la_causette の「デマの効果」についての3番目にエントリです。
もっとも,医師の訴訟リスク等に関してネット上で誤った情報が流布されているのを放置していると,その誤った情報を信じた医学部生や研修医等がさほどリスクが高いわけではない(むしろ低い)診療科を避けてしまい,当該診療科目の人手不足に拍車をかけてしまう危険があります。
小倉弁護士自らが提示した資料(診療科目ごとの訴訟リスク)に照らすと、小倉弁護士自信が、誤った情報を流布していると見るべきではないかと思います。
小児科は強調するが産婦人科の突出した数字を無視するところなんか、どう見ても事実の歪曲ですね。
流行り言葉的には、印象操作ですが、印象操作と言えば、上記引用部分に続く部分は三流週刊誌もかくやと、思わず失笑が漏れそうな印象操作です。
当事者の私としては、極めて不愉快ですけどね。
ネット上での医師・医師もどき並びにそのお追随のお話を聞いていると,産婦人科等に勤務していると,がんがん結果責任を負わされて逮捕起訴され,刑罰を受けているかのように誤解されそうですが,そういう意味では,自分の仕事に一切責任を持ちたくないがあまり福島大野病院事件を奇禍としてここぞとばかりにデマや誇張をばらまきまくっている一部の医師・医師もどき,並びに彼らに迎合してみせているごく一部の法律家達こそが,「医療崩壊」の元凶であるとも言いうるように思います。
現在までの私と小倉弁護士のやりとりをご存知の不特定・多数の読者が、「ここぞとばかりにデマや誇張をばらまきまくっている一部の医師・医師もどき,並びに彼らに迎合してみせているごく一部の法律家達こそが,」という一文を読めば、「並びに彼らに迎合してみせているごく一部の法律家達」というのは誰かという点については、ほぼ全員が、まず私(モトケン)を思い浮かべるでしょうね。
「達」と複数形になっていますが、もう1人あげるとすれば、fuka_fuka さんが浮かびますね。
新旧過失犯論争で完全に論破されたので根に持っているのでしょう。
この段階では、実名を特定しないものの、そのように匂わせておいて最後に
でも,例えば矢部弁護士のブログなんか見てたら,そんな風に考えることはできず,医師達は,結果責任を負わされて続々と逮捕・起訴されているかのような誤解をしてしまうかもしれません。
と私の実名をあげて、さきほどの連想と私の名前を結びつけてしまうんですね。
いや、ベタなテクニックとは言え、お上手なものです。
で、結局、小倉弁護士の「デマの効果」を読んだ人がどう思うかと言うと
ここぞとばかりにデマや誇張をばらまきまくっている一部の医師・医師もどき,並びに彼らに迎合してみせているごく一部の法律家達、すなわちモトケンやその仲間こそが,「医療崩壊」の元凶であるとも言いうるように思います。
と印象付けられてしまう可能性が極めて高いわけですね。
で、小倉弁護士が、そのような印象付けを明確に意図していることも明白なわけです。
それはモトケンの被害妄想なのではないか、と思う人もいるかも知れませんが、もし小倉弁護士がそのように思うのであれば、一度裁判官に聞いて見られるとよろしいのではないかと思います。
つまり、私は、小倉弁護士から私こそが、医療結果責任論の迎合者であって「医療崩壊の元凶」(の1人)と名指しされたわけですが、本館ブログの議論の経過を見れば、私やfuka_fuka さんなどの何人もの法曹が、医療側の司法に対する誤解を解こうとどれだけの時間を費やしたのかわからないほうがおかしいのです。
で本館ブログには、、小倉秀夫名義のコメント投稿が、2006年06月04日を最初に、合計で184件あります。
2006年06月04日と言えば、本館ブログの医療崩壊関係エントリの最初が2006年8月 5日ですからそれ以前です。
そしてその後、小倉弁護士は、「藤山雅行裁判長のお話」について(その2)という医療崩壊エントリにもコメントされていますので、小倉弁護士が本館ブログの議論の経過やそこにおける私(や他の法曹コメンテイター)のスタンスや意見を知らないはずはないのです。
小倉弁護士は、その上で私が、私がこれまでしていた主張と正反対の主張をしているかのように印象付けようとしているのであって、「デマの効果」は捏造というほかありません。
小倉弁護士の最後の一行はあまりにも皮肉に象徴的です。
何とも罪作りなものです。
あなたこそ罪を作ってませんか?
はじめまして、この議論の分類でいえば一市民の愛読者です。
モトケンさんがおっしゃるとおり両方の読者ならば印象付けは明らかで、ご立腹はもっともなのですが、これまたおっしゃるとおり、そのような読者はモトケンさんやfuka_fukaさんらのスタンスやご意見を知らないわけはないので、印象付けにはならないです。おぐりんがまた言ってるって思うだけ。
だとすると、このエントリは費やしたエネルギーに見合うほどの効果がどこにも見込めないんですよ。
書かなくてだいじょうぶです。
双方の常連さんにはそうなんですけどね。
はてブコメントを見ても、小倉弁護士をおちょくるコメントのほうが多いですからね。
しかし
Googleのページランクという指標があります。
Googleから見たサイトの重要度をあらわす指標のようです。
最高ランクが10みたいです。
小倉弁護士のla_causette のランクは4です。
そして、私の本館ブログも4です。
本館ブログのアクセス傾向を見てみますと、常連さんがほとんどとは思いますが、アクセス数自体が多くもないですが少ないともいいがたいところで、本館ブログとの対比で推測しますと、たぶんla_causette のほうが小倉弁護士が有名なぶんアクセス数も多いはずです。
そうなると、その中に含まれる一見さんの絶対数も無視できないところです。
私への個人攻撃だけなら、無視するという選択肢も十分ありえたのですが、医療崩壊問題についてのバイアスかかりまくりの本質から目をそらしてしまうようなエントリのオンパレードということになりますと、「ほっとけない!」という気分にもなるわけです。
そこに捏造エントリまで書かれたわけで、乗りかかった船としては、最大船速まで勢いがついちゃうかも知れません。
しかし、以前小倉氏は、
http://www.yabelab.net/blog/2008/05/17-171450.php#c151397
と言っております。
実名であっても、虚偽又は誇張された表現である蓋然性の高さを考えさせられることを自ら証明してくださいました。
このエントリーに対する反論が掲載されてますね
適当な数字の操作をされてるので、理解しにくいのですが....
40年間産科医をやってて、訴訟される確立が49%、敗訴する確立が18%って、大したリスクではないと言われてるようですが、マジなんでしょうかねぇ....