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 小倉弁護士はいったいなにをしたいのだろう?

 経済及び経済学についてはほとんど門外漢の私ですが、経済政策の分析・評価においては、どういう社会的及び経済的状況下において、どのような諸政策とともにどのような経済政策をとって、それがどのように実施されたのかを具体的に検討してみないと的確な評価は難しいと思うのです。

 それを現在の日本と中南米を単純に対比させて、池田信夫氏の主張も当時の彼の地の政策も単純に「新自由主義」とラベリングして比較しても意味はないのではないのかな、と思う今日この頃です。

 もはや反論のための反論としか言いようがありません。
 雇用問題の最初のころのエントリは、ふんふんなるほどと思うところもあったんですけどね。
 なにしろ門外漢ですから(^^;

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コメント(19)

> 雇用問題の最初のころのエントリは、ふんふんなるほどと思うところもあったんですけどね。

私も雇用問題の始めの頃、「ふんふんなるほど」と思っていたので、結構まじめに読んでいたのですが・・・。
池田氏との間に何かあったのでしょうか。

そういえば、場外ではハスカップ様が、神学論争突入と仰っていました。

>もはや反論のための反論としか言いようがありません。

禿同です。

 なんかリアクションはあるだろうなと思ってましたが、やっぱりありましたね(^^;
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.yabelab.net/ogura-watch/2009/02/16-101643.php
 ヲチスレを見てると情報が集約されてるので便利です(^^)

 さて、このはてぶコメントをどう読みましょうか?
 以前は、この手のコメントに対して批判的だったと思うのですが、ここまで堕ちたか、という感じですね。

 まあ、どんな顔で書いたのかが問題ではありますが(^^)

 読めてないその他一名はスルーします(^^)

>これが世の法律家の平均的な水準かもしれないので

モトケン先生が、一言仰りたくなるようなお気持ちは、十分すぎるほど良く理解できます。

あのお方は、私のような者から考えても、「法律家」という括りでは考えたくありませんから。

池田氏は、何故「法律家」という括りで反論してしまったんだろう?
余り深く考えても詮無き事なので・・・はぁ~と、ため息のみにしといた方がよさそうです。(^^;

 池田氏との論戦に関する限りは、小倉弁護士を支持します。ただし議論の仕方にちょっと難がありますが。
 ちょっと専門になりますが、池田氏はマンデルフレミングモデルやフィリップス曲線の解釈でとんでもないことを言っていて、経済学者として問題があります。

>…小倉弁護士を支持します。ただし議論の仕方にちょっと難がありますが。…経済学者として問題があります。

 議論の仕方は、弁護士として、難があるのではなく問題があるのではありませんか。誤読曲解はおいておいても、印象操作や露骨な当て擦りは普通の弁護士先生は、なさりません。

>池田氏との論戦に関する限りは、小倉弁護士を支持します。

 あなたが小倉弁護士を支持するのは、池田氏の主張が間違っているからですか?
 それとも、小倉弁護士の主張が正しいからですか?
 またはそれ以外の積極的な理由があるのでしょうか?
 この質問は参考程度ですのでスルーしてもらってもかまいません。


>ただし議論の仕方にちょっと難がありますが。

 私がこのブログで小倉弁護士を批判している点は、まさしく「議論の仕方」の問題であって、経済政策論争の主張の当否ではありません。
 私としては、「ちょっと難があります」というのは控えめに過ぎる言い方だと思いますが。

モトケンさんが「批判するなというつもりはないのだが」エントリで、冒頭本文に書かれた次の指摘に満腔の同意です。

ただでさえ必然性のないものを持ち出すことは議論を混乱させる一因になりますが、小倉弁護士は、事実を歪曲し、ほとんど捏造的な印象操作のネタとして持ち出しており、まっとうな議論の姿勢とは言い難いと思います。

経済学や経済理論が正しいかどうかではなく、小倉氏は議論のルールの守り方を、多くの人から批判されるのでしょう。主張内容の理論的な正誤以前の、氏の議論の態度が問題にされているのだと思います。

議論を野球の試合に例えれば、スリーストライクを取られて「バッターアウト!」と宣告されても、「自分の育った地方では、昔から5ストライクで三振でやってきた、だから自分はアウトだと思わない」とアンパイアに執拗に抗議しつつ、バッターボックスに居座っているようなものでしょう。

お互いに同じルールを尊重するからこそ、スポーツの試合だって言論の討論議論だって成立するのに。そうした討論議論のルールが一番細かく厳密に定められてるのが、法廷での主張と抗弁などの規則や手順のはずじゃなかろうか。このように議論のルール遵守というのは、弁護士として当然かつ最低限の必要な素質と思う。

経済学寄りの視点から見れば、池田氏の問題点のほうに目が行くのはある意味自然かもしれません。
自分の専門外のことは、誰か別の専門家が噛み砕いて解説してくれないと、どれだけおかしなことを言っているのか分からないので評価不能な場合が多いですから。

私も経済学は半素人ですが、それでも気づく明らかな間違いを池田氏が書いていることがあります。
そして、小倉氏と共通する問題点は、その指摘に対して逆ギレして、人格攻撃で返したり、有耶無耶にしちゃうことがあるんですね。
小倉氏と違って、間違いを認めて訂正・謝罪することはよくあるので、その点で総合評価すれば明らかに池田氏のほうが「オトナ」といえると思いますが。

ただ、そういうレベルの比較で優劣・支持不支持を決めてもあまり意味はなく、各言説ごとに是々非々で評価するのが外野の正しいスタンスかなあと思いつつ眺めております。

fuka_fuka 様への反論という意味ではなく、私流の経済学の学び方として。

私も経済学は半素人ですが、それでも気づく明らかな間違いを池田氏が書いていることがあります。
私も大学では経営学を修めていながら経済学は半可通ですが、経済学という学問は、非常にレトロスペクティブな側面のある学問だと思います。

経済学者が「今」の経済を論じたとき、いくつかの学説が主張されますが、その学説の当否については、半世紀や1世紀以上経過してからでないと実証され得ないと言えないでしょうか。現時点で言えるのは、経済学では複数の学説が同時並行で存立し得るが、どの学説が真理にもっとも近かったのかは後世の者のみが断定できる学問だと思っています。

すなわち今の経済を論じたとき、同時に複数の異なる学説が併存し得る。これが経済学の学問としての本質だと、大して勉強しなかった大学時代に学び得た唯一の成果で、自分では経済学と言う学問をそのように性格付ています。

私自身は池田氏の経済学説、分析論に無条件に同意する立場ではありません。がしかし、池田氏の経済学理論の主張が、明かな間違い(池田氏の引用ミスや論点把握の勘違いなどは除きますが)を唱えることがあると断定するのは、いささか経済学を囓った者として素直に同意できない思いがあります。

経済学者に未来を語らせること、将来を委ねる経済政策を経済学者に担わせることは、経済学のレトロスペクティブな側面から見れば、元々が無理な要求だと思っております。経済学者の評価は歴史が決める、論争で経済学者の評価は決まらない。私はそう信じています。

>25/02/2009 神頼み経済学
>結局のところ,今回の不況というのは,「新自由主義」という一種の「神頼み経済学」がもたらした惨禍だということができそうです。

 さすがに経済音痴の私でも、これは経済学からアウトオブロンでしょう。

私が指摘しているのは、

池田氏の経済学理論の主張

の当否ではなく、それ以前の「用語の定義・用法」レベルの問題のことですので、念のため。

政策論については、私も基本的に判断留保です。

以降は法務業の末席様宛でなく・・・
私の場合、(労務問題も扱う)弁護士として、意識的に政策の当否の議論に足を突っ込まないように留意してます。
弁護士としての判断に余計なバイアスをかけるだけで、有害無益だと思うので。

実務家の領分は、現行法とそれを前提にした判例および行政解釈についての正確な知識、または調査能力。(←実務家としての最低限の前提)
そして、解釈が分かれる部分についての、キモを外さない制度趣旨の理解と裁判例の傾向の見極め。(←最重要)

その判断が結果的に「合成の誤謬」をもたらすものであるとしても、それを是正するのは政治の仕事。
その政策的当否について、勝手に先取りor押しつけをすることは職業倫理に悖ること。
と思っています。

実務法曹で、そういった労働政策の議論に立ち入る方は(一般論ですよ勿論)、ご自身は労使いずれの側からも労務問題にタッチしていないか、実務で扱っているけれども自身の信念と仕事とを厳密に区別できる自信があるか、あるいは (略) なのだろうな、と思っています。
私はそういう区別ができるかどうか(無意識に自分の信念によって判断が不正確・不適切に歪められないか)、自信がありませんので、できる方はすごいと思います。

>それ以前の「用語の定義・用法」レベルの問題のことですので

ご趣旨、了解です。
私も似たような印象を持つことは多々ありますので・・・。


ところで、
 >自身の信念と仕事とを厳密に区別できる自信があるか、
 >あるいは (略) なのだろう

(略)に隠された言葉を、是非とも知りたい。
私の脳内に湧いた文言と一致しているだろうかと、ヤッパリ気になるし・・・。

(略)に隠された言葉を、是非とも知りたい。

では、改めて詳細に述べさせていただきますが、「あるいは」に続いて(省略されました・・・続きを読むにはここをクリックしてください)

ワハハハ!(大爆

良くこんなページ探して来ますねぇ。

 返事が遅れました。
 とりあえず、みなさんが小倉弁護士の議論が変だと思うのと同程度に、池田氏の経済学が変だということは頭の片隅に入れておいて下さい。
 小倉弁護士は、光市母子殺傷事件の懲戒請求騒動や、国籍法の件でなかなかいいことも言っているだけに、ちょっと残念です。

 小倉弁護士が、池田氏の経済学が変だということをわかりやすく説明してくれればわかる範囲で「ふんふんなるほど」と思うわけです。

 しかし、最近の小倉弁護士は(最近だけではありませんが)、議論以前の段階で変です。
 そして、このブログにおける小倉批判の多くは、議論以前の段階の問題です。
 議論以前の問題である以上、議論の相手方に対する言及はほとんどなされないわけです。
 つまり、池田氏の経済学が変かどうかは議論の対象にはなっていないのです。


>みなさんが小倉弁護士の議論が変だと思うのと同程度に、池田氏の経済学が変だということは頭の片隅に入れておいて下さい。

 これは、池田氏の経済学は経済学の体をなしていないということを意味しますが。
 とりあえず、頭にはいれておきます。


>小倉弁護士は、光市母子殺傷事件の懲戒請求騒動や、国籍法の件でなかなかいいことも言っているだけに、

 私も、この二つについては法律家としてまっとうな意見であったと思います。

 小倉弁護士が、池田氏の経済学が変だということをわかりやすく説明してくれればわかる範囲で「ふんふんなるほど」と思うわけです。

 しかし、最近の小倉弁護士は(最近だけではありませんが)、議論以前の段階で変です。

モトケンさんのこの批評、全くの同意。


小倉氏もマルクスの原著はともかく、せめて岩波文庫の「資本論(全7巻)向坂訳」は読んでから議論して欲しいね。それも適わなければ同じく岩波文庫の「賃銀・価格および利潤(長谷部訳)」か、同じ岩波文庫の「マルクス・エンゲルス 共産党宣言」くらいは読んだ上でのご主張だと思っていたが・・・。

どうやらマルクスにしろエンゲルスにしろ、訳本ですらご自身では読まずに、ネットでググッてコピぺして得た知識を頼りに、池田氏に議論を吹っ掛けていたのがバレバレ。あぁ、でも自称IT弁護士なのだから、ググリ&コピぺが彼の得意技と言われれば、ある意味で納得。

花粉症ならぬ、催涙ガスで涙を流しながら大学に通った我々の世代は、上記の岩波文庫は大学の必修科目より重視されて、大学生必読の書と言われたものだったが・・・。

小倉氏は学部在学中に旧試験に合格するくらいですから、早稲田の学生時代、六法全書と過去問集以外の本を読む時間が無かったのだろう。

仰る事、分からないでも無いですが、ちょっと隙があるとつけ込んでくる嫌味を感じるんです。小倉弁護士にバイアス掛け過ぎてる読んでるからかな。

http://benli.cocolog-nifty.com/la_causette/

モトケン先生も別エントリで、情報公開の有り方についての事も仰っているんですけど・・。

>ちょっと隙があるとつけ込んでくる嫌味を感じるんです。

 お互い様ですな(^^;
 しかし、どっちが先かは問題ですよね(^^)

 新エントリ書きました。

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