la_causette の「民事訴訟提起率で起訴率を占うことの愚かしさ」についてです。
ごまかすのに必死で痛々しい限りです。
まずは例によって論点ずらしです。
このように警察・検察の段階で何らかの基準で捜査の対象を強力に絞り込んでいる以上,各診療科目ごとの被起訴率が各科目ごとの民事訴訟被提起率と一定の相関関係を持っていると推定することはできません。法律実務家でもその程度のことを理解できない人がいるとは,結構ゆゆしき事態です。
最近のla_causetteのエントリで「法律実務家」とか「ごく一部の法律家」という場合は大抵私のことですから、これも私のことなのでしょう。
いったい何のことかと思ってしばし考えたところ、思い当たる節があります。
このブログの「表向きのテーマである「医師不足」について」で私が、小倉弁護士の
医師の数が足りていない特定の診療科目において刑事訴追される割合が顕著に高いことを示す資料は今のところないようです。
に対して、まず民事訴訟のデータを紹介したことを批判したつもりなんでしょうね。
しかし、私はその直後に
以上は民事訴訟の資料のようですが、刑事訴追はもともと件数が少ないので、統計的根拠としての意味を求めても仕方がないと思います。
と書いて、民事提訴と刑事訴追の間に相関関係など認められないことを指摘しているのですが、小倉弁護士はその程度のことが読み取れないらしく、弁護士としてその程度の読解力がない人がいるということは、結構ゆゆしき事態です、と言いたくなります。
しかし、司法試験に合格した小倉弁護士がその程度の読解力を持っていないはずはないのでありまして、小倉弁護士は意図的に私の文章を曲解していることは明らかです。
このように、他人の文章を平気で意図的に曲解する弁護士がいることのほうがさらに由々しき事態です、と言いたくなります。
というか、この程度の反論が予想できたかできなかったのか知りませんが、弁護士がこのような幼稚な人格攻撃を平気ですることが、最も由々しき事態であると思われます、と言いたくなります。
以上は、ほとんどの読者がそう思っているように、小倉弁護士の言う「法律実務家」が私であると仮定した上での話です。
しかし、由々しき事態はそれにとどまりません。
なお,小児科について言及したエントリーの直後にアップロードしたエントリーにおいて産婦人科について特に言及しなかっただけで「捏造もたいがいにしなさい」と文句をつけてくる一般とは言語感覚の異なる方もおられるようですので,
ここでも「一般とは言語感覚の異なる方」というのは私であると仮定した上での話です。
必死にごまかそうとしておられます。
何かとても不安なことでもあるのかも知れません。
私が、小倉弁護士の何をもって捏造と指摘したのか、「捏造もたいがいにしなさい>小倉秀夫弁護士」から再掲しましょう。
(引用開始)
で、結局、小倉弁護士の「デマの効果」を読んだ人がどう思うかと言うと
ここぞとばかりにデマや誇張をばらまきまくっている一部の医師・医師もどき,並びに彼らに迎合してみせているごく一部の法律家達、すなわちモトケンやその仲間こそが,「医療崩壊」の元凶であるとも言いうるように思います。と印象付けられてしまう可能性が極めて高いわけですね。
(中略)
小倉弁護士は、その上で私が、私がこれまでしていた主張と正反対の主張をしているかのように印象付けようとしているのであって、「デマの効果」は捏造というほかありません。
(引用終わり)
つまり、小倉弁護士が、私を「デマや誇張をばらまきまくっている一部の医師・医師もどき,並びに彼らに迎合してみせているごく一部の法律家達、すなわちモトケンやその仲間こそが,「医療崩壊」の元凶である」と印象付けようとした点をもって捏造だと言ったのです。
小児科について言及したエントリーの直後にアップロードしたエントリーにおいて産婦人科について特に言及しなかったなどは関係ありません。
誰が読んでもそう読めるはずです。
にもかかわらず、話をそらそうとする小倉弁護士は、何かに怯えているとしか見えないわけです。
それが何かは、小倉弁護士を含めてもちろんみんな分かっているわけです。
それこそが、小倉弁護士にとって、真に由々しき事態なのかもわかりません。
ところで、小倉弁護士のこのエントリでは、批判対象を「法律実務家」jとか「一般とは言語感覚の異なる方」と表現して文言上は特定していません。
しかし、このような批判の仕方は、小倉弁護士の実名匿名に関する普段の主張を前提にすると、とても卑怯なやり方と言わざるを得ません。
もう少し穏便に言ったとしても、非常に姑息な方法です。
誰が見ても分かるような書き方をしておきながら、相手(例えば私)からその責任を追及された場合(仮定です)には、「私はあなたのことを批判したんじゃありません。どこにも「モトケン」とか「矢部善朗」とは書いてないでしょ。」と言い逃れをする余地を意図的に残しているからです。
この言い訳自体姑息であって、出るところに出た場合には通用しないことは明らかなんですが、それにもかかわらずこのような言い訳の余地を残しているというところが卑怯であり姑息なわけです。
他者に対する批判において、このような卑怯な手段を弄する人物が、匿名投稿者に対して「匿名の卑怯者」というような非難を投げかけるのは、滑稽というほかありません。
ネットでは、「実名の卑怯者」という代名詞が小倉弁護士につけられているようですが、理由のないことではないと思われます。
私に対して、過去に「覚悟」を求めた小倉弁護士が、他者批判においてどれだけの「覚悟」があるのか疑わしいエントリでもあります。
>誰が見ても分かるような書き方をしておきながら、相手(例えば私)からその責任を追及された場合(仮定です)には、「私はあなたのことを批判したんじゃありません。どこにも「モトケン」とか「矢部善朗」とは書いてないでしょ。」と言い逃れをする余地を意図的に残しているからです。
なんども既視感を感じて苦笑い。
http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2006/11/news_38c9.html
>こんなことをNan山大学法科大学院のMachi村教授のブログに出入りしてる人が書くのはのはどうかと思います。
↓
>イニシャルにすればすべて許されると思っているらしい。
↓
>私の場合、あくまで架空の例であることがわかるようにしてある(というか、あの記述を見て本当にそういう事実があると思う人はいないでしょう)
それでズッパリ負けたマスコミ被告の訴訟がありましたなあ・・・
名誉毀損被疑事案だったかなあ
明示的に書いてないから名誉毀損に当たらないとかみたいな失笑モノの主張をしてあっさり・・・というかコテンパンに裁判所に退けられたんだったよなあ
もしかして小倉さんてば、「青物横丁」同様ご存じないのか知らん?
>もしかして小倉さんてば、「青物横丁」同様ご存じないのか知らん?
まさか。現職弁護士が重要基本判例知らないわけがないでしょう。
まあ、他の内容はともかくとして・・・
この方の常識感覚がどこら辺を向いているかを端的に示している一文ですね。
一般的な言葉に意訳すると
ためしに他の職業に置き換えてみますか?
2人に一人が訴えられるってどれだけあり得ない数字か分かってんのかね?
>まさか。現職弁護士が重要基本判例知らないわけがないでしょう。
常識的にはおっしゃるとおりですが、何しろ「青物横丁」事件を想起できなかった方ですので。
思うにあの方、フィックスされた文章に注釈を加え解説しなさいというような問題文にはそこそこ優秀な回答を示すことができる一方で、社会のナマのファクトとつき合わせて考察を要求されると、からっきしダメなんじゃないでしょうか。
文字ヅラ的理解しかできないので、ファクトと字義解釈が乖離してくるとファクトを捨てて字義解釈にしがみついちゃう、みたいな。しかも自説が危うくなると曲乗りまがいの字義解釈したりとか。
ミステリ読みに喩えると、著者が文章の上に仕掛けた叙述トリックを見破るのは結構得意な一方で、文章の内容・登場人物の心情や動向が意味を持つWhy Done ItものとかWhy Done Itものは読んでも理解できない・・・って感じ。
いわゆる「受験勉強の土俵では大秀才」だけど、「実社会に出たら頭でっかちの現実知らず」の部類ですかね。
京極夏彦の妖怪小説などは、読めないでしょうね。
>No.6 法務業の末席 さん
個人的にはもっと明け透けな表現を内に抱いていたりするのですが、公然書くのは私自身の品格に関わるので(笑)。
しかし、今回の一連の騒動に限らず、というか騒動になっていない氏の本業(得意分野?)についてのエントリーでも、しばしば「法律の条文を読めばカクカクシカジカなのだから、現実がそうなっていないのはオカシイ!何で現実は法律条文に合わせないんだ!こんな現実、間違ってる!!ムキーッ!」的なニュアンスの記述に出くわします。
本と末を取り違えているというか、主と客が逆転しているというか。正直なところ、私をして氏の実務家としての能力に著しい不安を覚えさせる所以です。
ところでNo.5記事でWhy Done Itを二回重ねて書いてしまいましたが、片方はWho Done Itのつもりでした。さすがにHow Done Itならば、人間の情動に甚だセンシブルでない人でも読んで理解するくらいのことはできると思い除外しました。
>個人的にはもっと明け透けな表現を内に抱いていたりするのですが
いやぁ~、その「表現」是非聞きたい!
品格は捨てて本音の一言、はい、言ってみよぉ~!
それはさておき小倉氏の論法が、考え方の順序が逆というのは禿同です。
現実が先にあって、法理論は後から追従するものだと思うのですがねぇ。
学生時代を過ごした下宿に司法試験浪人が居てました。彼はそれこそ1日中六法全書を持ち歩き、人が何か言うと「あっソレは何法何条に該当」と、ナンでもカンでも法令に当て嵌めて物を言うので、下宿の仲間にはバカにされていました。あれからほぼ30年、彼は今どのような人物になったのだろうか?
注:下宿仲間の六法バカは、年齢的には現在は50歳台後半の年齢の筈です。
なぜだか分りませんが、いま唐突にひとつのフレーズが脳裏に浮かびました。
『官能小説家の勃たない逸物』。
能書きだけはクドクド微細なくせに肝心の実践で用をなさない・・・ああっなんて下品なんだっ(笑)
念のために申し上げておきますが、特定の誰かを揶揄しようという意図はありません。一般論です。
そうは見えないかもしれませんが(笑)。