内で荒唐無稽な弁護をして良い理由になどならない。

 「がんばりすぎてる」かもしんないけど、別に「荒唐無稽」ではない。
あの程度のぶっ飛び具合は刑事弁護で珍しくない。

No.76 TAKU様
>しかし、そのことが法廷内で荒唐無稽な弁護をして良い理由になどならない。
なります。十分なります。被告人がそう言っている以上、それに沿った主張をするのが、「法廷において」被告人の利益のために最大限の努力をするということです。

No.76 TAKUさん

「事実は小説より奇なり」というくらいで、「荒唐無稽か否か」ということと「事実か否か」ということは別問題です。事実か否かを認定するのは裁判所です。荒唐無稽な主張を最初から法廷に出せないのなら、それが事実かどうかを判断することさえできません。

No.78-No.80
この点に関しては、「そうですかねぇ?」となります。
「・・・して良い理由になる」と言うよりも、・・・して悪いという理由にはならない。
微妙ですが、こんなところではないでしょうかね(この方が逆なでするかもしれませんが)。
その辺りの感覚というか表現の違いが問題になっていると感じています。

ではpsq法曹さんはこの弁護が
刑事弁護として荒唐無稽であるということは認められると言うことですか?

実を言いますと私は、弁護団の主張にはけっこう納得したほうです。
と、こういうことを言うとマズイのかなあ。。。
弁護団の主張を聞いて、うん、人間そういうところもあるかもなあ、
と思ったんですね。そんなに荒唐無稽とは思わなかった。
屍姦にしても、絶対にそういう心理が無いと言い切れるか難しいわけで、
リュック・ベッソン監督で、名前は忘れましたけど、そういう映画がありましたが、
心理学の専門用語で言えば難しいけれど、そういう心理もあるわけですよ。
みんなけっこうわかってるけれど、「共感できる」って言いたくないという面も
あるのかなあと思います。
私は最終的には、「なめないでいただきたい」発言を聞いて、
この子のことがわかったような気がしました。
体だけが大人になった弱い子だったんだなと。でも、がんばってんだなと。
人間は誰しも性についての非合理な気持ちをいろいろと持ってます。
人には言えないような、抑圧してるものが。
だから、性に関する事件には反発が激しくなるんじゃないでしょうかね。
私はあんなことしない!と。あんなことする奴は人間じゃない!と。
自分の中に片鱗があって、抑圧してるからこそ、激しく反応するんだと思います。
とにかく私は、そんなに荒唐無稽な話とは思いませんでした。それも充分ありうるな、と。
事実認定って機械的なものじゃなく、判断する人の想像力とか心の開き具合とか、
トラウマとかプライドとか、そういうものも大きく影響するなあと、ちょっと思った次第。

>No.72 10年前にドロッポしました。 さん
実際弁護士が誰も引き受けてくれなくて行政書士の方に協力してもらって訴訟を起こした

これって非弁行為(民訴54)になるのでは?

主婦です。
気にしない方がいいと思います。
例えば光市の弁護士に対しての私の感想は、
「あなたの家族も同じ目に遭えばいい」です。これが世論かどうかはわかりませんが、こんなものを気にしていては仕事にならないでしょう。
しかし法曹界(というのでしょうか)のことを考えれば世論がどんなものかは気にするべきだと思います。
私の意見ですが、「公正な裁判」とよく耳にしますが、裁判は非常に不公平に感じます。(裁判とは、あくまで被告人のためにあるのであって被害者のためにはないのでしょうか)殺人事件の場合、被害者は主張できません。被告人の生い立ちなどが斟酌されるのに、その責任者は罪に問われません。
一番不公平に感じるのは罪に対する罰が釣り合わないと感じる点です。光市の裁判で被告側の主張が通って死刑、検察側の主張だったら拷問の末死刑。これくらいだったら納得します。被害者の人権はもう死んでしまってるので一切無視されます。加害者もやったことが確かなら、さっさと死刑にしてしまえば良いと思います。その死に対して弁護士さんはどう思いますか。
専門家とそれ以外の人との違いはあらゆる分野にあると思います。ファッションショーを見て私などはどこが良いのかわかりません。建築の分野で賞をとる作品が一般受けするとは限りません。ファッションは公共性がないの良いですが、建築はどうでしょうか、法曹界はどうでしょうか。自分たちの世界に閉じこもっているのは危険だと思います。

>No.85 うなぎ さん

閉じこもっているのはご自分では?

一番不公平に感じるのは罪に対する罰が釣り合わないなら、選挙を通して自分たちが選んだ議員たちに、法律を改正させることです

No.83 たぬきのポン太郎 さん

心理学と法律上の「故意」「過失」「責任能力」の概念は必ずしも同じではありません。
その目的が異なるからです。
また、思うのと、それを行動に移すのは、決定的に違います。
実際上、いちいちトラウマとか言ってたら、誰も処罰できなくなり、法律を決めた意味もなくなります。

弁護団の主張のよろしくない点は、
そんなことありえないに決まっている、からではなく
それは故意を否定する理由にはならない、からです。


No.84 学生その1 さん

有償とは書いてないし・・・
ってことで不問にしてあげましょうよ。

No.82
ああ前提が違いましたか(読み直すと「荒唐無稽な弁護をして云々」とありましたね)。

そういう意味ではなく、被告人の供述には荒唐無稽に感じられる部分もある、それを弁護手法としてどう構成するかは別でして、そのまま主張するのも弁護としては「職責上」ありでしょ、ということです。

それを「良い」と言うか「悪くない」と言うか、「許されている」と言ってみたところで、その辺りが法曹と他者との語感に関する差がなかなか埋まらない。

>NO61 弁護士06さん

私は弁護士の職責に対して余りにも無知であったということがこのモトケン様のブログをとおして改めて感じ、またこのコメントで、目から鱗がまた一枚と剥がれる思いでした。
全く仰るとおりです。
私自身も今のマスメディアに対しては、かなりあれ?あれ?と思ったり、憤りを感じたりすることが、かなり多くなってきていることを感じておりました。最近、「世論」がとか「真実を明らかに」とか、マスコミはいかにも大衆の代表者ごとくに、ズカズカと言い過ぎるように思います。あまり行き過ぎた煽動で、大衆が煽られた結果、過去に起きたファシズムの(現行の日本ではそんなことないと思いますが)様な方向へ行く事はよくないと思います。
そのためにも、様々な分野に於いて、各々の専門科が冷静沈着に、事を成し遂げていくことは、非常に大切な事だと思います。
刑事弁護については、仰るように100%「世論」なぞ気にする事は必要ないと思います。

No.84
「行政書士」と書いてあっても、その肩書きを持つ親しい友人の知恵を借りたのかもしれないし、司法書士(裁判所への提出書類を書く仕事)と勘違いしているかもしれないし。

読み手に「非弁行為というのがある」と教える意味なら良いですが、過敏な反応に思えたので、念のため。

>No.83 たぬきのポン太郎 さん

>実を言いますと私は、弁護団の主張にはけっこう納得したほうです。

実は私もそうです。
受け止め方は微妙に異なりますが…
私の場合、被告人の実態を形容する言葉としては、「凶悪」より、「異常」のほうが真実に近いんじゃないかという気がしてならず、それゆえに弁護団の主張にけっこう納得させられるというか、弁護団のほうが警察や検察よりも真実に迫ろうとする姿勢が勝っているように思えたりします。

>No.72 10年前にドロッポしました。 さん
>No.87 白片吟K氏 さん
>No.90 psq法曹 さん

あまり考えずにコメントしました。読み返してみると揚げ足取りですね。
過敏な反応です。
すいません。

>No.87 白片吟K氏 さん

事実認定って、結局、判断する人の納得の問題だと思いますので、
判断する人の心理そのものがすごくからんでて、
もはや法律の世界じゃないんじゃないかという気もします。
「そんな話」が納得できるかって問題と、納得したと言えるかって問題。
被告人の主観面は特に難しいですよね。
そういう気持ちであった、という話を信じられるかどうか。
ここは、「世間」の「常識的」なところで「人民裁判」的に
判断されてしまうんじゃないかと思います。
必ずしも真実に沿った認定がされない。
性犯罪に対しては特に世間はヒステリックに糾弾する傾向があるから、
(たぶん昔より性に関する欲求不満とか抑圧が高まってるんだと思いますが、)
より真実からは遠ざかりがちなんじゃないかと思います。


>No.91 けん さん

>弁護団のほうが警察や検察よりも真実に迫ろうとする姿勢が勝っているように思えたりします。

よりリアルに被告人の心に近づこうとすればするほど、
世間の建前的常識・裁判的常識からは離れてしまう、
という皮肉のように思いますねー。

実際のところ、刑事裁判の大半は世論も何も関係ないところで、当事者や関係者以外にはまったく注目されず、ひっそり行われているわけですよね、きっと。

それはさておき、社会の注目が集まる裁判に限定して意見を述べますと、私は弁護士が世論を気にする必要があるとまでは思いませんが、世論を味方につけられたらベターだとは思います。
なんだかんだいって、社会の注目が集まる裁判において、裁判官の心理が世論から完全に自由でありえるとは私には思えないからです。

で、モトケン先生のエントリ中の

>でも、刑事弁護士が世論を気にする、ということはいったい弁護士がどのような行動を取ることを意味するのだろう???

については、やはりマスコミ対策を上手にやるということになるのではないでしょうか?

たとえば、痴漢の否認事件の裁判に情熱を傾ける弁護士さんたちは、マスコミ対策を上手くやっているなあ…と私はいつも(ため息まじりに)思っています。

No.93 たぬきのポン太郎さん

いやだから、「被告人がそういう気持ちであった」としても
裁判とは関係ないんですよ。
裁判は別に、被告人の脳内ワールドを忠実に再現するのが目的じゃないですから。

あと、裁判は常識に基づいてなされるものですよ。
非常識に基づいた判決がされたら、
ポン太郎さんだって怒るでしょ。

リアルに被告人の心に近づくのって、被告人の精神的な更正の見地からは重要だけど、
裁判は被告人のケアのためにやってるんじゃないし。

>No.95 白片吟K氏 さん

>いやだから、「被告人がそういう気持ちであった」としても
>裁判とは関係ないんですよ。

えっ? でも、被告人の主観面も裁判に関係あるでしょ?
認定と真実とは乖離することがあるって言ってるだけです。

>あと、裁判は常識に基づいてなされるものですよ。

常識に基づいて事実認定されても、真実とは異なり得るだろうなということです。

>リアルに被告人の心に近づくのって、被告人の精神的な更正の見地からは重要だけど、
裁判は被告人のケアのためにやってるんじゃないし。

いや、ケアということじゃなくて。事実認定の問題で。
弁護団は、被告人のほんとのほんとのところを追求しようとしてるけれど、
追求すればするほど、どんどん裁判所が受け入れられない話に
(あるいは、受け入れたとは言いにくい話に)なっていく
というジレンマを感じたんです。

どうも噛み合わないですね。私おかしいのかもしれん(^^;

>No.95 白片吟K氏 さん

裁判の常識と非常識ってよくわかりません。線引きできるんでしょうか。裁判官としての「常識」でしょうか?

No.96 たぬきのポン太郎 さん

>被告人の主観面も裁判に関係あるでしょ?
認定と真実とは乖離することがあるって言ってるだけです。

 裁判に関係ある主観面もあるし、関係ない主観面もあります。
「被告人のほんとのほんとのところ」は大方、裁判と関係ない主観面です。だから裁判所が受け入れてないのです。
そういう意味で、認定と真実とは乖離することがある、というのは同意ですが、
裁判はせいぜいそーゆーものです。

被告人に有効な心のケアを考えるためにする事実認定と
被告人に判決を下すためにする事実認定が違っていて当然だと思うのですが。


No.97 学生その1 さん
>裁判の常識と非常識ってよくわかりません。

うーん、ワタシもよく分かりません。てへっ。
ただ、非常識な判決はイヤだよねって感じで使っただけです。

>No.98 白片吟K氏 さん

>裁判に関係ある主観面もあるし、関係ない主観面もあります。
「被告人のほんとのほんとのところ」は大方、裁判と関係ない主観面です。

弁護団が追求し主張している被告人の主観面は、裁判と関係ないんですか?
裁判と関係のない主張を弁護団はやっているのですか?

>被告人に有効な心のケアを考えるためにする事実認定と
>被告人に判決を下すためにする事実認定が違っていて当然だと思うのですが。

私がいつ心のケアについての事実認定の話をしました?
違いますよ、被告はこういう認識で行為したんだっていう、
刑法を適用する前提としての事実認定の話をしてたんですよ。

>No.65 L.A.LAWさん


初耳というのが理解できませんが、そもそもアメリカの場合法曹一元なので、日弁連のカウンターパートといえるABA(American Bar Association)の権威は日弁連とは比較になりません。連邦最高裁を含めた判事選任に関わり、弁護士法にあたる法曹の行動規範を策定し、ロースクールの設立基準を設けたり等々、国の司法制度の根幹に密接に関わっています。


資料については、捜せばいくらでもでてくるかと。

だいたい人を殺すっていう非常識なことをしたから裁かれるのであって、それについてやその人の言動に対し、非常識だからおかしいと責めるのはどうなんだろう?
そもそも前提が非常識なんだから、そんな発言はありえないとか言うほうがおかしい。死んだ人を姦淫する人がまともなこと言うと思う?

No.99 たぬきのポン太郎 さん

>裁判と関係のない主張を弁護団はやっているのですか?

 うん。私はそう思ってます。
弁護団はそう思っていないようですが。
そして、裁判と関係あるかないかを決めるのは、最終的には裁判官ですが。

>私がいつ心のケアについての事実認定の話をしました?

トラウマとかプライドとか、そういうものは、心のケアについての事実認定の話で、
刑法を適用する前提としての事実認定にはそーゆー言葉は出てきません。
刑法を適用する前提としてトラウマとかプライドとか言い出したら、話がややこしくなるばかりで、
とても刑罰なんか科すことができないと思います。

>No.102 白片吟K氏 さん

>>裁判と関係のない主張を弁護団はやっているのですか?

>うん。私はそう思ってます。
>弁護団はそう思っていないようですが。

なるほど。
ここは判断の分かれるところですね。

>>私がいつ心のケアについての事実認定の話をしました?

>トラウマとかプライドとか、そういうものは、心のケアについての事実認定の話で、

あー、やっぱりそこで読み違えしておられると思っていました。
私も誤解を招く書き方だったなと反省しています。
No.83の最後のところ、

>事実認定って機械的なものじゃなく、判断する人の想像力とか心の開き具合とか、
>トラウマとかプライドとか、そういうものも大きく影響するなあと、ちょっと思った次第。

を言っておられるわけですね。
実はずーっと主題にしてたのは、判断者のほうの問題でした。
判断者の心の問題があるよね、ってことが言いたかったんです。
たぶん、一つ「、」を入れたことが間違いの元でしたね・・・
そういうことですので、何卒ご容赦ください。

>たぬきのぽんたろうさん

今の弁護士批判一辺倒の世論もどうかと思うけど

「あなたの被告の気持ちが少し理解できる」

との意見には正直驚きました。

もし今の世論があなたのような意見が大半を占めるのなら

私は明日にでも他所の国に永住したいと思います。

ここのブログは主さんの公平なものの見方からなのか世論に流

されない冷静なコメントが多くてよく拝見していましたが

この意見だけには首を傾げたくなります。

被告の家庭環境などに同情するのは理解できますが屍姦する

人間の気持ちを理解できなるなんて暴論ですよね。

まあ釣りだとは思いますが


 

>No.104 じいさん さん

>被告の家庭環境などに同情するのは理解できますが屍姦する
>人間の気持ちを理解できなるなんて暴論ですよね。

そうですか?
まあ、頭のおかしいたぬきだと思っておいてください。

No.103 たぬきのポン太郎 さん

>判断者の心の問題があるよね、ってことが言いたかったんです。

なるほど、No.83はそういうことでしたか。
失礼しました。
判例の集積とかで、ある程度そーゆー「個人差」はカバーされますが、
確かに判断者の心の問題が関係しないとはいいきれないでしょうね。

じいさん

よく今枝コメントを読みねえ。
「被告人の気持ちが分かった」のは「世間から憎まれる」という点において、でしょう。

そんなレベルで、もう今枝は釣れないよ。

>ハハハさん
 私がいつ今枝さんのコメントに触れましたか?
 今枝さんのコメントに意見してるような箇所がありましたら
 指摘してください。
 あなたが今枝さんに陶酔してるのかどうかはわからないです
 が、私は別に今枝さんの弁護手法を批判するつもりもないし
 批判するだけの知識も教養もありません。


>頭のおかしいたぬきさん

 「屍姦する被告の行動が理解できるサークル」で活発に意見
 交換してください。興味があるならね。

「理解できる」ということと「納得できる」ということ、もっと踏み込めば「それを赦せる」ということを全部一緒くたにしてしまうのであれば、たぶん「理解」は一生できないかなぁ。

「主張していることは理解はできる」(たぬき氏は「納得できる」と書いたのかな?それでもいいけど)が、「でも、赦されんことよ」と考えるなんてことそのものは別に何にも珍しくないことと思うけど。

>bplusさん
実際にその現場、証拠写真などを見たあとでも同じ意見でしたら敢えてなにもいいません。
本村さんはそれを自分の目でみてしまったんですよ。

なんか無理やり被告の気持ちを理解しようといてません?

しかしなあ。僕には被告人の変な発言は理解できますね。
内容は理解できないけど、変な言葉がなぜ発せられてるか。
いじめられて、言葉も心も変になる体験をしてるもので。そういう経験などない人が突然そういう言葉をきくと、「ろくなやつじゃない」と受け取られるかもしれないけど。僕には、なんとなくわかる気がしますね。

だとしたら、被告人が変な発言をして誤解を与えないように、弁護士がきちんとしておかなければならなかったという点は反省点でしょう。「泣かれた」というのは、そういう反省からだと思われます。きちんと弁護方針を分析したほうがよさそうですね。

「常人では理解できない」ということは有罪の理由になるのだろうかと思います。理解できないなら理解できるようにより科学的方法で理解するべきでしょう。そのために精神鑑定とかがあるはず。

僕なりに被告の身になって考えてみると、奥さんの偶発的な死亡はそれなりに理解できても、なぜ赤ちゃんまで死んじゃうのかっていう疑問が残りますから、そこが僕は引っかかってるんだけど・・・。「あやしてた」ってことは、「発達障害(でしたっけ?)」の程度は状況判断できなくなるほどではなかったということになりませんか? なぜ奥さんを殺した後で逃げなかったのだろ・・・?

>No.109 bplus さん

おっしゃるとおりでして、証拠と被告人の供述から
こういう事実だったと弁護団が述べたストーリーが納得できるということであって、
被告人がやったとされる行為を容認するということではありません。

理想としては、こういうことをしてしまった彼をどうするのが
一番良いのかを考えるのがいいのでしょうけれど、
現在は刑事手続きの中で何らかの刑罰を与えるという選択肢しか無い
ということだと思います。

悲しいかな所詮人の心の中は本人にしか知りえません。

どんなに被告人の立場に自分を置き換えようとも

それはあくまで想像の域をこえません。

でも

でも

もし自分がやよいさんの立場だったら

 「殺さないで」

とだけ思うでしょう

被害者のお二人は今どう思っておられるのでしょうね。
迷信たぬきなので、成仏しておられるのかなとか、気になっています。
(実はこのことが一番気になっています。)

死後の世界とか、見えない世界とか、生まれ変わりの構造とかが
認識されるようになれば、刑事手続きも変わるんでしょうね。
100年後とか、そのぐらいの単位の話でしょうけれど。
やっぱり頭のおかしなたぬきですね。

誰でも死にたくないでしょうね。言葉では強がってるかもしれませんが。

それはさておき。

人間は、世界で自分が一人になっても正しいと思ったことをやっていくべきである、というのは、相当覚悟のいることだと思いますね。でもそれが一切の「やましさ」のない良心というものだと思います。

司法試験に受かった人たちは憲法76条の

「3 すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される。 」

とあるのを当然、知ってると思いますが、この世のすべての人が、「こいつを殺せ!」とわめいて、さらには検察や弁護団すらその世論になびいたとしても、自分の良心に照らして

「本当にそれでいいのか? もう一度、法律を読み直し、証拠を調べ直してみよう」

と思うように「自己訓練」されることを求められていると思います。

(確か戦後すぐでしたっけ、闇市で買われた食料を口にすることを拒否して餓死された裁判官がおられたはず・・・。私ははじめて聞いた時は衝撃でした。)

世論を気にすべきか、すべきではないか、という論の立て方は最初からおかしいと考えます。

「たとえこの世で自分一人になっても、たとえ自分の命が無くなっても、ヤマシイところのないことを行うことができるだろうか」

ということだと思います。そのような良心の前に、数は力は通用しません。今までにも自分の命を落としてまでも、正しさを求めた人は大勢いたはずですから。

弁護士は裁判官ではないものの、やはり自分の「良心」に基づいて、世論がどうあれ正しさを追求してくれるものと信じられているから、弁護士の資格を与えられてると思っています。その最大の根拠は「被告人のためを思うこと」ではないでしょうか。

法律の素人による、独白でした。

(ああ、そうそう、法廷戦術の一環として世論を気にすることは必要でしょうが、この点弱すぎますよ イメージ悪いもの 笑)

>No.100 tmxさん、
>初耳というのが理解できませんが、そもそもアメリカの場合法曹一元なので、日弁連のカウンターパートといえるABA(American Bar Association)の権威は日弁連とは比較になりません。連邦最高裁を含めた判事選任に関わり、弁護士法にあたる法曹の行動規範を策定し、ロースクールの設立基準を設けたり等々、国の司法制度の根幹に密接に関わっています。

 やはり、ABAのことですか。ABAは、任意の民間の団体(といっても、30万人程度の会員がいるとのことですので、アメリカの弁護士の3分の1を越える会員はいるのでしょうか)という点で、日弁連とは構造が違います(むしろ、自由法曹団等に構造はちかいのでしょうか)が、それを除いて、確かに、職務規程、ロースクールの基準等は策定していることは知っており、その関係の書籍はあります。

 ただ、私がアメリカの弁護士、日本の弁護士でアメリカにいる人に聞いた限りでは、それほど高く評価しない人が多く、むろん、これは私が聞いた方々の意見であり少数ですから、評価した情報等があれば、読みたいのですが、見あたらないものですので。

>114 たぬきのポン太郎さん
>>被害者のお二人は今どう思っておられるのでしょうね。
>迷信たぬきなので、成仏しておられるのかなとか、気になっています。
(実はこのことが一番気になっています。)

 そうですね。ポン太郎さんのコメントを読んで、来る判決の日には事件や判決の論評を控え、ただ黙ってお二人のために手を合わせようと思いました。

自主的懲戒処分が明けた最初のコメント投稿は、このエントリにしました。モトケンさま、他の常連コメンテーターの皆さんまたよろしくお願い致します。

さて、「護士は世論を気にする必要があるか」との問いに対する私なりの回答は、次の通りです。

弁護士は法廷の中での言論・行動にはあえて世論を気にする必要はない。ただただ弁護人・代理人としての職務・職責を全うすることに専念すれば良い。

弁護士が法廷の外での言論・行動に世論に対する配慮をしなければならない。配慮を欠けば社会から厳しい評価を受けて人間としての信用度を落とす。

橋下弁護士も、今枝弁護士並びに安田弁護団長も、両者ともども法廷外の活動については、社会にどのように受け止められてどのような反響が生じるかを予測しておく、という面で世論を気にする配慮を欠いた、いささか勇み足的言動があるように感じます。

>116 L.A.LAW さん


まぁ当然ながらABAをご存じない筈はない訳で、だとするなら、あとは「権威と実力」という表現の評価の問題ですよね。


私は、アメリカの司法制度においてABAは、どうみても日弁連とは比較にならない地位にあると考えますから、そのように考える訳ですが、まぁでもそこに異論がありえるのは理解できます。

No.117 an_accused さん
ありがとうございます。

被害者お二人がまだ成仏(浄化)されてなければ、成仏されること、
ご遺族の方々のお気持ちも鎮まることを願っています。
(たぶん後者がご成仏の条件なのかなとも思いますが。)

死刑によって全てがおさまるのかどうなのか・・・
もちろんその際には、死刑になった人が成仏するのかどうかも
考慮に入れないといけませんよね。未浄化霊は、波長が合う人に
憑依するとも言いますし・・・
(たとえば自殺した人は、未浄化霊となって、自分がまだ死んでないと思い込み、
気持ちが弱っている人に憑依して、身体を借りて、また自殺しようとする。
弱っているときに自殺の名所に近づいてはいけない理由。)

迷信たぬきの戯れ言ですので、この話題はこのへんで。

今枝様

貴ブログの読者です。歌詞のupは
ごく一部ならともかく全文に近い量は拙いです。(著作権法)

今枝さんを攻撃する馬鹿どもに余計な材料を与えるものだと思います。
削除を望みます。

コメント欄が停止でメルアドも解らないので
ここに書いています。

NO.118 法務業の末席さん

大部分同感です。

法廷外では、法廷を離れた以上当然世間と接していくことになるわけですが、僕は国民に説明するもしないも弁護士の自由(それは弁護士に限らず検事も裁判官もそうかと)だと考えます。

従って、法曹には基本的には世間一般に対する「説明義務」は存在しないと思います。

ただし、大事件の場合弁護士の方が記者会見してますが(自由意思で)、その際のやり方を誤るとマスコミの報道(偏向報道含む)によって国民のバッシングを受けるでしょう。

その結果、一度世間を相手にしてしまった以上弁解というか誤解を解く為の更なる説明をしていかないとその弁護士に対する社会の評価は下がるという「説明責任(自分の言動には責任をもつという意味での責任)」はあるかもしれません。
 
 ただし、その際でも「説明義務」は存在しないかと。
実際一度偏向報道によって自分の名誉を傷つけられた弁護士がマスコミを信用しなくなっても仕方ないですし。
 この「説明義務」は存在しないというのは法的にも道義的にもだと考えています。

ちなみに話がずれますが、光市事件のように凄惨な事件であると人々の弁護人への反発は大きくなりやすいと思います。
その際、「弁護士は世界の人間全てを敵にまわしてもあくまで被告人の為に存在する」のような考えは大切だと思っています。

一方被告人の利益に反しない限りで少しでも多くの人に弁護士の姿勢(弁護活動)を理解してもらいたいと思われるのも当然かと思います。

その際はインターネットを用いるのがいいように思います。
例えばブログなりホームページ等
自分の主張したいことをしっかり書くことができ、それが改変されることなく直接視る者に伝わるという利点があるからです。

今回今枝弁護士がそうだったと思いますが、
私は彼がブログで事件の詳細を伝えようとした事やコメント欄を設けた事がよかったといえるかはわかりませんが、
少なくともブログでの説明によって理解者が増えたのは事実だと思います。

裁判員制度がはじまっても、結局弁護士や刑事は法廷にいる裁判員にさえ説明すればいいだけであり、マスコミを通じて世間一般を相手にする必要はないと思っていますが、

あえて自らの活動を理解して欲しいと思うならば
橋下弁護士のようにマスコミにおける情報伝達に自信がある方はマスコミですればいいし
マスコミに加えか、あるいはマスコミでは自信がないという方はブログやホームページにて主張すればいいんじゃないかなと
今回の事件で思いました。

最近ROMってないので、既出の意見だったり、あるいはエントリー違いでしたらすみません。

山田さん

私は、人間性もよく分かりいい記事だと思いました。
重い話題の間で、すこしホッとするような。
著作権法違反、具体的にどの規定に触れどの程度違法性があるのか、よく分かりません。
また、これで攻撃する人がいたとしても、低次元の批判に逸れるから、今枝さんの思う壺じゃないでしょうか。

>>j-cool様

私は法律職ではありませんから何条適用かは法庫.comを見なければならず今すぐにできません。

ただ、ネット上には歌詞がいっぱいあるWebサイトは無いですよね。(童謡など作詞者死亡後50年を経過しているものを除いて)
んで下記サイトを見ていただきたいのですが、JASRACという団体が・・・だそうです。
http://okwave.jp/qa341421.html

私は、『ドラえもん』『魔界転生』だので騒がれてからはじめて今枝氏のHPにアクセスし、弁護団の見解を拝見させていただきました。それで『大多数(特にテレビ)の報道が偏向』したと、感じています。


ですが、ここで腑に落ちない点もあるのです。

1.除斥期間が3年だから懲戒請求できない・・・説
  1,2審がいい加減であった・・・という『事実を知って  から』という解釈はできないのか?
  確か何の事例か忘れましたが、「事実を知ってから・・・」  という判例もあったような気がします。

2.産経新聞社福富記者の裁判詳報に見る、被告人に対する 弁護人質問で、被告人の回答があまりにもきれい過ぎる点

  事前打ち合わせはどんな裁判でもやるのでしょうが、被 告人の回答が奇麗過ぎです。言い淀んだり、する部分もあ ると思うのですが。

  特に『酷似』を「こくに」と発言したことが怪しいと福 富記者は書かれています。私はそれに加えて、「会話なの に文語を使うかなぁ?会話なら『とてもよく似ていた』」 と、なるのでは・・・?旨、疑念がわきます。

>No.122 法学部生Yさま

同じようにお考えの方が居るのは嬉しいですね、ありがとうございます。

ただ私のコメントは、あくまでも弁護士の「個人」としての行動についてです。弁護士会などの「組織体」は、世論に対する配慮というか気配りは必要だし、現状ではそうした世論との関わり合いはまだまだ足りないと思っています。

これは弁護士会だけでなく、組織体としての検察や裁判所も同じで、法曹三者の全体としては社会に対する広報・啓発活動は現状は不十分であると感じています。

ちょうど昨日(10/1)に、最高裁事務総長・検事総長・日弁連会長という法曹三者の組織代表が揃って日本記者クラブで記者会見したニュースがありました。もちろん間近に迫った裁判員制度に対する広報・啓発活動なのでしょうが、先に制度を作っておきながら施行が近づいたけど国民の理解が今一つのようだから、と慌てて広報活動を強化しているようにも感じられます。

日本の裁判制度や司法システムと法治の概念について、法曹三者の組織体としては常日頃から社会一般に正しく理解されるように衆知活動を行ない、義務教育を含めて学校教育において学習時間を割いて習得することの重要性をアピールしておくべきでしょう。こうした活動は個人の弁護士が行なうことを非難・排除するつもりはありませんが、本来は組織体として担うべき性格のものだと思います。

今回の光市事件裁判において司法制度に対す得る勉強不足をさらけ出したマスコミ報道、その無知無教養のマスコミ報道に基づいた弁護士バッシングの嵐、橋下弁護士の懲戒請求扇動の騒動…等々、これらの現象は日本の司法背制度に対する社会全体の理解不足、すなわち国民一人一人の理解が不足していることを如実に現わしていると感じました。

モトケンさんは、医療過誤裁判の多発と現場医師の鬱屈した思いを議論した際に、まず医師が行動を起こさなければ何も変わらない、というスタンスで臨まれていました。それと同じように国民一般の司法システム・刑事裁判の無理解や誤解を解消するには、まず法曹三者の組織体が「正しい知識」の広報啓発活動に率先垂範、今以上に積極的に取り組む努力を見せて頂けるよう、一人の日本国民として希望しています。

また、こうした広報啓発活動では、厳密に定義された法律用語や法曹界スタンダードとしての話法や論述形式に拘ることなく、易しく平易な言葉や話法に法曹界が自ら「翻訳」されて、より多くの国民が理解できるよう「一般社会との言葉のズレ」を考慮して実行されることを望みます。

No.124 山田 さま

1.除斥期間が3年だから懲戒請求できない・・・説
  1,2審がいい加減であった・・・という『事実を知って  から』という解釈はできないのか?
  確か何の事例か忘れましたが、「事実を知ってから・・・」  という判例もあったような気がします。


弁護士法
第六十三条 (除斥期間)
 懲戒の事由があつたとき から三年を経過したときは、懲戒の手続を開始することができない。

民法
第七百二十四条 (不法行為による損害賠償請求権の期間の制限)
 不法行為による損害賠償の請求権は、被害者又はその法定代理人が 損害及び加害者を知った時 から三年間行使しないときは、時効によって消滅する。 不法行為の時 から二十年を経過したときも、同様とする。

・・・という規定ですので、判例がどうこうという解釈の問題以前に 「行為当時」 と 「知ったとき」 が明確に区別されています。
# 法庫.comのほか、こちらも便利です。ご参考まで
http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi

2点目について。
主尋問(主質問)側がリハーサルの問答をやるのはある意味当然で、そのこと自体は何ら非難に値しないです。
捏造していれば別ですよ。
でも、本人の記憶に基づいた会話をベースにして、争点の立証に向けた形に質問の順序と表現を整えていくのは、時間も限られた尋問に臨むにあたっては必須の作業だし、弁護人の手腕が問われるところでもあります。
その一種の「編集作業」の過程で情報が取捨選択され、一種の誇張が入るのは、マスコミ報道と同じ図式です。
繰り返しですが、問われるべきはその当否・巧拙であって、「編集」を行うこと自体は何ら問題ありません。

で、 「酷似」 ですが。
被告人本人のナマの言葉をもとにして想定問答に織り込んだのでないとすれば、つまり弁護士が書いたシナリオどおりに記憶して答えただけで、それゆえ読み間違えたのだとしたら、
想定問答をドラフトした弁護士があんまり上手じゃないと思います。

「酷似」ですが、私は福富記者がそこにひっかかりを感じるのが多少不思議です。
こういうのって(言うてはなんですが)あんまり知的・教養水準の高くないと思われる若い被告人の裁判では、ままあることだからです。

どういうことかと言うと、一種の「鸚鵡返し」と想像できるからで、つまり被告人が「こういう場面、こういう事情については(検察官や弁護士は)こんな言葉遣いをする」というのを真似てしまう――そしてそれが字面から入った場合には、正しい読みができない――と言うことです。

私が傍聴した例では、検察側の反対尋問で問い詰められた被告が、到底彼の日常ボキャブラリにあるとは考えられないような「法律的用語表現」でボソボソと自信なさげに応答したこともあります。
彼の日常ボキャブラリどころか、通常会話には絶対に出てこないような(それこそ起訴状でもなければ見かけないような)言い回しでした。

場数を踏んだ司法記者なら、そういう場面に一度や二度は出会っているような気が、私はするんですが・・・。

fuka_fuka様、
惰眠様

ご返事ありがとうございます。なるほど、事情はわかりました。
では被告が1審と2審の弁護士を相手に『オレの裁判ではろくな弁護(特に事実確認)をしなかった!不法行為だ!』と、して民事訴訟を起こせば現弁護団の主張も一定程度真実味を帯びてくるんではなかろうかと、愚考するのですがどんなものでしょうか。


なお、コメント欄がかなり下まで来たので場外乱闘板のほうにお願いいたします。(※お二人相手に乱闘できる能力はありませんが、見易さのためです。他意はありません)

No.129 rijin さん


これ、出されても裁判所も扱いに困りそうなものですな。

判決ではこの署名に触れるのかな?

なんだか署名に触れた判例が残るのはどうなの?
とおもうのですがね・・・。

>No.130 47 さんのコメント
横から失礼します。

>なんだか署名に触れた判例が残るのはどうなの?

裁判官が署名に影響されて死刑判決を下すことはあり得ないし、あれば即座に裁判官失格だと思います。

逆に助命嘆願署名が大量にあるとき影響されて無期懲役判決を出したのなら、裁判官失格とまではいえないと思います。

助命嘆願が多いとき全く考慮せず死刑判決を下した場合は、裁判官失格ではないが人間失格と考えます。

なんとなれば、刑事裁判は人道を第一にふまえたものでなければ全く成立しないと考えるからです。

以上、横入りしといて自分の言いたい放題(笑)、まことに失礼致しました。読み捨てておゆるしくだされば幸せです。

No.126 fuka_fuka さん
>弁護士法
>第六十三条 (除斥期間)
> 懲戒の事由があつたときから三年を経過したときは、懲戒の手続を開始することができない。

弁護士法概説【第3版】P.269「除斥期間の始期」
> 除斥期間の始期は、「懲戒の事由があったとき」である。その意味は、懲戒事由に当たる行為が完結したときということであり、継続する非行の場合は、その行為が終了したときである。

 2審弁護人が辞任したのは平成18年3月6日なので、除斥期間の3年は経過していません。

http://beauty.geocities.yahoo.co.jp/gl/imajin28490/comment/20071002/1191266145
>なお、私自身は、1審弁護人への懲戒請求を検討したが、3年の除斥期間経過によりできないと判明し断念した。

 今枝弁護士も2審弁護人への懲戒請求については記述をやめています。
 でも、懲戒請求したかどうかも書いていません。

 弁護士というのは「都合の悪いこと」は口をつぐむ人種ですね。

No.131 ぼつでおk さん

>> 裁判官が署名に影響されて死刑判決を下すことはあり得ないし、あれば即座に裁判官失格だと思います。

僕の理屈だと、やはりそうだと思いますね・・・。
裁判官が「判決」で「署名のこと」には「触れること」ないとは思うのですがね。

でも、本当にどうなるかは、未来のことなんで、今のところはわかりませんね。

>論理的思考 さん

 >弁護士というのは「都合の悪いこと」は口をつぐむ人種ですね

 どうしてこのような非論理的な煽り発言をするのですか?

モトケン さん
あなた今まで自分でどんだけ非論理的な煽りをしてきたか
分かりますか?
自覚症状はありますか?
気になったので聞かせてください。

一般人(という名の特異な方) さん
あなた今まで自分でどんだけ非論理的な煽りをしてきたか
分かりますか?
自覚症状はありますか?
気になったので聞かせてください。

>No.135 一般人 さん

 非論理的な煽りをしたつもりはない。

 あまりオイタが過ぎるとまた消すよ。

 ここは私のブログだから。

No.134 モトケン先生
>>論理的思考 さん
>>弁護士というのは「都合の悪いこと」は口をつぐむ人種ですね
> どうしてこのような非論理的な煽り発言をするのですか?

「どうして今まで2審弁護人に対する懲戒請求ができることを説明しなかったのですか?」

>No.138 論理的思考 さん

 質問に対する答えになっていない。
 非論理的なコメントです。

>「どうして今まで2審弁護人に対する懲戒請求ができることを説明しなかったのですか?」

 私は橋下弁護士とは違う。
 ちなみに、2審弁護人に懲戒理由があるかどうかわからない。

No.129−131・133
嘆願書の類の署名は、この場合で言えば、死刑にするときには数ある理由の中の最後の一つの支えに使うかもしれないし、死刑にしないときは、「多数の・・・があるとはいえ、未だ・・・ない」というように触れるかもしれない。

つまり、先に結論があるのだが、一応考慮したように理由中で触れる(遺族感情峻烈・社会的影響が大の更に付随事情として)・・・そんな程度のものだと思っています。

No.139 モトケン 先生


>No.138 論理的思考 さん

 質問に対する答えになっていない。
 非論理的なコメントです。

>「どうして今まで2審弁護人に対する懲戒請求ができることを説明しなかったのですか?」

 私は橋下弁護士とは違う。
 ちなみに、2審弁護人に懲戒理由があるかどうかわからない。

 誰も「モトケン先生が懲戒請求すべきだ」とは主張していません。また「2審弁護人に懲戒事由がある」とも主張していません。

「2審弁護人に懲戒事由があるとするならば、除斥期間は終了していない」との説明をしなかったのは、なぜですか?

>No.138 論理的思考さん
>「どうして今まで2審弁護人に対する懲戒請求ができることを説明しなかったのですか?」
現在のところ、一審二審における被告人の供述及び弁護側の弁護方針と、差し戻し審における被告人の供述及び弁護側の弁護方針のどちらが「裁判官から見て」虚偽であるのかについての判断は下されていません。
一審、二審の弁護団からしてみれば、「当時の被告人の供述」に従って弁護したものであり、その結果検察側の死刑求刑事案において裁判官から無期懲役判決を得た(実質勝訴)以上、何ら後ろめたい部分はありません。
また、本件差し戻し審の弁護人からしてみれば、「現在の被告人の供述」を聴取すれば、一審二審の弁護団の弁護方針は納得できるものではなく、被告人にとって不利益だと感じるのです。
しかしながら、現弁護団は「現在の被告人の供述」に従っているといっても、その現在の供述が真実であるか否かが裁判官に認定されていない以上、過去の弁護団の行為について懲戒処分請求を行うのは難しいと言えます。

>No.141 論理的思考 さん

>説明をしなかったのは、なぜですか?

 私がそんなことを説明する必要があるなどとは全然考えたことがない。
 つまり、理由はない。

 私は、私が関心のあることがらについてエントリを書き、コメントする。
 それだけです。

>「2審弁護人に懲戒事由があるとするならば、除斥期間は終了していない」との説明をしなかったのは、なぜですか?

 私は、「2審弁護人に懲戒理由があるかどうかわからない。」と答えているのになぜ私にそのような質問をするのですか?

私の質問
>「2審弁護人に懲戒事由があるとするならば、除斥期間は終了していない」との説明をしなかったのは、なぜですか?

No.143 モトケン先生


 私がそんなことを説明する必要があるなどとは全然考えたことがない。
 つまり、理由はない。

 私は、私が関心のあることがらについてエントリを書き、コメントする。
 それだけです。

この回答が、私が「弁護士というのは「都合の悪いこと」は口をつぐむ人種ですね。」と書いた理由です。

弁護士は「法令および法律実務への精通」することが求められていますね。もちろん、「一般の国民に対する説明義務はありません」けれども。

今枝弁護士のblogは現在↓のようになっています。
http://beauty.geocities.yahoo.co.jp/gl/imajin28490/view/20070922/1190433530


 私は、本村洋さんの意見陳述の言葉を噛みしめ、私が「良心」を云々するのであれば、私が1審弁護人に懲戒請求をなすべきではないかとも思いましたが、3年の除斥期間(時効のようなもの)により消滅しているらしいので、今から懲戒請求はできません。

これはかつて「1,2審弁護人に」となっていたはずです。

>この回答が、私が「弁護士というのは「都合の悪いこと」は口をつぐむ人種ですね。」と書いた理由です。

モトケンさんの回答は「思いつかなかった」ですから「都合の悪いこと」には論理が直結しないです。

すると「弁護士は〜の理由」というのが、論理的思考 さんの「思い込み・もしくは飛躍」との解釈に成ってしまうけど、良いんですか?

No.144 論理的思考さん

論理的思考さんの例による、「都合の悪いことには口をつぐむ」と見られる行為については、そうとられても仕方がないと思います。
(論理的思考さんの今枝弁護士のブログについての記憶が正しいと仮定しての話ですが)
しかしながら、論理的思考さんが上げられたサンプル数はわずか2名です。(しかも、話をし始めたときは1名)
それを「弁護士は〜人種ですね」としてしまったら、“非論理的な煽り”と受け取られても仕方ないでしょう。
確たるデータのない一般化は危険です。

>No.144 論理的思考 さん

>この回答が、私が「弁護士というのは「都合の悪いこと」は口をつぐむ人種ですね。」と書いた理由です。

 はぁ、これがあなたの論理的思考の結果ですか?
 この論理は、「2審弁護人に懲戒事由があるとするならば、除斥期間は終了していない。」という事実が私にとって都合の悪い事実であるということが前提になっていますね。

 その前提はどこから認められますか?

>今枝弁護士のblogは現在↓のようになっています。

 私は橋下弁護士とも違いますが、今枝弁護士とも違います。
 今枝弁護士のブログを引用する論理的な意味が理解できません。

論理的思考様

私も2審弁護士には懲戒できるのでは?という気がしていました。ただ、2審が結審してから最高裁審理が4年2ヵ月後ですから、厳しいような気もします。
なので民法による不法行為への謝罪・賠償・自主的なけじめを求める民事訴訟を考えました。もちろん、判事や検事も同様なので国家公務員の不法行為請求訴訟が考えられるかと。

「都合の悪いことには口をつぐむ」の好例は
自分の主張だけクドクドとやって米欄は閉鎖、といったもの。

「橋下氏のブログ」ならピッタリの一例なんですが、如何でしょ。

 47 さん、ぼつでおk さん、こんにちは。

> 裁判官が署名に影響されて死刑判決を下すことはあり得ないし、あれば即座に裁判官失格だと思います。

> 逆に助命嘆願署名が大量にあるとき影響されて無期懲役判決を出したのなら、裁判官失格とまではいえないと思います。
(No.131 ぼつでおk さん)


…う〜ん、直近の問題としては、むしろ弁護人に対して一定の圧力になるだろうことが心配です。

 近未来の話としては、こういうことが繰り返されるようだと、裁判員に対して予断を与えることが避けられないし、弁護人以上の圧力になるだろうことが心配です。

 そして、そういう文脈では署名活動自体よりも、報道されることの方が問題だと思います。

 最近のマスコミというのは、こういうとき、マスコミ自身を含めて、国民の全てが刑事被告人として検察官と戦うハメになる可能性を持っているのだという視点から記事を書くということをしないものですね。

 半ば意図的に社会的インフラの破壊をしているように思います。

No.148 山田 さん
>私も2審弁護士には懲戒できるのでは?という気がしていました。ただ、2審が結審してから最高裁審理が4年2ヵ月後ですから、厳しいような気もします。

 2審弁護人らは、「事実誤認および不十分な弁護活動」を理由に辞任しており、仮にその弁護活動が懲戒事由に該当するなら、除斥期間の始まりは辞任の時点になると考えられ、まだ1年半程度しか経過していません。

「2審弁護人らに懲戒事由があると考える」者が、懲戒請求するのを妨げる理由はないことになります。

No.132 論理的思考 さま

ソース提示ありがとうございました。
じっさい、コンメンタールなどを当たる作業はしていませんでしたので。
不勉強を恥じねばなりませんね。

で、疑問なんですが、

継続する非行の場合は、その行為が終了したときである。

との解釈の帰結として、刑事弁護活動の場合には「終了したとき」とは「弁護人を辞任した時点」であることを示すソースがあれば、あわせてご教示いただければありがたく。

あるいは、「その行為が終了したとき」は普通に読めば「辞任の時点」であると 論理的思考 さまが(ソースにはよらず)解釈された、ということであればその旨、お願いします。

>No.150 rijin さん、No.133 47 さん
コメントありがとうございます。

No.131の
>> 逆に助命嘆願署名が大量にあるとき影響されて無期懲役判決を出したのなら、裁判官失格とまではいえないと思います。

は、「裁量」であると言うつもりだったのですが言葉を思いつかずまだるこしい表現になってしまいました。

ここのテーマと違って「裁判官」についての話になりますので、続き用に場外にひとつスレ立てときます。
おひまな時のぞいてください。

No.145 MultiSync さん
No.147 モトケン さん


この論理は、「2審弁護人に懲戒事由があるとするならば、除斥期間は終了していない。」という事実が私にとって都合の悪い事実であるということが前提になっていますね。

 その前提はどこから認められますか?

「素人による懲戒請求の乱発は避けるべきだ」という意見だと思っておりましたが、違いましたでしょうか?

例えば「No.148 山田 さん」のように「2審が結審してから最高裁審理が4年2ヵ月後」というように、「『法律に明るくないもの』が、除斥期間の始期を誤解している状態」を解消すると、「懲戒請求できると素人が考える事例が増える」と考えるのは論理的帰結です。

 わざわざ自分たちの地位を不安定にする可能性がある事柄に対して、依頼もないのに「『説明する必要がある』などとは全然考えたことがない」のは、ある意味当然ですが、「高い品性の陶や」という観点からは疑問に思わざるを得ません。

#知っていたかどうかについて「述べてない」点も興味深いですね。

No.152 fuka_fuka さん


あるいは、「その行為が終了したとき」は普通に読めば「辞任の時点」であると 論理的思考 さまが(ソースにはよらず)解釈された、ということであればその旨、お願いします。

 直接のソースはありませんが、前記した「弁護士概説」の続きに以下の記述があります。

たとえば、依頼人に返還すべき金員を着服して返還しながった場合、着服したときではなく、依頼者に現実に返還しまたは返還に関する示談が成立したときが終了時である。未返還の状況が継続する限り、非行は継続しており、除斥期間は進行しないと考えられる(東京高判平13・11・28判時1775号31頁)(13)。

(13)東京高判平13・11・28は、委任契約終了時には預り金品等の返還がなされるのが通例であること、委任事務にかかる資料の保存にも限度があること、委任契約終了後もいつまでも懲戒しうるとするのは弁護士をあまりに不安定な立場に置くことになることを理由として、預り金品を返還していなくとも、委任関係が終了すれば、その終了の時点から除斥期間が開始するとする。なお、日本弁護士連合会懲戒委員会の議決例につき、条解633頁参照。

 2審弁護人らの辞任理由が「事実誤認および不十分な弁護活動」であることから、辞任するまで状況が継続していたと解釈しました。
 もし、それ以外の解釈があるようでしたら、ご紹介ください。

>No.154 論理的思考 さん

 全然論理的じゃないですね。

 2審弁護人に懲戒事由があるかどうか、あったとして除斥期間が経過しているかどうかは、私にとって都合がいいも悪いもありません。
 ほとんどの私以外の弁護士にとっても同様だと思います。
 
>「素人による懲戒請求の乱発は避けるべきだ」という意見だと思っておりましたが、違いましたでしょうか?

 素人であろうと玄人の某弁護士であろうと、懲戒請求の「乱発」というのは適当ではないでしょう。
 乱発の定義によると思いますけどね。

 しかし、懲戒事由がある場合に懲戒請求をすることは、原則として乱発とは言えないでしょう。

 私が、光市弁護団に対する多くの懲戒請求を批判するのは、懲戒事由があるとは思えないからです。

 はっきり言って、あなたが私に何を言いたいのかわかりません。
 ただ批判したいだけですか?

No.155 モトケン先生


 全然論理的じゃないですね。

 2審弁護人に懲戒事由があるかどうか、あったとして除斥期間が経過しているかどうかは、私にとって都合がいいも悪いもありません。
 ほとんどの私以外の弁護士にとっても同様だと思います。

「2審弁護人に懲戒事由があるかどうか」や「(2審弁護人に)除斥期間が経過しているかどうか」は論点ではありません。

 私が書いたのは「除斥期間の始期」に関することです。
 論点が理解できませんでしょうか?

>No.156 論理的思考 さん

>論点が理解できませんでしょうか?

 理解できません。

No.156 論理的思考さん
もう一度、問題を定義しなおしてみてはいかがでしょうか?
私も正確に理解したいので・・・

そもそも、今枝弁護士ご自身は二審の弁護人の仕事ぶりについては「仕方ない」と思っておられるようなのですが…

http://beauty.geocities.yahoo.co.jp/gl/imajin28490/view/20071004/1191449702

山田です。このトピックスで【懲戒請求に関する除斥期間云々】を
最初に言い出したのは私なので、さらに述べたいと思います。
以下はあくまでも試論です。決め付けではありません。


1審や2審ではろくに起訴事実内容を審理せずに、ただひたすら検察官
が出した起訴内容が正しいことを前提として裁判が進行しました。

弁護士は「情状」だけが欲しく、検察官は「被告人=極悪人という印象:夕夏ちゃん
を叩き付けた、弥生さんを強姦後両手で殺害した」を強調したく、裁判官は起訴事実
は両者間では疑いないと言う前提から無期懲役というジャジを下しました。

こうした場合、私は「起訴事実内容をろくに審理しなかったことへの貢献度:過ちの度合い】は

弁護士>検事>判事

だと、考えます。
※検事が作成した起訴事実がおかしいなら、追及するのは弁護士の仕事ですから。
 
裁判は通常なら、審理期間内で争うものですから、起訴事実内容でろくに審理しなかった
という不法行為の継続期間は、起訴状朗読日の次の公判から判決日までが、該当でしょう。
※最終結審日から判決日までは、【新証拠】が見つかったときに、申し出る必要があると
考えます。当然審理のやり直しをすべきでした。

と、なると、論理的思考さんが言う【2審弁護人の辞任日】ではなく、2審の判決日が2審
弁護人たる責任を負うのではないかと思います。
2審の判決日は、4年を軽くオーバーしているから、2審弁護士に対する懲戒請求は無理です。

なお、判決後広島高検検事が控訴していますから、その時点で3審弁護士となるわけで、
3審弁護士は検事控訴後に、さっさと事実審理のやり直しを最高裁に申し入れるべきでした。
(※最高裁は事実審理をしないというなら、3審弁護人は差戻を要求すべきであったのかもしれません。)

となると、安田弁護士に引継ぐ前の弁護士を・・・懲戒請求すべきなんだろうか。

山田です。このトピックスで【懲戒請求に関する除斥期間云々】を
最初に言い出したのは私なので、さらに述べたいと思います。
以下はあくまでも試論です。決め付けではありません。


1審や2審ではろくに起訴事実内容を審理せずに、ただひたすら検察官
が出した起訴内容が正しいことを前提として裁判が進行しました。

弁護士は「情状」だけが欲しく、検察官は「被告人=極悪人という印象:夕夏ちゃん
を叩き付けた、弥生さんを強姦後両手で殺害した」を強調したく、裁判官は起訴事実
は両者間では疑いないと言う前提から無期懲役というジャジを下しました。

こうした場合、私は「起訴事実内容をろくに審理しなかったことへの貢献度:過ちの度合い】は

弁護士>検事>判事

だと、考えます。
※検事が作成した起訴事実がおかしいなら、追及するのは弁護士の仕事ですから。
 
裁判は通常なら、審理期間内で争うものですから、起訴事実内容でろくに審理しなかった
という不法行為の継続期間は、起訴状朗読日の次の公判から判決日までが、該当でしょう。
※最終結審日から判決日までは、【新証拠】が見つかったときに、申し出る必要があると
考えます。当然審理のやり直しをすべきでした。

と、なると、論理的思考さんが言う【2審弁護人の辞任日】ではなく、2審の判決日が2審
弁護人たる責任を負うのではないかと思います。
2審の判決日は、4年を軽くオーバーしているから、2審弁護士に対する懲戒請求は無理です。

なお、判決後広島高検検事が控訴していますから、その時点で3審弁護士となるわけで、
3審弁護士は検事控訴後に、さっさと事実審理のやり直しを最高裁に申し入れるべきでした。
(※最高裁は事実審理をしないというなら、3審弁護人は差戻を要求すべきであったのかもしれません。)

となると、安田弁護士に引継ぐ前の弁護士を・・・懲戒請求すべきなんだろうか。

No.154 論理的思考 さま

再度ソースありがとうございました。

 2審弁護人らの辞任理由が「事実誤認および不十分な弁護活動」であることから、辞任するまで状況が継続していたと解釈しました。
もし、それ以外の解釈があるようでしたら、ご紹介ください。

ご照会の東京高判平13・11・28が本件に射程が及ぶか、かなり微妙ではないかと思います。
ただ、明確にその「不十分な弁護活動」の除斥期間の起算点を判示した裁判例がまだないのであれば、裁判所が論理的思考さまのような解釈を採用する可能性もなきにしもあらず。

以下、直接射程の及ぶ裁判例はないという前提での私見です。

着服したカネを返していないという状況と、 「事実誤認および不十分な弁護活動」 に基づく裁判が係属している状況が同視できるかというと、やや疑問です。

横領や窃盗は、カテゴリーとしては 「状態犯」 であり、(刑事訴訟法上の公訴時効は横領時・窃盗時から進行するものの) 「違法」な状態が継続しているものとされます。
したがって、懲戒の判断としては、刑訴法の公訴時効とは別に、「違法」 な状態がある以上は非難に値するという判断はありうるでしょう。
で、まさに、東京高判平13・11・28はそういう判断を採用した、と。

一方、「事実誤認および不十分な弁護活動」 の場合、それ自体が犯罪を構成するものではないという評価が一般的でしょうし、現に一審・二審の弁護人に対して刑事事件としての立件などはされていません。
また、東京高判平13・11・28でも言及されているように、 「いつまでも懲戒しうるとするのは弁護士をあまりに不安定な立場に置くことになる」 という観点も入ることになるでしょう。

結局、起算点となる 「非行」 とはどの時点まで続いていたと見るかは、制度趣旨、問題となる行為の悪性、当事者の受ける不利益の程度などなど、総合的に考慮しての価値判断となります。
「委任関係の終了」 のような形式基準だけで見るのは、不合理。

個人的見解としては、 「事実誤認および不適切な弁護活動」 という行為類型の性質からすると、せいぜい担当した審級の弁論終結時点くらいが最も遅い時点とされるのではないかという印象をもちます。

考慮要素:
・「弁護活動」 とは、接見、法廷での弁論・尋問・その他の行動、最終弁論の起案・主張など、積極的な作為をさすと解するのが通常の語義に合っている。
・それ自体非難に値するような弁護活動だったのであれば、判決が有利であっても不利であっても申立は可能なはず。判決が出るのを待たなければならない必然性は低いともいえる。
・本件では、検察のみ上告したが、弁論を開くことが決定されるまでは死刑の可能性は非常に低かった。
・その間、弁護人は 「審理に向けての弁護活動」 はする意義がほとんど皆無だったわけで、単に弁護人としての身分が継続中だったというだけで「非行」が継続していたとされるのは、弁護人にとっては不意打ちであり安定性を害する。

と考えるのですが、いかがでしょう。

 私は2審の弁護人への懲戒請求云々を書いたことはないと思います。
 いったん書いて消したとされる根拠を挙げてください。

 私は、2審弁護人であった定者先生を尊敬しており、定者先生を原告とする「定者国賠」の事務局長を務めたことがあります。
 また、もう1人の2審弁護人は、とても優秀な方だったので、今は裁判官に任官されています。
 これらの人に懲戒請求云々を考えたことはありません。

 しかも1審判決が出ており、検事控訴しかも量刑不当のみ、裏技とも言える「不謹慎な手紙」への防御という観点からは、よく守るべきところを守り無期を維持した、とも思います。

 手許のログにある限りなので、ごく短期間で訂正された等の可能性は知りませんが、「2審の弁護人への懲戒請求」云々が「質問コーナー2」の事を指しているのであれば、今枝辯護士は最初から1審辯護人のみを対象にしています。

 ただし、初期コメントに於いて


1・2審の弁護人の方針選択は、今となっては失敗であり、誤りであったと言えるでしょう。

 といったように、単純に並列する記述は見られます。

 事実誤認はともかくとしても、この点について「なぜ1審辯護人だけ?」という疑問が出るのはやむなきことかも知れません。一審を踏襲したとはいえ、「声明  刑事弁護人よ、立ち上がれ」で批判された辯護をしたことには変わりないわけですから。

『除斥期間に関する私なりの結論』

最高裁に広島高検検事が控訴したときに、対抗措置として『事実審理を全然やっていないから、最高裁で裁判せず差戻せ、最高裁で自判するなら事実審理をやってくれ』と、申し入れることが最善だったような、気がします。
(※問題点「事実審理をろくにしていない」)

2審弁護士の一人が3審弁護士として引継いだようです。(今枝弁護士のコメント)
広島高検検事が控訴した時点から、すでに2年半以上は懲戒請求要求の効力が及ばない『除斥期間』ですから無理ですし、残りの1年少々の間(※平成18年3月以前から)でしか定者弁護士の不法行為を追及できなくなります。

しかしこれは、かなり無理な理屈ではないかと思います。

なので、私個人は、弁護士の懲戒請求よりも、不法行為をなした裁判官・検察官に対しては国家公務員国倍訴訟、1・2審弁護士に対しては謝罪・慰謝料・弁護士としてのけじめをつけろという要求の訴訟をなしたほうが、効果的であるように思います。

No.158 薬屋の企画屋 さん
No.162 fuka_fuka さん
>横領や窃盗は、カテゴリーとしては 「状態犯」 であり、(刑事訴訟法上の公訴時効は横領時・窃盗時から進行するものの) 「違法」な状態が継続しているものとされます。
>したがって、懲戒の判断としては、刑訴法の公訴時効とは別に、「違法」 な状態がある以上は非難に値するという判断はありうるでしょう。
>で、まさに、東京高判平13・11・28はそういう判断を採用した、と。

 すいません、判決文を確認した上でそう解釈されたのでしょうか?

 「条解弁護士法【第4版】」P.502には


 継続する非行についてはその行為が終了したときである。例えば、依頼者に返還すべき金銭を着服したまま返還しないという非行の場合は、着服の時点が除斥期間の始期ではなく、依頼者に返還(あるいは示談成立)するまでの間は、違法状態が継続しており、これが非行事実と評価されるから、その間は除斥期間は開始しないと解される。刑法上、業務上横領罪では、着服(横領)した時に行為は終わっているとみられるし、民法上の不法行為においても同様であるが、懲戒の場合はこれらとは別個の観点から除斥期間の始期を決すべきである。

 とあり、実際の判決文を引用すると以下のように書いてあります。

 (2) しかしながら,弁護士法64条にいう「懲戒の事由があったとき」とは,懲戒の事由に当たる行為が終了した時を,継続する非行についてはその行為が終了した時をいい,また,弁護士法に基づく懲戒は,弁護士が高度の法律的素養及び能力を備えたものとしてその資格を取得し,基本的人権の擁護と社会正義の実現を使命とし,誠実にその職務を行うとともに,深い教養の保持と高い品性の陶やを求められることから,このような弁護士に対する国民からの信頼を護るために,弁護士に職務の内外を問わずその品位を失うべき非行があったときにされるものであり,したがって,弁護士のある行為が「品位を失うべき非行」に当たるか否かは,この弁護士法の懲戒制度の趣旨にのっとり,刑法の規定や民法の不法行為の規定とは異なる観点から判断することを要するものである。

 また「条解弁護士法」P.501の除斥期間の趣旨として以下のような説明があります。


 しかし、弁護士(弁護士法人)にとって懲戒請求がなされるということは、信用に関わる重大な問題であるから、いつまでたっても懲戒手続に付されるとすることは相当ではなく、また、弁護士又は弁護士法人は事件に関する書類について、事件終了のときより3年で免責されるので(民法171条)、場合によっては、自らの行為について懲戒請求がなされた場合に反論するための手段を持たない場合もあり得る。
 このような点から、法は弁護士(弁護士法人)の懲戒について、3年の除斥期間を定め、刑事における公訴時効の制度に準じ(福原・261頁)、それ以前の行為については不問に付することとしたものと解される。

 ここから考えると、3年の除斥期間は、当然に弁護活動における懲戒請求も考慮に入っており、もし仮に懲戒事由が弁護活動に関わることであれば、本来は「事件終了」の時が除斥期間の始期であり、弁護人が辞任をした時は、その時点であると考える方が自然と思います。

(三年の短期消滅時効) 民法第171条 弁護士又は弁護士法人は事件が終了した時から、公証人はその職務を執行した時から三年を経過したときは、その職務に関して受け取った書類について、その責任を免れる。

http://homepage1.nifty.com/ksk-s/MY1.htm 民法容義 巻の1総則編(第33版)


 本条にいわゆる事件終了とは例えば裁判の確定,和解,取下等の如きこれなり。

 例えば、架空の事件を仮定して、弁護人が上告審の答弁書を提出した後、3年後(そういうことはないでしょうが)に「弁論を開く」と裁判所が決めた段階で、「懲戒事由に該当するような答弁の不備が明らかになった」時に弁護人が辞任しても、除斥期間が当然に経過していると想定するのは、あまりにも公平性を欠きます。

 そもそも、除斥期間を経過しているかどうかの判断も「綱紀委員会」の手続としてなされるものですから、「懲戒事由」はさておき、「除斥期間が経過しているかどうか」については、「弁護人の辞任をもって除斥期間の始期であると考えて懲戒請求をすること自体は、法律上の根拠を欠く懲戒請求には当たらない」と考えます。

No.162 fuka_fuka さん


結局、起算点となる 「非行」 とはどの時点まで続いていたと見るかは、制度趣旨、問題となる行為の悪性、当事者の受ける不利益の程度などなど、総合的に考慮しての価値判断となります。
「委任関係の終了」 のような形式基準だけで見るのは、不合理。

 結局のところ「除斥期間が経過している」というのは、単純に判断できないということでよろしいでしょうか。そうすると、「除斥期間が経過していることを理由に(形式的基準で)懲戒請求できない」とするのは誤りであるということですね。

 弁護士の地位を脅かす可能性のある「懲戒請求の内容によっては損害賠償請求されることがある」と、最高裁判例を持ち出して必死に説明するのに、それ以外の「懲戒請求手続(特に懲戒請求を可能にする事項)」については、誤解があるかもしれないような状況においてもなんら説明がなされてこなかったことを批判の対象としています。

No.162 fuka_fuka さん


・本件では、検察のみ上告したが、弁論を開くことが決定されるまでは死刑の可能性は非常に低かった。
・その間、弁護人は 「審理に向けての弁護活動」 はする意義がほとんど皆無だったわけで、単に弁護人としての身分が継続中だったというだけで「非行」が継続していたとされるのは、弁護人にとっては不意打ちであり安定性を害する。

 私見ですが、最高裁において「死刑の可能性は非常に低かった」ともし仮に弁護人らが考えて、「『審理に向けての弁護活動』 はする意義がほとんど皆無」なので、何もしてこず、「弁論を開くという通知」を「不意打ち」と捉えたりするような弁護人が、本当にいたとしたら、素人の立場からすれば、それはやはり問題だと思います。

 判例時報No.1941号42頁に弁護人不出頭に関する第三小法廷の見解がありますが、その中に以下の記述があります。

本件は、検察官のみが上告を申し立てている事件であり、その上告趣意書に対する反論として既に被告人側から詳細な答弁書が提出されていることからして、既に指定されている公判期日に出席できない理由にはなり得ず、当裁判所は、期日を変更すべきやむを得ない自由には当たらないと判断し、三月八日、この申立てを却下する決定をしております。

 この2審弁護人が提出した答弁書が「弁論期日を開く」根拠になったのは疑いがなく、また弁護人らが辞任していることからして、何からの非を認めている点も疑う余地はありません。それが事実懲戒事由に相当するかはさておき、もし仮に懲戒事由に相当するなら、辞任の時点が除斥期間の始期と私は考えます。

No.163 今枝仁先生
> 私は2審の弁護人への懲戒請求云々を書いたことはないと思います。
> いったん書いて消したとされる根拠を挙げてください。

http://beauty.geocities.yahoo.co.jp/gl/imajin28490/view/20070922/1190433530
 私は、本村洋さんの意見陳述の言葉を噛みしめ、私が「良心」を云々するのであれば、私が1審弁護人に懲戒請求をなすべきではないかとも思いましたが、3年の除斥期間(時効のようなもの)により消滅しているらしいので、今から懲戒請求はできません。
これはかつて「1,2審弁護人に」となっていたはずです。

 これに関しては確認できませんので、間違いであれば謝ります。
 ただし、以下の記述は当然に「2審弁護人」も含むものと思っておりました。

http://beauty.geocities.yahoo.co.jp/gl/imajin28490/comment/20070930/1191125526


 ※なお、橋下弁護士は、「弁護団が1・2審の弁護人が怠慢だったと言うなら、なんで懲戒請求しないのか。」と言いましたが、懲戒請求は3年の除斥期間(中断のない時効)により、制度上できないようです。

 ですので、上記の質問コーナーにおいて、「説明もなく2審弁護人が省かれている」とは思っておりませんでした。

http://beauty.geocities.yahoo.co.jp/gl/imajin28490/view/20071004/1191449702


2007年10月4日(木) 光市事件 1審弁護人の問題

2審弁護人については、無期懲役の判決が下り、検察官からの量刑不当の控訴がされているだけで、被告人が控訴していないこと、友人への手紙の暴露という異常な事態に防御一辺倒にならざるを得なかったことなどから、仕方ないと思います。
(中略)
作成者 今枝仁 : 2007年10月4日(木) 21:14

 この記事は、私の
No.132 論理的思考 さんのコメント | 2007年10月03日 20:51
より後に公表されたと考えることに異議はありますか?

No.163 今枝仁先生


 私は、2審弁護人であった定者先生を尊敬しており、定者先生を原告とする「定者国賠」の事務局長を務めたことがあります。
 また、もう1人の2審弁護人は、とても優秀な方だったので、今は裁判官に任官されています。
 これらの人に懲戒請求云々を考えたことはありません。

 判例時報No.1941号38頁記載の上告審では、3名の弁護人が平成15年12月26日に答弁書を提出しており、その後1名が任官により弁護人の地位を離脱、となっております。残りの2名が3月6日に辞任したはずです。まずは事実をご確認いただければ幸いです。

論理的思考さん

>ですので、上記の質問コーナーにおいて、「説明もなく2審弁護人が省かれている」とは思っておりませんでした。

〇笋懲戒請求相当と考えたのが1審弁護人だけである。
が、
橋下弁護士が言う「1・2審の弁護人に懲戒請求せよ」についてはもともと手続き的にどちらへもなしえない。

という意味です。
実質と形式と、次元が違う問題なので、とくに説明を省いたという意識はありません。


>この記事は、私の
No.132 論理的思考 さんのコメント | 2007年10月03日 20:51
より後に公表されたと考えることに異議はありますか?
作成者 今枝仁 : 2007年10月4日(木) 21:14

先後関係に、異議はありません。
しかし、作成日時は「最終の更新日時」が記載されているのであり、次の記事の作成日時が「同日午前9時台」になっていることからわかるように、「朝イチ」で書いた記事であり、その時点で貴殿のコメントはまだ読んでいませんでした。


もう1名の弁護人は、控訴審判決後に追加選任された、Y弁護士と同じ事務所に新規登録した新人弁護士です。
控訴審判決までには全く関与していないし、実質的な弁護活動というよりも、上告後の精神的ケアのために接見していたようです。
なおその弁護士は、差し戻し審での弁護団の主力の1人となっています。
上告審当時、事実関係について聴取しなかった未熟さを悔い、差し戻し審で被告人のために誠心誠意全力で弁護活動を行っています。
このことは被告人質問で出ていますが、報道されていないだけです。

ただ正直に述べ補足しますと、私自身、2審弁護人の弁護活動に問題がある、と考えていた時期と、その後、

仝〇ヾ韻らの量刑不当控訴のみで被告人控訴がない。
△垢任房白調書に同意して証拠調べされ事実認定されてしまっていた。
L鬼懲役よりさらに刑を軽減することまでは困難であったろう。
ど垓狄気兵蟷罎僚亳修箸修梁弍に追われ、死刑回避に全力を注がなければならない状況もあったのだろう。
ヅ時、定者弁護士らが一生懸命少年の死刑について勉強会を開くなど研究をしていたことを知った。

ことなどから、考え直した部分があったことは告白します。

2審では、被告人質問が6回も開かれながら、犯行については一言も聞かれていません。
そうせざるを得なかった事情、が推察されます。

ただ、証拠資料を差し支えない範囲ですべて、被告人に差し入れた上で、事実関係を詳細に聴取する努力は、やるべきであったし、やらなかったことは非難します。

No.169 今枝仁先生


〇笋懲戒請求相当と考えたのが1審弁護人だけである。
が、
橋下弁護士が言う「1・2審の弁護人に懲戒請求せよ」についてはもともと手続き的にどちらへもなしえない。

という意味です。
実質と形式と、次元が違う問題なので、とくに説明を省いたという意識はありません。

No.170 今枝仁先生


ただ正直に述べ補足しますと、私自身、2審弁護人の弁護活動に問題がある、と考えていた時期と、その後、
(中略)
ことなどから、考え直した部分があったことは告白します。

 ある行為について説明された時、普通の人は「なぜそうしようと考えたのか」という根拠を重視します。「なぜある行為をしなかったのか」という問いも同様です。もちろん不作為については、「すべき義務」が認められなければ、根拠がなくても当然です。

 しかしながら危機管理的な側面から考えると、法的に「すべき義務」がなくとも、社会的な要請として「すべきであった」という意見に対して、「しなかった理由」を誠実に回答したり、考えが至らなかったことを「謝罪」することが問題の沈静化に必要です。

△韮運格杆鄂佑里澆覆蕕今何格杆鄂諭弊騎里砲肋綛霓嚇喘罎納任した弁護人)にも手続き的に懲戒請求できないという解釈の根拠を具体的に教えていただけませんか? それとも「3年の除斥期間(時効のようなもの)により消滅しているらしい」というように誰かから聞いたようなことが根拠でしょうか?

No.169 今枝仁先生
「もう1名の弁護士の存在」について

・控訴審(2審)段階では、弁護人は2名だった
・控訴審判決の後、上告審では当初3名の弁護人がいた
・答弁書提出後、1名は裁判官になり、弁護人ではなくなった
・上告審の際に辞任したのは、2名である

 つまり、「控訴審段階の弁護人数=上告審で辞任した弁護人数」であることを利用して、「マスコミも報道しなかった」し質問もなかったから、今まで第3の弁護人については明らかにしなかったのですね。

 そして今回、以下の事実を明らかにしたわけです。

・上告審を辞任した1名は、差戻し控訴審の現弁護団の一人である

 そりゃあ、2審弁護人に対しても同情的になろうってもんです。
 まあ、「尊敬すべき人物」だの「新人弁護士」だのの事情はよくわかりました。
 弁護士も人間関係がとても大事ということですね。

論理的思考さん
私の説明が不十分で誤解を与えたならお詫びします。

>△韮運格杆鄂佑里澆覆蕕今何格杆鄂諭弊騎里砲肋綛霓嚇喘罎納任した弁護人)にも手続き的に懲戒請求できないという解釈の根拠を具体的に教えていただけませんか? それとも「3年の除斥期間(時効のようなもの)により消滅しているらしい」というように誰かから聞いたようなことが根拠でしょうか?

2審の弁護活動への懲戒請求は、2審の判決から3年で除斥期間と考えるからです。
同じ人がその後も弁護人に就任したからといって、辞任まで除斥期間が進行しない、という解釈は無理だと思います。
上告後の不作為を懲戒理由にするのであれば、別論ですが。

>つまり、「控訴審段階の弁護人数=上告審で辞任した弁護人数」であることを利用して、「マスコミも報道しなかった」し質問もなかったから、今まで第3の弁護人については明らかにしなかったのですね。
そして今回、以下の事実を明らかにしたわけです。

このへんの事情は、私もはっきりとは知らないというのが実情ですし、第三の弁護人が就任していたことは9月の被告人質問で「ああ、そうだったのか」と思ったくらいであり、ほとんど意識になく、そういう意図的な利用はしていません。
まあ、そういうふうにとるのが「論理的思考」ということであれば、私の説明が悪いのでしょう。私は「あまりにも悪意的な穿った見方」と思いますが。自分こそが論理的に考えている、という自負の方が危険な気がします。
まあ、論理的思考というものががどのようなものか論争しても意味ないので、レス不要です。

>レス不要です。

 スルー推奨
 
 明らかに一定の意図を持った印象操作コメントです。
 議論になりません。

No.166 論理的思考 さま

>で、まさに、東京高判平13・11・28はそういう判断を採用した、と。
 すいません、判決文を確認した上でそう解釈されたのでしょうか?

判決理由全文を確認せずに書きましたが、要旨は合ってますよね。

 ここから考えると、3年の除斥期間は、当然に弁護活動における懲戒請求も考慮に入っており、もし仮に懲戒事由が弁護活動に関わることであれば、本来は「事件終了」の時が除斥期間の始期であり、弁護人が辞任をした時は、その時点であると考える方が自然と思います。

「弁護活動」 も懲戒の対象になりうるというのはそのとおりでしょうけれど、コンメンタールの記載は、「職務の内外を問わず」 の強調に力点が置かれた文脈ではないかと思いますが。
(「弁護活動における懲戒請求」 は 「弁護活動に対する懲戒請求」 と読むのが論理的でしょうか?)

「本来は「事件終了」の時が除斥期間の始期であり」 とは読めないと思います。
まずあるのは、「その品位を失うべき非行」 が何か、でしょう。
弁護士側の記録保管を問題にしているのは、事件終了後3年経過後を 「遅くても」 の限度としている文脈であり、「非行」がそれよりも早い時点で終了している場合に除斥期間を 「事件終了時」 まで進行させないという意図があっての記述には私には読めませんでした。

「自然」 というのは (ご認識のとおり) 論理的思考さまの主観であり、そう書かれても私には説得力は感じられません。

「弁論を開く」と裁判所が決めた段階で、「懲戒事由に該当するような答弁の不備が明らかになった」時に弁護人が辞任しても、除斥期間が当然に経過していると想定するのは、あまりにも公平性を欠きます。

そうでしょうかねー。
「弁論を開くと決めた段階で初めて判明するような不備」が懲戒事由たる 「非行」 であるはずもなく、仮に懲戒に値するような非行があれば本人はとっくに知っているはずであり、原審の時点で懲戒請求できたはずなんじゃん、と思うんですが。

以上はあくまで私見であり、司法判断においては論理的思考さまと同じ結論が採用される可能性はあるとは思います。初めに書いたとおり。
軽微な非行 (でしか論理的思考さまの立論は該当し得ないと思いますので) の場合、除斥期間では切らず、本案審理で「理由なし」としてもよいだろう、という価値判断は十分ありうると思われます。

「除斥期間が経過しているかどうか」については、「弁護人の辞任をもって除斥期間の始期であると考えて懲戒請求をすること自体は、法律上の根拠を欠く懲戒請求には当たらない」と考えます。

それは当然のことだと思います。
(法解釈としてはあまりに当然の帰結であり、太字にされた趣旨がよくわかりませんが。除斥期間を誤解して懲戒請求する行為は不法行為にならない、という議論でしょうか?)

、「除斥期間が経過していることを理由に(形式的基準で)懲戒請求できない」とするのは誤りであるということですね。

というところを拝見すると、訴訟でいうところの訴訟要件の話(却下か棄却か)を理解されているのか不安になりますが。
請求者は「まだ経過してない」と思い、弁護士会が「経過してる」と判断した場合、懲戒請求はナカミの審理(非行があったか否かの判断)をされずに、「却下」される、というだけのことです。
「請求できない」 と私が言っているわけではないので、誤解なきようお願いします。


No.167 は、56条の解釈論と直結しない議論だと思いますので、特に反論もコメントもいたしませんが、1点だけ。

また弁護人らが辞任していることからして、何からの非を認めている点も疑う余地はありません。

その 「何らかの非」 というのはは56条の解釈論においては何ら根拠になりうる資格のない要素であり、ミスリーディングでしょう。

No.174 モトケンさん

そうでしょうか?
モトケンさんがどのような意味で「印象操作」という言葉を使っているかは明らかではありませんが、議論が相手を説得したり、周囲の意識を変えようと意図がある以上、「相手の印象を変える」という性質を持つことは明らかです。

問題なのは、話し方がきちんと根拠をあげているかどうかだと考えます。
内容の法律的な解釈は全くついていけませんが、fuka_fuka さんのご返答、そのスタンスをお見受けする限り、全くの根拠なしとは言えないと見ています。

そういう状態を「印象操作」と根拠なく断じてしまうほうが、(モトケンさんの影響力を加味すれば)より印象操作といえるのではないでしょうか?

fuka_fuka さんのは、ご返答というよりも突・・・(以下略)

No.176 薬屋の企画屋 さま

横レスになりますが、訴訟参加的に。

問題なのは、話し方がきちんと根拠をあげているかどうかだと考えます。

一般論としてはまったく異論ありませんが、 論理的思考 さまに関しては、 「一見」 根拠を挙げているようで、実はすべて (というと語弊あり? 「印象ではほとんどすべて」 と言い換えておきます) にバイアスが掛かっており、議論の体をなしていないと感じております。
Critical Thinking 的に、まったく駄目。

私はあくまで、 「委任終了時」 が除斥期間 (じょせききかん) の起算点となるという、論理的思考さまの 「結論」 については可能性を否定しないと申し上げているにすぎず、 「立論」 については一貫してダメ出しをしているつもりです。

No.177 MultiSync さま

ρ(‥ )?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AA%81%E6%B3%89%E7%9C%8C

ところで、事実関係を確認したいのですが、
2審弁護人は自らの辞任理由を具体的に説明していましたか。

> 2審弁護人らは、「事実誤認および不十分な弁護活動」を理由に辞任しており、(No.151 論理的思考 さま)
> 2審弁護人らの辞任理由が「事実誤認および不十分な弁護活動」である(No.154 論理的思考 さま)
> 弁護人らが辞任していることからして、何からの非を認めている点も疑う余地はありません(No.167 論理的思考 さま)

「私達は事実誤認し不十分な弁護活動をしたので、弁護人を辞めます」というようなことを、どこかで語ったのでしたっけ?

一昨夜からの議論を横で見てると、除斥期間 の起算点が「委任終了時」という結論が先にあって、その結論を導ける根拠となるモノを探して法律書をアチコチひくり返した、というように感じました。と言うより、委任終了時でないと今枝弁護士に対する自分の主張が成りたないので…という印象ですね。

そもそも2審弁護人を懲戒請求するしないについては、被告人が一番の当事者であるはずで、今枝弁護士にそれを求めることが無理があるように感じますが…。

No.178 fuka_fukaさん

そうなのですか?
正直なところ、内容が吟味できないのでどの程度バイアスがかかっているのかが判断できないのですが、訴訟に詳しくない人間から見れば充分に根拠を上げているように見えたのと、fuka_fukaさんの対応が丁寧でしたので、議論になっているのかなと判断しました。

また、どちらかの弁護士に肩入れしているからこそ、議論が白熱する訳でそれを「バイアスがかかっている」で一蹴してしまっては、きちんと根拠を上げて参加している(ように見えた)論客がいなくなるのは残念と考えたからです。
(医療掲示板も同様になってしまった気がします。)

>モトケンさん
出すぎた行為、大変失礼いたしました。

No.180 法務業の末席さん

>そもそも2審弁護人を懲戒請求するしないについては、被告人が一番の当事者であるはずで、今枝弁護士にそれを求めることが無理があるように感じますが…。

これはその通りかもしれませんが、法律に疎い被告人に弁護人の行為が懲戒請求にあたるかどうかを判断させるのは酷ではないでしょうか?
引き継いだ弁護人が前任の弁護人の行為が懲戒請求にあたるかどうかを人間関係に惑わされず(ちょっと嫌味)誠実に精査していただきたいと、法律弱者の私は思います。

No.181 薬屋の企画屋 さん

>どちらかの弁護士に肩入れしているからこそ、
>議論が白熱する訳で

確かに、人(弁護士さん)に対して肩入れして発言されてる方もおられるとはおもうのですが、割合はわかりませんが、人ではなく、行為を捉えて評価したり批判したりされてる方も、おられるように思います。

A弁護士の行為の中に、刑事弁護人の職務に悖るところがあれば指摘し、B弁護士の行為の中に司法制度への信頼を失わせるものがあれば指摘し、ということです。

ただ、どちらかというと評価ではなくて批判ばかりが発言されているため(それは、評価するのは難しいことですし、おこがましいとも言えることだから、あまり評価面での発言が見られない、という理由によるものだとおもいます)、ときとして(しょっちゅう?)、温厚とは呼べない雰囲気になってしまうのではないでしょうか。

ご発言の趣旨から外れた指摘になっておりましたら、申し訳ありません。ただ、安易に○○派といったレッテルを他者に貼りたがるひとがおられるので、そういう流れになって欲しくないなぁ、という願いをこめて、このような発言をいたしました。
言うまでもなく、薬屋の企画屋 さんのことを、そういうひとだと申し上げているわけではありませんので、誤解の生じないことを願っております。

No.183 青空 さん

仰るとおり、レッテル貼りは建設的な議論をするうえで最も慎むべきことですので、自分自身がそうならないよう気をつけているつもりです。(もちろん、完璧にはできませんが)

>どちらかの弁護士に肩入れしているからこそ、

>どちらかの弁護士の意見に肩入れしているからこそ、
とすれば、青空さんの心配は払拭されるでしょうか?

 どちらかの弁護士に肩入れしているだけなら、「スルー推奨」とか「コメント削除」なんて言わないんですけどね。

最高裁の差戻判決は2審弁護人の弁護が拙かったから懲戒請求すべき、という論には違和感を覚えます。

1、2審での弁護をもっと上手にやっていれば、検察が上告を諦めるか、或いは最高裁が上告を棄却する可能性はあったかもしれません。ただ、今回の最高裁での判決は少年法の18歳に近いからといって死刑適用の検討を避けたのは宜しくないとして2審判決を退けた、私はこのように差戻判決文を読み解きました。2審の裁判官が死刑適用を躊躇して訴訟指揮したのが問題だとシロート解釈しています。

2審では裁判官も弁護人も、共に何となく18歳の少年法の規定にチョビットはみ出ただけだから死刑は無いだろう、と漫然と考えて審理が進んでしまった、それはケシカラン。と最高裁は判断して差戻した。これが私なりの解釈(というより感想ですね)です。

このように2審の裁判官がもっと死刑適用の可能性を匂わせた訴訟指揮をしておれば、当然2審の弁護人もまた違った弁論を展開した可能性もあり、最高裁で差戻されたのは2審弁護人の弁護が拙かったためだから懲戒されるべき、という考え方に私は与しません。

No.184 薬屋の企画屋 さん

ご返答、ありがとうございます。

そうですね、薬屋の企画屋 さんのお言葉に沿う形で申し上げるならば、「どちらかの弁護士の ある 意見に肩入れしているからこそ」というような表現ではいかがでしょうか?

A弁護士のあるご意見には同意できるものの、別のご意見には同意しかねる、という場面があるとおもうのですよ。

もちろん、たったひとつのご意見でも、それを聞いて以降はその方のご発言をなにひとつ信用できなくなるような、とんでもない発言というのはあると思います。

けれど、そのような極端な場面を除きましたら、ある方のご見解に賛同できる部分もあれば賛同しかねる部分もある、というのが、ありがちな場面ではないでしょうか。

あくまで、これはわたしの私見ですので、薬屋の企画屋 さんが、わたしとは異なるように考えておられましたら、ご自身のお気持ちに近い言葉をお選びになって下さいね。

出過ぎた発言をしておりましたら、お許しいただけましたら幸いです。

No.187 青空さん

いえいえ、ご指摘ありがとうございます。
今後、自身が意見を書き込むときの良いアドバイスをいただいたと思っております。

>そうですね、薬屋の企画屋 さんのお言葉に沿う形で申し上げるならば、「どちらかの弁護士のある意見に肩入れしているからこそ」というような表現ではいかがでしょうか?
私の述べたい意図は全く変わりませんので、そう取っていただけるとありがたいです。

No.188 薬屋の企画屋 さん

では、元のご発言を、そのように読み替えいたしますね。
お付き合いいただきまして、ありがとうございました。

遅レスですみません

>No.178 fuka_fuka さんのコメント

受けました! でもよくそんな場所を御存知で。
あ、さまなんてこそばゆく、自分が全部「先生」と付けなきゃならんような気になるんですけど(^^;;;

ちなみに、一般ですよね(何でも極めると凄い、とも)
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C0%A5%E1

薬屋の企画屋様

ちょっと揚げ足取り気味になりますが、182の

>法律弱者の私は思います。

「法律弱者」という用語には、薬屋の企画屋様が考えられた意味とは、多分異なるであろう意味が既にあります。

それに議論や主張をするのに、いずれかの参加者が一方的に「弱者」という旗を揚げてしまうと、フェアな議論から外れてしまう惧れがあります。もちろん薬屋の企画屋様にそういった意図はないと思いますが。

医療問題の議論でも、患者側が一方的に「我々は弱者だ」と言う理屈を持ち出したら、フェアな議論にはなりにくいように。

差し出がましいことを申し上げ、失礼しました。

No.191 じじい さん

それに議論や主張をするのに、いずれかの参加者が一方的に「弱者」という旗を揚げてしまうと、フェアな議論から外れてしまう惧れがあります。もちろん薬屋の企画屋様にそういった意図はないと思いますが。
ご忠告感謝です。 “法律弱者”という言い回しを使った際にそこまで深く考えて使ったつもりはないですが、全くそういう意図がなかったのかと問われれば、言われて見れば少しは逃げ腰を表現するために使ったかも知れないという感じです。

ご理解いただいていると思いますが、意図は、No.182の


法律に疎い被告人に弁護人の行為が懲戒請求にあたるかどうかを判断させるのは酷ではないでしょうか?

が前提にあって、自分自身が被告人になった場合に前任の弁護人が懲戒請求に当たる行為をしていたかどうかは、引き継いだ弁護士が可能性を精査してください。法律に疎い私には無理です。

ただ、このことを考えていてふと思ったのですが、私の考えでも懲戒請求を行うかどうかの最終判断は被告人にあります。
その点では、法務業の末席さんと意見を同じくします。
であれば、引き継いだ弁護士が『懲戒請求を行わない』と決めてしまうことには問題があるのではないでしょうか?

No.192 薬屋の企画屋 さん

>引き継いだ弁護士が『懲戒請求を行わない』と決めてしまうことには
>問題があるのではないでしょうか?

懲戒請求は、弁護活動そのものではないとおもわれますし、被告人本人が懲戒請求をなし得るのですから、わたしは、問題があるとはおもわないのですが。

No.193 青空 さん

仮定の話で恐縮ですが、被告人が前任の弁護士をひどい弁護をされたので懲戒請求したいと言っている状態であったとして、引き継いだ弁護士が「私は懲戒請求しません、ご自身で勝手にやってください。」と言われている状態を想像してしまったのですが、それでも問題がないですかね?

No.194 薬屋の企画屋 さん

被告人が前任の弁護士に懲戒請求をしたいと言っているのであれば、制度の説明や、手続きについて教えてあげる必要はあるとおもいます。
また、被告人から「懲戒請求に当たる行為をしていたかどうか、その可能性を精査して下さい」と頼まれたら、応じてあげるのが親切だとはおもいます。

ただ、精査の義務があるか、というと、そこまではどうなんだろう? というのが、わたしの個人的な見解です。(説明義務くらいは認めていいかな、とおもいますが。)

その理由は、被告人が懲戒請求を出したかどうかということは、被告人が判決を受ける際の判断材料にはならない、とおもわれるからです。(判決の内容には影響しない、ということ。)

ですので、薬屋の企画屋 さんのおっしゃるような、勝手にやってください、という対応は、あまりよろしくないとおもいますが、引き継いだ弁護士が懲戒請求をしないこと自体には、問題はないようにおもいます。

説明さえしてくれないのであれば、信頼関係がもはや成り立たないという理由で、解任すれば済むようにおもいます。

No.195 青空 さん

いや、なぜこんなことを考えるのかというと
弁護士が被告人の代理人という立場を貫くとすると、今回の場合「前任の弁護人を懲戒請求する気はないと被告人は考えています。」で済む話なのではないかと考えたわけです。

つまり、被告人の代理人以上のコメントはしない、できないで押し通しても良いのではないかと^^;;

No.196 薬屋の企画屋 さん

あれ? もしかして、わたし、話が通じていないでしょうか?
(誤解をしておりましたら、申し訳ありません。)

No.194 の仮定の話は、被告人が懲戒請求をしたいと言っている場合、で合ってますよね…?

んーと、薬屋の企画屋 さんは No.196 で

今回の事件(光市の事件)で、世間(?)から説明を求められたときに、今枝弁護士は懲戒請求について検討した(けれど、除斥期間の経過等の理由で請求しなかった)と回答しておられるけれど、最初からそんな説明をせずに、「被告人はその気がないと言っております。」と回答してもよかったんじゃないの?

ということを、言っておられるのでしょうか?
自信がないのですが、そう仮定して続けてみますね。

わたしの理解が間違っている可能性がありますが、世間様が懲戒請求をしろとうるさく言っているのは、被告人の代理人として請求するよう要求しているのではなくて、弁護士本人の行為として請求するよう要求しておられる、と考えているのですが。

つまり、「後任弁護士が、前任弁護士に懲戒理由があると知っているのに、その弁護士に対して懲戒請求をしないのであれば、弁護士同士は身内に対して甘い」という批判の声があがっているのではないでしょうか。

ですので、被告人にその気があるかないかとは無関係の、弁護士自身が請求するかどうか、その理由を回答しておられるのだとおもいます。

あー、わたしの説明って、わかりにくいですね。ごめんなさい。


もし、明らかに前任の弁護士さんに懲戒理由があった場合は、
1.被告人(代理人として後任弁護士) → 前任弁護士
2.後任弁護士 → 前任弁護士
両方の請求が可能です。(カッコ内は、代理を頼まれた場合。)

そして、被告人が懲戒請求を望んでいなくても
2.後任弁護士 → 前任弁護士
の請求をすることは、可能です。

なぜかというと、懲戒請求は弁護活動そのものではないとおもわれるので、被告人が望んでいない懲戒請求をしたとしても、被告人にとって不利益になることはないからです。
(もはや被告人にとって自分の弁護人でもなんでもないひとが、懲戒処分を受けようが受けまいが、被告人が判決を受ける上で、なんの影響もないですよね?)

あんまりうまく書けなかったので、意味不明だったら、おっしゃってくださいね。

わたしの理解が間違っておりましたら、きっと、どなたかが訂正して下さるとおもうので、とりあえず、わたしの見解ということでご検討下さい。

No.197 青空さん

ごめんなさい。
この件はかなり思いつきでコメントしていたので、支離滅裂なのは私の方です。


1.被告人(代理人として後任弁護士) → 前任弁護士
2.後任弁護士 → 前任弁護士

1と2で全然違うし、懲戒請求の場合どちらもありうるということが良く理解できました。
ありがとうございました。

P R

ブログタイムズ

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